9362 兵機海運 2020-02-12 16:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
兵機海運(株)(9362)2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
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兵機海運(株)(9362)2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の一部に足踏み状態が見られるものの、所得・雇用
環境の改善は継続し、総じて緩やかな回復基調で推移しました。一方、米中貿易摩擦を巡る緊張の高まりや、それ
に伴う中国をはじめとする海外経済の減速などの外的要因も懸念され、依然として国内経済の先行きは不透明な状
況となっております。
このような環境の下、当社グループは「安全・迅速・信頼」をモットーに、総合物流業者として社会的貢献を目
途として営業展開を行いました。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメントの営業状況は以下のとおりであります。
①海運事業
内航事業では、主力貨物である鋼材の輸送が鉄鋼各社の国内需要低迷による減産や在庫調整により減少したこと
が影響し、一部荷主の運賃改定がありましたが、売上高は4,925百万円(前年同期比3.7%減)と減収になりまし
た。燃料価格は前期に比べて低価格で推移しているものの、台風等の天候不順による運航効率の悪化が影響し、営
業利益は159百万円(前年同期比25.6%減)と減益になりました。
外航事業では、主力貨物であるロシア向け輸出貨物が底堅く推移し、新規プロジェクト貨物の獲得も寄与し、9
月度よりフィリピン航路をスタートさせたことから、売上高は1,302百万円(前年同期比2.5%増)と増収になりま
した。しかしながら、フィリピン航路については、同業他社との価格競争や復荷の確保など、課題も多く利益貢献
には至りませんでした。その結果、営業利益は35百万円(前年同期比61.0%減)と減益になりました。
②港運・倉庫事業
港運事業では、前期、好調に推移した農水産品の輸入と、機械類の輸出の取扱いが減少したことから、売上高
3,390百万円(前年同期比4.6%減)と減収になりました。また、管理経費の減少に努めましたが、輸送コストの負
担増もあり、営業利益は63百万円(前年同期比9.8%減)と減益になりました。
倉庫事業では、港運事業での輸出入貨物の取扱量の減少に連動し、神戸地区の倉庫で作業収入が減少しました
が、前期9月より稼働した姫路地区の危険物倉庫が当期は順調に稼働したことから、売上高は1,040百万円(前年
同期比4.1%増)と増収になり、営業利益も35百万円(前年同期比5.6%増)と増益になりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高10,659百万円(前年同期比2.5%減)、営業利益294
百万円(前年同期比28.2%減)、経常利益342百万円(前年同期比23.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利
益は237百万円(前年同期比23.7%減)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は11,308百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,409百万
円増加いたしました。
流動資産は3,671百万円となり、前連結会計年度末と比較して239百万円増加いたしました。これは主に、現金及
び預金の増加201百万円、前払費用の増加90百万円等に対して、売掛金の減少40百万円等によるものであります。
固定資産は7,637百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,170百万円増加いたしました。これは主に、新倉庫
建設に伴う建設仮勘定の増加1,219百万円、艀の建造による船舶の増加93百万円等に対して、減価償却による固定
資産の減少245百万円等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は8,579百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,247百万円
増加いたしました。
流動負債は5,999百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,305百万円増加いたしました。これは主に、短期
借入金の増加1,319百万円、支払手形及び買掛金の増加37百万円等に対して、未払法人税等の減少97百万円等によ
るものであります。固定負債は2,579百万円となり、前連結会計年度末と比較して58百万円減少いたしました。こ
れは主に長期借入金の減少113百万円等に対して、退職給付に係る負債の増加32百万円等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,729百万円となり、前連結会計年度末と比較して162百万円
増加いたしました。
これは主に、配当金による減少58百万円等に対して、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上237百万円等に
よるものであります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末における自己資本比率は24.13%となり、前連結会計年度末と比較
して1.80ポイントの下降となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想については、2019年5月10日に発表いたしました「平成31年3月期決算短信」に記
載の数値に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,583 1,784
受取手形及び売掛金 1,606 1,574
原材料及び貯蔵品 24 53
前払費用 19 109
その他 199 149
貸倒引当金 △0 △0
流動資産合計 3,432 3,671
固定資産
有形固定資産
建物及び建物付属設備 4,657 4,682
減価償却累計額 △2,397 △2,490
建物及び建物付属設備(純額) 2,260 2,192
船舶 2,899 2,992
減価償却累計額 △1,928 △2,044
船舶(純額) 970 948
土地 1,533 1,526
建設仮勘定 4 1,223
その他 598 662
減価償却累計額 △453 △475
その他(純額) 145 186
有形固定資産合計 4,914 6,077
無形固定資産
その他 147 162
無形固定資産合計 147 162
投資その他の資産
投資有価証券 1,278 1,274
その他 152 149
貸倒引当金 △25 △26
投資その他の資産合計 1,404 1,397
固定資産合計 6,466 7,637
資産合計 9,899 11,308
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,160 1,198
短期借入金 3,218 4,537
未払法人税等 132 34
賞与引当金 3 0
その他 179 229
流動負債合計 4,693 5,999
固定負債
長期借入金 2,204 2,091
船舶修繕引当金 17 28
退職給付に係る負債 376 408
その他 40 51
固定負債合計 2,638 2,579
負債合計 7,332 8,579
純資産の部
株主資本
資本金 612 612
資本剰余金 33 33
利益剰余金 1,684 1,863
自己株式 △118 △118
株主資本合計 2,211 2,390
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 362 357
繰延ヘッジ損益 △7 △18
その他の包括利益累計額合計 355 339
純資産合計 2,567 2,729
負債純資産合計 9,899 11,308
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 10,938 10,659
売上原価 9,223 9,056
売上総利益 1,715 1,603
販売費及び一般管理費 1,304 1,308
営業利益 410 294
営業外収益
受取利息 2 1
受取配当金 24 28
持分法による投資利益 10 8
受取保険金 1 11
その他 38 36
営業外収益合計 77 87
営業外費用
支払利息 37 35
その他 0 4
営業外費用合計 38 39
経常利益 449 342
特別損失
貸倒引当金繰入額 4 -
投資有価証券評価損 - 3
特別損失合計 4 3
税金等調整前四半期純利益 445 339
法人税等 134 101
四半期純利益 310 237
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 310 237
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兵機海運(株)(9362)2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 310 237
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △102 △6
繰延ヘッジ損益 6 △10
持分法適用会社に対する持分相当額 △1 0
その他の包括利益合計 △96 △16
四半期包括利益 213 220
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 213 220
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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兵機海運(株)(9362)2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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