9302 三井倉HD 2021-11-04 13:30:00
2022年3月期通期連結業績予想値の修正および剰余金の配当(中間配当)ならびに期末配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2021 年 11 月4日
各 位
会 社 名 三井倉庫ホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 古賀 博文
(コード:9302、東証第 1 部)
問合せ先 執行役員経理部長 松井 博文
(TEL.03-6400-8006)
2022 年3月期通期連結業績予想値の修正および
剰余金の配当(中間配当)ならびに期末配当予想の修正に関するお知らせ
2021 年 11 月4日の取締役会において直近の業績動向を踏まえ、2021 年8月3日に公表いたしました、通
期の連結業績予想値を修正いたしました。また、同取締役会において、2021 年9月 30 日を基準日とする剰
余金の配当を決議するとともに、2021 年5月 11 日に公表した期末配当予想を修正いたしましたので、下記
のとおりお知らせいたします。
記
1. 2022 年3月期(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)の連結業績予想値の修正
親会社株主に 1株当たり
営業収益 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
①前回発表予想
257,000 16,000 15,300 9,200 370.42
②今回修正予想 275,000 20,500 20,100 11,700 471.08
③増減額 ②-① 18,000 4,500 4,800 2,500 -
④増減率 ③/① 7.0% 28.1% 31.4% 27.2% -
参考:前年同期実績
253,559 17,661 17,240 11,549 465.01
(2021年3月期)
修正の理由
上期の実績が予想を上回ったことに加え、北米におけるコンテナ滞留等の現状を勘案し、コンテナ不足による
海上輸送から航空輸送へのシフトの収束時期を年内(2021年12月)から年度内(2022年3月)に見直したこと、
輸出入の回復に伴うフォワーディング業務、港湾運送業務の取扱増加を下期の業績予想に織り込んだことなどか
ら、通期の連結業績予想値を修正いたしました。2021年8月3日に公表した通期連結業績予想値と今回公表した
通期業績予想数値の差異の概要については次頁をご参照ください。
連結営業利益における前回公表予想値と今回公表予想値の差異の概要(単位:億円)
2021 年8月3日公表 通期業績予想値 160
上期実績上振れ 半導体不足の影響による顧客の生産維持のための部品調達に係る航空輸送発生 +9
海上輸送から航空輸送へのシフトによる航空輸送の取扱が想定を上回り推移 +7
その他(中国、北米域内の取扱量増加等) +4
上期実績上振れ合計 +20
下期予想の修正 コンテナ不足による海上輸送から航空輸送へのシフトの収束時期見直し(年内
(2021 年 12 月)から年度内(2022 年3月)に見直し) +17
輸出入の回復に伴うフォワーディング業務および港湾運送業務の取扱量増 +3
その他 +5
下期予想の修正合計 +25
本修正における通期業績予想値 205
2. 剰余金配当(中間配当)の内容
直近の配当予想 前期実績
決定額
(2021 年5月 11 日) (2021 年3月期中間)
基 準 日 2021 年9月 30 日 同左 2020 年9月 30 日
1 株 あ た り 配 当 金 35 円 30 円 25 円
配 当 金 総 額 869 百万円 - 620 百万円
効 力 発 生 日 2021 年 12 月2日 - 2020 年 12 月2日
配 当 原 資 利益剰余金 - 利益剰余金
3. 2022 年3月期(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)期末配当予想の修正
年間配当金
第2四半期末 期末 年間
前 回 発 表 予 想 円 銭 円 銭 円 銭
(2021年5月11日発表) 30.00 30.00 60.00
今 回 修 正 予 想 35.00 70.00
当 期 実 績 35.00
前 期 実 績
25.00 30.00 55.00
( 2 0 2 1 年 3 月 期 )
修正の理由
当年度は5ヵ年の「中期経営計画 2017」の最終年度となります。前半3年間でコスト削減「チャレ
ンジ 20」、粗利率改善施策等の抜本的な事業収益力の強化施策を実行し、後半2年間では統合ソリュ
ーションサービスの開発・営業により、外資系医療機器メーカー様の日本国内物流を一括受託したこ
とに伴い、ヘルスケア専用施設である「関東 P&M センターB 棟」を竣工したほか、家電量販店様の物
流改革を支援するため、最新鋭の物流設備を備えた約3万5千坪の大型物流センターの稼働を開始さ
せるなど、「物流から価値を」の Vision の下、グループ一丸となってお客様の物流の課題解決を行
う総合物流企業としての取り組みを行ってまいりました。
その結果、当期末の財務見通しは過去最高益となる営業利益 205 億円(中計目標値 100 億円)、
ROE 約 17%(同 9.0%超)、ネット DE レシオ約 1.0 倍(同 2.0 倍以下)、有利子負債残高 970 億円
(同 1,300 億円以下)となり、新型コロナウイルス感染症の影響による航空輸送の増加、運賃高騰等
の影響が一部あるものの、当社グループの基礎収益力は着実に底上げされつつあり、財務の健全化も
大きく進展しているものと判断しております。
当社は中長期的な利益水準、財務内容を考慮した安定的配当の継続を配当の基本方針としておりま
す。上記の財務見通しを勘案のうえ、年間配当金を1株につき 60 円から 70 円に引き上げ、これを下
限とした安定的配当の継続を目標といたします。これに伴い第2四半期末の配当を前回予想の1株に
つき 30 円から5円引き上げ 1 株につき 35 円と決議したとともに、期末配当の予想を前回予想の1株
につき 30 円から5円引き上げ1株につき 35 円と修正いたしました。
(注)上記に記載した予想数値は、当社が現在入手している情報に基づくものであり、実際の業績は様々な要
因により異なる結果となる可能性があります。
以 上