9308 乾汽船 2021-05-14 15:01:00
当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [pdf]

                                                  2021年5月14日
各 位
                              会 社 名 乾汽船株式会社
                              代表者名 代表取締役社長      乾 康之
                                     (コード番号:9308 東証第一部)
                              問合せ先 執 役 コ ポ ー マ ジ ン 担
                                     行 員 ー レ ト ネ メ ト 当
                                               加藤 貴子
                                          (TEL. 03-5548-8613)


             当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について


 当社は、東京証券取引所が定める「コーポレートガバナンス・コード」に基づき、取締役会の実効性
に関する分析・評価を実施いたしましたので、その結果の概要を下記のとおりお知らせいたします。


                          記


1. 評価の方法
      全ての取締役及び監査役に対し、取締役会の実効性に関する評価の趣旨等を説明の上、質問票を
  配布し、全員から回答を得ました。そのうえで、第三者専門機関による当該回答の集計・分析を踏
  まえ、取締役会における討議を通じ、当社取締役会の実効性に関する分析・評価を実施いたしまし
  た。


      なお、評価を実施した大項目は以下の通りです。
       ① 取締役会の役割・機能
       ② 取締役会の構成・規模
       ③ 取締役会の運営
       ④ 監査機関との連携
       ⑤ 経営陣とのコミュニケーション
       ⑥ 株主・投資家との関係


2.評価結果の概要
      当社取締役会は、評価を実施した上記の各項目において概ね適切に機能しており、取締役会の実
  効性は十分に確保されているものと考えております。
      「①取締役会の役割・機能」としては、中長期的な経営戦略・経営計画等に関して詳細かつ建設
  的な議論が行われており、その内容は質・量ともに充実していると評価されました。独立社外取締
  役による監督機能を高めるために、2018 年度より開催している独立社外取締役のみを構成員とする
  会合に加え、2020 年度より独立社外取締役および独立社外監査役が社内取締役を交えない形式で業
  務執行者と意見交換を行う機会を新設したことも影響しているものと分析しております。なお、
  2019 年度評価結果において課題として挙げた事業ポートフォリオの在り方については、前中期経営
  計画の振返りや株主・投資家との対話内容等をふまえ、その議論の充実に努めております。2020 年
  8月に公表した現中期経営計画「Beyond120」の実現・達成に向け、その進捗を適切にモニタリン
  グしてまいります。


                          1
   「②取締役会の構成・規模」としては、2019 年度評価結果に引き続き「当社の経営方針・事業特
  性等と照らし必要なスキル・経験等を有する役員で構成され、そのバランスも十分である」と評価
  されました。これらを踏まえ、取締役会においてはオープンで活発な議論が展開されていると分析
  しております。
   「⑥株主・投資家との関係」としては、当社代表取締役社長及び独立社外取締役による主要な機
  関投資家との中長期的な経営戦略やコーポレートガバナンスに関する対話を行い、それら内容につ
  き、上述の通り、取締役会に適切に共有されていると評価されました。その上で、当社経営方針・
  事業内容等への理解をより促すための情報開示を充実させていくことの重要性を改めて認識しまし
  た。株主・投資家との建設的な対話は、当社の中長期的な企業価値向上に資するとの共通理解を得
  ており、今後もその取り組みを推進して参ります。


   一方で、代表取締役等の後継者計画については指名・報酬委員会を含め継続的に議論を進めてお
  りますが、今後も充実すべき審議事項として認識いたしました。


3.今後の対応
  当社取締役会は、本評価結果を踏まえ、取締役会全体の実効性を更に高めていくための継続的な
 取組みを行ってまいります。


                                             以 上




                        2