2019年６月期
決算説明資料
Genky DrugStores株式会社
(東証一部 ９２６７)
２０１９年７月１９日
目次
1. 19年6月期 実績の振り返り
2. 20年6月期 業績予想
3. 中期経営計画
1
2019年６月期 通期業績
(単位:百万円)
2018.6期 実績 2019.6期 実績 前年比
金額 売上比率 金額 売上比率 増減額 増減率
売 上 高 94,869 100.0% 103,897 100.0% +9,028 +9.5%
荒 利 益 高 21,897 23.1% 24,419 23.5% +2,521 +11.5%
販 管 費 17,768 18.7% 20,372 19.6% +2,603 +14.7%
営 業 利 益 4,128 4.4% 4,046 3.9% △81 △2.0%
経 常 利 益 4,377 4.6% 4,305 4.1% △72 △1.7%
当 期 純 利 益 3,118 3.3% 2,697 2.6% △420 △13.5%
1 株 当 た り
206.55円 174.70円 △31.85円 △15.4%
当 期 純 利 益
新 規 出 店 30店 36店 +6店 +20.0%
( 退 店 ) (1店) (2店) +1店
販管費増を荒利益の向上でカバーできず、増収減益の結果
2
月次売上高 前年対比推移
125%
全店昨対
[上期]
既存店昨対
120% 生鮮食品導入前後の押し上げ効果が
生鮮導入開始
強く、累計106.1%
115%
[下期]
110% 生鮮導入の一巡、暖冬などの難しい
局面が続き、累計100.1%。
105%
[通期]
100%
累計既存店前年比 103.0%
(全店累計 110.8%)
95%
3
月次 客数・客単価 前年対比推移
115%
客数昨対
[上期]
客単価昨対
客数 104.2%
110% 生鮮導入開始
客単価 101.8%
105%
[下期]
客数 98.1%
100% 客単価 102.0%
[通期]
95%
客数 101.1%
客単価 101.9%
※同日前年対比
90%
4
四半期会計期間 連結業績推移
12.0%
27.0% 販管費率 荒利益率 営業利益率 29,000
売上高 1,400
10.0% 27,000 営業利益高
1,200
22.0% 8.0% 25,000
23,000 1,000
6.0% 21,000
17.0% 800
4.0% 19,000
600
17,000
12.0% 2.0% 15,000 400
１Ｑ １Ｑ １Ｑ １Ｑ １Ｑ １Ｑ １Ｑ １Ｑ
'16.06 期 '17.06 期 '18.06期 '19.06期 '16.06 期 '17.06 期 '18.06 期 '19.06 期
(単位:百万円)
'16.06期 '17.06期 '18.06期 '19.06期
１Ｑ 2Ｑ 3Ｑ ４Ｑ 通期 １Ｑ 2Ｑ 3Ｑ ４Ｑ 通期 １Ｑ 2Ｑ 3Ｑ ４Ｑ 通期 １Ｑ 2Ｑ 3Ｑ ４Ｑ 通期
売上高 18,031 17,546 17,719 20,198 73,495 20,706 20,016 19,959 22,718 83,399 23,686 22,937 22,689 25,555 94,869 26,570 25,352 24,470 27,505 103,897
売上昨対(Q) 114.4% 115.5% 117.8% 118.1% 116.5% 115.5% 114.8% 112.2% 113.6% 114.0% 114.3% 114.5% 115.5% 114.7% 114.8% 114.7% 113.3% 106.0% 107.6% 109.5%
荒利益率 21.3% 21.5% 21.9% 23.2% 22.0% 23.3% 23.2% 22.7% 23.9% 23.3% 22.6% 22.9% 23.3% 23.5% 23.1% 23.0% 23.0% 24.1% 24.0% 23.5%
販管費率 17.9% 18.5% 19.1% 18.3% 18.4% 18.1% 18.9% 19.3% 18.4% 18.7% 18.1% 19.0% 19.4% 18.4% 18.7% 18.6% 19.7% 20.4% 19.8% 19.6%
営業利益高 615 532 509 997 2,655 1,061 854 674 1,258 3,849 1,071 893 869 1,294 4,128 1,160 830 896 1,158 4,046
営業利益昨対(Q) 92.1% 95.8% 73.8% 120.9% 96.9% 172.4% 160.6% 132.3% 126.2% 145.0% 101.0% 104.6% 128.8% 102.9% 107.3% 108.3% 93.0% 103.2% 89.5% 98.0%
営業利益率 3.4% 3.0% 2.9% 4.9% 3.6% 5.1% 4.3% 3.4% 5.5% 4.6% 4.5% 3.9% 3.8% 5.1% 4.4% 4.4% 3.3% 3.7% 4.2% 3.9%
5
目次
1. 19年6月期 実績の振り返り
2. 20年6月期 業績予想
3. 中期経営計画
6
2020年６月期 通期業績予想
(単位:百万円)
2019.6期 実績 2020.6期 予想 前年比
金額 売上比率 金額 売上比率 増減額 増減率
売 上 高 103,897 100.0% 115,000 100.0% +11,103 +10.7%
荒 利 益 高 24,419 23.5% 27,050 23.5% +2,631 +10.7%
販 管 費 20,372 19.6% 23,000 20.0% +2,650 +12.9%
営 業 利 益 4,046 3.9% 4,050 3.6% +4 +0.1%
経 常 利 益 4,305 4.1% 4,350 3.8% +45 +1.0%
当 期 純 利 益 2,697 2.6% 3,000 2.6% +303 +11.2%
1 株 当 た り
174.70円 197.66円 +22.96円 +13.1%
当 期 純 利 益
新 規 出 店 36店 50店 +14店 +38.9%
-2店 -3店 -1店
( 退 店 )
(S&B 2店含む) (S&B 2店含む)
7
2020年６月期 上期/下期 業績予想
(単位:百万円)
上期 下期 通期
第1四半期 第2四半期
19.06期 20.06期 19.06期 20.06期 19.06期 20.06期 19.06期 20.06期
前期比 前期比 前期比 前期比
実績 予算 実績 予算 実績 予算 実績 予算
108.6% 109.1% 112.6% 110.7%
売 上 高 26,570 28,850 25,352 27,650 51,975 58,500 103,897 115,000
100.2% 100.8% 100.9% 100.7%
6,099 6,250 102.5% 5,822 6,500 111.6% 12,498 14,300 114.4% 24,419 27,050 110.8%
荒 利 益高
23.0% 21.7% -1.3% 23.0% 23.5% +0.5% 24.0% 24.4% +0.4% 23.5% 23.5% +0.0%
4,938 5,600 113.4% 4,991 5,600 112.2% 10,442 11,800 113.0% 20,372 23,000 112.9%
販 管 費
18.6% 19.4% +0.8% 19.7% 20.3% +0.6% 20.1% 20.2% +0.1% 19.6% 20.0% +0.4%
1,160 650 56.0% 831 900 108.3% 2,055 2,500 121.7% 4,046 4,050 100.1%
営 業 利益
4.4% 2.3% -2.1% 3.3% 3.3% +0.0% 4.0% 4.3% +0.3% 3.9% 3.5% -0.4%
新 規 出店 10 7 10 11 16 32 36 50
( 退 店 ) -1 -2 -1 -1 -2 -3
期末店舗数 227 257 237 268 252 299 252 299
第１四半期に、中部RPDCの不動産取得税や外部倉庫との並行稼動等、
物流費用の増加による荒利益率の減少を見込み、1Q減益の予想
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目次
1. 19年6月期 実績の振り返り
2. 20年6月期 業績予想
3. 中期経営計画
9
３ヵ年中期経営計画 成長目標
売上高(億円)
1,600 600店
売上高 1,500億円
1,400 店舗数
500店
【3年後 2022年6月期】
1,200
1,000 949
1,039 400店 売上高 1,500 億円
834 463店 (CAGR 13.0%)
463 店
800 735 300店
631 252店 店舗数
600
191店
217店
200店 ( +211店)
400
122店
150店
100店
営業利益率 5.0 %
200
(+1.1%)
0 0店
(※)直近5年間のCAGR 13.21%
10
３ヵ年中期経営計画 エリア開拓目標
2019.06期 2020.06期-2022.06期 物流センター構想
実績 計画
出退店 店舗数 シェア 出退店 店舗数 シェア (カバー店舗数)
7 45.7% 15 50.6% 福井TC
福井 63 福井 72
1位 -6 1位 (100店) + 倉庫2棟
17 27.1% 27 28.2% 中部RPDC
岐阜 114 岐阜 133
-2 1位 -8 1位 (PC & DC500店+TC200店)
3 10.3% 76 35.1% [New]石川TC
石川 19 石川 93
2位 -2 1位 (100店)
9 5.5% 92 13.4% [New]愛知TC
愛知 56 愛知 145
7位 -3 3位 (100店)
20
[New] 20
36 230
合計 252 合計 463
-2 -19
福井県・岐阜県でのシェア1位を維持しながら、今後3年間で
愛知県・石川県への集中出店店舗数の倍増 + 新規県への展開
(※)将来の県別シェアは当社独自の各社想定出店数から算出 11
高速多店舗展開に向けた体制強化
【店舗開発部】 【売上予測課】
高速出店体制の強化 出店後の収益確保
1人2店舗の物件確保を必達として、 需要予測アプリと自社のノウハウを
組織教育と人員体制の強化 MIXし、より精度の高い予測値の確立
東海/北陸の二部体制で、 社長による現地最終確認方式により、
より現地に入り込んだソーシング さらに厳しい基準へ
現地の不動産業者と連携し、
情報収集を強化(自前出店は継続)
店舗開発部と売上予測課が別組織系で牽制を効かせることで、
確実に売れる立地に高速で出店する
12
高速多店舗出店への武器
完全標準化 ローコスト店舗
『レギュラー店』
コンセプトは
「近所で生活費が節約できるお店」
13
レギュラー店 高速多店舗出店の実現
特徴
• 生活必需品に特化した品揃えで
高来店頻度の実現
• レイアウト、オペレーション、品揃えなど
徹底標準化でローコスト経営の実現
回転式袋詰什器[SAT]
７，０００人商圏でも集客と収益を確保できる店
食品構成比の低い(＝必要商圏人口の多い)競合他社との
立地争いに優位、出店数確保の強力なドライバー
14
レギュラー店 安定した収益性の維持
後方補充
ウォークイン冷蔵庫 特徴
• 足元商圏の繰り返し来店による、
少ない競争相手の中での安定収益モデル
• 売上予測課 (店舗開発と別ライン)による、
高い精度の収益予測と社内牽制機能
作業計画書
• 完全本部主導の店舗オペレーションによる
業界トップの『従業員１人当たり売場面積』で
人件費増加を抑制、採用難に対応
為替の影響やインバウンドの増減などの影響が無く、
売上や収益性の安定化、想定外のコスト変動が少ない
15
レギュラー店 収益への早期寄与
OPENから3年以上、
1店あたり平均売上高は上昇。
損益分岐点売上高
56週目以降、 →２年目以降のレギュラー店が
既存店に反映
営業利益への貢献と、
全体の既存店昨対を牽引
1週 52週 104週 156週
※R店全店(130店)平均 OPEN週を『0週目』に統一して平均値を算出。
後半になるほどサンプル数が少なくなるため変動幅が大きい
16
ローコスト経営を支える 自前主義
不動産ディベロッパーを介さない自社開発によって、
店舗開発
レギュラー店に最適な立地確保と不動産費の圧縮を実現
仕様、デザイン、配送まで自社で行うことにより、
プライベートブランド
圧倒的な低価格と高収益を両立
3PLに頼らない自社運営で
物流
業界最低の物流費比率を維持
生鮮食品 業界初の自社プロセスセンターを本年8月から稼働。
ローコスト経営の根幹として自前主義を貫き、
業界最低の坪当たり経費高20万円/坪・年を維持
17
プライベートブランド 『SPA推進部』の設立
５千人/店の時代へと突入した現状、
売上高構成比60%を超える食品部門において
価格競争力・集客力の強化と並んで収益性の強化が急務
これまでは商品部のバイヤーが兼任であった
PB開発について、7月1日付で専任部署『ＳＰＡ推進部』を新設。
PB開発を一気に加速させる
18
プライベートブランド ５ヵ年拡充計画
35% 33.5% 4,500
30.3% 30.0%
29.3%
30% 4,000
売上高構成比
25% 23.5% 3,500
荒利益率
20% 3,000
13.5% 13.5%
12.9%
15% 2,500
低価格と高収益のバランスを取ったMD計画で
• 顧客のデフレマインド対応
10% 2,000 • 買上げ点数の向上
• 全社荒利益率の向上
19
物流強化 東海地方
2019年６月期
岐阜県に、ドライ・チルド・プロセスセンター 『中部RPDC』始動
（投資総額 50億円 / 延床面積 13,000坪）
• 順次、外部倉庫をすべて解約して物流拠点を
集約し、物流コストを改善
• 自社運営のプロセスセンターによって、
アウトパックしていた生鮮食品の内製化、
収益性の改善(8月頃稼働予定)
20
物流強化 北陸地方
2020年６月期
福井県の物流センター『丸岡DC』の増床
（投資総額 2.5億円 / 延床面積 2,300坪 → 3,100坪）
• 北陸エリアの外部倉庫を解約し、
物流コスト改善
• 石川エリアへの出店を支える
自社物流体制の強化
21
生鮮食品 標準化と単純化
特徴
• 自社プロセスセンター等により、
店舗での加工作業なし
• 本部での発注・在庫管理により
店舗での発注作業なし
• 本部主導でマニュアル化された
独自の鮮度管理システム
『店舗作業・店舗判断』によるバラつき、高コスト化を防ぎ、
本部主導で標準化された鮮度・在庫管理を実現
22
－ご注意－
本資料に記載されている予想数値は、当社が現在において入手可能な情報、及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に基づく
仮定を前提としています。
また、プレゼンテーションの際の説明には、将来の見通し・判断・計画あるいは戦略が含まれています。これら将来予測による
記載及び発言は不確定要素を含んでいることから、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
【問い合わせ先】
Genky DrugStores 株式会社 IR広報室
TEL : 0776-67-5240 (ゲンキー株式会社 代表)