9301 三菱倉 2021-04-30 13:00:00
三菱倉庫グループ ESG経営/SDGs対応に向けた取組みについて [pdf]

                                           2021年4月30日
各 位
                   会   社   名   三菱倉庫株式会社
                   代 表 者   名   取 締 役 社 長   藤倉 正夫
                               (コード:9301、東証第1部)
                   問 合 せ   先   企画業務部長      木村 宗徳
                               (TEL 03-3278-6489)


         三菱倉庫グループ ESG 経営/SDGs 対応に向けた取組みについて


当社グループは、ESG(環境、社会、ガバナンス)経営と国連が提唱する SDGs(持続可能な開発目
標)対応に向けた取組みを推進していくこととしましたので、お知らせいたします。


当社グループは、
       「誠実かつ公正な企業活動を通じ、適正な利潤の確保と会社の安定した成長を図
り、ステークホルダーの皆さまに報いるとともに、豊かで持続可能な社会の実現に貢献する」を
企業理念として、グループ各社とともに、国内外にわたり、倉庫事業を中核とした陸上運送・港
湾運送・国際運送取扱の各事業を情報ネットワークで結び、国内外一体のロジスティクス事業を
拡充し、また、所有地を活用したビル賃貸を中心に不動産事業を営んできました。
2014 年 5 月には、国連が提唱する CSR(企業の社会的責任)の普遍的原則である「国連グローバ
ル・コンパクト」に賛同し、支持表明しました。
事業活動において、人権、労働、環境、腐敗防止に関する国際的に認められた規範を遵守し、社
会的責任を果たしていくことが、豊かで持続可能な社会の実現につながると考えており、経営計
画の中の具体的戦略として CSR 活動を推進することを明確にした上で、具体的な取組みを推進し
てきました。


ESG 経営/SDGs 対応に向けた取組みの推進にあたっては、企業理念、MLC2030 ビジョン、経営計
画[2019-2021]の基本方針並びにこれまでの CSR 活動の取組み等を踏まえ、6 つの重要テーマ
を定めて、各テーマにおける施策、評価指標並びに目標値を取りまとめました。
物流、不動産という社会基盤を担う当社グループの事業は、まさに SDGs の精神である「持続可
能な」社会づくりに貢献するものです。
当社グループは、環境対応等、社会課題の解決に取組むなかで事業の成長機会を見出し、グルー
プの持続的な成長を目指してまいります。


今後は、6 つの重要テーマに基づく取組みを次期経営計画に落し込むとともに、掲げた目標を確
実に達成するため、サステナビリティ委員会を設置し、①進捗管理、②施策内容や KPI の定期的
な検証と入れ替え、③統合報告書やホームページ等を通じた社内外の皆さまとのコミュニケーシ
ョンの拡充等、質の高い取組みを進めてまいります。
                                                   以 上


(添付資料)    ESG 経営/SDGs 対応に向けた取組みについて
三菱倉庫グループ
ESG経営/SDGs対応に向けた取組みについて




                          三菱倉庫株式会社
                            2021年4月30日
【目次】



Ⅰ.トップメッセージ                P.3~5

Ⅱ.価値創造ストーリー               P.6

Ⅲ.価値創造ストーリーの概念図           P.7

Ⅳ.各テーマにおける施策、評価指標並びに目標値   P.8

Ⅴ.評価指標に関する補足              P.9




                                  2
Ⅰ   トップメッセージ


三菱倉庫グループは、地球環境対応を重視し、誠実かつ公正な企業活動を通じて、
豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。
はじめに                                 物流・不動産施設等、ハードウェアの環境対応は当社グループ単独
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになった方々に謹んでお      でも可能ですが、サプライチェーン全体にわたる課題に対しては、お
悔やみ申し上げます。そして同感染症に罹患された皆さまの一日も       客様、同業者やパートナー等とのパートナーシップが重要となります。
早い回復をお祈り申し上げます。                      例えば、①お客様と協力して需給予測を立て、最適な生産・物流体制
また、医療の最前線で治療に尽力されている医療従事者の皆さまに       を構築すること、②同業者やパートナー等とAIを用いた効率的な配車
心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。            や積載効率のアップ、コンテナラウンドユースを推進すること、③それ
                                     らを可能とするシステム化に取組むことで、物流オペレーションの更
様々な有事への対応を通じて                        なる改善、効率化ができると考えます。
当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大が続く中、様々な       お客様をはじめ皆さまとより深く情報交換し、お客様・当社双方に価
対策を実施しながら、社会インフラである安全・安心な物流・不動産      値のあるサービスを作り上げることによって、物流の効率化だけでな
等のサービスを引き続き提供しております。                 く、環境問題の解決にも貢献していきます。
物流事業や不動産事業は、普段あまり気付かれませんが、このよう
な有事の際には、まさにエッセンシャルワークであって、社会に欠か      三菱三綱領とESG
せないサービスであると再認識させられます。                三菱三綱領(注)の「所期奉公」(期するところは社会への貢献)、「処事
また、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災や、2011年3   光明」(フェアープレイに徹する)、「立業貿易」(グローバルな視野で)
月11日に発生した東日本大震災は、近年では最大級の有事であり、      は、現代のESGの趣旨につながると考えます。
当社グループの複数施設も大きな被害を受けました。             三菱グループの歴史の中で受け継がれてきたこの三綱領の精神を
当社グループは一丸となって、これら有事を乗り越えるべく、復旧対      当社グループ役職員が共有して、新たな未来に向かって進んでいき
策に取組み、お客様のご要望に対応してきました。              ます。
このような災害への対応を通じて、当社施設のコンセプトである「災害
に強いECO倉庫」や「災害に強い環境配慮型オフィスビル」が生まれ、    MLC2030ビジョンと経営計画[2019-2021]
当社事業の礎となっています。                       当社グループは、積極果敢な「イノベーション」による成長計画として
                                     「MLC2030ビジョン」と経営計画[2019-2021]を2019年3月に
パートナーシップで環境問題の解決を                    策定・公表しました。
当社グループは、「災害に強いECO倉庫」や「災害に強い環境配慮型     現在、MLC2030ビジョン実現に向け、3つの重点カテゴリー(医療・
オフィスビル」のコンセプトのもと、太陽光発電やLED照明の導入を進    ヘルスケア、食品・飲料、機械・電機)で取組みを進めています。
めてきましたが、CO2削減や、カーボンニュートラルの実現に向けて
取組むべき課題は多々あります。

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Ⅰ   トップメッセージ


「お客様の価値向上に貢献する」を第一に、お客様のパートナーとして調達から
流通・販売までのサプライチェーンを一貫で担うロジスティクス企業を目指します。
各カテゴリーで、①東南アジア(ASEAN)での高品質なコールドチェー   お客様から見れば、有事(災害等)に備えて当社施設をご利用いただ
ン等、国内外にサービスを拡大すること、②お客様やパートナー等と      いているとも言え、これはまさしくお客様の危機管理の1つと認識して
連携した物流プラットフォームの構築等、サプライチェーン全体の最      おります。
適化を図ること、③受発注センター業務等、物流に付帯する業務も一      当社グループは、常にこれらお客様のご期待にお応えしてまいります。
括で受託すること等に取組んでいます。
これら3つのカテゴリーを深耕し、成長分野の開拓を進めていきます。     2.環境対応
また、労働力の確保も難しくなることから、配送センターの省人化・自     サプライチェーン全体にわたる課題に対しては、お客様、同業者や
動化に一層取組む必要があるほか、事業環境が大きく変化する中で、      パートナー等と協力し、コンテナラウンドユース、トラックの積載効率
物流品質やDX(デジタルトランスフォーメーション)等の高度化が求     向上、配送条件の見直し等による輸配送車両の削減やモーダルシフ
められています。                             トの推進、また、情報システム面では求車求貨システムやバース予約
これらに対応するためにイノベーションを加速させていきます。        システムの活用等に取組むことによって、CO2排出量の削減等、環
                                     境問題にしっかり対応していきます。
ESG経営/SDGs対応のテーマ
当社は、ESG経営/SDGs対応の実現に向けて、2020年9月に事    3.先端技術、イノベーション
務局を立上げ、グループ会社を含めた職員1人1人へのアンケートを      物流・不動産の両サービスにおいて高度化・自動化・省人化を進める
実施し、社外の専門家も交えて重要テーマや取組み内容等について       ことや、お客様、パートナー等と標準化・プラットフォーム化に取組む
検討してきました。                            ことは、持続可能な社会の実現に向けて、非常に重要なテーマとなり
それらを踏まえて、今般、次の6つを重要テーマと定めて、各テーマに     ますし、当社グループが掲げるMLC2030ビジョンの実現にも適うも
おける施策、評価指標並びに目標値をとりまとめました。           のです。
                                     2021年7月に最新の自動棚搬送ロボット等を活用したEC(eコマー
1.安全・安心、災害対応                         ス)向けの物流センターを埼玉県三郷市に開設するのも1例ですが、
当社グループの目指す姿は、「安全・安心」が起点となります。        これらの取組みを積極的に国内外へ展開していきます。
物流施設等のハードウェア、情報システム等のソフトウェアの両面か
ら態勢等を整備し、お客様からお預かりした大切な貨物を安全に守り、     4.パートナーシップ
安心をお届けします。                           DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進のためには、お客様や
                                     パートナーと共創していくことがポイントと考えます。




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Ⅰ   トップメッセージ


「お客様の価値向上に貢献する」を第一に、お客様のパートナーとして調達から
流通・販売までのサプライチェーンを一貫で担うロジスティクス企業を目指します。
AIを用いた倉庫内作業の効率化など、ベンチャー企業等との協業に    これからも安全・安心を大切にすること、環境を大事にすることの2つ
取組む一方、お客様と協力して需給予測を立て、最適な生産・物流体    をベースとしつつ、イノベーションの推進とパートナーシップの構築を
制を構築し、双方の効率化を推進するなど、お客様との協業も進めて    通じて、新たな価値を創出・提供するとともに、働き方の多様性も実
いきます。                              現していきます。
また、お客様にとって価値あるサービス、例えば、海上運賃の変動リ    これは、三菱三綱領の精神につながるものと思います。
スクをヘッジできるサービスや、保険と物流のハイブリット商品等につ   当社グループが大事にしてきた「企業活動を通じて、豊かで持続可能
いて、金融業界と検討していきます。                  な社会の実現に貢献する」を再徹底し、お客様・パートナー等とともに
                                   新たな社会づくりを進めていくことにより、当社グループの価値創造と
5.人材育成・社員満足度向上                     成長を目指します。
ライフスタイルに合わせて多様な働き方ができるように、エリア総合職   今後は、今回公表した6つの重要テーマに基づく取組みを次期経営
制度を2021年4月に導入しました。                 計画に落し込むとともに、掲げた目標を確実に達成するため、サステ
各職種の役割を明確にして運用していくほか、仕事と家庭の両立を     ナビリティ委員会を設置し、①進捗管理、②施策内容やKPIの定期的
後押しする環境づくりにも取組みます。                 な検証と入れ替え、③統合報告書やホームページ等を通じた社内外
併せて、グローバル人材の育成に向けて、研修制度を拡充していき     の皆さまとのコミュニケーションの拡充等、質の高い取組みを進めて
ます。                                まいります。

6.コンプライアンス、人権・ジェンダー                                                   以 上
コンプライアンス、人権・ジェンダーについては、企業活動の根幹であ
ると認識しており、現在の取組みについて不断の検証を行い、改善を    (注)三菱三綱領について

図ってまいります。                          三菱三綱領は、三菱第四代社長岩崎小彌太によって示された経営理念であり、三菱
また、グループ会社やパートナーも含めたサプライチェーン全体での    グループ各社が独立しながらも、内外に開かれたグループとして共有している基本
コンプライアンスの徹底に向けて、当社が主体となって取組んでいき    理念です。
ます。                                所期奉公 : 事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえ
                                   のない地球環境の維持にも貢献する。
終わりに                               処事光明 : 公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。
ここまで当社グループのESG経営/SDGs対応に向けた取組みに    立業貿易 : 全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。
ついてお伝えしてきました。


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Ⅱ    価値創造ストーリー


企業理念やMLC2030ビジョン、社会からの期待等を踏まえて策定した
当社グループの価値創造ストーリーは次のとおりです。


私たちは、1887年の創業から130年以上にわたり、誠実かつ公正な企業活動を行うなかで、
幾度となく発生した自然災害や様々な危機への対応を通じてレジリエンスを高めることにより、
安全、良質で社会的に有用な「エッセンシャルサービス」を提供してきました。

これからもお客様起点を徹底し、①全ての人の健康で充実した生活と産業活動を支えるイン
フラの維持・構築、②変化する生活スタイルとモノの流れに合わせたサプライチェーンの最適
化、③先端技術の活用による効率化と新規事業の創出に国内外で取組んでいきます。

これら取組みを通じて社会課題を解決し、お客様の価値向上と環境負荷の低減、地球温暖化
の防止等、豊かで持続可能な社会の実現に貢献することにより、企業の価値創造と成長を目
指します。

当社グループが取組む6つの重要テーマ


    安全・安心、              先端技術、                 人材育成・    コンプライアンス、
                 環境対応             パートナーシップ
    災害対応                イノベーション              社員満足度向上   人権・ジェンダー



                                                                   6
    Ⅲ   価値創造ストーリーの概念図

    ストーリーの概念図は次のとおりです。


                                                     環境負荷低減に
                災害に強く、安全・安心な        社会             お客様・パートナーと共に
                 インフラサービスを
                                                    取組み、地球温暖化を
                 国内外で提供する
                                                       防止する




                                   お客様
  パートナーを含めた                                                       DX(デジタルトランス
コンプライアンスの徹底と、                                                      フォーメーション)を
 多様性を持った組織の                                                       推進し、社会課題を
   構築に取組む                       安全・安心                                 解決する
                                        環境対応
                                災害対応

                                    当社
                           コンプライアンス       先端技術
                           人権・ジェンダー グループ イノベーション
                                   役職員
                                 人材育成
                                      パートナー
                                社員満足度
                                       シップ
           職員とその家族が               向上
                                                         国内外のパートナーと
          健康で充実した生活を
                                                          積極的に協働し、
          送ることができる環境・   株主・                    パートナー     新規事業を創出する
            制度を構築する     投資家                    (委託先含む)




                                                                           7
Ⅳ   各テーマにおける施策、評価指標並びに目標値

事業活動を通じて取組む施策、各施策の評価指標及び目標値は次のとおりです。
6つの重要テーマ   優先課題と事業活動を通じた施策                                                   評価指標                   2030年度目標値

           > 災害時においても持続可能なインフラサービスの提供
                                                                             1. 施設の耐震基準
             – 各種法令・規制を上回る耐震性や耐風圧性を持つ施設の展開                                                    1. 耐震基準110%相当の
                                                                             2. 対象地域における燃料
             – 大規模災害発生時における配送センター及び輸配送の業務継続の                                                     維持
 安全・安心、                                                                         確保態勢の整備率
               ための燃料確保                                                                        2. 態勢の整備率100%
  災害対応                                                                       3. 医薬品保冷輸配送に
           > 温度管理・セキュリティ対応力を活かした高品質な物流サービスを                                                   3. DP-Cool車両による
                                                                                おけるDP-Cool車両の
             国内外に展開                                                                              保冷輸配送率100%
                                                                                利用率
             – 医薬品保冷輸配送におけるDP-Cool車両の更なる活用
           > GHG/CO2削減を果たす災害に強いECO倉庫や環境配慮型オフィス
             ビルの更なる展開                                                        1. 施設におけるCO2           1. スコープ1+2で
             – 太陽光発電を活用した電力供給による環境への配慮、倉庫内照明の                                   排出量削減率                 CO2排出量△30%
  環境対応         LED化による消費電力の削減                                                                          (2013年度比)
           > 効率的な輸配送等の実施によるGHG/CO2削減                                         2. 輸配送におけるCO2          2. CO2排出量△20%
             – 積載率向上等による効率的な輸配送、トラック予約受付システム活用に                                 排出量削減率                 (2018年度比)
               よる待機時間短縮、CNP(注)形成に向けた荷役機器への燃料電池導入等

           > 物流・不動産サービスの高度化・自動化/省人化
  先端技術、      – 物流:AI等を活用した倉庫内作業や配車計画等の最適化、EC物流等                                                     2021-2030年度
                                                                             DX、IT関連投資額
 イノベーション       への対応、倉庫施設内機器の自動化・省人化                                                                 累計投資額500億円
             – 不動産:IT等を活用した施設管理業務の高度化・省人化

           > ベンチャー・異業種企業との協業
                                                                                                    50億円規模の
パートナーシップ     – CVC等を通じたオープンイノベーションによる開発の効率化及び                                CVCファンド運用額
                                                                                                    CVC立ち上げ
               新規事業の創出

        > 個々人を大切にする人事・福利厚生制度
          – 多様な働き方に対応した人事制度の構築                                               1. エリア総合職比率            1. 30%
 人材育成・
          – 仕事と家庭の両立を後押しする環境づくり                                              2. 育児休業取得率             2. 60%
社員満足度向上 > グローバルな視野を持った人材の育成                                                  3. 海外勤務経験者比率           3. 25%
          – 研修制度の拡充等を通じたグローバル人材の育成

          > 誠実かつ公正な事業活動の推進
コンプライアンス、                                                                    行動基準アンケート及び
          > サプライチェーン全体を意識した、コンプライアンスの徹底                                                             毎年90%以上
人権・ジェンダー                                                                     CSRアンケート回答率
            – 委託先企業も含めた法令遵守、人権尊重に向けた取組みの実施

           (注) CNP : Carbon Neutral Portの略語。国際物流の結節点・産業拠点となる港湾において、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化等を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献していくこと   8
Ⅴ   評価指標に関する補足


重要テーマ       評価指標                  評価指標の内容等

安全・安心、      1. 施設(*)の耐震基準         2021年4月1日以降に稼働・竣工する、当社所有の物流施設及び不動産施設を対象
災害対応
            2. 対象地域(*1)における       (*1) 内閣府の指定する南海トラフ地震防災対策推進地域を対象
               燃料確保態勢(*2)の整備率     (*2) 当社が所有・運営する物流施設のうち、所管面積5,000坪以上の施設において、
                                      備蓄用の軽油インタンクの設置や石油販売会社との災害時の燃料優先供給契約
                                      の締結等による、大規模災害発生時の燃料確保態勢の整備率
            3. 医薬品保冷輸配送における       当社グループ会社であるDPネットワーク㈱が提供する医薬品保冷輸配送サービス
               DP-Cool車両(*)の使用率   「DP-Cool」に対応した車両
環境対応        1. 施設(*)におけるCO2排出量    当社及び当社グループ会社である富士物流㈱が運営する物流施設及び不動産施設
               削減率                を対象
            2. 輸配送(*)におけるCO2      当社グループ会社であるDPネットワーク㈱が提供する医薬品保冷輸配送サービス
               排出量削減率             「DP-Cool」 による輸配送を対象
先端技術、       DX、IT関連(*)投資額         データとデジタル技術を活用した、顧客や社会のニーズを基にしたサービスやビジネス
イノベーション                           モデルの変革と、業務、組織、プロセス及び企業文化・風土の変革に向けた投資
パートナーシップ    CVC(*)ファンド運用額         Corporate Venture Capitalの略語。事業会社が自己資金でファンドを組成し、自社の事
                                  業内容と関連性があり、本業の収益につながると思われる未上場の新興企業(ベン
                                  チャー企業)に出資や支援を行う活動組織のこと
人材育成・       1. エリア総合職(*)比率        多様で柔軟な働き方の実現に向け、2021年4月に導入した勤務地域を限定した総合職
社員満足度向上
            2. 育児休業(*)取得率         2歳に満たない子どもを養育する男女労働者が、会社に申し出ることにより、子どもが
                                  2歳になるまでの間で、育児のために休業できる制度
            3. 海外勤務経験者(*)比率       総合職における海外勤務(研修プログラムを含む)経験者


コンプライアンス、   行動基準アンケート及び           業務上密接な関係を持つ、委託先企業等を対象としたCSRに係るアンケート
人権・ジェンダー    CSRアンケート(*)回答率


                                                                                         9
            豊かで持続可能な社会の実現に向けて




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