9326 M-関通 2021-04-14 16:00:00
2021年2月期 決算補足説明資料 [pdf]

2021年2月期
決算補足説明資料




株式会社関通(証券コード:9326)

2021年4月14日
目次


     Ⅰ.会社概要            …………   3

     Ⅱ.サービス概要          …………   7

     Ⅲ.関通の強み           …………   16

     Ⅳ.2021年2月期 決算概要   …………   22

     Ⅴ.2022年2月期 業績予想   …………   34

     Ⅵ.中期経営計画          …………   39

                                   2
Ⅰ.会社概要




         3
1.会社概要
EC・通販物流サービスを中心とした物流サービス事業を展開。
会社名       株式会社関通
事業所       本社           大阪府東大阪市長田1丁目8‐13
          大阪支社         大阪府大阪市北区大深町1-1LINKS UMEDA 8F
                                 WeWork LINKS UMEDA
          東京システム開発部    東京都千代田区神田佐久町3‐37-1 文唱堂ビル 5F
          物流拠点         関西11拠点、関東4拠点[総面積 48,100坪(2021年4月14日現在)]

設   立     1986年4月
代表者       代表取締役社長    達城久裕
資本金       449百万円(2021年2月28日現在)
上場証券取引所   東京証券取引所マザーズ
従業員数      285名(2021年2月28日現在・常用雇用者数)
事業内容      物流サービス事業
           EC・通販物流支援サービス
                                                 関西主管センター
           楽天スーパーロジスティクスサービス
           ソフトウエア販売・利用サービス
           受注管理業務代行サービス
           物流コンサルティングサービス
          その他の事業
           外国人技能実習生教育サービス
                                                 東京第一物流センター
           その他教育サービス

                                                                 4
2.沿革
         EC市場の成長と歩調を合わせ2010年代に急成長、2019年2月に楽天と資本・業務提
 売上高
         携、2020年3月に株式上場(東証マザーズ)
(百万円)
                創業・黎明期              EC物流のパイオニアとしての躍進
10,000


 9,000                            2020.10
                                  東京第三物流センター
                                  を開設
 8,000
                                               2020.03
                                               東京証券取引所
 7,000                           2019.02       マザーズ上場
                                 楽天株式会社と
 6,000
                                 資本・業務提携
                                            2018.10
                                            東京第1物流センタ
 5,000
                 2001.09       2017.10      ーを開設
                 本社物流センターを     関西主管センターを
 4,000           現本社所在地に移転     開設、順次増床

 3,000
          1996.03            2011.04
          物流加工サービスを          EC物流センターを開設、
 2,000
          主なサービスとして株式会社      順次物流センターを開設
          に組織変更
 1,000


    0

                                                         (年)

                                                           5
3.当社のサービス概要
EC・通販物流サービスに取組む中で成果があった活動を新しいサービスとして提供。



楽天スーパー                    ソフトウエア
  ロジスティクスサービス               販売・利用サービス

  きめ細やかな物流サービスを評価            物流現場で生まれた効率化システム




       EC・通販物流支援サービス
煩雑な事務のアウトソーシング   ノウハウと現場環境のパッケージ化   外国人技能実習生を即戦力化


受注管理業務           物流コンサル             外国人技能実習生
  代行サービス           ティングサービス           教育サービス


                                                    6
Ⅱ.サービス概要




           7
1.EC・通販物流支援サービス
当社の業績を牽引する主力事業
EC・通販物流支援サービス
商品の入庫、在庫管理及び出庫等の配送センター業務をEコマース事業者や通販事業者などのお客様から受
託し、お客様に代わって配送センター業務を行うサービス。
インターネット通販の黎明期である2000年頃から業務を開始し、出荷個数の増加に対応。
多くの有名ショップの成長を支え、年間約1,100万個(2021年2月期実績)の出荷を担う。

ショップ成長対応                               出荷増減対応                         在庫管理課題解決                                 出荷精度の改善

ドミナント戦略や関通                         物流ボリュームに応じた                        関通独自のWMS                               出荷ミスを最小限に抑え
独自のWMSを使用し、                        タイムリーな増減対応                         「クラウドトーマス」で在                           た物流サービスを提供
効率的に量に対応                                                              庫管理の効率化を実現

(単位:個)                                                      月間出荷個数推移
1,200,000                                                                                      1,125,923
            936,805 872,994            859,406                    940,000 957,519                           961,563 973,906
1,000,000                                                   877,050
                                830,546       845,142
                                                     817,301
 800,000
                                                                                                                              34期
                                                                                                  744,292
 600,000                                                                                                    704,310 724,600   35期
                      663,672                     651,951                               663,404
            614,178                                                   625,313 634,224
                                590,755 605,737
 400,000                                                    498,699


 200,000
              3月        4月        5月      6月        7月        8月        9月     10月       11月       12月        1月      2月


                                                                                                                                    8
1.EC・通販物流支援サービス

                                      冷凍冷蔵での物流サービスの強化
 楽天スーパーロジスティクスサービス                  EC・通販物流支援サービスで、今後の市場成
                                    長が期待される冷凍冷蔵食品のEC物流に対応
「顧客毎のニーズにこたえるオーダーメイド型               する物流サービスを提供を強化。
のきめ細やかな物流サービス」が評価され、                当社の冷凍冷蔵での物流サービスは、冷凍冷蔵
EC物流の健全化を目的に「ワンデリバリー構               倉庫では稀な、バラピッキングでの対応が可能
想」を掲げる楽天株式会社と2019年2月資本・             で、卸などのtoBの業務だけでなく、toCにも
業務提携。                               対応しており、食品での物流では多く見られる
約14,700坪の関西主管センター(兵庫県尼崎             アソートでの梱包にも対応しております。
市)の約4,000坪を「楽天スーパーロジスティ
クス」の拠点「Rakuten Fulfillment Center
Amagasaki」として運営、                     海外企業の日本EC参入をサポート
従来どおり当社が獲得したお客様に加え、「楽               中国を始めとする海外企業様の日本EC市場へ
天スーパーロジスティクス」にお申込みのお客               の参入をサポートするため、EC・通販物流支
様に対しても、当社からサービスを提供。                 援サービスの海外企業様向けサービスとして
「楽天スーパーロジスティクス」のルールに馴               「ワンス」の提供を開始。輸入、通関業務から
染まないサービスは、当社が直接ご提供するこ               商品の入荷〜出荷などの物流業務はもちろん、
とも可能に。                              日本国内での受注処理などもご対応させていた
                                    だいております。



                                                              9
2.ソフトウエア販売・利用サービス
物流品質を支える自社開発倉庫管理システム「クラウドトーマス」、現場作業の改善から生まれたチェ
ックシステム「アニー」など、当社の物流現場から生まれたソフトウエアの外販事業

  クラウド型倉庫管理システム「クラウドトーマス」

 物流センター内に保管されている商品(在庫)の数を正確に把握するとともに、庫内業務の効率化を図
 るためのソフトウエア。入荷から出荷、庫内での棚移動を含めすべての在庫の動きをバーコードとそれ
 を読み取るスキャナにより物理的に管理することで、入出庫管理やロケーション管理をし、正確な在庫
 管理、誤出荷の防止、庫内業務の標準化、効率化の実現に貢献する。
                  (単位:ID)                                                                     (単位:社)
                                  クラウドトーマス 契約社数・利用ID数の推移                                    119
                    1200                                                              113         120
                                                                            109 110
                                                                      106
                    1100                                        103                               110

                    1000                                  92                                      100
                                                     87
                     900                        82                                          987   90
                                           80                                   937 947
                                      75
                     800    71   71                             861 874 881                       80

                                                          805
                     700                                                                          70
                                                   735
                                           713 716
                     600    663 663 679                                                           60

                     500                                                                          50



                                                契約アカウント数              契約社数

(注)グラフの表示は、導入完了社数を表す導入社数から、契約手続きが完了した契約者数及びご利用ID数の表示に変更しております。

                                                                                                        10
2.ソフトウエア販売・利用サービス
物流品質を支える自社開発倉庫管理システム「クラウドトーマス」、現場作業の改善から生まれたチェ
ックリストシステム「アニー」など、当社の物流現場から生まれたソフトウエアの外販事業


 チェックリストシステム「アニー」
                        「アニー」
クラウド型のチェックリストシステム。当社がチェックリストの運用を改善し続けた結果、生み出され
たソフトウエア。チェックリストに作業の手順を登録することで作業の抜け漏れがなくなり、業務品質
を落とさず作業手順やノウハウが「見える化」される。新人教育にも利用可能。
                          (単位:社)              アニー導入社数推移
                          250                               228      236      240


                          200
                                                   169

                          150



                          100
                                           63

                           50
                                   4
                            0
                                2016年2月末 2017年2月末 2018年2月末 2019年2月末 2020年2月末 2021年2月末




                                                                                        11
2.ソフトウエア販売・利用サービス
当社で成果があった取組みをサービス化することで、既存のお客様の満足度向上と、新たなお客様の獲
得を行っております。その中で、2021年2月期には、新サービスとして「e.can(イーキャン)」、
「ippo!(イッポ!)」をリリースしました。


受注処理自動化システム「e.can(イーキャン)」     RPA作成代行サービス「ippo!(イッポ!)」




ECサイトの受注処理(注文受付から、物流現場      RPA で自動化した成功事例を多数もつ関通と、
の出荷作業用のデータ生成、カスタマーへの完了      多 数 の 導 入 実 績 が あ る RPA ツ ー ル で あ る
報告等の事務作業)内で発生する、受注処理全般      「BizRobo!」が連携し、RPA作成の代行、業務
を自動化するシステムで、Hamee株式会社様が     の自動化を支援する「ippo!(イッポ!)」は、
提供するクラウド型ECプラットフォーム「ネク      RPAを導入しようとする企業様や、導入したが上
ストエンジン」の公式アプリ ケーションとなっ      手く使えていない企業様のサポートをさせていた
ております。                      だくサービスとなっております。


                                                                  12
3.物流関連サービス

       受注管理業務代行サービス                物流コンサルティングサービス
EC・通販物流支援サービスの上流工程に位置          EC・通販物流支援サービスで培われたノウハ
し、 Eコマースにおけるご購入者様の注文内容         ウを活用し、物流現場改善による生産性向上に
を確認し、電子メール対応や入金確認、出荷指          よる効率化等を目的としたコンサルティングサ
示データ作成等の業務をお客様から受託。            ービス。
「e.can」ご利用のお客様には「e.can Plus」   生産性向上のための物流業務の自動化機器も併
として、受注処理の自動化を行い自動化するこ          せてご提案。
とで、成長に対応するバックヤードを構築して
おります。また、一部業務はミャンマーの「ヤ
ンゴンBPOセンター」を活用、効率化を推進。




(注)「ヤンゴンBPOセンター」は、当社と業務委託契約
   を締結する外注先企業が運営しております。

                                                       13
4.その他のサービス

   障がい者向け教育サービス
■障がいをお持ちのお子様向けの放課後等デイサービスの教室運営
発達障がいをお持ちの児童の学童保育と呼ばれる放課後デイサービスを通じて発
達に課題を抱えるお子さまの成長と自立をサポートしています。
■障がいをお持ちの方向けの就労移行支援事業所の運営
一般企業への就職を目指す発達障がいをお持ちの方に、就職に必要な知識やスキ
ル向上のサポートしています。


     育児支援サービス
■保育園の運営
乳幼児を育てる地域の皆様にご利用いただける企業主導型保育園を運営し、多様な働き方をサポートしています。


   外国人技能実習生教育サービス
外国人技能実習生教育サービスは、当社がミャンマーから外国人技能実習生(以下
「実習生」という。)受入れを行う際に、ミャンマーで行った現地教育カリキュラ
ムを、お客様にもご利用いただくサービスです。
実習生の受入れを希望されているお客様に、現地ミャンマーでお客様が希望される
職種にあった、就業上必要となる技能訓練のほか、会社の文化等の教育を行い、日
本で就業時に即戦力の人材として採用いただける教育を行います。


                                                      14
5.最近のトピック

EC通販に特化した物流センター「EC通販物流センター」を
                            兵庫県尼崎市にて開所
昨今のEC通販ニーズの高まりを受けて開設。延床面積は約5,600坪で、尼崎近辺で
の同社2拠点目の物流センターとなります。現在は物流センターのみですが、2022
年1月には事務所も開設し、合計延床面積が約6,900坪になる予定です。




                                           15
Ⅲ.関通の強み




          16
1.厚い顧客基盤
新規のお客様獲得だけでなく、既存のお客様との安定したお取引が当社の成長を牽引。
 売上高                                                                                                                               面積
(百万円)                                                                                                                             (百坪)
12,000                                                                                                                              600
                                               売上高(百万円)                      物流拠点坪数(百坪)

                                                                                                                     533 10,756


10,000                                                                                                          9,530               500

                                                                                                             429


 8,000                                                                                                                              400
                                                                                                      7,301
                                                                                                          376
                                                                                             6,468

 6,000                                                                                          330                                 300
                                                                                     5,254

                                                                            4,263
                                                                                    192
                                                                   3,739
 4,000                                                                                                                              200
                                                          3,255
                                                2,740                      135
                                                                  113
                                       1,987            107
 2,000                        1,653                                                                                                 100
                      1,268                    100
              948    61               100
                              69
         30

    0                                                                                                                               0
              2010    2011     2012     2013     2014     2015      2016     2017     2018   2019     2020         2021   2022[予]

                                                                                                                                          17
1.厚い顧客基盤
多様な業種のお客様の物流を支援             長期にわたってお客様の物流を支援
【業種別売上高構成比】(2021年2月期実績)        【お客様との契約年数】 (2021年2月期実績)

         1%

              7%
                                                  9社
     11%            26%                   27 社
                            10年超                       13 社
                            7年以上10年未満
   14%                      4年以上7年未満

                            2年以上4年未満

                   23%      0年超2年未満
                                                       26   社
         18%                               25 社

         サービス      アパレル
         医薬・化粧品    雑貨
         食品        教育
         美容

 ※ 楽天スーパーロジスティクスサービスは「サービ
 ス」に分類しております。
                                   ※2021年2月期 売上高実績上位100社から算出

                                                                18
1.厚い顧客基盤
毎年の新規のお客様が当社の成               お客様からの業務受託の売上規模は
長を支える。                       年々拡大している。

   【売上高の積み上げイメージ】                       【お客様1社当たりの平均月売上高】
                              売上高
                             (千円)
                             7,000

                                                               6,063
                             6,000


                             5,000


                             4,000
                                                    3,378

                             3,000       2,642


                             2,000


                             1,000


                                0
                                        2019年2月期   2020年2月期   2021年2月期
  n年       n+1年      n+2年
                                     ※2021年2月期 売上高実績上位100社から算出
 既存のお客様   昨年の新規お客様   新規お客様           ※楽天スーパーロジスティクスサービスに係る売上高は除いて算出


                                                                         19
2.顧客開拓力
「学べる倉庫見学会」「Webマーケティング」などを通じた顧客開拓力。

      学べる倉庫見学会(セミナー開催)                               Webマーケティング
      2014年から開始し、参加人数は年間200名を超え            10年以上前よりインターネットを使った集客に着目
      る「学べる倉庫見学会」をはじめ、「オンライン倉              し、独自ノウハウでホームページ運用を開始。
      庫見学会」をスタートし、また「物流改善教室」の              直後から成果が出始め、その後Webマーケティング
      動画配信を強化しました。当社に来社いただかなく              コンサルティング企業のコンサルティングを受け、
      ても、当社の取組みをご覧いただける環境を整備し、             SEO対策やその他改善を実施。
      商談などでもこれらを活用することで、顧客獲得へ
      のスピードアップ化を実現。

(名)                参加者数 推移                 (件)          お問い合わせ数 推移
400                                        2,000
                                                                          1,682
                       288
300                                        1,500
          246                                                  1,209
                                                    1,094
200
                                  178
                                           1,000



100                                         500



  0                                           0
        2019年2月期     2020年2月期   2021年2月期           2019年2月期   2020年2月期   2021年2月期



                                                                                    20
3.雇用・人材育成・人材活用力
人材獲得だけでなく、人材教育の強化、評価制度の見直し等により、人材育成・活性化に取組む。


■雇用力                                   ■人材育成・活用力
・2017年6月から受入開始                         ・経営計画書
・外国人技能実習生は、入国前に現地                       数字目標や事業構想、関通の方針ルールが書かれた
 で日本語教育及び職業訓練を受講。                       従業員の教科書。
・以降、毎年即戦力として受入。                        ・環境整備
・寮の環境を充実させ、継続的な受入体制を整備                  『仕事をやり易くする環境を整えて備える』活動。
                                        重点は『整理整頓』。
人数            外国人技能実習生
                                       ・関通大学(新卒コース・部長コース)
 80
                                       ・人事評価基準書/評価シート
 70

 60                             77
 50

 40

 30
                        46
               42
 20

 10    21
 0
      2018年    2019年   2020年   2021年
      2月期末    2月期末     2月期末    2月期末

                                                              21
Ⅳ.2021年2月期
  決算概要



             22
1.2021年2月期決算のハイライト
売上高は、基盤事業であるEC・通販物流支援サービスが前期比34.3%増、販売を強化し
たソフトウエア販売・利用サービスは前期比46.9%増。
首都圏の物流センター満床にともない新規物流センター約2,800坪を拡張する等の先行
費用を計上するも、営業利益は前期比43.5 %増。

            売上高              9,530      百万円     (前期比増減           30.5      %増)

            営業利益               418      百万円     (前期比増減           43.5      %増)

               【売上高】                              (百万円)          【営業利益】
 (百万円)
                                                                                418
                              9,530
 10,000
                                                   400

           7,301                                           291
                              2,751
  7,500                                            300                          207
           1,981                                                                      [予算]
                                                           114
                              2,422     [予算]       200
  5,000                                                                               432
           1,845
                                        9,270                                   80
                              2,177                100
                                                           109
  2,500    1,723                                                                86
                                                            37
           1,750              2,179                  0      30                  43
     0
                                                         2020/02期          2021/02期
          2020/02期           2021/02期
                                                                 1Q   2Q   2Q    4Q
                   1Q   2Q   2Q   4Q
                                                                                             23
2.2021年2月期業績のサマリー
物流サービス事業が順調に売上を伸ばし増収増益。                               (単位:百万円,%)

                 2020/2期            2021/2期            前期比

             累計実績       百分比       累計実績     百分比       増減額     増減率

売上高            7,301    100.0      9,530   100.0     2,228    30.5

売上総利益            974       13.3    1,126      11.8     151    15.6

販管費              683        9.4     707        7.4      24     3.7

営業利益             291       4.0      418       4.4     126     43.5

経常利益             255       3.5      383       4.0     127     50.0

当期純利益            170       2.3      283       3.0     112     66.0

EPS(円)          74.95        -     94.99        -       -       -

ROE(%)          31.20        -     25.52        -       -       -
*2019年10月30日付で普通株式1株につき50株の株式分割を実施、EPSは2019年2月期期首に当該株式分割が実施
されたと仮定して算出しております。


                                                                     24
3.四半期業績推移のサマリー
 四半期推移においても売上高は拡大基調が継続し、第3四半期の先行費用の計上が、第4
 四半期の利益確保に貢献。売上高は予算を上回り、営業利益は予算水準で着地。
                                                                (単位:百万円,%)

                 2020/2期                             2021/2期

                                                                            通期
         1Q      2Q    3Q    4Q     1Q    2Q    3Q     4Q      累計    予算比
                                                                            予算

売上高      1,750 1,723 1,845 1,981 2,179 2,177 2,422 2,751 9,530 102.8 9,270

売上総利益     198    206   289   280    217   260   254     393 1,126    93.6 1,203

販管費       167    169   180   165    173   174   173     186    707   91.9   770

営業利益       30     37   109   114     43    86    80    207     418   96.6   432

経常利益       24     29    99   101     32    78    74    198     383   97.0   395

四半期純利益     16     20    67    66     23    55    55    148     283 114.0    248

EPS(円)    7.16   8.99 29.73 29.07   8.35 18.35 18.43 47.58 94.99       - 83.79

 *1 2019年10月30日付で普通株式1株につき50株の株式分割を実施、EPSは2020年2月期期首に当該株式分割が実施
 されたと仮定して算出しております。
 *2 2020/2期 第1Q及び同 第2Qの各数値は監査法人による四半期レビューを受けておりません。

                                                                                  25
4.売上高の増減要因
               ② ③
           ①                       ①EC・通販物流支援サービスの増加
                     ④
                                    新規お客様の導入、前期の新規お客様の通期寄与、楽天ス
                                   ーパーロジスティクスの取扱数量増加
                                         前期比   +2,288百万円

   前期比
                                   ②ソフトウエア販売・利用サービス
 2,228百万                            の増加
    円増                              クラウドトーマスの新規お客様の獲得が堅調
                         2021/2期         前期比     +94百万円増
                          売上高
                          9,530    ③その他物流サービスの減少
                          百万円
                                    主に前期の物販事業からの撤退による影響
 2020/2期
  売上高                                    前期比    △154百万円
  7,301
  百万円                              ④その他の事業の増加
                                    外国人技能実習生教育サービスの売上が減少するも、
                                    企業主導型保育事業が堅調に推移
                                         前期比      +0百万円


                                                                 26
5.営業利益の増減要因

           ① ② ③
                             ①物流サービス事業の売上総利益
                              の増加
 前期比                          発送運賃比率の上昇に加え、物流センターの増床
  126                        等の先行費用を計上するも、売上高の増加が寄与
 百万円増
                                 前期比   +146百万円

                   2021/2期   ②その他の事業の売上総利益の改善
                    営業利益      就労移行支援サービスの提供開始による初期費用
                     418     を計上するも、企業主導型保育事業が堅調に推移
 2020/2期
  営業利益
                     百万円         前期比     5百万円
   291
   百万円
                             ③販管費の増加(△)
                              主にガバナンス、内部統制強化のための人件費
                             の増加
                                 前期比    △24百万円


                                                       27
6.セグメント別 (1)物流サービス事業
• EC・通販物流支援サービスは、新規及び既存のお客様へのサービス提供が順調に推移し、
同サービスの売上高は前期比34.3%、2,288百万円増。
• ソフトウエア販売・利用サービスは、クラウドトーマスの新規お客様の獲得が順調の推移
し、売上高は前期比46.9%、94百万円増。
                                                       (単位:百万円,%)

                      2020/2期          2021/2期            前期比

                     実績      構成比      実績      構成比      増減額     増減率

 EC・通販物流支援サービス       6,679    92.6    8,968    95.0    2,288    34.3

 受注管理業務代行サービス          100      1.4     92       1.0     △7     △7.2
 ソフトウエア販売・利用サー
                       202      2.8    297       3.1     94     46.9
 ビス
 その他                   233      3.2     85       0.9   △147    △63.3

セグメント売上高             7,215   100.0    9,443   100.0    2,228    30.9

セグメント利益               325       4.5    429       4.5    103     31.7

*楽天スーパーロジスティクスサービスの売上高は、EC・通販物流支援サービスの売上高に含めて記載しております。
                                                                       28
6.セグメント別 (1)その他の事業
• 外国人技能実習生教育サービスは新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、教
  育施設の営業停止があるも、昨年度新設の企業主導型保育事業が順調に立ち上がり、
  その他の事業の売上高は前期比0.2%の微増。
• 障がい者向け就労移行支援事業所の新設し、 2020年12月にサービス提供を開始。
                                              (単位:百万円,%)

                  2020/2期       2021/2期         前期比

                 実績     構成比     実績    構成比     増減額    増減率

 外国人技能実習生
                   37    43.4    19    22.0    △18   △49.2
 教育サービス

 その他教育サービス         48    56.6    67    78.0     18    38.0


セグメント売上高           86   100.0    86   100.0      0     0.2


セグメント利益          △34        -   △11       -     23      -




                                                             29
7.要約貸借対照表
               2020/2期末            2021/2期末                      (単位:百万円,%)
                                                      前期比
              金額         構成比      金額         構成比      増減額
流動資産          3,526        54.9   4,142        55.0     615
    現金・預金      2,450       38.2    2,592       34.4      141      売上高の増加による増加
       売上債権        850     13.2    1,256       16.7      405
        その他        225      3.5        293      3.9         67    冷凍冷蔵倉庫の増床、物
                                                                  流ロボットその他自動化
固定資産          2,893        45.1   3,390        45.0     497       機器等の導入による増加
   有形固定資産      1,996       31.1    2,326       30.9      330
                                                                  物流センターの新設によ
   無形固定資産          191      3.0        259      3.5         68
                                                                  る差入保証金等の増加
  投資その他資産          705     11.0        804     10.7         98

資産合計          6,420       100.0   7,532       100.0    1,112
流動負債          1,659        25.9   1,836        24.4     176
       仕入債務        380      5.9        472      6.3         91
    有利子負債          747     11.6        817     10.9         69
        その他        531      8.3        546      7.3         14

固定負債          4,134        64.4   4,101        54.4     △32
    有利子負債      3,923       61.1    3,867       51.3     △55
        その他        211      3.3        234      3.1         23
                                                                 公募増資及び新株予約権
負債合計          5,794        90.2   5,937        78.8     143
                                                                 の行使等による増加
純資産合計          626          9.8   1,595        21.2     969
負債純資産合計       6,420       100.0   7,532       100.0    1,112
                                                                                30
8.キャッシュ・フローの概要等
【キャッシュ・フローの概要】                                                        (単位:百万円)

                  2020/2期                     2021/2期
                                                                  売上債権増加額 △416
               2Q累計      4Q累計           2Q累計        4Q累計          税引前純利益   392
                                                                  減価償却費    239
営業キャッシュ・フロー        190           398           39        187
                                                                  有形固定資産取得△539
                                                                  無形固定資産取得△130
投資キャッシュ・フロー         25      △401          △292          △650
                                                                  株式発行収入      675
財務キャッシュ・フロー        818           653          295        675

現金・現金同等物期末残高     2,572      2,188         2,231         2,400


【設備投資/減価償却費】                                                          (単位:百万円)

                         2020/2期                            2021/2期

                   2Q累計                4Q累計          2Q累計              4Q累計

設備投資(固定資産)                198                 574               379           779

減価償却費(総額)                   78                173               108           239

* 2020/2期第2Q の各数値は監査法人による四半期レビューを受けておりません。
                                                                                    31
9.設備投資の状況 ①
【設備投資計画・実績】                   (2021年2月28日現在)(単位:百万円)

                                 投資            着手完了       既払金の内訳【完了】
   投資対象             目的                  既払金               inVia  100百万円
                                予定額            予定年月
                                                          Syrius  76百万円

              ピッキング、梱包等の作業効                    2020/03~
物流ロボットの導入
              率化
                                  180    176    2021/02
                                                          既払金の内訳【完了】
                                                          空調設備 43百万円
              既存のお客様の増床、新規の                               敷金    27百万円
関西主管センターの増床                                    2019/08~
(兵庫県尼崎市)
              お客様の導入に対応[2,468     101    101    2021/02   その他   30百万円
              坪]

              既存のお客様の増床、新規の                               既払金の内訳
東京主管センター開設                                     2019/12~   敷金   133百万円
(埼玉県和光市)
              お客様の導入に対応[3,436     184    136    2021/10   その他    2百万円
              坪]
                                                          既払金の内訳【完了】
ソフトウェアの       「クラウド・トーマス」及び                    2020/03~   ソフトウエア
バージョンアップ      「アニー」の機能の追加
                                  106    109    2021/02        109百万円


              既存のお客様の増床、新規の
関西新物流センターの開                                    2021/05~
設(兵庫県尼崎市)
              お客様の導入に対応[5,210     265     -     2022/02
              坪]
                                                          既払金の内訳【完了】
                                                          冷凍冷蔵倉庫
冷凍冷蔵倉庫の増設     冷凍食品等のEC・通販ニー                    2020/06~
(大阪府東大阪市)     ズに対応[増床後310坪]
                                  137    125    2021/02
                                                               125百万円




                                                                          32
9.設備投資の状況 ②
【設備投資計画・実績】                 (2021年2月28日現在)(単位:百万円)

                                 投資           着手完了
   投資対象             目的                 既払金
                                予定額           予定年月

              生産性への効果検証結果に基
物流センターへの物流ロ                                   2021/03〜
ボットの導入
              づく物流ロボット導入の横展      400     -     2022/02
              開。
              倉庫管理システム「クラウド
              トーマス」の機能強化、チェ                   2021/03〜
ソフトウエアの開発
              ックリストシステム「アニ
                                 300     -     2023/02
              ー」の利便性の向上等の推進。
                                                         既払金の内訳
              賃貸借契約により1施設当た                              敷金    63百万円
                                              2021/03〜
物流センターの新設     り約5,000坪相当の物流セン    747     63    2023/02
              ター3施設を設置。




                                                                       33
Ⅴ.2022年2月期
  業績予想



             34
1.2022年2月期 業績予想
• 売上高は前期比12.9%増、各段階利益とも増益の見通し。
                                            (単位:百万円,%)

         2021/2期 実績       2022/2期 予想         前期比

         実績      百分比      予想       百分比     増減額     増減率

売上高      9,530   100.0    10,756   100.0   1,226    12.9

売上総利益    1,126    11.8     1,608    15.0     482    42.9

販管費        707     7.4       937     8.7     229    32.5

営業利益      418      4.4      670      6.2    252     60.4

経常利益      383      4.0      635      5.9    251     65.7

当期純利益     283      3.0      428      4.0    145     51.5

EPS(円)   96.57        -   134.14       -      -       -


                                                           35
2.セグメント別(1)物流サービス事業
• EC・通販物流支援サービスは引続き市場拡大する中、兵庫県尼崎市に2件の物流セン
 ターを新設し、約10,800坪を増床予定。
• 一部のお客様の契約切替えにより運賃売上が予算上の売上高見込額で約800百万円減少
 する見込み(各段階利益への影響額は僅少)である一方で、新規のお客様に対する売上
 高として1,500百万円を見込む。               (単位:百万円,%)

                       2021/2期         2022/2期            前期比


                      実績      構成比      予想     構成比      増減額     増減率


 EC・通販物流支援サービス        8,968    98.1 10,115     98.3    1,146    12.8


 受注管理業務代行サービス           92       1.0    111      1.1     18     19.7

 その他                    85       0.9     66      0.6    △19    △22.8


セグメント売上高              9,146   100.0 10,292    100.0    1,145    12.5

*楽天スーパーロジスティクスサービスの売上高は、EC・通販物流支援サービスの売上高に含めて記載しております。
*ソフトウエア販売・利用サービスは、2022年第1四半期から、報告セグメントを「ITオートメーション事業」として、
 独立して開示するため、物流サービス事業から同サービスを除いて表示しております。
                                                                       36
2.セグメント別(2)ITオートメーション事業
• 倉庫管理システム「クラウドトーマス」に加え、より一層、お客様のニーズ・規模に応
    じた個別カスタマイズが可能な「クラウドトーマスPro」をラインアップすることで、
    お客様層の拡大を図る。
•   クラウドトーマスの業績予想は保守的にカスタマイズ売上を見込まずも、売上高は前期
    比20.8%、42百万円増の見通し。
                                                     (単位:百万円,%)

                       2021/2期        2022/2期           前期比


                      実績      構成比     予想     構成比     増減額    増減率


    クラウドトーマス            202    68.2    244    70.1     42     20.8


    その他                  94    31.8    104    29.9     10     10.6


セグメント売上高               297    100.0   349    100.0     52     17.6

*楽天スーパーロジスティクスサービスの売上高は、EC・通販物流支援サービスの売上高に含めて記載しております。
*ITオートメーション事業における2021/2期実績の数値は、物流サービス事業におけるソフトウエア販売・利用サービス
 の実績数値を用いております。



                                                                     37
2.セグメント別 (3)その他の事業
• 外国人技能実習生教育サービスで、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、ミャンマー
 の政情不安の影響が予想される一方で、昨年度新設の発達障がい者向け就労移行支援サ
 ービスが売上に貢献する見込みで、その他の事業の売上高は前期比33.1%、28百万円
 増の見通し。
                                               (単位:百万円,%)

                 2021/2期       2022/2期           前期比


                 実績    構成比     予想     構成比      増減額    増減率


 外国人技能実習生
                  19    22.0     10      9.4     △8   △43.3
 教育サービス


 その他教育サービス        67    78.0    104    90.6      36    54.7


セグメント売上高          86   100.0   115    100.0      28    33.1




                                                              38
Ⅵ.中期経営計画
  -2024-



           39
1.中期経営計画の概要
• EC市場の市場規模の増加率を上回る成長により、2024年2月期は売上高153億円、営
  業利益10億円を実現する。                                                   (単位:百万円,%)

             2022/2期                   2023/2期                 2024/2期
                          前期比                     前期比                      前期比
        計画       百分比              計画      百分比             計画      百分比
                          増減率                     増減率                      増減率
売上高     10,756   100.0     12.9 13,105    100.0    21.8 15,370     100.0    17.3

売上総利益    1,608    15.0     42.9   1,833    14.0    14.0   2,280     14.8    24.4

販管費        937      8.7    32.5   1,036     7.9    10.5   1,184      7.7    14.3

営業利益      670       6.2    60.4    796      6.1    18.8   1,095      7.1    37.6

経常利益      635       5.9    65.7    750      5.7    18.1   1,050      6.8    40.0

当期純利益     428       4.0    51.5    506      3.9    18.1    708       4.6    40.0


ROE       15.0%以上            -    15.0%以上            -     15.0%以上            -


                                                                                   40
2.セグメント別中期計画
• 物流サービス事業は、物流センターの拡充、物流ロボット等の自動化機器への設備投資
 により、EC市場の市場規模の増加率を上回る成長を図る。
• ITオートメーション事業は、クラウドトーマスを中心にソフトウエア投資を推進し、販
 売活動におけるアライアンスの推進等により、ITベンダーとしての地位を確立する。
                                                                  (単位:百万円,%)

                  2022/2期                 2023/2期                 2024/2期

                             前期比                     前期比                     前期比
             計画      百分比             計画      百分比             計画      百分比
                             増減率                     増減率                     増減率

物流サービス事業    10,292    95.7    12.5 12,178     92.9    18.3 14,215     92.5    16.7

ITオートメーショ
               349     3.2    17.6    800      6.1   129.1   1,000     6.5    25.0
ン事業

その他の事業         115     1.1    33.1    126      1.0    10.1    155      1.0    22.5

売上高         10,756   100.0    12.9 13,105    100.0    21.8 15,370    100.0    17.3

売上総利益        1,608    15.0    42.9   1,833    14.0    14.0   2,280    14.8    24.4



                                                                                     41
2.セグメント別売上高計画推移
• 2024年2月期には、物流サービス事業の売上高142億円、ITオートメーション事業の
売上高10億円を実現する。
(単位:百万円)
   16,000
                                                                        155
  15,000
                                                                1,000
  14,000

  13,000                                                126
                                               800
  12,000

  11,000                                                       14,215
                                      115
  10,000                              349    12,178
                      86
   9,000              297    10,292
              9,146
   8,000
            2021/2期実績       2022/2期計画       2023/2期計画         2024/2期計画

                 物流サービス事業       ITオートメーション事業     その他の事業




                                                                              42
3.市場環境
引き続きEC市場は高い成長を予想
 市場規模                                                                                                      EC化率
 (億円)                                                                                                      (%)
 250,000                                                                                                    8.00%

                                                                                                  6.76%
                                                                                                            7.00%
                                                                                        6.22%
 200,000
                                                                              5.79%
                                                                    5.43%                                   6.00%
                                                                                                  193,609
                                                          4.75%                         179,845
                                                                                                            5.00%
 150,000                                        4.37%                         165,054
                                      3.85%                         151,358
                                                          137,746                                           4.00%
                             3.40%
                    3.17%                       127,970
 100,000   2.84%
                                      111,660                                                               3.00%
                             95,130
                    84,590
           77,880                                                                                           2.00%
  50,000

                                                                                                            1.00%


      0                                                                                                     0.00%
           2010年    2011年    2012年     2013年     2014年     2015年     2016年     2017年     2018年     2019年

                                         EC市場規模(億円)            EC化率(%)


 (出典)経済産業省 令和元年度「内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業」

                                                                                                                    43
3.市場環境
当社の顧客構成比で高い比率を占める物販系分野の市場規模はなお成長中

 BtoC-ECの市場規模および各分野の構成比率                          物販系分野の商品毎BtoC-ECの市場規模
                 2018年        2019年       伸び率                                 2018年                  2019年

                                                              分類         市場規模         EC化率     市場規模          EC化率
              9兆2,992億円     10兆515億円                                     (億円)         (%)      (億円)          (%)
A. 物販系分野                                  8.09%
             (EC化率 6.22%) (EC化率 6.76%)                                                         ※下段:昨年比


                                                                          16,919                18,233
                                                  1 食品、飲料、酒類                           2.64%                 2.89%
                                                                         (8.60%)               (7.77%)
B. サービス系分野     6兆6,471億円    7兆1,672億円     7.82%
                                                                          16,467                18,239
                                                  2 生活家電、AV機器、PC・周辺機器等                32.28%                 32.75%
C. デジタル系分野      2兆382億円     2兆1,422億円     5.11%                          (7.40%)               (10.76%)

                                                                          12,070                13,015
    総計         17兆9,845億円   19兆3,609億円    7.65%   3 書籍、映像・音楽ソフト
                                                                         (8.39%)
                                                                                      30.80%
                                                                                               (7.83%)
                                                                                                             34.18%


                                                                          6,136                 6,611
                                                  4 化粧品、医薬品                            5.80%                 6.00%
       11.0%                                                             (8.21%)               (7.75%)

                                                                          16,083                17,428
                                                  5 生活雑貨、家具、インテリア                     22.51%                 23.32%
                                                                         (8.55%)               (8.36%)
                                      54.0%                               17,728                19,100
                                                  6 衣類・服装雑貨等                          12.96%                 13.87%
                                                                         (7.74%)               (7.74%)
                 市場規模                                                     2,348                 2,396
    37.0%      19兆3,609億円
                                                  7 自動車、自動二輪車、パーツ等
                                                                         (7.16%)
                                                                                       2.76%
                                                                                               (2.04%)
                                                                                                             2.88%


                                                                          2,203                 2,264
                                                  8 事務用品、文房具                          40.79%                 41.75%
                                                                         (7.57%)               (2.76%)

                                                                          3,038                 3,228
                                                  9 その他                                0.85%                 0.92%
                                                                         (9.31%)               (6.26%)

                                                                          92,992               100,515
                                                              合計                       6.22%                 6.76%
                                                                         (8.12%)               (8.09%)

    A. 物販系分野     B. サービス系分野     C. デジタル系分野


   (出典)経済産業省 令和元年度「内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業」


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4.成長戦略


1   大型冷凍冷蔵倉庫の新設
• 市場拡大が期待される冷凍冷蔵食品のEコマース向け物流サービスの強化



2   ITベンダーとしての躍進
• 倉庫管理システム「クラウドトーマス」のバージョンアップによる
  機能強化、販売活動のアライアンスの推進


3   ラストワンマイルのサービス構築
• ラストワンマイルの課題を解決するサービスの構築を推進

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5.成長戦略を支える内部戦略

1   WEB活用によるお客様獲得の強化
• SEO対策、広告戦略、リモート商談による効果的なお客様獲得の追求


2   物流自動化機器・システム導入による効率化
• 物流自動化機器・システムの導入による生産性向上
• 新WMS(クラウドトーマス)との連携機能強化
• 成功事例の積み上げ

3   人材の確保と育成
• 外国人雇用(外国人技能実習生を含む。)の強化
• 経営計画書、環境整備活動を軸とした人材育成
• 物流ロボットの導入による作業負担軽減

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6.成長イメージ
 AI・自動化・ロボットをキーワードに、物流現場のロボティクス時代にむけてそのノウハウを蓄積し、
 「物流テクノロジー」を進化させることで、EC・通販物流支援サービス、楽天スーパーロジスティクス
 サービス、ITオートメーション事業を伸ばしながら、新サービスの拡充で飛躍的成長を目指す。

売上高

                                        冷凍・冷蔵物流倉庫の拡充による食
      物流サービスでの入出庫・在庫管理から                品EC向け物流サービスの強化
      クラウドトーマスのサービス化
                                            クラウドトーマスのバージョンアップによる
                                            ITベンダーとしての躍進
       業務手順のチェックリスト運用から
       アニーをサービス化                              ラストワンマイル関連の新サービス
                                              物流ロボットの導入から新サービス

           外国人技能実習生の受入れから
           外国人技能実習生教育サービスの開始




                                  現在                                   時間
        EC・通販物流支援サービス   楽天スーパーロジスティクスサービス    ソフトウエア販売・利用サービス   新サービス

                                                                            47
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