9326 M-関通 2021-04-14 16:00:00
中期経営計画(2022年2月期から2024年2月期)の策定に関するお知らせ [pdf]
2021 年4月 14 日
各 位
会社名 株式会社関通
代表者名 代表取締役社長 達城 久裕
(コード番号 :9326 東証マザーズ)
問合せ先 常務取締役 片山 忠司
電話番号 06-4308-8901
中期経営計画(2022 年2月期から 2024 年2月期)の策定に関するお知らせ
当社は、2024 年2月期を最終年度とする3か年の中期経営計画を策定いたしましたので、下記の
とおりお知らせ申し上げます。
記
1.策定の背景と目的
当社は、一層の市場拡大が期待される E コマースに係る物流サービスのニーズに対応するため、
物流センターを拡張するとともに、センター運営の中核となる人材の育成、並びに物流ロボットを
はじめとする自動化機器・システム導入による EC・通販物流支援サービスのお客様満足度の向上を
推進し、また倉庫管理システム「クラウドトーマス」を中心とした IT オートメーション事業の強化
等による一層の事業成長を果たすことを目的に、2024 年2月期を最終年度とする3か年の中期経営
計画を策定しました。
本件中期経営計画の達成のため、当社は次のとおり成長戦略を掲げ、それぞれ取組んでまいりま
す。
【成長戦略】
(1) 大型冷凍冷蔵倉庫の新設
市場拡大が期待される冷凍冷蔵食品の E コマース向け物流サービスを強化します。
(2) IT ベンダーとしての躍進
倉庫管理システム「クラウドトーマス」のバージョンアップによる機能強化、販売活動における
アライアンスの推進等により、当社事業の新たな柱として、一層の事業成長を推進します。
なお、従来の「ソフトウエア販売・利用サービス」は、2022 年2月期第1四半期から「IT オート
メーション事業」として報告セグメントを「物流サービス事業」から独立させ、成長戦略の遂行を
徹底します。
(3) ラストワンマイルサービスの構築
物流分野におけるラストワンマイルの課題を解決する新しいサービス構築を推進します。
【成長戦略を支える内部戦略】
(1) WEB 活用によるお客様獲得の強化
SEO 対策、広告戦略、リモート商談による効果的なお客様獲得を追求します。
(2) 物流自動化機器・システム導入による効率化
物流ロボットをはじめとする物流自動化機器・システム導入による生産性の向上、倉庫管理シス
テム「クラウドトーマス」との連携機能強化による効率化を推進します。また、成功事例を積上げ
ることで、新しいサービスの創出につなげます。
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(3) 人材の確保と育成
経営計画書、環境整備活動を軸とし、当社独自の教育カリキュラムを有する関通大学の充実によ
り、優秀な人材の確保と育成を推進します。
2.中期経営計画(2022 年2月期から 2024 年2月期)の経営目標
E コマース市場の市場規模の増加率を上回る成長により、2024 年2月期は売上高 153 億円、営業
利益 10 億円を実現する計画です。詳細は次のとおりです。
(1)全社計画
(単位:百万円,%)
2022 年2月期 2023 年2月期 2024 年2月期
前期比 前期比 前期比
計画 百分比 計画 百分比 計画 百分比
増減率 増減率 増減率
売上高 10,756 100.0 12.9 13,105 100.0 21.8 15,370 100.0 17.3
営業利益 670 6.2 60.4 796 6.1 18.8 1,095 7.1 37.6
経常利益 635 5.9 65.7 750 5.7 18.1 1,050 6.8 40.0
当期純利益 428 4.0 51.5 506 3.9 18.1 708 4.6 40.0
ROE 15.0%以上 - 15.0%以上 - 15.0%以上 -
(2)セグメント別売上高計画
(単位:百万円,%)
2022 年2月期 2023 年2月期 2024 年2月期
前期比 前期比 前期比
計画 百分比 計画 百分比 計画 百分比
増減率 増減率 増減率
物流サービス
10,292 95.7 12.5 12,178 92.9 18.3 14,215 92.5 16.7
事業
IT オートメー
349 3.2 17.6 800 6.1 129.1 1,000 6.5 25.0
ション事業
その他の事業 115 1.1 33.1 126 1.0 10.1 155 1.0 22.5
売上高合計 10,756 100.0 12.9 13,105 100.0 21.8 15,370 100.0 17.3
(注)2022 年2月期第1四半期から、従来は報告セグメントを「物流サービス事業」を構成するサービスとし
ておりました「ソフトウエア販売・利用サービス」について、
「IT オートメーション事業」として独立
した報告セグメンとして開示することとしました。
「IT オートメーション事業」における 2022 年2月期
の比較数値となる 2021 年2月期実績は、2021 年2月期の「ソフトウエア販売・利用サービス」の数値
を用いて算出し、
「物流サービス事業」からは同サービスの数値を除いて算出しております。
【中期経営計画に関するご留意事項】
本資料に記載されている中期経営計画等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があり、中期経営
計画の見直しが必要となる可能性があります。
以上
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