（ご参考資料）
2022年３月期
第１四半期決算補足説明資料
2021年8月11日
国際紙パルプ商事株式会社
東証1部
9274
2022年３月期 第１四半期決算業績：前年同期より大幅に改善
‣2020年7月に買収した仏Antalis社の業績がフル寄与。前年同期比530億円超の増収効果。
売上高
‣新型コロナ感染拡大の影響を受けたペーパー事業やビジュアルコミュニケーション事業をパッケージ事業でカバー。
‣買収した豪Spicers社の業績が貢献。
仏Antalis社も利益を押し上げ、また、製紙原料の価格上昇により利益が伸長。
営業利益
‣中国事業の再構築が順調に推移。また、良好な中国市場によって業績も急回復。
2021年3月期 2022年3月期
第1四半期 第1四半期
売上比 売上比 前年同期比 増減率
売上高 82,118 100.0% 129,687 100.0% ＋47,569 ＋57.9%
※
営業利益 △2,717 － 1,551 1.2% ＋4,268 －
経常利益 ※△2,515 － 1,797 1.4% ＋4,312 －
親会社株主に帰属する
※△2,690 － 1,412 1.1% ＋4,102 －
当期純利益
（※）中国事業にて貸し倒れが発生したことにより2,774百万円を貸倒引当金繰入額に計上。
（貸倒による引当金は前期にて全て計上済みであり、その処理は全て完了。）
（注） 2022年３月期の期首より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適用するため、上記の2022年3月期第1四半期実績は当該会計基準等を適用した後の金額となっております。
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2022年３月期 通期業績予想を上方修正
【上方修正のキーポイント】
１ 海外M&A ‣仏Antalis社、豪Spicers社の業績が好調。利益率の高い海外拠点セグメントが国内拠点セグメントを逆転。
（※5ページ参照）
中国事業の ‣中国国内において新たにストックビジネスを6拠点で展開。市況の回復も追い風となり、
２
再構築 想定を超えた業績回復となる。Antalis中国事業とのシナジー効果にも期待。
３ 多様な事業 ‣パッケージ事業が巣ごもり・Eコマース需要の伸びを取り込み伸長。
ポートフォリオ ‣海外事業会社におけるペーパー事業・ビジュアルコミュニケーション事業が、経済活動の回復基調に伴い好調。
2022年3月期・期初予想 2022年3月期・今回修正予想
（2021年5月発表） （2021年8月発表）
売上比 売上比 増減額 増減率
売上高 534,000 100.0% 545,000 100.0% ＋11,000 ＋2.1%
営業利益 4,900 0.9% 5,900 1.1% ＋1,000 ＋20.4%
経常利益 3,400 0.6% 5,000 0.9% ＋1,600 ＋47.1%
親会社株主に帰属する
当期純利益
2,300 0.4% 4,200 0.8% ＋1,900 ＋82.6%
（注） 2022年３月期の期首より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適用するため、上記の業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっております。
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2022年３月期 通期業績 期初予想－修正後予想 補足説明
（百万円）
⑥
⑤
④
③
②
➀
当社
（5月14日開示） （単体） （フランス） （豪州） （中国） （貸引戻入） （8月11日開示）
➀ 製紙原料の価格改善。販管費の削減により増益。 ③ 業績が堅調に推移。3月以降紙の値上の効果。
④ 6拠点の販売好調。上期は市況高騰も、
② 【ペーパー事業】 価格修正による増益 下期にかけては軟調懸念（リスク折込済）。
補足 【パッケージ事業】 堅調な需要継続
【ビジュアルコミュニケーション事業】 市場の回復 ⑤ 前期計上の貸倒引当金の回収（確定分）
【金融費用】 金利の大幅改善 ⑥ 東南アジア他にてコロナ感染拡大による減収リスク見込む。
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2022年３月期 第1四半期決算概要とコロナ禍前後の業績トレンド
■新型コロナによる経済への悪影響が収束傾向へ。
コロナ禍当初
コロナ禍前 の経済悪化 海外M＆A効果と経済活動の再開
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
2022年3月期（予想）
第1四半期 第1四半期 第1四半期（実績）
前年 期初予想 修正予想
売上比 売上比 売上比 増減額
同期比 （5月発表） （8月発表）
（百万円）
売 上 高 92,254 100.0% 82,118 100.0% 129,687 100.0% ＋47,569 534,000 545,000 ＋11,000
売上総利益 5,203 5.6% 5,558 6.8% 20,924 16.1% ＋15,366 82,000 87,000 ＋5,000
販売費及び
一般管理費
4,734 5.1% 8,276 10.1% 19,372 14.9% ＋11,096 77,100 81,100 ＋4,000
営 業 利 益 469 0.5% △2,717 △3.3% 1,551 1.2% ＋4,268 4,900 5,900 ＋1,000
貸倒引当金
戻 入 額
13 － 15 － 549 － ＋534 － － －
経 常 利 益 624 0.7% △2,515 △3.1% 1,797 1.4% ＋4,312 3,400 5,000 ＋1,600
親会社株主
帰 属 606 0.7% △2,690 △3.3% 1,412 1.1% ＋4,102 2,300 4,200 ＋1,900
当期純利益
（注） 2022年３月期の期首より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適用するため、上記の2022年3月期第1四半期実績および業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額
となっております。
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2022年３月期 第1四半期決算概要とコロナ禍前後の業績トレンド 【セグメント別】
■前期発生した香港・中国事業での貸倒の影響が収束へ。海外企業買収効果が顕在化。
コロナ禍当初
コロナ禍前 の経済悪化 海外M＆A効果と経済活動の再開
2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 第１四半期
第1四半期 第1四半期
（単位：百万円） 前年同期比 増減率
売 上 高 73,556 58,082 60,888 ＋2,806 ＋4.8%
国 内 拠 点
セグメント利益 998 467 1,175 ＋708 ＋151.6%
紙パルプ等卸売事業
利 益 率 1.4% 0.8% 1.9% ＋1.1% －
売 上 高 18,399 23,724 68,489 ＋44,765 ＋188.7%
海 外 拠 点
セグメント利益 ４ △2,710 1,035 ＋3,745 －
紙パルプ等卸売事業
利 益 率 0.0% － 1.5% － －
売 上 高 297 311 310 △1 △0.3%
不動産賃貸事業 セグメント利益 144 168 43 △125 △74.4%
利 益 率 48.5% 54.0% 13.9% △40.1% －
売 上 高 92,254 82,118 129,687 ＋47,569 ＋57.9%
セグメント利益 1,147 △2,073 2,253 ＋4,326 －
合 計 調 整 額 △677 △643 △702 △59 －
営 業 利 益 469 △2,717 1,551 ＋4,268 －
利 益 率 0.5% － 1.2% － －
（注） 2022年３月期の期首より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適用するため、上記の2022年3月期第1四半期実績は当該会計基準等を適用した後の金額となっております。
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配当方針を変更：中間配当を決定・年間12円に増配
１株当たり配当実績（過去10期） 初の中間配当の
実施を決定
12
期末一括配当
10
上場記念配当 2円
期末配当 ７円
8
6
＋
4
中間配当 ５円
2
＝
0 年間 12円
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年
3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期 3月期
■ 中間配当および増配の理由
仏Antalis社および豪Spicersの買収により、収益基盤が安定的かつ強固なものへと変貌
配当性向30%を目処に安定的かつ継続的に配当する方針のもと、12円（＋2円）へと増配予定
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