9326 M-関通 2021-10-14 16:00:00
2022年2月期第2四半期 決算補足説明資料 [pdf]
2022年2月期
第2四半期
決算補足説明資料
株式会社関通
(証券コード:9326)
2021年10月14日
目次
Ⅰ.会社概要 ………… 3
Ⅱ.サービス概要 ………… 7
Ⅲ.関通の強み ………… 16
2022年2月期
Ⅳ. ………… 22
第2四半期決算概要
Ⅴ.2022年2月期 業績予想 ………… 36
Ⅵ.中期経営計画 ………… 41
[ご参考]SDGs への取組み ………… 51
2
Ⅰ.会社概要
3
1.会社概要
EC・通販物流サービスを中心とした物流サービス事業、倉庫管理システム「クラウドトーマ
ス」の提供を中心としたITオートメーション事業を展開。
会社名 株式会社関通
事業所 本社 大阪府東大阪市長田1丁目8‐13
大阪支社 大阪府大阪市北区大深町1-1LINKS UMEDA 8F
WeWork LINKS UMEDA
東京システム開発部 東京都千代田区神田佐久町3‐37-1 文唱堂ビル 5F
物流拠点 関西12拠点、関東4拠点[総面積 52,400坪(2021年8月31日現在)]
設 立 1986年4月
代表者 代表取締役社長 達城久裕
資本金 784百万円(2021年8月31日現在)
上場証券取引所 東京証券取引所マザーズ
従業員数 299名(2021年8月31日現在・常用雇用者数)
事業内容 ■物流サービス事業
EC・通販物流支援サービス
関西主管センター
楽天スーパーロジスティクスサービス
受注管理業務代行サービス
物流コンサルティングサービス
■ITオートメーション事業
倉庫管理システム「クラウドトーマス」
チェックリストシステム「アニー」
■その他の事業 東京第一物流センター
4
2.沿革
EC市場の成長と歩調を合わせ2010年代に急成長、2019年2月に楽天と資本・業務提
売上高
携、2020年3月に株式上場(東証マザーズ)。
(百万円)
創業・黎明期 EC物流のパイオニアとしての躍進
10,000
9,000 2020.10
東京第三物流センター
を開設
8,000
2020.03
東京証券取引所
7,000 2019.02 マザーズ上場
楽天株式会社と
6,000
資本・業務提携
2018.10
東京第1物流センタ
5,000
2001.09 2017.10 ーを開設
本社物流センターを 関西主管センターを
4,000 現本社所在地に移転 開設、順次増床
3,000
1996.03 2011.04
物流加工サービスを EC物流センターを開設、
2,000
主なサービスとして株式会社 順次物流センターを開設
に組織変更
1,000
0
(年)
5
3.当社のサービス概要
EC・通販物流支援サービスに取組む中で成果があった活動を新しいサービスとして提供。
楽天スーパー ITオートメーション事業
ロジスティクスサービス [クラウドトーマス、アニー等]
きめ細やかな物流サービスを評価 物流現場で生まれた効率化システム
EC・通販物流支援サービス
煩雑な事務のアウトソーシング ノウハウと現場環境のパッケージ化 外国人技能実習生を即戦力化
受注管理業務 物流コンサル 外国人技能実習生
代行サービス ティングサービス 教育サービス
6
Ⅱ.サービス概要
7
1.物流サービス事業
EC通販物流支援サービス 当社の業績を牽引する主力事業
商品の入庫、在庫管理及び出庫等の配送センター業務をEコマース事業者や通販事業者などのお客様から受
託し、お客様に代わって配送センター業務を行うサービス。
インターネット通販の黎明期である2000年頃から業務を開始し、出荷個数の増加に対応。
多くの有名ショップの成長を支え、年間約1,100万個(2021年2月期実績)の出荷を担う。
ショップ成長対応 出荷増減対応 在庫管理課題解決 出荷精度の改善
ドミナント戦略や関通 物流ボリュームに応じた 関通独自のWMS 出荷ミスを最小限に抑え
独自のWMSを使用し、 タイムリーな増減対応 「クラウドトーマス」で在 た物流サービスを提供
効率的に量に対応 庫管理の効率化を実現
(単位:個) 月間出荷個数推移
1,400,000
1,273,075
1,300,000
1,213,941
1,200,000
1,026,843 1,077,770
1,100,000
1,000,000 915,463 2022/02期
1,125,923
900,000 821,254 2021/02期
940,000 957,519 960,727 973,906
936,805
800,000 872,994 877,050
859,406 845,142
830,546
700,000
754,382
600,000
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月
(注)出荷個数の数値は、集計方法に一部誤りがありましたので、遡及して修正しております。
8
1.物流サービス事業
冷凍冷蔵での物流サービスの強化
楽天スーパーロジスティクスサービス EC・通販物流支援サービスで、今後の市場成
長が期待される冷凍冷蔵食品のEC物流に対応
「顧客毎のニーズにこたえるオーダーメイド型 する物流サービスの提供を強化。
のきめ細やかな物流サービス」が評価され、 当社の冷凍冷蔵での物流サービスは、冷凍冷蔵
EC物流の健全化を目的に「ワンデリバリー構 倉庫では稀な、バラピッキングでの対応が可能
想」を掲げる楽天株式会社と2019年2月資本・ で、卸などのtoBの業務だけでなく、toCにも
業務提携。 対応しており、食品での物流では多く見られる
約14,700坪の関西主管センター(兵庫県尼崎 アソートでの梱包にも対応しております。
市)の約4,000坪を「楽天スーパーロジスティ
クス」の拠点「Rakuten Fulfillment Center
Amagasaki」として運営。 海外企業の日本EC参入をサポート
従来どおり当社が獲得したお客様に加え、「楽 中国を始めとする海外企業様の日本EC市場へ
天スーパーロジスティクス」にお申込みのお客 の参入をサポートするため、EC・通販物流支
様に対しても、当社からサービスを提供。 援サービスの海外企業様向けサービスとして
「楽天スーパーロジスティクス」のルールに馴 「ワンス」の提供を開始。輸入、通関業務から
染まないサービスは、当社が直接ご提供するこ 商品の入荷〜出荷などの物流業務はもちろん、
とも可能に。 日本国内での受注管理業務などにも対応してお
ります。
9
1.物流サービス事業
受注管理業務代行サービス 物流コンサルティングサービス
EC・通販物流支援サービスの上流工程に位置 EC・通販物流支援サービスで培われたノウハ
し、 Eコマースにおけるご購入者様の注文内容 ウを活用し、物流現場改善による生産性向上及
を確認し、電子メール対応や入金確認、出荷指 び効率化等を目的としたコンサルティングサー
示データ作成等の業務をお客様から受託。 ビスを提供。
「e.can」ご利用のお客様には「e.can Plus」 生産性向上のための物流業務の自動化機器も併
として、受注処理の自動化を行うことで、成長 せてご提案。
に対応するバックヤードを構築。また、一部業
務はミャンマーの「ヤンゴンBPOセンター」を
活用、効率化を推進。
(注)「ヤンゴンBPOセンター」は、当社と業務委託契約
を締結する外注先企業が運営しております。
10
2.ITオートメーション事業
物流品質を支える自社開発倉庫管理システム「クラウドトーマス」、現場作業の改善から生まれたチェ
ックシステム「アニー」など、当社の物流現場から生まれたソフトウエアの外販事業
クラウド型倉庫管理システム「クラウドトーマス」
物流センター内に保管されている商品(在庫)の数を正確に把握するとともに、庫内業務の効率化を図
るためのソフトウエア。入荷から出荷、庫内での棚移動を含めすべての在庫の動きをバーコードとそれ
を読み取るスキャナにより物理的に管理することで、入出庫管理やロケーション管理をし、正確な在庫
管理、誤出荷の防止、庫内業務の標準化、効率化の実現に貢献する。
(単位:ID) (単位:社)
クラウドトーマス 契約社数・利用ID数の推移
1200 135 140
129 130
123 124 130
1100 119
113 120
109 110 1091
1000 106 1065
103 1070 110
1009 1012
987
900 92 100
87 937 947
80 82 881 90
800 861 874
75
71 71 805 80
700
735 70
713 716
600 663 663 679 60
契約アカウント数 契約社数
11
2.ITオートメーション事業
物流品質を支える自社開発倉庫管理システム「クラウドトーマス」、現場作業の改善から生まれたチェ
ックリストシステム「アニー」など、当社の物流現場から生まれたソフトウエアの外販事業
チェックリストシステム「アニー」
「アニー」
クラウド型のチェックリストシステム。当社がチェックリストの運用を改善し続けた結果、生み出され
たソフトウエア。チェックリストに作業の手順を登録することで作業の抜け漏れがなくなり、業務品質
を落とさず作業手順やノウハウが「見える化」される。新人教育にも利用可能。
(単位:社) アニー導入社数推移
300
240 236 241
250 228 236
200 169
150
100 63
50
4
0
12
2.ITオートメーション事業
当社で成果があった取組みをサービス化することで、既存のお客様の満足度向上と、新たなお客様の獲
得を行っております。その中で、2021年2月期から、新サービスとして「e.can(イーキャン)」、
「ippo!(イッポ!)」の提供を開始しました。
受注処理自動化システム「e.can(イーキャン)」 RPA作成代行サービス「ippo!(イッポ!)」
ECサイトの受注処理(注文受付から、物流現場 RPA で自動化した成功事例を多数もつ関通と、
の出荷作業用のデータ生成、カスタマーへの完了 RPAツールである「BizRobo!」が連携し、RPA作
報告等の事務作業)内で発生する、受注処理全般 成の代行、業務の自動化を支援する「ippo!(イ
を自動化するシステムで、Hamee株式会社様が ッポ!)」をサービスとして提供。RPAを導入し
提供するクラウド型ECプラットフォーム「ネク ようとする企業様や、導入したが上手く使えてい
ストエンジン」の公式アプリケーションとなって ない企業様のサポートをさせていただくサービス
おります。 となっております。
13
3.その他の事業
障がい者向け教育サービス
■障がいをお持ちのお子様向けの放課後等デイサービスの教室運営
発達障がいをお持ちの児童の学童保育と呼ばれる放課後デイサービスを通じて発
達に課題を抱えるお子さまの成長と自立をサポートしています。
■障がいをお持ちの方向けの就労移行支援事業所の運営
一般企業への就職を目指す発達障がいをお持ちの方に、就職に必要な知識やスキ
ル向上のサポートしています。
育児支援サービス
■保育園の運営
乳幼児を育てる地域の皆様にご利用いただける企業主導型保育園を運営し、多様な働き方をサポートしています。
外国人技能実習生教育サービス
外国人技能実習生教育サービスは、当社がミャンマーから外国人技能実習生(以下
「実習生」という。)受入れを行う際に、ミャンマーで行った現地教育カリキュラ
ムを、お客様にもご利用いただくサービスです。
実習生の受入れを希望されているお客様に、現地ミャンマーでお客様が希望される
職種にあった、就業上必要となる技能訓練のほか、会社の文化等の教育を行い、日
本で就業時に即戦力の人材として採用いただける教育を行います。
14
4.最近のトピック
3温度帯対応の冷凍冷蔵倉庫併設の「東京主管センター」を
埼玉県新座市にて開設を決定
E コマース市場での関東圏での物量に対応し、冷凍冷蔵倉庫へのニーズにも対応するため、新たに埼玉県
新座市にて冷凍・冷蔵・定温の3温度帯での管理が対応可能な冷凍冷蔵倉庫(約2,300坪)を兼ね備えた
「東京主管センター(約8,300坪)」を2022年2月に開設することを決定いたしました。この開設により、
新座市を中心とした4拠点、合計坪数 約19,200坪の関東でのドミナント戦略をさらに強化し、関東での冷
凍冷蔵倉庫へのニーズに対応してまいります。
15
Ⅲ.関通の強み
16
1.厚い顧客基盤
新規のお客様獲得だけでなく、既存のお客様との安定したお取引が当社の成長を牽引。
売上高 面積
(百万円) (百坪)
12,000 700
売上高(百万円) 物流拠点坪数(百坪)
10,756
600
10,000 9,530 607
500
8,000
7,301
429
6,468 400
376
6,000
5,254 330
300
4,263
4,000 3,739
3,255 200
2,740 192
1,987 135
2,000 1,653
1,268 113
100
948 100 107
100
69
61
30
0 0
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022[予]
17
1.厚い顧客基盤
多様な業種のお客様の物流を支援 お客様からの業務受託の売上規模は
【業種別売上高構成比】(2022年2月期2Q実績) 年々拡大。
4% 【お客様1社当たりの平均月売上高】
8% 売上高 社
(千円)
6% 8,000
33% 社 社
7,075
8% 7,000
6,063
6,000
8%
5,000
社
4,000
12% 3,378 社
21%
3,000 2,642
2,000
衣類、服装雑貨等 化粧品、医薬品
食品、飲料、酒類 サービス
書籍、映像・音楽ソフト 生活雑貨、家具、インテリア 1,000
生活家電、AV機器、PC・周辺機器等 その他
0
2019年2月期 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期2Q
※2022年2月期第2四半期売上高実績上位100社から算出。
※楽天スーパーロジスティクスサービスは「サービス」に分類。 ※2022年2月期第2四半売上高実績上位100社から算出。
※P46の経済産業省統計の分類と同一になるよう分類。 ※楽天スーパーロジスティクスサービスに係る売上高は除いて算出。
18
1.厚い顧客基盤
毎年の新規のお客様が当社の成長を 新規お客様が増加傾向である一方で、
4年以上のお取引があるお客様が約半数。
支える。 長期にわたってお客様の物流を支援。
(百万円) 【推移】新規お客様の売上高の積上げグラフ
10,000 500% 【お客様との契約年数】 (2021年2月期実績)
9,000 450%
8,000 400% 9
7,000 350%
10年超 27 13
6,000 300%
7年以上10年未満
5,000 250% 4年以上7年未満
4,000 200% 2年以上4年未満
0年超2年未満
3,000 150% 26
2,000 100% 25
1,000 50%
0 0%
2018/2期 2019/2期 2020/2期 2021/2期
既存顧客売上 前期新規顧客売上
当期新規顧客売上 前期新規顧客成長率 ※2021年2月期 売上高実績上位100社から算出
※EC・通販物流支援サービスの売上高を表示
19
2.顧客開拓力
「学べる倉庫見学会」「Webマーケティング」などを通じた顧客開拓力。
学べる倉庫見学会(セミナー開催) Webマーケティング
2014年から開始し、参加人数は年間200名を超え 10年以上前よりインターネットを使った集客に着目
る「学べる倉庫見学会」をはじめ、「オンライン倉 し、独自ノウハウでホームページ運用を開始。
庫見学会」をスタートし、また「物流改善教室」の 直後から成果が出始め、その後SEO対策やその他改善
動画配信を強化しました。当社に来社いただかなく を推進。
ても、当社の取組みをご覧いただける環境を整備し、 現在は、WEB集客を内製化し、お客様のご要望に応
商談などでもこれらを活用することで、顧客獲得へ じてWEBマーケティングのコンサルティングを提供。
のスピード化を実現。
(名)
参加者数 推移 (件)
お問い合わせ数 推移
350 2000
288 1682
300
250 1500
1209
200 178 990
1000
150
100
500
50
29
0 0
2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期2Q 2020年2月期 2021年2月期 2022年2月期2Q
20
3.雇用・人材育成・人材活用力
人材獲得だけでなく、人材教育の強化、評価制度の見直し等により、人材育成・活性化に取組む。
■雇用力 ■人材育成・活用力
・2017年6月から受入開始 ・経営計画書
・外国人技能実習生は、入国前に現地 数字目標や事業構想、関通の方針ルールが書かれた
で日本語教育及び職業訓練を受講。 従業員の教科書。
・以降、毎年即戦力として受入。 ・環境整備
・寮の環境を充実させ、継続的な受入体制を整備 『仕事をやり易くする環境を整えて備える』活動。
重点は『整理整頓』。
人数 外国人技能実習生
・関通大学(新卒コース・部長コース)
80
・人事評価基準書/評価シート
70
60 77
50
40
30
46
42
20
10 21
0
2018年 2019年 2020年 2021年
2月期末 2月期末 2月期末 2月期末
21
Ⅳ.2022年2月期
第2四半期
決算概要
22
1.2022年2月第2四半期期決算のハイライト
・営業利益が前年同期の2.7倍に増加。
2021年4月新設のEC・通販物流センターの倉庫棟(約4,800坪)が満床。
2021年6月新設のD2C物流センター(約5,200坪)の稼働率は約70%。
売上高 5,111 百万円 (前年同期比増減 17.3 %増)
営業利益 356 百万円 (前年同期比増減 174.5 %増)
(百万円) 【売上高】 (百万円) 【営業利益】
700
12,000
9,530 600
10,000
500 418
8,000 2,751
400 356
[予算]
6,000
2,422
5,111 [予算]
207
300 670
10,756 171
4,000 2,384 200
2,177 80
2,000 4,356 100 184
86 129
2,179 2,727
0 43
0
2021/02期 2022/02期 2021/02期 2022/02期
1Q 2Q 2Q 4Q 1Q 2Q 2Q 4Q
23
2.2022年2月期第2四半期業績のサマリー
物流サービス事業、ITオートメーション事業ともに、順調に売上を伸ばし増
収増益。 (単位:百万円,%)
2021/2期 第2Q 2022/2期 第2Q 前年同期比
累計 百分比 累計 百分比 増減額 増減率
売上高 4,356 100.0 5,111 100.0 754 17.3
売上総利益 468 10.7 769 15.0 301 64.3
販管費 338 7.8 412 8.1 74 22.0
営業利益 129 3.0 356 7.0 226 174.5
経常利益 110 2.5 334 6.5 223 202.1
四半期純利益 78 1.8 230 4.5 151 193.5
EPS(円) 9.07 - 22.91 - - -
*2022/2期 第1Qから「ITオートメーション事業」を独立した報告セグメントとしたことにともない、ソフトウエア
開発に係る減価償却費の見直しを行ったこと等により、2021/2期 第2Qに販管費に含めておりました減価償却費10百
万円は、売上原価に組替えております。
*2021年9月1日付で株式分割(1:3)を行っております。EPSは当該株式分割が2021/2期の期首に当該株式分割
が行われたものと仮定して算定しております。
24
3.四半期業績推移のサマリー
通期予算に対する進捗率は、売上高47.5%、営業利益53.1%となり、通期予算
比で堅調に推移。
(単位:百万円,%)
2021/2期 2022/2期
第2Q 通期予算
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 累計 通期予算
予算比 進捗率
売上高 2,179 2,177 2,422 2,751 2,727 2,384 5,111 96.8 47.5 10,756
売上総利益 212 255 264 393 397 371 769 101.9 47.8 1,608
販管費 168 169 183 186 213 199 412 94.7 44.0 937
営業利益 43 86 80 207 184 171 356 111.6 53.1 670
経常利益 32 78 74 198 171 163 334 112.6 52.7 635
四半期純利益 23 55 55 148 117 112 230 113.4 53.7 428
EPS(円) 2.78 6.12 6.14 15.86 11.92 10.95 22.91 - - 42.27
*2022/2期 第1Qから「ITオートメーション事業」を独立した報告セグメントとしたことにともない、ソフトウエア開発
に係る減価償却費の見直しを行ったこと等により、2021/2期 第2Qに販管費に含めておりました減価償却費10百万円は、
売上原価に組替えております。
*2021年9月1日付で株式分割(1:3)を行っております。EPSは当該株式分割が2021/2期の期首に当該株式分割が行
われたものと仮定して算定しております。
25
3.四半期業績推移のサマリー
四半期毎の売上高は前年同期比拡大基調で推移。
(百万円) 四半期売上高推移
3,500
3,000 2,751 2,727 2,384
2,177 2,422
2,500
2,179
1,723 1,981
2,000 1,845
1,750
1,500
1,000
500
0
2020/2期 2020/2期 2020/2期 2020/2期 2021/2期 2021/2期 2021/2期 2021/2期 2022/2期 2022/2期 2022/2期 2022/2期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q[予] 4Q[予]
*グラフ中の「 」は、各四半期における直近4四半期の売上高の移動平均値を示しております。
26
4.売上高の増減要因
③ ①EC・通販物流支援サービスの増加
② ④
一部のお客様の運賃契約切替えによる売上高の減少が
① あった一方で、前期獲得の新規お客様、第1四半期に新
規導入のお客様が四半期の売上に寄与。
前年同期比 +651百万円
前年同期比
754
②ITオートメーション事業の増加
契約社数が堅調に推移したことに加え、第1四半期に
百万円増
2022/2期 クラウドトーマスの新規導入に関連して物流業務の自動
第2四半期 化装置を販売。
売上高 前年同期比 +112百万円
5,111
百万円 ③その他物流サービスの減少
2021/2期 主に新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防のため
第2四半期 学べる倉庫見学会を開催中止したこと等による影響。
売上高 前年同期比 △7百万円
4,356
百万円
④その他の事業の減少
主に新型コロナウイルス感染拡大により外国人技能実
習生教育サービスの売上高が減少。
前年同期比 △1百万円
27
5.営業利益の増減要因
①物流サービス事業の売上総利益
③ の増加
① 主にEC・通販物流支援サービスに係る売上高の
増加が寄与。
②
前年同期比 +261百万円
④ ②ITオートメーション事業の
売上総利益の増加
人員強化等の保守体制の充実を図るも、売上高
の増加が寄与。
前年同期比 2022/2期 前年同期比 +39百万円
226 第2四半期
百万円増 営業利益 ③その他の事業の売上総利益の減少
356 既存のサービスは堅調に推移するも、2020年
百万円 12月にサービス提供を開始した障がい者向け就労
移行支援サービスの費用増加で微減。
2021/2期 前年同期比 △0百万円
第2四半期
営業利益
129百万円
④販管費の増加(△)
主に内部管理体制、広告宣伝の強化等による
販管費の増加
前年同期比 △74百万円
28
6.セグメント別 (1) 全体
• 物流サービス事業、ITオートメ―ション事業ともに売上高が増加し、ITオートメーション
事業の業績貢献度の拡大は堅調に推移。
(百万円) セグメント別の売上高構成 (百万円) セグメント別の営業利益構成
5,400 400
350
5,100 46
228 68
4,800 300
250
4,500
48
4,200 116 200
3,900 4,836
150
293
100 59
3,600 4,192
50
3,300 71
0 -1 -5
3,000
2021/2期2Q 2022/2期2Q
2021/2期2Q 2022/2期2Q -50
物流サービス事業 ITオートメーション事業 その他の事業 物流サービス事業 ITオートメーション事業 その他の事業
29
6.セグメント別 (2)物流サービス事業
• 一部のお客様の運賃契約切替えによる売上高の減少があった一方で、前期及び第1四半期
に獲得の新規お客様が四半期寄与し、売上高は前年同期比15.4%、643百万円増。
• 売上高の増加に加え、運賃契約の切替えは利益影響が僅少で利益率が改善。セグメント利
益は前年同期比308.8%、221百万円増。
(単位:百万円,%)
2021/2期第2Q 2022/2期第2Q 前年同期比
実績 構成比 実績 構成比 増減額 増減率
EC・通販物流支援サービス 4,099 97.8 4,750 98.2 651 15.9
受注管理業務代行サービス 49 1.2 52 1.1 2 6.0
その他 42 1.0 32 0.7 △10 △24.2
セグメント売上高 4,192 100.0 4,836 100.0 643 15.4
セグメント利益 71 1.7 293 6.1 221 308.8
*楽天スーパーロジスティクスサービスの売上高は、EC・通販物流支援サービスの売上高に含めて記載しております。
30
6.セグメント別 (3)ITオートメーション事業
• クラウドトーマスの契約社数は堅調に推移し、第1四半期に新規導入に関連して物流業
務の自動化機器を販売したこと等で、売上高は前年同期比96.2%、112百万円増。
• 自動化機器の販売で原価率が上昇したほか、昨年、トーマスProをリリースし、またサ
ポート体制の強化するも、セグメント利益は前年同期比16.2%、9百万円増。
(単位:百万円,%)
2021/2期第2Q 2022/2期第2Q 前年同期比
実績 構成比 実績 構成比 増減額 増減率
クラウドトーマス 68 58.8 174 76.4 106 155.0
その他 48 41.2 53 23.6 5 12.1
セグメント売上高 116 100.0 228 100.0 112 96.2
セグメント利益 59 50.8 68 30.1 9 16.2
31
6.セグメント別 (4)その他の事業
• 外国人技能実習生教育サービスは、新型コロナウイルスの感染拡大等により、新規のサー
ビス提供ができず減少となるも、その他教育サービスは2020年12月にサービス提供を開
始した発達障がい者向け就労移行支援サービスを含め堅調に推移し、売上高は前年同期比
微減。
• 発達障がい者向け就労移行支援サービスの提供開始による費用増加で、営業利益は前年同
期比4百万円減。
(単位:百万円,%)
2021/2期第2Q 2022/2期第2Q 前年同期比
実績 構成比 実績 構成比 増減額 増減率
外国人技能実習生
13 28.3 5 12.3 △7 △58.0
教育サービス
その他教育サービス 34 71.7 41 87.7 6 19.0
セグメント売上高 48 100.0 46 100.0 △1 △2.8
セグメント利益 △1 - △5 - △4 -
32
7.要約貸借対照表
2021/2期末 2022/2期第2Q末 前期比 (単位:百万円,%)
金額 構成比 金額 構成比 増減額
新株予約権の行使等によ
流動資産 4,142 55.0 4,456 54.4 314 る増加
現金・預金 2,592 34.4 2,984 36.4 391
売上債権 1,256 16.7 1,036 12.6 △219
その他 293 3.9 435 5.3 142
固定資産 3,390 45.0 3,741 45.6 350
有形固定資産 2,326 30.9 2,470 30.1 144
物流センターの新設によ
無形固定資産 259 3.5 293 3.6 33 る差入保証金等の増加
投資その他資産 804 10.7 977 11.9 172
2021/2期末が休日であ
資産合計 7,532 100.0 8,197 100.0 664 ったことによる影響
流動負債 1,836 24.4 1,624 19.8 △211 発送運賃等の減少にとも
なう減少
仕入債務 472 6.3 270 3.3 △201
有利子負債 817 10.9 803 9.8 △13
その他 546 7.3 550 6.7 4
固定負債 4,101 54.4 4,080 49.8 △20
有利子負債 3,867 51.3 3,820 46.6 △46
その他 234 3.1 260 3.2 25
新株予約権の行使等によ
負債合計 5,937 78.8 5,705 69.6 △232
る増加
純資産合計 1,595 21.2 2,491 30.4 896
負債純資産合計 7,532 100.0 8,197 100.0 664
33
8.キャッシュ・フロー計算書等
【キャッシュ・フローの概要】 (単位:百万円)
2021/2期 2022/2期
2Q累計 4Q累計 2Q累計 主な要因
営業キャッシュ・フロー 39 187 420 税引前当期純利益の計上等
物流センター新設に伴う設備導
投資キャッシュ・フロー △292 △650 △627 入、敷金の支出等
財務キャッシュ・フロー 295 675 591 新株予約権の行使等
現金・現金同等物期末残高 2,231 2,400 2,785
【設備投資/減価償却費】 (単位:百万円)
2021/2期 2022/2期
1Q累計 2Q累計 1Q累計 2Q累計
設備投資(固定資産) 102 379 284 638
減価償却費(総額) 52 108 70 143
34
9.設備投資の状況
【設備投資計画・実績】
(2021年8月31日現在)(単位:百万円)
投資 着手完了
投資対象 目的 既払金
予定額 予定年月
既払金の内訳
既存のお客様の増床、新規の 敷金 133百万円
東京主管センター開設 2019/12~
(埼玉県和光市)
お客様の導入に対応。 184 146 2021/10
その他 12百万円
[約3,400坪]
既払金の内訳
既存のお客様の増床、新規の 敷金 139百万円
D2C物流センターの開設 2021/05~
(兵庫県尼崎市)
お客様の導入に対応。 265 152 2022/02 その他 13百万円
[約5,200坪]
既払金の内訳
物流センターへの物流ロ 物流ロボット、及び自動化機 2021/03〜
ボットの導入 器導入の横展開。
400 33 2022/02
自動化機器 33百万円
倉庫管理システム「クラウド 2021/03〜
ソフトウエアの開発
トーマス」の機能強化等。
300 65 2023/02 既払金の内訳
敷金 227百万円
物流センターの新設 既存のお客様の増床、新規の 冷凍冷蔵設備 57百万円
2021/03〜 その他 40百万円
(兵庫県尼崎市 1施設) お客様の導入に対応。 747 325 2023/02
(埼玉県新座市 1施設) [2施設で約13,900坪]
冷凍冷蔵商品のEコマースを
冷凍冷蔵設備の新設 2022/02~
(埼玉県新座市)
展開する新規のお客様の導入 640 - 2022/04
に対応。
35
Ⅴ.2022年2月期
業績予想
36
1.2022年2月期 業績予想
• 売上高は前期比12.9%増、営業利益60.4%増と増収増益の見通し。
(単位:百万円,%)
2021/2期 実績 2022/2期 予想 前期比
実績 百分比 予想 百分比 増減額 増減率
売上高 9,530 100.0 10,756 100.0 1,226 12.9
売上総利益 1,126 11.8 1,608 15.0 482 42.9
販管費 707 7.4 937 8.7 229 32.5
営業利益 418 4.4 670 6.2 252 60.4
経常利益 383 4.0 635 5.9 251 65.7
当期純利益 283 3.0 428 4.0 145 51.5
EPS(円) 31.66 - 42.27 - - -
*2021年9月1日付で株式分割(1:3)を行っております。EPSは当該株式分割が2021/2期の期首に当該株式分割
が行われたものと仮定して算定しております。
37
2.セグメント別(1)物流サービス事業
• EC・通販物流支援サービスは引続き市場拡大する中、兵庫県尼崎市に2件の物流センタ
ーを新設し、約10,800坪を増床。
• 一部のお客様の契約切替えにより運賃売上が予算上の通期売上高見込額で約800百万円
減少する見込み(各段階利益への影響額は僅少)である一方で、前期及び当期の新規の
お客様に対する売上高として約1,500百万円を見込む。 (単位:百万円,%)
2021/2期 2022/2期 前期比
実績 構成比 予想 構成比 増減額 増減率
EC・通販物流支援サービス 8,968 98.1 10,115 98.3 1,146 12.8
受注管理業務代行サービス 92 1.0 111 1.1 18 19.7
その他 85 0.9 66 0.6 △19 △22.8
セグメント売上高 9,146 100.0 10,292 100.0 1,145 12.5
*楽天スーパーロジスティクスサービスの売上高は、EC・通販物流支援サービスの売上高に含めて記載しております。
*ソフトウエア販売・利用サービスは、2022/2期 第1四半期から、報告セグメントを「ITオートメーション事業」と
して独立して開示するため、2021/2期に遡及して物流サービス事業から同サービスを除いて表示しております。
38
2.セグメント別(2)ITオートメーション事業
• 倉庫管理システム「クラウドトーマス」に加え、より一層、お客様のニーズ・規模に応
じた個別カスタマイズが可能な「クラウドトーマスPro」をラインアップすることで、
お客様層の拡大を図る。
• クラウドトーマスの業績予想は保守的にカスタマイズ売上を見込まずも、売上高は前期
比20.8%、42百万円増の見通し。
(単位:百万円,%)
2021/2期 2022/2期 前期比
実績 構成比 予想 構成比 増減額 増減率
クラウドトーマス 202 68.2 244 70.1 42 20.8
その他 94 31.8 104 29.9 10 10.6
セグメント売上高 297 100.0 349 100.0 52 17.6
*ITオートメーション事業における2021/2期実績の数値は、物流サービス事業におけるソフトウエア販売・利用サービス
の実績数値を用いております。
39
2.セグメント別 (3)その他の事業
• 外国人技能実習生教育サービスで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、ミャンマー
の政情不安の影響が予想される一方で、昨年度新設の発達障がい者向け就労移行支援サ
ービスが売上に貢献する見込みで、その他の事業の売上高は前期比33.1%、28百万円
増の見通し。
(単位:百万円,%)
2021/2期 2022/2期 前期比
実績 構成比 予想 構成比 増減額 増減率
外国人技能実習生
19 22.0 10 9.4 △8 △43.3
教育サービス
その他教育サービス 67 78.0 104 90.6 36 54.7
セグメント売上高 86 100.0 115 100.0 28 33.1
40
Ⅵ.中期経営計画
-2024-
41
1.中期経営計画の概要
• EC市場の市場規模の増加率を上回る成長により、2024年2月期は売上高153億円、営
業利益10億円を実現する。 (単位:百万円,%)
2022/2期 2023/2期 2024/2期
前期比 前期比 前期比
計画 百分比 計画 百分比 計画 百分比
増減率 増減率 増減率
売上高 10,756 100.0 12.9 13,105 100.0 21.8 15,370 100.0 17.3
売上総利益 1,608 15.0 42.9 1,833 14.0 14.0 2,280 14.8 24.4
販管費 937 8.7 32.5 1,036 7.9 10.5 1,184 7.7 14.3
営業利益 670 6.2 60.4 796 6.1 18.8 1,095 7.1 37.6
経常利益 635 5.9 65.7 750 5.7 18.1 1,050 6.8 40.0
当期純利益 428 4.0 51.5 506 3.9 18.1 708 4.6 40.0
ROE 15.0%以上 - 15.0%以上 - 15.0%以上 -
42
2.セグメント別中期計画
• 物流サービス事業は、物流センターの拡充、物流ロボット等の自動化機器への設備投資
により、EC市場の市場規模の増加率を上回る成長を図る。
• ITオートメーション事業は、クラウドトーマスを中心にソフトウエア投資を推進し、販
売活動におけるアライアンスの推進等により、ITベンダーとしての地位を確立する。
(単位:百万円,%)
2022/2期 2023/2期 2024/2期
前期比 前期比 前期比
計画 百分比 計画 百分比 計画 百分比
増減率 増減率 増減率
物流サービス事業 10,292 95.7 12.5 12,178 92.9 18.3 14,215 92.5 16.7
ITオートメーショ
349 3.2 17.6 800 6.1 129.1 1,000 6.5 25.0
ン事業
その他の事業 115 1.1 33.1 126 1.0 10.1 155 1.0 22.5
売上高 10,756 100.0 12.9 13,105 100.0 21.8 15,370 100.0 17.3
売上総利益 1,608 15.0 42.9 1,833 14.0 14.0 2,280 14.8 24.4
43
2.セグメント別売上高計画推移
• 2024年2月期には、物流サービス事業の売上高142億円、ITオートメーション事業の
売上高10億円を実現する。
(単位:百万円)
16,000
155
15,000
1,000
14,000
13,000 126
800
12,000
11,000 14,215
115
10,000 349 12,178
86
9,000 297 10,292
9,146
8,000
2021/2期実績 2022/2期計画 2023/2期計画 2024/2期計画
物流サービス事業 ITオートメーション事業 その他の事業
44
3.市場環境
引き続き物販系分野のEC市場は高い成長を予想
市場規模 EC化率
(億円) (%)
140,000 9.00%
8.08%
8.00%
120,000
6.76% 122,333
7.00%
6.22%
100,000 5.79%
5.43% 100,515 6.00%
92,992
80,000 4.75%
4.37% 86,008 5.00%
80,043
3.85%
72,398 4.00%
60,000 68,043
59,931
3.00%
40,000
2.00%
20,000
1.00%
0 0.00%
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
物販系分野EC市場規模(億円) 物販系分野EC化率(%)
(出典)経済産業省 令和2年度「産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)」
45
3.市場環境
当社の顧客構成比で高い比率を占める物販系分野の市場規模はなお成長中
BtoC-ECの市場規模および各分野の構成比率 物販系分野の商品毎BtoC-ECの市場規模
2019年 2020年 伸び率 2019年 2020年
分類 市場規模 EC化率 市場規模 EC化率
10兆515億円 12兆2,333億円 (億円) (%) (億円) (%)
A. 物販系分野 21.71%
(EC化率 6.76%) (EC化率 8.08%) ※下段:昨年比 ※下段:昨年比
18,233 22,086
1 食品、飲料、酒類 2.89% 3.31%
B. サービス系分野 7兆1,672億円 4兆5,832億円 △36.05% (7.77%) (21.13%)
18,239 23,489
2 生活家電、AV機器、PC・周辺機器等 32.75% 37.45%
C. デジタル系分野 2兆1,422億円 2兆4,614億円 14.9% (10.76%) (28.79%)
総計 19兆3,609億円 19兆2,779億円 △0.43% 13,015 16,238
3 書籍、映像・音楽ソフト 34.18% 42.97%
(7.83%) (24.77%)
6,611 7,787
[ご参考]当社の業種別売上高構成比(2022年2月期2Q実績) 4 化粧品、医薬品
(7.75%)
6.00%
(17.79%)
6.72%
17,428 21,322
衣類、服装雑貨等 5 生活雑貨、家具、インテリア 23.32% 26.03%
8% (8.36%) (22.35%)
4%
19,100 22,203
化粧品、医薬品 6 衣類・服装雑貨等 13.87% 19.44%
(7.74%) (16.25%)
6%
食品、飲料、酒類
33% 2,396 2,784
7 自動車、自動二輪車、パーツ等 2.88% 3.23%
(2.04%) (16.17%)
8%
サービス 5,492 6,423
9 その他 1.54% 1.85%
(4.79%) (16.95%)
書籍、映像・音楽ソフト 8% 100,515 122,333
合計 6.76% 8.08%
(8.09%) (21.71%)
生活雑貨、家具、インテリア
12%
生活家電、AV機器、PC・周辺機 21%
器等
※2022年2月期第2四半期実績の売上高上位100社から算出。 (出典)経済産業省 令和2年度「産業経済研究委託事業
※ 楽天スーパーロジスティクスサービスは「サービス」に分類。 (電子商取引に関する市場調査)」
46
4.成長戦略
1 大型冷凍冷蔵倉庫の新設
• 市場拡大が期待される冷凍冷蔵食品のEコマース向け物流サービスの強化
2022年1月予定 自動倉庫 冷凍1,050パレット(常温1,323パレット)
EC通販物流センター[兵庫県尼崎市]
2022年4月予定 2,329.33坪 関東新物流センター [仮称、埼玉県新座市]
2 ITベンダーとしての躍進
• 倉庫管理システム「クラウドトーマス」のバージョンアップによる機能強化
2021年2月期 「クラウドトーマス Pro」をラインアップ
中・大規模案件への導入推進のためカスタマイズ対応を強化
• 販売活動のアライアンスの推進
3 ラストワンマイルのサービス構築
• ラストワンマイルの課題を解決するサービスの構築を推進
47
5.成長戦略を支える内部戦略
1 WEB活用によるお客様獲得の強化
• SEO対策、広告戦略、リモート商談による効果的なお客様獲得の追求
2 物流自動化機器・システム導入による効率化
• 物流自動化機器・システムの導入による生産性向上
• 新WMS(クラウドトーマス)との連携機能強化
• 成功事例の積み上げ
3 人材の確保と育成
• 外国人雇用(外国人技能実習生を含む。)の強化
• 経営計画書、環境整備活動を軸とした人材育成
• 物流ロボットの導入による作業負担軽減
48
6.KPI[新規お客様の獲得]
売上高
(百万円) 【計画】新規お客様の売上高 【計画】期末契約社数
社数
15,000 ーEC・通販物流支援サービスー (社) ークラウドトーマスー
900
1,165 830
13,000
800
910 1,821 700
11,000
817 590
600
408
9,000 642
321 500
400
7,000 2,740
300
230
5,000 200 113
100
3,000
2021/2期[実] 2022/2期[予] 2023/2期[予] 2024/2期[予] 0
2021/2期[実] 2022/2期[予] 2023/2期[予] 2024/2期[予]
既存顧客売上 前期新規顧客売上 期末契約社数
当期新規顧客売上
※EC・通販物流支援サービスの売上高を表示
49
6.KPI【規模の拡大・効率】
• 期末2022/02に埼玉県新座市に8,300 • 期末の2022/02に埼玉県新座市に8,300
坪の物流センターを新設予定(前倒し 坪の物流センターを新設予定のため、一
での新設) 時的に1坪当たり売上高、稼働率が低下
するも、徐々に上昇の見通し
面積 【計画】期末物流センター面積
(坪)
75,000 【計画】物流センター期末稼働率・坪単価売上
(%) (千円)
70,000
5,000 95.0 250
65,000 91.4
5,000 90.0 90.2
200
60,000
85.0 84.3
55,000
150
17,800
50,000 80.0
65,700
77.1 100
45,000 60,700
75.0
40,000 5,300 50
70.0
42,900
35,000
37,600
65.0 0
30,000 2021/2期[実] 2022/2期[予] 2023/2期[予] 2024/2期[予]
2021/02期[実] 2022/02期[予] 2023/02期[予] 2024/02期[予]
既存倉庫面積 増床倉庫面積 1坪当たり売上高(千円) 期末稼働率(%)
50
[ご参考]
SDGs への取組み
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[ご参考]SDGs への取組み
区分 取り組み内容 具体的活動 関連するSDGs
物流に関連したICTスキルを伸ばす意欲のある
国内外の若者をソフトウエア開発者または物流 ⚫ 物流ロボット・RPA導入
現場のICT技術導入技術者として雇用し、物流 ⚫ 早稲田大学創造理工学部経営シス
デジタルトラン 現場のICT技術を活用した管理手法、ソフトウ テム工学科吉本研究室との産学連
スフォーメーシ エア開発及びこれに附帯する業務に取り組むこ 携
ョン とで、新しい物流現場の管理手法及びICTスキ ⚫ マレーシア日本国際工科院との産
ルの習得を図っています。また、産学連携によ 学連携
る取り組み等による物流におけるシステム、ソ ⚫ 社内キャリアアップ制度
フトウエアの研究および開発を進めています。
物流で使用する資材のリサイクルに努め、倉庫
管理システム「クラウドトーマス」を利用した
ペーパーレス化のほか、請求書及び契約書のペ ⚫ 梱包資材のリサイクル
ーパレス化等も推進しています。また、物流セ ⚫ LED照明設置
環境保護 ンターへのLED照明導入等による省エネを推進 ⚫ 請求書ペーパーレス化
する等、環境問題をはじめとする持続可能性 ⚫ 契約書のペーパレス化
(サスティナビリティ)をめぐる課題に対する
対応が、当社の持続的な成長を支える基礎とな
るよう、その体制構築に努めています。
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[ご参考]SDGs への取組み
区分 取り組み内容 具体的活動 関連するSDGs
障がいをお持ちのお子様向け教育事業として、放課
後等デイサービスの教室を運営し、発達障害を抱え
る児童の学童保育と呼ばれる放課後デイサービスを
通じて発達に課題を抱えるお子さまの成長と自立を ⚫ 放課後等デイサービスの運営
サポートしております。また、障がいをお持ちの方 ⚫ 就労移行支援事業所の運営
福祉と教育 向けの就労移行支援事業所を運営し、一般企業への ⚫ 企業主導型保育園運営
就職を目指す発達障がいをお持ちの方に、就職に必
要な知識やスキル向上のサポートをしております。
そのほか、企業主導型保育事業として保育園を運営
しており、地域と積極的に関わりながら教育に取り
組んでいます。
⚫ 外国人雇用の推進
⚫ マレーシア日本国際工科院との
ソフトウエア開発者としての外国人雇用、物流現場 産学連携
での外国人技能実習生の継続的な受け入れに加え、 ⚫ 女性管理職比率
物流におけるシステム、ソフトウエアの研究及び開 2020年2月末:26.3%
ダイバーシ 発のための研究機関「UTロボティクス研究所」をマ 2021年2月末:34.5%
ティ レーシア日本国際工科院内に開設し、新しい技術導 ⚫ 障がい者雇用率
入の促進及び関連人材の雇用支援を図っています。 2020年度:3.18%
また当社では、女性幹部を積極的に登用するほか、 2021年度:6.29%
障がい者雇用についても積極的に推進しています。 ⚫ 育児休業取得率
2020年2月期 取得率:100%
2021年2月期 取得率:100%
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免責事項
免責事項及び将来の見通しに関する注意事項
■ 本資料において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking
statements)を含みます。これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくも
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般的な国内およびに国際的な経済状況が含まれます。
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