9308 乾汽船 2020-02-13 15:00:00
2020年3月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                         2020 年 2 月 13 日
各    位
                                      会 社 名    乾汽船株式会社
                                      代表者名     代表取締役社長          乾   康之
                                           (コード番号:9308 東証第一部)
                                      問合せ先     コーポレートマネジメント部長
                                                                加藤 貴子
                                                     (TEL. 03-5548-8613)
             2020 年 3 月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、最近の業績動向等を踏まえ、2019 年 12 月 13 日に公表した 2020 年 3 月期(2019 年 4 月 1
日~2020 年 3 月 31 日)の通期連結業績予想を下記のとおり修正することとしましたので、お知らせ
いたします。
                                記
1.2020 年 3 月期通期連結業績予想値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
                                                  親会社株主
                                                                1 株当たり
                   売上高    営業利益         経常利益       に帰属する
                                                                当期純利益
                                                  当期純利益
                       百万円          百万円       百万円       百万円         円 銭
前 回 発 表 予 想 (A)
                       22,407       △522      △709        522       20.95

今 回 発 表 予 想 (B)        22,054       △875   △1,116         127        5.10

増    減   額 (B- A)       △353        △353      △407      △395           -

増    減   率   ( % )      △1.6          -         -      △75.7           -
(ご 参 考 )前 期 実 績
                       23,008        396      △51         639       25.72
(2019 年 3 月 期 )



2.修正理由
    当社の外航海運事業の業績予想における市況想定は、恣意性を取り除く意味から海運先物市場に連
動させております。
    第 3 四半期連結累計期間の外航海運事業におけるスモールハンディ船の市況は、上昇する局面もあ
りましたが、事業環境に大きな影響を与える燃料油環境規制が 2020 年初より一斉に始まることに備
え、海運業界では、操船や市況に混乱来す場面があり、当社もその影響を受けました。これに海運先
物市場に連動させた市況前提を加味した結果、第3四半期連結会計期間の実績における売上と費用を
両建てする自営航海の比率が想定より高かったことにより、売上高は上記市況下落影響と自営比率上
昇影響が相殺となりました。一方で、今後も特に中国向け貨物の航海は、新型コロナウイルスの影響
を受けることが避けられないと思慮し、海運先物連動を基本とする当社市況見込みに、特別に市況悪
化懸念を含めた収入機会の逸失を見込みました。
    その結果、通期連結売上高は前回の業績予想を 353 百万円下回る 22,054 百万円(うち外航海運事
業の売上高は、前回予想 13,243 百万円であったところ、今回 12,995 百万円へ修正)となる見通しで
す。
    費用においては、上記の自営航海比率の上昇の影響で増加したことと、 4 四半期に想定していた
                                    第
入渠が売船による取り止めと新型コロナウイルス対策の緊急避難の影響により当該年度に発生しな
いこととなり大幅な費用の減少となったことが相殺し、概ね前回想定通りの業績予想となりました。
 上記の結果、通期連結営業利益は、前回の業績予想を 395 百万円下回る 127 百万円(うち外航海運
事業の営業損益は、前回予想 2,169 百万円の損失であったところ、今回 2,528 百万円の損失へ修正)
を予想しております。
 なお、倉庫・運送事業、不動産事業は概ね前回想定通りに進捗する見通しです。


※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
  上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際
の業績は、今後、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
                                                  以上