2021 年 5 月 11 日
各 位
会 社 名 澁 澤 倉 庫 株 式 会 社
代表者名 取締役社長 大 隅 毅
(コード番号 9304 東証第一部)
問合せ先 執行役員総合企画部長
浅 原 邦 康
(℡ 03-5646-7263)
長期ビジョン「Shibusawa 2030 ビジョン」および
新中期経営計画「澁澤倉庫グループ中期経営計画 2023」策定のお知らせ
当社グループは、新型コロナウィルスの感染拡大により、2020 年 5 月に予定していた次期中期経営
計画の発表を見送っていましたが、この度、2030 年を見据えた長期ビジョン「Shibusawa 2030 ビジ
、2021 年度から 2023 年度までの中期経営計画「澁澤倉庫グループ中期経営計画 2023」を策定し
ョン」
ましたので、その概要をお知らせいたします。
1. 長期ビジョン「Shibusawa 2030 ビジョン」
(1) 2030 年に澁澤倉庫グループが目指す姿:
『お客様の事業活動に新たな価値を生み出す Value Partner』
当社グループは、物流事業と不動産事業を通じて、持続可能で豊かな社会の実現を目指し
てまいりましたが、2030 年を最終年度とする長期ビジョンでは、物流領域にとらわれない、
新たなサービス領域の創造により、サプライチェーン全体のイノベーションに取組み、お客
さまの事業活動全般に新たな価値を創造してまいります。
(2) 基本方針
① 事業の競争力を強化し、サービス領域を拡大する。
② 創業者の精神、コーポレートスローガン「永続する使命。」を体現する企業を目指す。
(3) 重点施策
① 強みを深化させたカテゴリーNO.1 の物流サービスを確立する。
② 物流の枠を超えたアウトソーシングサービスを事業の柱に育てる。
③ スマートで強靭な不動産ポートフォリオを確立する。
④ ステークホルダーとの共存共栄の関係を進化させる。
⑤ 多様な人材が働き甲斐を感じる労働環境、企業風土を確立する。
⑥ 実効性のあるコーポレートガバナンスの確立に取組む。
(4) 2030 年度数値目標 (億円)
営業収益 1,000
営業利益 60
経常利益 62
1
2. 澁澤倉庫グループ中期経営計画 2023
(1) 基本方針
2021 年度から 2023 年度を「Shibusawa 2030 ビジョン」の実現に向けた成長の第 1 ステー
ジと位置づけ、次の基本方針に則った施策を実行します。
① 強みの明確化と競争力強化
物流事業の成長戦略を着実に実行することで、自社の強みを明確にし、競争力のある物流
サービスを提供する。
② 採算性の向上
事業環境の変化に合わせコストの削減と適正料金の収受など受注条件の見直しを行い、業
務の採算性を向上させる。
③ 業域の拡大、アウトソーシングサービスの布石を打つ
既存の物流サービスの領域にとらわれることなく、将来新たなサービスを創造するための
布石を打つ。
④ 不動産事業ポートフォリオの充実
戦略的パートナーシップと物流事業併営メリット追求により、不動産事業ポートフォリオ
を充実させる。
⑤ ESG への取組の進化
持続的な企業価値向上のため、ESG への取り組みを進化させる。
(2) 業績目標 (百万円)
2020 年度実績 2023 年度目標 増減
営業収益 65,328 73,000 +7,672(+11.7%)
営業利益 3,627 4,500 +873(+24.0%)
経常利益 3,929 4,700 +771(+19.6%)
営業利益率 5.6% 6.2% +0.6 ポイント
(3) 株主還元
直近の年間配当 52 円を下限として安定的な増配を継続します。
(4) 投資計画
安定的な財務基盤を維持しつつ、期間中に 150 億円から 200 億円の投資を予定します。
うち、成長投資としては 100 億円から 150 億円を予定します。
(5) コーポレートガバナンス
実効性のあるコーポレートガバナンスの確立に取組みます。
添付資料:Shibusawa 2030 ビジョン、澁澤倉庫グループ中期経営計画 2023
以 上
2
Shibusawa 2030 ビジョン
01 Value
共有する価値観
渋沢史料館所蔵
創業者 渋沢栄一の精神
正しい 道 理で 追 求した利 益 だけが 永 続し、
社 会を豊か にできる
S u s t a i n ab i l i t y = 持 続 的 成 長
道徳と経済の両立という創業者渋沢栄一の意志を受け継ぎ、
私たち澁澤倉庫は、正しい道理で利益を追求し続け、社会の持続的成長に貢献することを目指します。
お客さま、社員、そして関わるすべての方の未来が豊かであり続けるために、
これからも成長し続けていきます。
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02 Mission
果すべき社会的使命
澁 澤 倉 庫グループ ミッション
物 流を越えた、 新たな価 値 創 造により、
持 続 可 能で 豊 かな社 会 の 実 現を支えること
SDGsに示された社会課題に対しても、
私たちは事業活動を通じてその解決を図り、
持続可能な社会の実現に向けた積極的な取組みを続けていきます。
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03 Vision
目標とする明日の姿
Shibusaw a 2030 ビジョン
お 客さまの 事 業 活 動に
新たな価 値を生 み出 す Value Partner
強みを深化させた
カテゴリーNo.1の 物流の枠を超えた スマートで強靭な
物流サービス アウトソーシングサービス 不動産ポートフォリオ
事業の競争力強化とサービス領域の拡大
持続的な企業価値向上のためのESG経営の確立
多様な人材が 実効性のある
ステークホルダー 働き甲斐を感じる
との共存共栄 コーポレートガバナンス
労働環境・企業風土 の確立
「 創 業 者 の精 神 」 コーポレートスローガン 永 続する使 命 。 を体現している企 業
、 「 」
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Vision for the future
S h i b u s a w a 2 0 3 0 ビジョン
~ 2 0 3 0 年に澁 澤 倉 庫 グ ル ー プ が 目指 す 姿
お 客 さ まの事 業 活 動に新たな価 値を生 み出 す Value Partner
フィールドは
お 客さまの 全 事 業 活 動
効率追求から価値創造へ
業域拡大 業域拡大
既存の物流事業をさらに深化・追求し、
製造分野 販売分野 専門カテゴリーNo.1を確立・継続。
物流領域にとらわれない、
新たなサービス領域の創造。
サプライチェーン全体のイノベーションに取組み、
N o . 1 を 確 立・継 続
お客さまの事業活動全般に新たな価値を創造します。
物流分野
深化・追求
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Vision for the future
S h i b u s a w a 2 0 3 0 ビジョン
~ 2 0 3 0 年に澁 澤 倉 庫 グ ル ー プ が 目指 す 姿
物流事業の競争力強化とサービス領域拡大
物 流 サービス 業域の拡大
専 倉庫/陸運/港運/国際
門
性 貿易代行
の EC対応 在庫配置計画
流通加工
深 特定品目の競争力 構内作業
包材設計/販売 データ加工分析
化 (飲料、 用雑貨)
日 受発注代行 決済代行
・ 海外現地物流
追 エリア・ルートの 集 中
求 (東名阪、 葉地区)
千
先 進 的オペレーション
(多品種輸入雑貨)
強みを明確にした 物 流 の 枠を超えるサービス展 開
オリジナリティの発揮
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Vision for the future
Management plan
S h i b u s a w a 2 0 3 0 ビジョン
~ 2 0 3 0 年に澁 澤 倉 庫 グ ル ー プ が 目指 す 姿
長期 Vision
目標年度
次期中期経営計画
中期経営計画2023 特 定カテゴリーでの Value Partner
優 位性の発揮
強みの明確化 としての地位確立
業域拡大 アウトソーシング
サービス拡 大
Step Up 2019 採算性追求
実績 実績 目標 目標
年度 2016 2019 2023 2030
営業収益 5 8 0 億円 6 6 8 億円 7 3 0 億円 1 , 0 00億円
営業利益 34億円 39億円 45億円 60億円
経常利益 34億円 41億円 47億円 62億円
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04 Slogan
コーポレートスローガン
コーポレートスローガン
「永続する使命。」 01 正しい道理で追求した利益だけが
永続し、社会を豊かにできる
共有する
価値観 Sustainability = 持続的成長
01
Value 02 物 流を越えた、 新たな価 値 創 造 により、
持続可能で豊かな社会の
創業者
渋沢栄一の精神
果すべき
実現を支えること
社会的使命 「ミッション実現のためのグループ行動指針」
02
Mission Challenge・Create・Cooperate
澁澤倉庫グループ ミッション 挑戦・創造・共創
03
Vision
Shibusawa 2030 ビジョン
03 お客さまの事業活動に
新たな価値を生み出す
Value Partner
目標とする
Value Partner
明日の姿
効率追求から価値創造へ
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創 業者 渋沢 栄一の精 神を受け継ぐ、
私たちは 、
正しい道 理で 追求した利益だけが永 続し 、
社会を豊かにできると考えます。
物 流を越えた、新たな価値 創 造により 、
永 続する
持 続 可能で 豊かな社会の
実 現を支えるために 。
使 命。
・Challenge 挑戦
・Create 創造
・ C o o p e r a t e 共 創 で、
進 化を続けるバリューパートナー、
それが私たち 澁 澤 倉庫で す 。
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
期 間:2 0 2 1 年 度 ~ 2 0 2 3 年 度
・物流事業の成長戦略を着実に実行することで、自社の強みを明確にし、競争力のある物流サービスを提供する。
・事業環境の変化に合わせコストの削減と適正料金の収受など受注条件の見直しを行い、既存業務の採算性を向上させる。
・既存の物流サービスの領域にとらわれず、将来の新たなサービスを創造するための布石を打つ。
・戦略的パートナーシップと物流事業併営メリット追求により、不動産事業ポートフォリオを充実させる。
・持続的な企業価値向上のため、ESGへの取組みを進化させる。
成長戦略/採算性向上 長期Vision達成のための取組み
業域の拡大
専門性の追求 持続的な企業価値
受注条件の見直し アウトソーシング
経営計画 デジタル化/機械化 向上のためのESG
サービスの布石
2023 への取組み
収益/利益拡大・競争力向上 サービス開始
2024年 アウトソーシング
更なる競争力の強化 サービスの拡大
以降
Shibusawa 2030 Visionの達成
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
2020年度 2023年度 2020年度
増減 直近の年間配当52円を
実績 目標 株主還元 下限として安定的な増配を継続
営業収益 + 7,672
65,328 73,000 (+11.7%)
安定的な財務基盤を維持しつつ、
営業利益 3,627 4,500 + 873 投資計画
期間中に150億円〜200億円の
(+24.0%) 投資を予定
( 成 長 投 資と し て 100億 円 か ら 150億 円)
+ 771
経常利益 3,929 4,700 (+19.6%)
コーポレート 実効性のあるコーポレートガバナン
スの確立
営業利益率 5.6% 6.2% (+0.6pt) ガバナンス
(百万円)
当社の戦略に合致するM&Aは積極的に推進
(経営成績目標にはM&Aによる効果は含んでいません)
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
1株 当 たり年 間 配 当 額 の推 移
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0
年度 2021
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 (予想)
年間配当金 30.0 32.5 35.0 35.0 37.5 40.0 40.0 45.0 46.0 50.0 52.0 60.0
(円/株)
※ 当 社は、 0 1 7 年 1 0月1日を効 力 発 生 日として、 通 株 式 5 株を1 株に併 合しております。
2 普
グラフおよび 表にお いては、 0 1 7 年 度 以 前 の配 当 金 につ いても当 該 株 式 併 合 の影 響を考 慮した金 額としております。
2
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
物 流 事 業の 成 長 戦 略
具体的な施策
専門性の追求 専門性の追求
強みの明確化 ・ 多 品 種 少量 貨 物の 効 率的 運 営 モデ ル
・ 戦 略 的優 位 性の あ るエリ ア で の 拠 点 拡充
競争力強化 に よ るド ミ ナン ト 効果
・ 消 費 財物 流 にお け る専門 性 の 発揮
収益機会の多様化
デジタル化 デジタル化・機械化
機械化 ・ マ ン パワ ー とオ ー トメー シ ョ ンを 融 合し た 、
波 動 を吸 収 でき る 効率的 運 営 モデ ル
・ 車 両 、配 車 デー タ のデジ タ ル 化に よ る運 行
効 率 の向 上
・ AI/RP Aの 導 入 に よ る 業 務効 率 化
収益・利益の拡大
業域の拡大 業域の拡大
・ 海 外 現地 物 流の 拡 大
・ 貿 易 事務 、 受注 代 行など の
ア ウ トソ ー シン グ サービ ス の 拡大
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
物流事業の成長戦略
専門性の追求 ~ 多 品 種 少 量 貨 物 の効 率 的 運 営モデル
データの活用・分析 保管形態バリエーション 作業形態バリエーション
・アイテム/ロット当たり在庫量
・固定パレットラック ・シングルピッキング
・在庫波動、最大/最小在庫量
・移動パレットラック ・トータルピッキング
・アイテム当たり入出荷数量
・プッシュバックラック ・ピッキングカート
・季節/曜日等による出荷波動
・ピッキングラック ・ソーター/仕分け機
・在庫回転率
・台車保管 ・AGV(無人搬送機)
・消費財物流における専門性の発揮
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
物流センター(DC)設計能力
貨物特性、数量、荷動きに応じた
・最適な保管形態、作業形態の組み合わせ
・作業効率を低減させない保管レイアウト
・作業効率を高める貨物配置と作業導線
・
・
・
保管効率と作業効率を最大限高めたDCオペレーション
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
物流事業の成長戦略
機 械 化 ~ 波 動に耐えうるマンパワーとオートメーションの 融 合
フルオートメーション セミオートメーション マニュアル作業
(無人搬送機)による仕分け
AGV (ゲートアソートシステム)による仕分け
GAS
マニュアル作業とオートメーションを並列で処理できる仕組みを構築
⇒機械のキャパシティに制限されない柔軟な波動対応力
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
物流事業の成長戦略
業域の拡大 ~海外現地物流の拡大
澁澤(香港)有限公司
澁澤物流(上海)有限公司
保冷トラックの導入による
香港内の食品物流に参入 物流拠点/保有トラックの増加による
中国国内物流業務の拡大
Shibusawa Logistics Vietnam Co.,Ltd. TGD-Shibusawa Logistics,Inc.
トラックと内航船を活用した
今後の倉庫拠点の開設による
ミルクラン輸送による
現地工場への部品納入 国内物流、文書保管業務などへの進出
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澁 澤倉庫グループ中 期 経 営 計 画 2023
企 業 価 値 向 上 のための E S G へ の 取 組 み
グループミッション:物流を超えた新たな価値創造により、持続可能で豊かな社会の実現を支えること
コーポーレートスローガン
「永続する使命。」に込めた創業者の精神を体現する企業に
Environment 環境 Social 社会 Governance 企業統治
【CO2排出削減につながる物流サービス】 【働き甲斐のある労働環境】 【持続的成長のための仕組み】
・モーダルシフトの推進 ・ダイバーシティ/人権の尊重 ・コンプライアンスの徹底
・リサイクル物流の促進 ・安全の確保/労働環境改善 ・内部統制システムの効果的運営
・サプライチェーン全体の最適化 ・機械化/自動化による労働負荷軽減 ・コーポレートガバナンス方針
【自社の事業活動におけるCO2削減】 【地域社会に対する貢献】 【教育、情報開示、他】
・倉庫/ビル照明のLED化 ・災害備蓄品の取扱い ・Value、Missionの浸透
・再生可能エネルギーの導入 ・学生への物流見学会 ・適切な情報開示、IR/SR
・環境配慮車両の導入 ・地域の清掃/交通安全活動参加 ・リスクマネジメント/BCP
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創 業者 渋沢 栄一の精 神を受け継ぐ、
私たちは 、
正しい道 理で 追求した利益だけが永 続し 、
社会を豊かにできると考えます。
物 流を越えた、新たな価値 創 造により 、
永 続する
持 続 可能で 豊かな社会の
実 現を支えるために 。
使 命。
・Challenge 挑戦
・Create 創造
・ C o o p e r a t e 共 創 で、
進 化を続けるバリューパートナー、
それが私たち 澁 澤 倉庫で す 。
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