9302 三井倉HD 2020-05-11 13:30:00
関係会社株式評価損(個別決算)の計上並びに通期個別業績予想と実績の差異に関するお知らせ [pdf]
2020 年 5 月 11 日
各 位
会 社 名 三井倉庫ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 古賀 博文
(コード:9302、東証第 1 部)
問合せ先 執行役員経理部長 松井 博文
(TEL.03-6400-8006)
関係会社株式評価損(個別決算)の計上並びに
通期個別業績予想と実績の差異に関するお知らせ
三井倉庫ホールディングス株式会社(以下「当社」)及び当社の子会社である MITSUI-SOKO (EUROPE)
s.r.o.において、2020 年 3 月期に関係会社株式評価損を計上いたしましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。また、当社における関係会社株式評価損の計上に伴い、通期個別業績予想と実績に差異が
生じましたので、併せてお知らせいたします。
記
1. 関係会社株式評価損(個別決算)
当社の欧州事業を統括する子会社である MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o. は 2020 年 3 月期個別決算において
同社が保有する Prime Cargo A/S に係る関係会社株式評価損 2,787 百万円を特別損失として計上しました。
MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o. 個別決算における関係会社株式評価損は、連結決算上消去される為、連結業績
及び当社個別業績に与える影響はございません。
上記 MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o.における関係会社株式評価損の計上により同社純資産が低下したことに
伴い、当社は 2020 年 3 月期個別決算において当社が保有する MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o.に係る関係会社
株式評価損 2,704 百万円を特別損失として計上しました。個別決算における関係会社株式評価損は、連結決算
上消去される為、連結業績に与える影響はございません。
2. 背景
当社グループは 2015 年に買収した Prime Cargo A/S を、主として①欧州・アジア間の国際輸送機能の強化、
②同社グループの事業資産・経営資源を活用した当社の戦略的重点エリアであるアジアパシフィック地域との
サプライチェーンの構築によるアジア・欧州間の物流サービス拡大を目的として買収いたしました。
しかしながら、欧州・アジア間における国際輸送市場の伸び悩み及び同市場の競争激化に伴い事業環境が厳
しさを増していることに加え、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大による人・モノの移動規制により、欧
州・アジア間の国際輸送における同社事業が今後より一層厳しくなることが見込まれます。
上述の状況を踏まえ、Prime Cargo A/S の事業計画を見直し、将来キャッシュフローを試算した結果、
MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o.は保有する Prime Cargo A/S 株式に係る関係会社株式評価損を計上いたしまし
た。
また、MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o.における関係会社株式評価損の計上により同社純資産が低下したこと
に伴い、当社は 2020 年 3 月期個別決算において当社が保有する MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o.に係る関係会
社株式評価損を特別損失として計上しました。
3. 通期個別業績予想と実績の差異
2020年3月期通期個別業績予想と実績の差異(2019年4月1日~2020年3月31日)
1 株当たり
当期純利益
営 業 収 益 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
(△損失)
(△損失)
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回予想(A) 17,900 3,900 3,200 3,100 124.82
今回実績(B) 17,903 4,446 3,949 945 38.08
増減額(B-A) 3 546 749 △2,154 -
増 減 率 0.0% 14.0% 23.4% △69.5% -
(ご参考)前年実績
20,002 6,623 5,957 5,465 220.08
(2019 年 3 月期)
差異の理由
MITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o.における関係会社株式評価損の計上により同社純資産が低下し
たことに伴い、個別決算において当社が保有するMITSUI-SOKO (EUROPE) s.r.o.に係る関係会社
株式評価損を特別損失として計上したことにより、通期個別業績予想と実績に差異が生じたも
のとなります。
以 上