9326 M-関通 2020-03-19 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2020 年3月 19 日
各 位
会社名 株式会社関通
代表者名 代表取締役社長 達城 久裕
(コード番号 :9326 東証マザーズ)
問合せ先 取締役管理本部長 片山 忠司
電話番号 06-4308-8901
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2020 年3月 19 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、一
層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、当社の 2020 年2月期(2019 年3月1日~2020 年2月 29 日)における業績予想は以下の
とおりであり、また最近の決算情報等につきまして別添のとおりであります。
記
【個別】 (単位:百万円,%)
2020 年2月期 2020 年2月期 2019 年2月期
(予想) 第3四半期累計期間 (実績)
(実績)
対売上 対前年 対売上 対売上
高比率 増減率 高比率 高比率
売 上 高 7,391 100.0 14.3 5,319 100.0 6,468 100.0
営 業 利 益 252 3.4 99.0 176 3.3 126 2.0
経 常 利 益 210 2.8 102.2 154 2.9 103 1.6
当期(四半期)純利益 134 1.8 70.8 104 2.0 78 1.2
1株当たり当期
58 円 99 銭 45 円 88 銭 38 円 88 銭
(四半期)純利益
1株当たり配当金 0 円 00 銭 - 0 円 00 銭
(注)1.当社は連結財務諸表及び四半期連結財務諸表を作成しておりません。
2.2019 年 10 月 30 日付で普通株式1株につき普通株式 50 株の割合で株式分割を行ってお
り、 2019 年2月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、 1株当たり当期(四半期)
純利益を算定しております。
3.2019 年2月期(実績)及び 2020 年2月期第3四半期累計期間(実績)の1株当たり当
期(四半期)純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。
4.2020 年2月期(予想)の1株当たり当期純利益は、予定期中平均発行済株式数により算
出しております。なお、当社は基準日(2020 年2月 29 日)を超えての新株式発行とな
ることから、発行済株式総数の増加は見込んでおりません。
1
【2020 年2月期業績予想(個別)の前提条件】
(1)当社全体の見通し
経済産業省がまとめた 「我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (電子商取引に関す
る市場調査) 報告書」 によりますと、 当社の主たるサービスにかかわりの深い EC 市場について、
2018 年の BtoC-EC 消費者向け電子商取引)
( 市場規模は 18.0 兆円(前年 16.5 兆円、前年比 8.96%
増) 、EC 化率は BtoC-EC で 6.22%(前年比 0.43 ポイント増)となり、物販系分野における BtoC
の EC 市場規模は 2017 年の 8.6 兆円から 2018 年には 9.2 兆円(伸び率 8.12%)に増加してお
り、引続き BtoC-EC 市場の規模が拡大傾向となっております。また、当社事業とかかわりの深い
物流業界におきましては、 宅配業界を中心とした働き方改革の動きは活発なものの、 運賃の値上
げや総量規制等には一部緩和の動きがみられ、また新規の物流センターのテナント物件に対す
る需要は高く、賃料相場は引続き上昇基調となりました。
こうした外部環境のもと、当社におきましては、引続き既存のお客様に対する物流サービスの
生産性向上への取組み等の効率化を推進し、新規のお客様獲得にあたっては、毎月開催する学べ
る倉庫見学会等への参加者増加のための誘導強化等、インターネットを通じたお客様の獲得に取
組む等により、売上高は前期比 14.3%増の 7,391 百万円、営業利益は前期比 99.0%増の 252 百
万円、経常利益は前期比 102.2%増の 210 百万円、当期純利益は前期比 70.8%増の 134 百万円を
計画しております。
(2)個別の前提条件
当社は、2019 年 11 月 15 日開催の取締役会において、2020 年2月期年度予算の修正を決議し
ており、本資料における 2020 年2月期の業績予想(個別)は、2019 年3月から 2019 年9月ま
での実績値に、2019 年 10 月から 2020 年2月までの予想値を勘案して算出しております。
[売上高]
売上高は、前期比 14.3%増の 7,391 百万円を見込んでおります。
当社は、既存のお客様に対し物流に関する生産性向上のための施策を提案し、 継続取引先の維
持に取組み、新規のお客様獲得に向けては、毎月、学べる倉庫見学会等を開催し、またインター
ネットを通じたお客様の獲得に取組んでおります。
売上高予算は、2019 年3月から9月までの実績値に、 2019 年 10 月以降における既存のお客様
別の出荷見込み数量等の情報を可能な範囲で収集し、過年度実績に基づく出荷数量予測を立て、
お客様別の概算想定単価を乗じる等して、お客様別の売上高見込額をそれぞれ積上げて策定し
ております。
また、新規顧客獲得見込みについては、主に物流サービス事業において、新規の当社サービス
の導入をご検討中のお客様を個別に検討し、当社サービスの採用が相当程度見込まれると判断
できるお客様に対する売上高について、予算に計上しております。
セグメント別業績予想は次のとおりです。
[物流サービス事業]
物流サービス事業は、当社の 2020 年2月期の年度予算において、売上高で 98.9%を占める主
たる事業であります。同事業は、EC・通販物流支援サービス、受注管理業務代行サービス、ソフ
トウエア販売・利用サービス、 楽天スーパーロジスティクスサービス及び物流コンサルティング
サービスから構成され、 物流コンサルティングサービスを除く各種サービスは、 原則としてお客
様と継続的な取引を前提としたサービス提供を行っております。 したがいまして、 既存のお客様
については、主にお客様の出荷数量等の増減に影響を受けます。
2020 年2月期における当事業の売上高予算は、2019 年9月までを実績値とし、2019 年 10 月
以降の売上高予算において、 既存のお客様については、 当社サービスに関連する出荷見込み数量
2
等の情報を収集し、 過年度実績に基づく出荷数量等の予測を立て、お客様別の概算想定単価を乗
じる等して、お客様別の売上高見込額を積み上げて策定しております。また、新規顧客獲得見込
みについては、新規顧客の検討状況を個別に勘案し、予算に計上しております。
これらの結果、物流サービス事業に係る売上高は、既存のお客様別の売上高見込額に加え、新
規のお客様に対する売上高見込額として 941 百万円を計上し、通期では前期比 14.1%増の 7,310
百万円を見込んでおります。
2020 年2月期第3四半期までの累計実績の進捗状況は、後記〔当第3四半期累計期間 セグメ
ント別の年度売上高予算に対する進捗状況〕のとおりです。
[その他の事業]
その他の事業は、外国人技能実習生教育サービス及びその他教育サービスにより構成されて
います。 外国人技能実習生教育サービスは、毎年外国人技能実習生を採用されるお客様のリピー
ト利用等の情報を収集し既存のお客様に対する売上高見込額を予算計上しております。 また、新
規に当社サービスの導入をご検討中のお客様については、採用が相当程度見込まれると判断で
きるお客様に対する売上高を予算に計上しております。 その他教育サービスについては、 教室の
稼働率について過年度実績等を参照して合理的な範囲で見積り、 予算に計上しております。これ
らの結果、その他の事業に係る売上高は、前期比 28.8%増の 81 百万円を見込んでおります。
2020 年2月期第3四半期までの累計実績の進捗状況は、後記〔当第3四半期累計期間 セグメ
ント別の年度売上高予算に対する進捗状況〕のとおりであります。
〔当第3四半期累計期間 セグメント別の年度売上高予算に対する進捗状況〕 (単位:百万円)
2020 年2月期 第3四半期累計期間
年度売上高予算 第3四半期売上高実績 進捗率
物流サービス事業 7,310 5,277 72.2%
その他の事業 81 42 51.9%
合計 7,391 5,319 72.0%
[売上原価]
売上原価予算は、物流サービス事業において、 物流サービス拠点別に予算設定時の要員を基準
として繁閑を勘案して要員計画を設定し、これに基づく人件費見込額を労務費予算としており
ます。また、物流サービス拠点の新設及び増床等を勘案して賃借料見込額を、外部委託への委託
業務の増減等を勘案して委託費見込額を、新規設備投資によって取得が見込まれる償却資産を
勘案した減価償却費見込額を、売上高予算策定に当たって検討した出荷数量予測に応じた発送
運賃見込額を、それぞれ予算計上し、 その他の売上原価は物流サービス拠点別に過年度実績を基
礎に売上高の増減を勘案し、その見込額を予算として計上しております。
これらの結果、売上原価は前期比 13.2%増の 6,448 百万円、売上高に占める割合は、労務費、
発送運賃及び賃借料については前期に比べて増加を見込む一方で、RPA(ロボティックプロセス
オートメーション)の活用、ゲート式仕分けシステム等の物流設備の導入、ABC 分析によるロケ
ーション見直し等による業務の効率化により、前期比 0.9 ポイント良化の 87.2%となることを
見込んでおります。
[販売費及び一般管理費]
販売費及び一般管理費予算につきましては、前期実績をベースとして、人件費、ソフトウエア
に係る保守料及び IT システム関連費用、並びに外形標準課税の増加等による租税公課の増加を
見込むほか、人員増加や事務所の新設等による経費の増加を見込み、 それぞれ予算計上しており
ます。
これらの結果、販売費および一般管理費は前期比 7.3%増の 690 百万円と、増加率は 2019 年
3
2月期実績における前期比 25.4%増から減少し、売上高に占める割合は、前期比 0.7 ポイント
良化の 9.3%となることを見込んでおります。
[営業利益]
営業利益は、前期比 99.0%増の 252 百万円を見込んでおります。
[経常利益]
経常利益は前期比 102.2%増の 210 百万円を見込んでおります。
営業外損益予算については、前期実績をベースに当該年度においても計上が合理的に見込ま
れる科目について見込計上し、また営業外費用として銀行借入に対する支払利息を前期比
14.6%増の 36 百万円、株式上場関連費用を 10 百万円見込んでいることによるものです。
[当期純利益]
当期純利益は前期比 70.8%増の 134 百万円を見込んでおります。
特別利益としてその他の事業における企業主導型保育事業の施設設置に伴う補助金収入 12 百
万円、特別損失として主にその他の事業における企業主導型保育事業の施設設置に伴う補助金
による固定資産圧縮損等計 13 百万円の計上を見込んでおり、 また法人税等合計額の増加額 17 百
万円を見込んでいることによるものです。
(3) 当第3四半期累計期間までの進捗状況
2020 年2月期第3四半期までの累計実績の年度予算に対する進捗率は下表のとおりであり、
売上高は進捗率 72.0%、営業利益は進捗率 70.0%、経常利益は進捗率 73.3%、当期純利益は進
捗率 77.8%となっております。
〔当第3四半期累計期間 年度予算に対する進捗状況〕 (単位:百万円)
2020 年2月期 第3四半期累計期間
年度売上高予算 第3四半期売上高実績 進捗率
売上高 7,391 5,319 72.0%
営業利益 252 176 70.0%
経常利益 210 154 73.3%
当期純利益 134 104 77.8%
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及
び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異
なる場合がございます。
以上
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2020年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年3月19日
上場会社名 株式会社関通 上場取引所 東
コード番号 9326 URL https://www.kantsu.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)達城 久裕
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)片山 忠司 TEL 06(4308)8901
四半期報告書提出予定日 - 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年2月期第3四半期の業績(2019年3月1日~2019年11月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年2月期第3四半期 5,319 - 176 - 154 - 104 -
2019年2月期第3四半期 - - - - - - - -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年2月期第3四半期 45 88 -
2019年2月期第3四半期 - -
(注)1.当社は、2019年2月期においては四半期財務諸表を作成していないため、2019年2月期第3四半期の数値及び
2020年2月期第3四半期の対前年同四半期比増減率を記載しておりません。
2.当社は、2019年10月30日付で普通株式1株につき50株の割合で株式分割を行っております。1株当たり四半期
純利益の算定につきましては、2019年2月期期首に当該株式分割が行われたと仮定し、算出しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年2月期第3四半期 6,173 563 9.1
2019年2月期 5,310 466 8.8
(参考)自己資本 2019年2月期第3四半期 564百万円 2019年2月期 460百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年2月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年2月期 - 0.00 -
2021年2月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年2月期の業績予想(2019年3月1日~2020年2月29日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 7,391 14.3 252 99.0 210 102.2 134 70.8 58 99
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※当社は、2019年10月30日付で普通株式1株につき50株の割合で株式分割を行っております。1株当たり四半期純利益の
算定につきましては、2020年2月期期首に当該株式分割が行われたと仮定し算出しております。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
詳細は、添付資料7ページ「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項」をご覧
ください。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年2月期3Q 2,275,000株 2019年2月期 2,275,000株
② 期末自己株式数 2020年2月期3Q -株 2019年2月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年2月期3Q 2,275,000株 2019年2月期3Q -株
※1.当社は、2019年2月期第3四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、期中平均株式数を記
載しておりません。
※2.当社は、2019年10月30日付で、普通株式1株につき50株の株式分割を行っております。期末発行済株式数、
期末自己株式数及び期中平均株式数は、2019年2月期期首に当該株式分割が行われたと仮定し、算出してお
ります。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績予想等将来に関する内容は、本資料発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績
に影響を与える不確実な要因にかかる本資料発表日現在における仮定を前提としており、その達成を当社として約束す
る趣旨のものではありません。また、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。業績予
想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等につきましては、添付資料4ページ「1.当四半期
決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。
株式会社関通(9326) 2020年2月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 4
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 6
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社関通(9326) 2020年2月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期
会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については当該会計基準等を遡って適用した後の前事業年度末の
数値で比較を行っております。
また、当社は、前第3四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同四半期累計期間と
の比較分析は行っておりません。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で個人消費が持ち直しの傾向を維
持した一方で、企業収益は高い水準にあるものの、製造業を中心に弱含んでおり、通商問題をめぐる緊張、中国経
済の先行き及び消費税率引上げ後の消費者マインドの動向が懸念される等、景気の先行きは不透明な状況で推移し
ました。
当社事業とかかわりの深い物流業界におきましては、宅配業界を中心とした働き方改革の動きは活発なものの、
運賃の値上げや総量規制等には一部緩和の動きがみられ、また新規の物流センターのテナント物件に対する需要は
高く、賃料相場は引続き上昇基調となりました。
当社におきましては、引続き既存のお客様に対する物流サービスの生産性向上への取組み等の効率化を推進し、
新規のお客様獲得にあたっては、毎月開催する学べる倉庫見学会等への参加者増加のための誘導強化等、インター
ネットを通じた効果的なお客様の獲得に取組みました。
これらの結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高5,319,951千円、営業利益176,630千円、経常利益
154,180千円、四半期純利益は104,371千円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
なお、各セグメントの売上高は外部顧客への売上高を表示し、セグメント損益は損益計算書における営業損益
(営業利益又は営業損失)をベースとしております。
(物流サービス事業)
物流サービス事業におきましては、環境整備活動及びABC分析による改善、並びにRPA(ロボティックプロセスオ
ートメーション)の活用等を通じて、EC・通販物流支援サービス及び受注管理業務代行サービスの業務を中心に、
継続した生産性の向上のための改善活動を推進し、また既存のお客様との接点強化によるお客様満足度の向上を図
る一方で、増床した物流センターにおけるお客様の新規導入に取組みました。
この結果、物流サービス事業に係る当第3四半期累計期間の売上高は5,277,727千円、セグメント利益は219,637
千円となりました。
(その他の事業)
その他の事業におきましては、外国人技能実習生教育サービスでは主に関連セミナーの内容充実による新規のお
客様の獲得を強化し、その他教育サービスにおいては、幼児教育教室を閉鎖した一方で、企業主導型保育園を開設
しました。
この結果、その他の事業に係る当第3四半期累計期間の売上高は42,224千円、セグメント損失は43,007千円とな
りました。
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株式会社関通(9326) 2020年2月期 第3四半期決算短信
[2020年2月期第3四半期 セグメント別業績] (単位:千円,%)
セグメント区分 売上高 セグメント損益(営業損益)
前年同期 売上高営業 前年同期
サービス区分 実績 百分比 実績
増減率 利益率 増減率
EC・通販物流支援サービス 4,840,348 91.0 - -
受注管理業務代行サービス 77,893 1.5 - -
ソフトウェア販売・利用サービス 153,435 2.9 - -
その他 206,050 3.9 - -
物流サービス事業 5,277,727 99.2 - 219,637 4.2 -
その他の事業 42,224 0.8 - △43,007 - -
セグメント合計 5,319,951 100.0 - 176,630 3.3 -
(注)当社は、前第3四半期累計期間については四半期財務諸表を作成していないため、前年同期増減率については記載
しておりません。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期会計期間末における総資産は6,173,764千円(前事業年度末比863,392千円増加)、負債は
5,610,089千円(前事業年度末比766,504千円増加)、純資産は563,675千円(前事業年度末比96,887千円増加)と
なりました。
主な増減要因は、次のとおりであります。
(流動資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産の残高は3,446,378千円(前事業年度末比631,172千円増加)となりま
した。
主な要因は、長期借入金の増加等により現金及び預金が541,823千円、売上高の増加により売掛金が145,881千
円、それぞれ増加したことによるものです。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末における固定資産の残高は2,727,386千円(前事業年度末比232,219千円増加)となりま
した。
主な要因は、物流センターの空調設備工事等により建物が47,078千円、倉庫管理システムの開発により無形固定
資産が43,206千円、物流センターの増床等により敷金及び保証金が33,316千円、物流ロジック協同組合への長期貸
付金50,000千円の計上等により投資その他の資産のその他が61,733千円、それぞれ増加したことによるものです。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債の残高は1,539,937千円(前事業年度末比203,505千円増加)となりま
した。
主な要因は、売上原価の増加により買掛金が73,306千円、長期借入金からの振替えにより1年内返済予定長期借
入金が104,441千円、それぞれ増加したことによるものです。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末における固定負債の残高は4,070,151千円(前事業年度末比562,999千円増加)となりま
した。
主な要因は、長期借入金による調達資金の増加により長期借入金が504,826千円増加したことよるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産の部の残高は563,675千円(前事業年度末比96,887千円増加)となりま
した。
主な要因は、四半期純利益の計上により利益剰余金が104,371千円増加したことによるものです。
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株式会社関通(9326) 2020年2月期 第3四半期決算短信
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
本日付で開示しました「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」をご参照くださ
い。
なお、本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であ
ると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合がございます。
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株式会社関通(9326) 2020年2月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年2月28日) (2019年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,907,038 2,448,862
電子記録債権 72,760 -
売掛金 621,286 767,167
商品 21,737 3,633
貯蔵品 2 3
その他 196,723 233,531
貸倒引当金 △4,340 △6,819
流動資産合計 2,815,205 3,446,378
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 562,548 609,627
機械及び装置(純額) 88,824 101,869
土地 1,119,957 1,125,087
その他(純額) 59,058 98,766
有形固定資産合計 1,830,388 1,935,350
無形固定資産 132,757 175,963
投資その他の資産
投資有価証券 37,498 26,608
敷金及び保証金 338,967 372,283
その他 157,028 218,761
貸倒引当金 △1,473 △1,582
投資その他の資産合計 532,021 616,071
固定資産合計 2,495,167 2,727,386
資産合計 5,310,372 6,173,764
負債の部
流動負債
買掛金 257,211 330,517
1年内返済予定の長期借入金 667,598 772,039
未払法人税等 67,747 38,157
賞与引当金 27,477 35,665
その他 316,398 363,558
流動負債合計 1,336,432 1,539,937
固定負債
長期借入金 3,350,005 3,854,831
資産除去債務 68,402 72,520
その他 88,744 142,799
固定負債合計 3,507,152 4,070,151
負債合計 4,843,584 5,610,089
純資産の部
株主資本
資本金 110,750 110,750
資本剰余金 96,750 96,750
利益剰余金 252,764 357,135
株主資本合計 460,264 564,635
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 6,524 △959
評価・換算差額等合計 6,524 △959
純資産合計 466,788 563,675
負債純資産合計 5,310,372 6,173,764
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株式会社関通(9326) 2020年2月期 第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期累計期間
(自 2019年3月1日
至 2019年11月30日)
売上高 5,319,951
売上原価 4,626,150
売上総利益 693,801
販売費及び一般管理費 517,170
営業利益 176,630
営業外収益
受取利息 190
受取配当金 333
助成金収入 2,221
受取地代家賃 2,066
その他 5,437
営業外収益合計 10,249
営業外費用
支払利息 32,699
その他 0
営業外費用合計 32,699
経常利益 154,180
特別利益
補助金収入 12,633
特別利益合計 12,633
特別損失
固定資産除却損 691
固定資産圧縮損 12,633
投資有価証券売却損 11
投資有価証券評価損 233
特別損失合計 13,569
税引前四半期純利益 153,243
法人税等 48,872
四半期純利益 104,371
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株式会社関通(9326) 2020年2月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
四半期純利益の計上により、当第3四半期会計期間末の株主資本は前事業年度末に比べ22.7%、金額にして
104,371千円増加し、564,635千円となりました。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の
実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該実効税率を乗じて計算しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第3四半期累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他 四半期損益計算書
合計 調整額
(注) 計上額
物流サービス事業
売上高
外部顧客への売上高 5,277,727 42,224 5,319,951 - 5,319,951
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 5,277,727 42,224 5,319,951 - 5,319,951
セグメント利益又は損失(△) 219,637 △43,007 176,630 - 176,630
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、外国人技能実習生教育サービス及び
その他教育サービスにかかる事業を含んでおります。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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