9268 オプティマス 2020-08-11 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月11日
上場会社名 株式会社オプティマスグループ 上場取引所 東
コード番号 9268 URL https://www.optimusgroup.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)山中 信哉
問合せ先責任者 (役職名) 総務・IRユニット長 (氏名)足立 敢 TEL 03(3456)1764
四半期報告書提出予定日 2020年8月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 2,885 △52.7 △275 - △167 - △151 -
2020年3月期第1四半期 6,098 △17.3 194 △52.8 126 △70.3 56 △79.8
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 353百万円 (-%) 2020年3月期第1四半期 △206百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △34.43 -
2020年3月期第1四半期 10.74 -
(注)2020年3月期第1四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載
しておりません。2021年3月期第1四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、1株当たり四半期純損失であり、ま
た、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 23,805 9,604 40.3
2020年3月期 23,854 9,360 39.2
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 9,604百万円 2020年3月期 9,360百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 23.00 - 25.00 48.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 14.00 - 16.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
配当予想の修正については、本日(2020年8月11日)公表いたしました「2021年3月期連結業績予想及び配当予想に関するお知らせ」をご覧下
さい。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 21,000 △20.8 95 △92.8 170 △85.5 60 △91.6 13.60
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
業績予想の修正については、本日(2020年8月11日)公表いたしました「2021年3月期連結業績予想及び配当予想に関するお知らせ」をご覧下
さい。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事
項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 5,353,045株 2020年3月期 5,353,045株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 941,556株 2020年3月期 941,556株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 4,411,489株 2020年3月期1Q 5,274,149株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(株)オプティマスグループ (9268)2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 10
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(株)オプティマスグループ (9268)2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界
的流行)により減速しております。また、地政学リスクやCOVID-19の感染第2波への懸念で不透明感が強まってお
ります。
アメリカ経済は、COVID-19により雇用環境の悪化が顕著となり個人消費への影響が懸念されます。中国経済は、
生産は回復基調ですが消費と外需は回復が遅れています。ニュージーランド経済は、迅速なCOVID-19対策と財政出
動、並びに中央銀行による過去最低の0.25%への利下げ等で下支えを図ってきましたが、同国経済への影響は不可
避と予想されております。
このような環境下、当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の中核事業会社である㈱日貿において
は、3月25日から5週間にわたりCOVID-19対策のためにニュージーランドで実施されたロックダウン(都市封鎖)
と6月上旬まで続いた経済活動への制限により、当第1四半期連結累計期間の中古車自動車販売台数は3,217台と前
年同期比62.1%減少しました。
また、物流セグメントの中核事業子会社Dolphin Shipping New Zealand Limitedの輸送台数についても、前述の
状況により中古車販売台数は3,766台と前年同期比65.2%減少となりました。
サービスセグメントにおいては、ニュージーランド向け中古自動車販売台数の減少により、「SmartBuy」(注
1)が減少いたしました。
検査セグメントにおいては、㈱日本輸出自動車検査センターにおけるニュージーランド向けバイオ検査(検疫)
件数が6,834件(前年同期比72.1%減)となり、また、カメムシ問題(注2)対応のため2018年9月より開始したバ
イオセキュリティ熱処理システム検査(以下「熱処理検査」)件数が725件(前年同期比90.3%減)と推移いたしま
した。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高28億85百万円(前年同期比52.7%減)、営業損失2
億75百万円(前年同期は1億94百万円の利益)、経常損失1億67百万円(前年同期は1億26百万円の利益)、親会
社株主に帰属する四半期純損失1億51百万円(前年同期は56百万円の利益)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①貿易
前述のとおり、3月25日から5週間にわたりCOVID-19対策のためにニュージーランドで実施されたロックダウ
ン(都市封鎖)と6月上旬まで続いた経済活動への制限により、売上高は13億55百万円(前年同期比60.0%
減)、セグメント損失は1億31百万円(前年同期は1百万円の損失)となりました。
②物流
前述のとおり、売上高の大部分を占めるニュージーランド向けの輸送台数が減少したことにより、売上高は5
億37百万円(前年同期比60.5%減)、セグメント損失は55百万円(前年同期は1億36百万円の利益)となりまし
た。
③サービス
前述のとおり、「SmartBuy」による販売の大幅減により、売上高は9億5百万円(前年同期比27.3%減)、セ
グメント利益は77百万円(前年同期は14百万円の損失)となりました。
④検査
前述のとおり、ニュージーランド向けバイオ検査(検疫)件数並びに熱処理検査件数が減少し、売上高は4億
14百万円(前年同期比58.7%減)、セグメント損失は2億48百万円(前年同期は78百万円の利益)となりまし
た。
(注)1.「SmartBuy」:当社子会社のTrade Cars Limitedが同じく当社子会社の㈱日貿から中古自動車を仕入
れ、船舶輸送、輸入手続、コンプライアンスセンター(認証検査事業者)への配送、ニュージーランド
における輸入車検等を組み合わせてパッケージとして販売する形態
2.2018年2月にニュージーランドのオークランドに入港した日本発の自動車運搬船においてカメムシ
(害虫指定のクサギカメムシ)が発見され、車両の荷揚げが制限された事象
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(株)オプティマスグループ (9268)2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
①資産
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ1.1%減少し、190億83百万円とな
りました。これは主に、現金及び預金が13億34百万円増加及びたな卸資産が63百万円増加した一方、売掛金が10
億55百万円減少、自動車ローン事業における販売金融債権が45百万円減少及びその他が5億14百万円減少したこ
とによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ3.7%増加し、47億22百万円となり
ました。これは主に、ニュージーランド・ドルの円安シフトによる為替の影響により有形固定資産が69百万円増
加したことによるものであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ0.2%減少し、238億5百
万円となりました。
②負債
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ3.7%減少し、103億84百万円とな
りました。これは主に、短期借入金が86百万円減少及びその他が2億46百万円減少したことによります。
当第1四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ2.9%増加し、38億16百万円となり
ました。これは主に長期借入金49百万円増加及びその他が50百万円増加によるものであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2.0%減少し、142億1
百万円となりました。
③純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ2.6%増加し、96億4百万円となりま
した。これは主にニュージーランド・ドルの円安シフトによる為替換算調整勘定5億5百万円増加によるもので
あります。
(3)今後の見通し
当社グループの主な収益の源泉として最重要市場であるニュージーランドの経済はこれまで底堅く推移してきま
したが、移民増加数の緩やかな減少等に加え、COVID-19の影響による経済活動の急速な減速により、2020年の実質
国内総生産(GDP)はマイナス成長になることを予想しております。
また、ニュージーランドドルの対日本円為替相場につきましても、上記経済環境を受け、一時期急速な円高ニュ
ージーランドドル安が進行する等不安定な値動きが続いております。
上記の状況に加え、2020年3月1日より全ての輸入中古車にESC(横滑り防止装置)導入規制が適用されたことも
あり、2021年3月期は台数ベースで前期を大きく下回ると想定しております。
当社が戦略的成長市場と位置付けるオーストラリア市場についても、昨年末以来の大規模森林火災に加え、
COVID-19の影響による経済活動の急速な減速により、29年ぶりのマイナス成長となることを予想しております。
しかしながら、中長期的な視点からはニュージーランド及びオーストラリア市場は移民等による人口増に加え、
安定した法制度等のインフラを有し、相対的に高い成長が見込める先進国市場であり、その位置付けは変わらない
ものと考えております。
上記の事業環境想定の下、既存事業については一層の収益力強化を図る一方、適切かつ必要な各種事業等に対す
る投資及び業務効率化のための費用支出は確保し、持続可能な成長と投下資本に対する十分な利益確保体制の構築
に努めてまいります。
以上により、2021年3月期通期の業績につきましては、売上高210億円(前期比20.8%減)、営業利益95百万円
(前期比92.8%減)、経常利益1億70百万円(前期比85.5%減)、親会社株主に属する当期純利益60百万円(前期
比91.6%減)を予想しております。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業
績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
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(株)オプティマスグループ (9268)2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,183,310 5,517,986
売掛金 6,124,204 5,068,548
販売金融債権 5,111,843 5,066,754
たな卸資産 1,193,797 1,257,462
その他 2,795,362 2,280,528
貸倒引当金 △107,213 △108,212
流動資産合計 19,301,303 19,083,067
固定資産
有形固定資産 3,661,969 3,731,177
無形固定資産
のれん 128,359 129,968
その他 180,219 191,847
無形固定資産合計 308,578 321,815
投資その他の資産
その他 658,417 763,969
貸倒引当金 △75,954 △94,561
投資その他の資産合計 582,462 669,408
固定資産合計 4,553,010 4,722,401
資産合計 23,854,313 23,805,468
負債の部
流動負債
買掛金 344,603 294,818
短期借入金 8,771,530 8,685,476
1年内償還予定の社債 53,400 53,400
1年内返済予定の長期借入金 45,634 41,632
未払法人税等 86,519 29,451
賞与引当金 67,404 111,696
その他 1,413,848 1,167,821
流動負債合計 10,782,939 10,384,295
固定負債
社債 25,700 25,700
長期借入金 3,147,910 3,197,794
退職給付に係る負債 175,320 181,430
その他 361,720 411,883
固定負債合計 3,710,650 3,816,807
負債合計 14,493,590 14,201,103
純資産の部
株主資本
資本金 431,100 431,100
資本剰余金 1,874,458 1,874,458
利益剰余金 9,777,917 9,515,725
自己株式 △831,918 △831,918
株主資本合計 11,251,558 10,989,366
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △1,890,835 △1,385,000
その他の包括利益累計額合計 △1,890,835 △1,385,000
純資産合計 9,360,723 9,604,365
負債純資産合計 23,854,313 23,805,468
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 6,098,010 2,885,099
売上原価 4,735,570 2,248,420
売上総利益 1,362,440 636,679
販売費及び一般管理費 1,168,242 912,547
営業利益又は営業損失(△) 194,197 △275,868
営業外収益
受取利息 13,634 15,007
為替差益 - 78,184
持分法による投資利益 - 2,171
その他 15,677 41,908
営業外収益合計 29,311 137,272
営業外費用
支払利息 34,139 27,867
為替差損 61,383 -
持分法による投資損失 815 -
その他 766 815
営業外費用合計 97,105 28,683
経常利益又は経常損失(△) 126,404 △167,279
特別利益
固定資産売却益 621 9,817
受取和解金 - 11,096
特別利益合計 621 20,914
特別損失
固定資産除売却損 1,454 1,928
特別損失合計 1,454 1,928
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
125,571 △148,293
純損失(△)
法人税等 68,881 3,611
四半期純利益又は四半期純損失(△) 56,689 △151,904
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
56,689 △151,904
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 56,689 △151,904
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △262,363 505,601
持分法適用会社に対する持分相当額 △378 232
その他の包括利益合計 △262,742 505,834
四半期包括利益 △206,052 353,929
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △206,052 353,929
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設された
グループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目につ
いては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報
告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適
用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前
の税法の規定に基づいております。
(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴う会計上の見積りについて)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う会計上
の見積りの不確実性について)に記載した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束時期等を含む仮定につ
いて重要な変更はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
貿易 物流 サービス 検査 計
売上高
外部顧客への売上高 2,882,328 1,210,799 1,226,774 778,108 6,098,010 - 6,098,010
セグメント間の
506,864 150,022 19,428 226,348 902,664 740,051 1,642,715
内部売上高又は振替高
計 3,389,193 1,360,821 1,246,202 1,004,457 7,000,675 740,051 7,740,726
セグメント利益又は損失
△1,483 136,229 △14,989 78,344 198,101 469,146 667,248
(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない純粋持株会社である提出会社及び地域を統括する中間持
株会社のOptimus Group New Zealand Limited、Optimus Group Australia Pty Ltdのものであります。
2.前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、「注記事項(企業結合関係)」に記載の暫定的な会計処理
の確定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額により開示しております。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 198,101
「その他」の区分の利益 469,146
未実現利益の調整額 9,005
セグメント間取引消去 △ 482,056
四半期連結損益計算書の営業利益 194,197
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「サービス」セグメントにおいて、前第1四半期連結累計期間中に実施された事業譲受により、新規にの
れんが発生しております。
詳細は、注記事項(企業結合等関係)に記載の通りであります。
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Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
貿易 物流 サービス 検査 計
売上高
外部顧客への売上高 1,165,769 477,270 887,513 343,024 2,873,579 11,520 2,885,099
セグメント間の
189,804 59,889 18,297 71,768 339,760 769,591 1,109,352
内部売上高又は振替高
計 1,355,574 537,160 905,811 414,793 3,213,339 781,112 3,994,452
セグメント利益又は損失
△131,355 △55,731 77,844 △248,800 △358,043 481,606 123,563
(△)
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない純粋持株会社である提出会社及び地域を統括する中間持株会
社のOptimus Group New Zealand Limited、Optimus Group Australia Pty Ltdのものであります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な
内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利益 金額
報告セグメント計 △ 358,043
「その他」の区分の利益 481,606
未実現利益の調整額 72,820
セグメント間取引消去 △ 472,252
四半期連結損益計算書の営業損失 △ 275,868
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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(株)オプティマスグループ (9268)2021年3月期 第1四半期決算短信
(企業結合等関係)
(比較情報における取得原価の当初配分額の重要な見直し)
前第1四半期連結会計期間に実施した USAVE Car & Truck Rentals Limited の企業結合について前第1四半
期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、当第1四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較情報に
おいて取得原価の当初配分額に重要な見直しが反映されております。当該見直しにより、主に有形固定資産に配
分が行われ、のれんは4,500千NZドルから3,466千NZドルに減少しております。
なお、前第1四半期連結累計期間の四半期連結損益計算書へ与える影響は軽微であります。
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