9311 アサガミ 2021-11-26 16:45:00
新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書 [pdf]

                                                           2021 年 11 月 26 日
 各     位


                               会 社 名     ア サ ガ ミ 株 式 会 社
                           代表者名          代表取締役社長                木村健一
                           (コード番号 9311           東証第2部)
                        問合せ先        取締役常務執行役員総務部長 石橋義久
                           (TEL.       03 - 6880 - 2200)


             新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書

 当社は、2022 年4月に予定される株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しに関して、本日スタ
ンダード市場を選択する申請書を提出いたしました。当社は、移行基準日時点(2021 年6月 30 日)に
おいて、当該市場の上場維持基準を充たしていないことから、下記のとおり、新市場区分の上場維持
基準の適合に向けた計画書を作成しましたので、お知らせいたします。


                                記


1. 当社の上場維持基準の適合状況および計画期間
      当社の移行基準日時点におけるスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、以下のとお
     りとなっており、流通株式比率については基準を充たしておりません。2026 年3月期までに当
     社は、上場維持基準を充たすために後述の取組を進めてまいります。

                                                 流通株式
                   株主数           流通株式数                           流通株式比率
                                                 時価総額
                   (人)            (単位)                            (%)
                                                 (億円)
     当社の状況
                         636             3,340         12.6            23.5
     (移行基準日時点)
     上場維持基準
                         400             2,000             10            25
     (スタンダード市場)

     計画書に記載の項目      -                -             -               ○

     ※当社の適合状況は、株式会社東京証券取引所が基準日時点で把握している当社の株券等の分布
      状況等をもとに算出を行ったものです。


2. 上場維持基準の適合に向けた取組の基本方針、課題および取組内容
      当社の株式は、取引事情や政策的な観点から、法人の大株主様の保有比率が高くなっておりま
     す。上場維持基準に適合するため、大株主様と対話を行い、保有目的等を勘案しながら当社株式
     を売却していただける場合は、当社株価への影響を考慮しながら、市場に流通する株式数を増加
     させることを検討してまいります。
      上記の売却される当社株式を投資家に購入していただけるような魅力あるものにするため、以
     下の施策を実施してまいります。
(1) 顧客と長期で取引きできるように努めていく。
   当社は、長期に亘って取引きしていただいている多くの顧客がおります。日々新規営業も
  行っておりますが、継続的に既存の顧客の要望を伺い、当社経営理念にある最高のサービス
  を絶えず追求していくことで、安定的に利益を出してまいります。
(2) 財務状況の改善を行っていく。
   当社はこれまでも負債の返済を通して年々財務状況を改善させておりますが、当該取組を
  継続し、株主価値を高めてまいります。
(3) 業務の効率化を進める。
   情報技術の進歩は早く、最新の情報を常に収集するとともに、人口の減少に伴う労働力不
  足への対応や業績向上、知見の蓄積が行えるよう、情報技術の利用により業務の効率化を図
  り、利益の最大化を図ってまいります。
(4) 安定的な株主還元を行う。
   当社は、事業基盤の強化および財務体質の強化を踏まえ、安定的かつ継続的な配当を行う
  ことを株主還元の基本方針としております。これからも継続的に利益を確保し、株主様への
  安定的な還元を実施してまいります。




                                       以   上