9271 M-和心 2019-11-14 15:00:00
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年11月14日
上場会社名 株式会社和心 上場取引所 東
コード番号 9271 URL https://www.wagokoro.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)森 智宏
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)宮原 優 TEL 050-5243-3871
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第3四半期 2,297 13.8 △23 - △16 - △17 -
2018年12月期第3四半期 2,018 12.1 78 △54.8 62 △64.3 35 △69.0
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第3四半期 △6.34 -
2018年12月期第3四半期 13.23 12.90
(注)1 2019年12月期第3四半期累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在する
ものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。
2 当社株式は、2018年3月29日に東京証券取引所マザーズ市場に上場しており、2018年12月期第3四半期累計期
間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、新規上場日から2018年12月期第3四半期累計期
間の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第3四半期 2,257 1,151 51.0
2018年12月期 1,872 1,178 62.9
(参考)自己資本 2019年12月期第3四半期 1,151百万円 2018年12月期 1,177百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2019年12月期 - 0.00 -
2019年12月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年12月期の業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,204 17.4 △56 - △47 - △65 - △23.17
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
2019年12月期3
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2,818,700株 2018年12月期 2,816,300株
Q
2019年12月期3
② 期末自己株式数 -株 2018年12月期 -株
Q
2019年12月期3 2018年12月期3
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2,817,874株 2,699,639株
Q Q
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社和心(9271) 2019年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
(第3四半期累計期間)…………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社和心(9271) 2019年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期における我が国経済は、雇用環境ひっ迫の恒常化等により個人消費に下支えされておりましたが、
米中摩擦を発端とする世界景気の急速な減速、各国政治の混乱等により、設備投資に加え企業業績にも影響が出始
めました。
当社を取り巻く経営環境においては、日本人旅行消費の微減、欧米豪旅行消費の増加、日韓関係悪化による韓国
人観光客の大幅な減少、外国人観光客の主要都市モノ消費から地方コト消費への移行、自然災害や天候不順、等の
様々な要因がありました。
当社事業におきましても、2019ラグビーワールドカップや2020東京オリンピックに向かっての外国人旅行客の訪
日ブームは継続していながらも、上記の消費志向の変化、台風の度重なる襲来による臨時休業や営業時間の短縮に
くわえ、傘の在庫不足も第2四半期より引き続いたため、業績に少なからず影響が生じ、8月に通期業績予想の下
方修正をいたしました。
このような経済環境の下、当社は「日本のカルチャーを世界へ」という経営理念に基づき、「日本を感じるモノ
を作る」モノ事業と「日本の良さを体験していただく」コト事業の2事業の強化と、その延長線上にある新たな業
態や事業の創出に取り組みました。
その結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高2,297,969千円(前年同期比279,005千円増加)、営業損
失23,220千円(前年同期は78,611千円の利益)となりました。経常損失は16,128千円(前年同期は62,264千円の利
益)、四半期純損失は17,868千円(前年同期は35,723千円の利益)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
(モノ事業)
モノ事業においては、当第3四半期累計期間に〔北斎グラフィック〕、〔箸や万作〕の既存業態についてそれぞ
れ出店を行いました。広島県廿日市市宮島(厳島)への〔北斎グラフィック〕の出店、熊本県熊本市の商業施設
SAKURA MACHI Kumamotoへの〔箸や万作〕の出店等、厳選した好立地への出店を進めました。また、上記の新業態
として8月に立ち上げた猫グッズ専門店「猫まっしぐら」を、東京都豊島区巣鴨、京都府京都市東山区二年坂、福
岡県福岡市博多区キャナルシティ博多への新規出店や、業態変更も含め7店舗出店いたしました。OEM事業におい
ては、ライツホルダーよりライセンスを取得し販売していくライセンスイン事業を新たに立ち上げ、受注は順調に
推移しています。
これらの立ち上げ、新規出店や業態変更に費用を要したほか、傘の在庫不足による売り上げの減少、浴衣催事販
売の不調があり、モノ事業の売上高は1,693,458千円(前年同期比217,592千円増加)、セグメント利益は238,228
千円(前年同期比28,596千円減少)となりました。
(コト事業)
コト事業においては、当第3四半期累計期間に、観光きものレンタル事業に加えて冠婚葬祭用上級きものレンタ
ル事業も安定化したため、既存店昨対比売上が順調に推移しました。冠婚葬祭用上級きものレンタル事業について
は、顧客定着率の高さや黒字化サイクルの短縮も確認できたため、今後も出店を続けていきます。
また一方、きもの宅配レンタル事業の不振、新たなきものクリーニング保管事業「アライバ」の立ち上げによる
費用支出もあり、コト事業の売上高は604,510千円(前年同期比61,413千円増加)、セグメント利益は48,109千円
(前年同期比39,439千円減少)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末と比較して74,502千円増加し1,272,440千円となりまし
た。これは主に、運転資金の借り入れなどにより現金及び預金が27,298千円増加、預け金等のその他流動資産が
85,766千円増加、売掛金が21,347千円減少、商品が17,215千円減少したことなどによるものであります。
固定資産は、前事業年度末と比較して311,331千円増加し983,494千円となりました。これは主に、新店舗出店に
伴い有形固定資産が61,720千円増加、敷金が47,958千円増加したことなどによるものであります。
繰延資産は、前事業年度末と比較して776千円減少して1,359千円となりました。
以上により、当第3四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末と比較して385,057千円増加して2,257,294千
円となりました。
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(負債)
当第3四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末と比較して217,338千円増加し590,322千円となりました。
これは主に、短期借入金が100,000千円増加、1年内返済予定の長期借入金が65,680千円増加、未払金21,152千円
増加したことなどによるものであります。
固定負債は、前事業年度末と比較して195,022千円増加して515,970千円となりました。これは主に、長期借入金
が195,348千円増加したことなどによるものであります。
以上により、当第3四半期会計期間末の負債合計は、前事業年度末と比較して412,361千円増加して1,106,292千
円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末と比較して27,303千円減少し1,151,002千円となりました。
これは主に、利益剰余金が17,868千円減少したことに加えて、その他有価証券評価差額金が9,555千円減少したこ
となどによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年8月14日に公表しました業績予想から変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 670,815 698,113
売掛金 146,024 124,677
商品 292,616 275,401
その他 88,481 174,248
流動資産合計 1,197,938 1,272,440
固定資産
有形固定資産 200,277 261,997
無形固定資産 98,072 126,633
投資その他の資産
敷金 260,900 308,859
その他 112,911 286,002
投資その他の資産 373,812 594,862
固定資産合計 672,163 983,494
繰延資産 2,135 1,359
資産合計 1,872,237 2,257,294
負債の部
流動負債
買掛金 43,828 47,913
短期借入金 - 100,000
未払金 172,952 194,104
1年内返済予定の長期借入金 106,776 172,456
賞与引当金 6,220 5,517
その他 43,205 70,330
流動負債合計 372,983 590,322
固定負債
長期借入金 320,576 515,924
その他 371 46
固定負債合計 320,947 515,970
負債合計 693,931 1,106,292
純資産の部
株主資本
資本金 439,019 439,079
資本剰余金 410,489 410,549
利益剰余金 328,969 311,101
株主資本合計 1,178,478 1,160,729
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 △172 △9,727
評価・換算差額等合計 △172 △9,727
純資産合計 1,178,305 1,151,002
負債純資産合計 1,872,237 2,257,294
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 2,018,963 2,297,969
売上原価 415,039 458,095
売上総利益 1,603,924 1,839,873
販売費及び一般管理費 1,525,313 1,863,094
営業利益又は営業損失(△) 78,611 △23,220
営業外収益
受取利息 5 160
受取配当金 1 1
投資有価証券売却益 - 134
受取手数料 236 3,113
その他 605 5,507
営業外収益合計 849 8,916
営業外費用
支払利息 984 917
株式公開費用 13,699 -
為替差損 1,116 -
株式交付費償却 600 776
その他 795 130
営業外費用合計 17,196 1,824
経常利益又は経常損失(△) 62,264 △16,128
特別利益
固定資産売却益 747 -
特別利益合計 747 -
特別損失
固定資産除却損 337 -
減損損失 - 9,624
特別損失合計 337 9,624
税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△) 62,674 △25,753
法人税等 26,951 △7,884
四半期純利益又は四半期純損失(△) 35,723 △17,868
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の
実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 四半期損益計算
合計
(注1) 書計上額(注2)
モノ事業 コト事業 計
売上高
外部顧客への売
1,475,866 543,097 2,018,963 2,018,963 - 2,018,963
上高
セグメント間の
内部売上高又は - - - - - -
振替高
計 1,475,866 543,097 2,018,963 2,018,963 - 2,018,963
セグメント利益 266,825 87,548 354,374 354,374 △275,762 78,611
(注)1.調整額△275,762千円は、本社管理費であります。
2.セグメント利益は四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
調整額 四半期損益計算
合計
(注1) 書計上額(注2)
モノ事業 コト事業 計
売上高
外部顧客への売
1,693,458 604,510 2,297,969 2,297,969 - 2,297,969
上高
セグメント間の
内部売上高又は - - - - - -
振替高
計 1,693,458 604,510 2,297,969 2,297,969 - 2,297,969
セグメント利益又
238,228 48,109 286,337 286,337 △309,558 △23,220
は損失(△)
(注)1.調整額△309,558千円は、本社管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は四半期損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
営業活動から生じる損益が継続してマイナスで、資産グループの固定資産簿価を全額回収できる可能性
が低いと判断した店舗資産については、当該資産グループの帳簿価格を回収可能価格まで減額し、当該減
少額を減損損失(9,624千円)として計上しております。なお、減損損失の内訳は、建物9,352千円、工具
器具及び備品271千円であります。
減損損失の測定における回収可能性額の算定に当たっては、使用価値より測定しており、当事業年度に
おいて減損損失を計上したものについては、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスになっ
たことから、回収可能価格を零として評価しております。
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