9271 M-和心 2019-08-14 17:20:00
2019年12月期第2四半期(累計)業績予想との差異及び通期業績予想の修正、新規事業に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2019 年8月 14 日
各   位
                                     会社名     株      式   会        社     和    心
                                     代表者名    代 表 取 締 役            森        智 宏

                                             (コード:9271           東証マザーズ)

                                     問合せ先       取締役管理部長           宮 原        優
                                                   (TEL.050-5243-3871)

               2019 年 12 月期第2四半期(累計)業績予想との差異

               及び通期業績予想の修正、新規事業に関するお知らせ


 当社は、2019年2月14日に公表した2019年12月期第2四半期累計期間(2019年1月1日〜2019年6
月30日)業績予想と実績値に差異が発生しましたのでお知らせいたします。
 また、最近の業績動向と各種新規事業の立ち上げを踏まえ、2019年8月13日開催の取締役会におい
て、2019年12月期(2019年1月1日〜2019年12月31日)の通期業績予想を下記のとおり修正すること
としましたのであわせてお知らせいたします。


                                記


1.第2四半期累計期間業績予想との差異(2019年1月1日〜2019年6月30日)(単位:百万円)
                                                     四半期             1株当たり
                    売上高       営業利益       経常利益
                                                     純利益          四半期純利益

前回発表予想(A)             1,569     △15         △26          △26          △9円24銭
今回発表実績(B)             1,488      △6          △2           △1         △0円67銭
増減額(B-A)              △81            9        24            25              -
増減率(%)              △5.2%           -         -             -               -
    (ご参考)前年同期実績
                      1,267         47        32            19         7円53銭
     (2018年12月期)



2.通期業績予想の修正(2019年1月1日〜2019年12月31日)(単位:百万円)
                                                                     1株当たり
                    売上高       営業利益       経常利益       当期純利益
                                                                     当期純利益

前回発表予想(A)             3,671      123         109            60        21円46銭

今回発表予想(B)             3,204     △56         △47          △65         △23円17銭
増減額(B-A)             △467       △179        △156        △125                -
増減率(%)              △12.7%          -         -             -               -
     (ご参考)前期実績
                      2,729      104          87            40        14円79銭
     (2018年12月期)
3.差異及び修正の理由


《第2四半期累計期間業績予想との差異》
【売上高】
 第2四半期累計期間の新規出店数はモノ事業9店舗(通期予算30店舗)
                                 、コト事業4店舗(通期予算
7店舗)
   、合計13店舗(通期予算37店舗)となりました。
 コト事業の、観光着物レンタルは既存店昨対比プラスになりました。しかしながら、上級着物レンタ
ル、宅配着物レンタルが予想を大きく下回りました。モノ事業は、取扱店舗数及び売上高比率ともに当
社トップ商品である傘の在庫不足が続き、営業機会喪失が発生しました。その結果、既存店売上高は昨
年対比マイナスと大変苦戦いたしました。これは、発注先工場が納期の遅延を繰り返しただけでなく最
終的に先方事情により発注自体がキャンセルとなったためです。
 このため、第1四半期は好調ながらも、上述の傘の在庫不足が新規出店の見直しにまで及び、また新
規事業の立ち上げ遅れも影響し、第2四半期は業績予想比△12%となり、当累計期間では業績予想比
△81百万円の1,488百万円となりました。
【四半期純利益】
 売上高の減少はありましたが、新規出店費用が予想を下回ったため、営業利益は業績予想比+9百万
円の△6百万円、経常利益は同+24百万円の△2百万円、四半期純利益は同+25百万円の△1百万円と増
加いたしました。


《2019年12月期通期業績予想の修正》
【売上高】
 既存店売上高は本資料発表日現在回復基調に至っておりますが、上記状況を踏まえ以下の通りリカバ
リー策を展開いたします。しかし、傘の在庫不足は年末まで続くと想定しており、当事業年度下期につ
いては、傘在庫不足による売上減約240百万円、上級着物レンタル宅配着物レンタルの売上減約130百
万円を見込みました。そのため通期売上予想を減額いたしました。
 リカバリー策について
 ・傘の工場の新規開拓を進め、既に有望工場を発掘、実際に1社発注も行っています。
 ・傘の人気商品については、価格改定し値上げを実施いたしました。(約8%〜約24%)
 ・観光着物レンタルについては、既存店昨年対比106%と好調であり、受付の自動化を進め、一層の
  効率化を進めます。
 ・上級着物レンタルは、リピート率が32%と大変高く、将来の事業拡大が期待できるため、広告投
  資を拡大し、顧客層の拡大を図ります。
【四半期純利益】
 傘在庫不足による利益機会損失△約50百万円、上級着物レンタル及び宅配着物レンタル不調による
下振れ△約50百万円、以下の新規事業への先行投資費用約40百万円、広告費用20百万円等が加わり、
通期業績予想利益は大幅減益となります。
 更なる事業拡大を目指し、研究開発していた新規事業を年内に全て展開いたします。
 ①「猫まっしぐら」店出店
  既に八月上旬に京都市内と豊島区巣鴨にオープンし大変好況の猫グッズ専門店「猫まっしぐら」
  を、福岡県博多キャナルシティー含めて急遽数店舗出店するほか、不採算店舗を積極的に業態変
  更いたします。傘の在庫不足状態を補完したうえ、接客コストが既存業態に比べ低いため、人手
  不足の解消と売上高と利益率の向上が望めます。
 ②新たな着物関連事業の立ち上げ
  詳細は内容が固まり次第別途プレスリリースいたしますが、本件事業に関し、システム開発及び
  広告等への投資が来年度上半期まで先行いたします。
 ③着物レンタルの革新的サービス導入
  詳細は内容が固まり次第別途プレスリリースいたしますが、上級着物レンタル事業と宅配レンタル
  事業の加速を促す起爆剤として、革新的サービスを導入いたします。
 ④石鹸屋
  コスメ専業メーカーと共同開発。観光地の店舗にいらしたお客様に定期購入を促し、観光ビジネ
  ス特有の低LTV(Life Time Value)の向上を目指します。
 ⑤ライツインMD事業への参入
  2.5次元化など市場拡大が続く、アニメ・ゲームのコンテンツに特化したグッズをオリジナル制作
 いたします。OEM事業で培った版権元との太いパイプを活かし、商品化権の取得を有利に進めた
 うえ、在庫は必要最小限に抑えるため、確実な収益化が望めます。また、本件ライツイン事業から
 OEM事業への逆展開も想定でき、営業の効率化が望めます。


  なお、傘の在庫不足解消のため店舗業態変更費用等約15百万円を計上することを、重ねてお知ら
 せいたします。


(注)
 上記予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は、今後様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。


(決算補足説明会資料の入手方法)
 当社は、2019年8月29日(木)に機関投資家及びアナリスト向け説明会を開催する予定です。この説
明会で配布する決算説明資料については、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。


                                              以上