9267 ゲンキードラッグ 2021-01-21 09:30:00
2021年6月期第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年6月期 第2四半期
決算説明資料
Genky DrugStores株式会社
(東証一部 9267)
2021年1月
目次
1. 21年6月期 上期実績振り返り
2. 戦略
1
月次 売上高 前年対比推移
40%
全店昨対
既存店昨対 [1Q] 既存店 +11.1% (全店 +23.1%)
35%
ディスカウント強化 [2Q] 既存店 +10.5% (全店 +22.4%)
30%
25%
20% [2Q] 既存店の内訳は
15%
R店 +16.8%
大型店 +3.7%
10%
5%
引き続き、完全標準化店舗
0% 「レギュラー店(R店)」が
△5% 既存店昨対を牽引している。
△10%
※2020年6月期実績は、福井県マスク購入あっせん販売の売上を除いております 2
月次 客数・客単価 前年対比推移(既存店)
40%
客数昨対
[1Q] 客数 +5.8% 客単価 +5.0%
35% 客単価昨対
[2Q] 客数 +3.6% 客単価 +7.2%
ディスカウント強化
30%
25%
20%
[2Q] 客単価の内訳は
一点単価 △0.1%
15%
買上げ点数 +7.4%
10%
5% ディスカウント戦略により
0% 一点単価を引き下げることで、
△5%
来店客数を増加させるとともに
買上げ点数を上げることに成功している
△10%
※2020年6月期実績は、福井県マスク購入あっせん販売の売上を除いております 3
2020年6月期 第2四半期累計期間 前年比
(単位:百万円)
2020.6期 2021.6期
第2四半期 第2四半期 前年比
累計期間 累計期間
金額 売上比率 金額 売上比率 率差
+12,787
売 上 高 56,330 100.0% 69,117 100.0% -
+22.7%
+2,822
荒 利 益 高 12,064 21.4% 14,886 21.5% +0.1%
+23.4%
+711
販 管 費 10,944 19.4% 11,655 16.9% △2.5%
+6.5%
+2,110
営 業 利 益 1,120 2.0% 3,230 4.7% +2.7%
+188.5%
+2,175
経 常 利 益 1,246 2.2% 3,422 5.0% +2.7%
+174.5%
+1,700
四半期純利益 736 1.3% 2,436 3.5% +2.2%
+230.9%
新 規 出 店 19店 11店
( 退 店 ) 1店 1店
売上高 : ディスカウント戦略、新規出店により前年比 +22.7%の増収
荒利益高 : 引き続き積極的なディスカウント戦略を実施
販管費 : ポイント販促・チラシ抑制、売上高伸長による人件費等の固定費吸収で販管費率は △2.5%
→これらによって営業利益高は前年比 +188.5%の増益
4
2020年6月期 第2四半期会計期間 前年比
(単位:百万円)
2020.6期 2021.6期
第2四半期 第2四半期 前年比
会計期間 会計期間
金額 売上比率 金額 売上比率 率差
+6,216
売 上 高 27,825 100.0% 34,041 100.0% -
+22.3%
+1,323
荒 利 益 高 5,983 21.5% 7,306 21.5% △0.0%
+22.1%
+320
販 管 費 5,476 19.7% 5,796 17.0% △2.7%
+5.8%
+1,002
営 業 利 益 506 1.8% 1,509 4.4% +2.6%
+197.9%
+1,067
経 常 利 益 552 2.0% 1,620 4.8% +2.8%
+193.2%
+890
四半期純利益 257 0.9% 1,148 3.4% +2.4%
+345.9%
新 規 出 店 12店 7店
( 退 店 ) - 1店
売上高 : ディスカウント戦略、新規出店により前年比 +22.3%の増収
荒利益高 : 引き続き積極的なディスカウント戦略を実施
販管費 : ポイント販促・チラシ抑制、売上高伸長による人件費等の固定費吸収で販管費率は △2.7%
→これらによって営業利益高は前年比 +197.9%の増益
5
四半期会計期間 連結業績推移
20.0% 40,000 3,000
販管費率 荒利益率 営業利益率
25.0% 売上高 営業利益高
35,000 2,500
15.0%
2,000
20.0% 30,000
10.0% 1,500
25,000
1,000
15.0% 5.0%
20,000 500
10.0% 0.0% 15,000 0
1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q
'19.06期 '20.06期 '21.06期 '19.06期 '20.06期 '21.06期
(単位:百万円) (単位:百万円)
'19.06期 '20.06期 '21.06期
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 通期
売上高 26,570 25,352 24,470 27,505 103,897 28,505 27,825 29,872 36,020 122,223 35,075 34,041
売上昨対(Q) +14.7% +13.3% +6.0% +7.6% +9.5% +7.3% +9.8% +22.1% +31.0% +17.6% +23.0% +22.3%
荒利益率 23.0% 23.0% 24.1% 24.0% 23.5% 21.3% 21.5% 22.4% 22.1% 21.9% 21.6% 21.5%
販管費率 18.6% 19.7% 20.4% 19.8% 19.6% 19.2% 19.7% 18.0% 16.8% 18.3% 16.7% 17.0%
営業利益高 1,160 830 896 1,158 4,046 613 507 1,322 1,898 4,341 1,721 1,509
営業利益昨対(Q) +8.3% -7.0% +3.2% -10.5% -2.0% -47.1% -38.9% +47.5% +63.9% +7.3% +180.6% +197.9%
営業利益率 4.4% 3.3% 3.7% 4.2% 3.9% 2.2% 1.8% 4.4% 5.3% 3.6% 4.9% 4.4%
※2020年6月期実績は、福井県マスク購入あっせん販売の売上を除いております 6
主要経営効率の推移
2017.6月期 2018.6月期 2019.6月期 2020.6月期 2021.6月期
項目 単位 目標
累計 累計 累計 1Q 2Q 3Q 4Q 累計 1Q 2Q 3Q 4Q 累計
坪当たり売上高 万円/坪・年 1 0 3 .3 1 0 4 .2 1 0 3 .9 106.3 103.2 111.6 123.8 1 1 0 .7 116.9 112.7 130万円以上
坪当たり荒利益高 万円/坪・年 2 4 .1 2 4 .1 2 4 .4 22.7 22.2 25.0 27.3 2 4 .2 25.3 24.2 26万円以上
坪当たり経費高 万円/坪・年 1 9 .3 1 9 .5 2 0 .4 20.4 20.2 20.1 20.8 2 0 .3 19.5 19.2 20万円未満
坪当たり営業利益高 万円/坪・年 4 .8 4 .5 4 .0 2.3 1.9 4.9 6.5 3 .9 5.7 5.0 6万円以上
総資本回転率 回 1 .7 1 .7 1 .7 1.6 1.6 1.6 1.9 1 .6 1.6 1.6 2.5回以上
ROA % 8 .5 7 .8 6 .7 3.9 3.1 7.7 9.9 5 .9 8.4 7.7 10.0%以上
ROE % 2 0 .5 1 6 .0 1 1 .1 8.0 4.3 16.0 16.5 1 1 .1 18.3 15.6 15%以上
自己資本比率 % 2 9 .3 3 9 .6 3 7 .3 36.0 34.3 32.6 33.3 3 3 .3 33.6 36.4 30%以上
利潤分配率 % 2 1 .1 2 0 .0 1 7 .6 11.4 9.2 21.2 23.9 1 6 .3 22.7 20.7 20%以上
従業員1人当たり売場面積 坪/人 3 6 .7 3 6 .4 3 4 .4 34.5 36.1 37.8 31.9 3 2 .3 32.9 34.3 30坪以上
損益分岐点売上高比率 % 7 8 .9 8 0 .0 8 2 .4 88.6 90.8 78.8 76.1 8 3 .7 77.3 79.3 80%以下
男性 歳 2 8 .9 2 9 .2 2 9 .0 29.7 30.1 30.6 29.7 2 9 .7 30.3 30.4 30歳未満
社員平均年齢
女性 歳 2 5 .0 2 5 .5 2 6 .2 26.7 27.2 28.0 26.7 2 6 .7 27.3 27.5 28歳未満
店舗平均年齢 歳 4 .2 4 .6 4 .7 4.9 4.9 4.8 4.7 4 .7 5.0 5.1 6歳未満
坪当り経費高を20万円で維持しながら、価格強化によって坪当り売上高(=荒利益高)を
押し上げることによって、坪当り営業利益高を向上させる。(結果として経費率は下がる)
※2020年6月期実績は、福井県マスク購入あっせん販売の売上を除いております 7
(修正) 2021年6月期 通期業績予想
(単位:百万円)
2020.6期 実績 2021.6期 予想 前年比
金額 売上比率 金額 売上比率 増減額 増減率
売 上 高 122,223 100.0% 143,000 100.0% +20,777 +17.0%
荒 利 益 高 26,712 21.9% 30,370 21.2% +3,658 +13.7%
販 管 費 22,370 18.3% 24,170 16.9% +1,800 +8.0%
営 業 利 益 4,341 3.6% 6,200 4.3% +1,859 +42.8%
経 常 利 益 4,566 3.7% 6,600 4.6% +2,034 +44.5%
当 期 純 利 益 2,755 2.3% 4,500 3.1% +1,745 +63.3%
1 株 当 た り
181.52円 296.50円 +114.98円 +63.3%
当 期 純 利 益
新 規 出 店 49店 50店 +1店 +2.0%
( 退 店 ) S&B 3店 S&B 2店 -1店
※2020年6月期実績は、福井県マスク購入あっせん販売の売上を除いております 8
(修正)2021年6月期 通期業績予想(上期/下期)
(単位:百万円)
上期 下期 通期
20.06期 21.06期 全店昨対/ 20.06期 21.06期 全店昨対/ 20.06期 21.06期 全店昨対/
既存店昨対 既存店昨対 既存店昨対
実績 実績 実績 予想 実績 予想
+22.7% +12.1% +17.0%
売 上 高 56,330 69,117 65,893 73,883 122,223 143,000
+10.8% +3.3% +6.8%
12,064 14,886 +23.4% 14,647 15,484 +5.7% 26,712 30,370 +13.7%
荒 利 益高
21.4% 21.5% +0.1% 22.2% 21.0% △1.3% 21.9% 21.2% △0.6%
10,944 11,655 +6.5% 11,426 12,515 +9.5% 22,370 24,170 +8.0%
販 管 費
19.4% 16.9% △2.6% 17.3% 16.9% △0.4% 18.3% 16.9% △1.4%
1,120 3,230 +188.4% 3,221 2,969 △7.8% 4,341 6,200 +42.8%
営 業 利益
2.0% 4.7% +2.7% 4.9% 4.0% △0.9% 3.6% 4.3% +0.8%
新 規 出店 19店 11店 30店 39店 49店 50店
( 退 店 ) 1店 1店 2店 1店 3店 2店
期末店舗数 270店 308店 298店 346店 298店 346店
※2020年6月期実績は、福井県マスク購入あっせん販売の売上を除いております 9
目次
1. 21年6月期 上期実績振り返り
2. 戦略
10
高速多店舗出店への武器
完全標準化 ローコスト店舗
『レギュラー店』
コンセプトは
「近所で生活費が節約できるお店」
冷凍食品 アイス 大ペットボトル飲料
洋
日 加 男
加
配 工 性 医
工 ベ ベ 化
食 化 療
食 ペビ ビ 粧
品 粧 雑
品 ッー ー 品
ペ ボ 品 化 化貨
加 清 ト用 用
工 衣ッ フ品 デ 粧 粧
掃 品
和 食 料ト ー ィ 品 品
用
日 品 洗フ ド ソ
品
配 加 加 剤ー ー
・ ヘ化
工 工 菓 菓 ・ド プ 健
医 医
キ ア粧
食 食 子 子 食 ・ 薬 薬
康
ッ
介シ カ品 品
加 品 品 器 食 品
工 チ ラ
洗 護ャ
酒 ン 品
肉
用ン ー
菓 剤 ・
類 用 日 ・ シ
子 等 品プ
日 品 サ
ヘ
精 日用 ー ー
プ
配 ア
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リ
日 メ
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メ
用 紙 イ
貨 化
青 製 ン
雑 ク 粧
果
シ
貨 品 ト ー
青 品 ズ
ン
果 医
薬
青果 パン 品
弁
シ
当 シーズン食品
・
パン ビールケース シーズン雑貨 ー
飲料 ズ
惣
菜 ン
雑
小ペットボトル飲料 酒類
米 貨
プ
ロ
冷蔵庫
レジ モ
荷受け場 休憩スペース
トイレ
11
レギュラー店(1) 高速多店舗出店の実現
特徴
• 生活必需品に特化した品揃えで
高来店頻度の実現
• レイアウト、オペレーション、品揃えなど
徹底標準化でローコスト経営の実現
回転式袋詰什器[SAT]
7,000人商圏でも集客と収益を確保できる店
食品構成比の低い(=必要商圏人口の多い)競合他社との
立地争いに優位、出店数確保の強力なドライバー
12
レギュラー店(2) 安定した収益性の維持
後方補充
ウォークイン冷蔵庫 特徴
• 足元商圏の繰り返し来店による、
少ない競争相手の中での安定収益モデル
• 売上予測課 (店舗開発と別ライン)による、
高い精度の収益予測と社内牽制機能
作業計画書
• 完全本部主導の店舗オペレーションによる
業界トップの『従業員1人当たり売場面積』で
人件費増加を抑制、採用難に対応
為替の影響やインバウンドの増減などの影響が無く、
売上や収益性の安定化、想定外のコスト変動が少ない
13
ディスカウント戦略
• 2019年8月10日から、食品を中心とした
強力なディスカウント(価格切り下げ)を実施。
• 2020年5月から、日替り特売を抑制し、
EDLPのさらなる追求 →”毎日が特売”
• チラシの折込頻度を毎週→隔週→3週間と減らし、
浮いた経費はディスカウントの原資へ
目的
厳しいオーバーストア環境の中で
お客様のディスティネーションストアになるために、
ゲンキーの強み・特徴を明確に位置づける。
ディスカウントビジネスの追求によって
地域の人々の暮らしを豊かにする事が、
ゲンキーの使命である。
※ 2020年1月9 時点の価格。
現状とは異なる場合がございます
14
業界誌でも当社の特徴を評価
フード&ドラッグの急速成長にフォーカスした
戦略分析
• 「低価格・EDLP」
「生鮮までそろうワンストップ・ショッピング」
「立地の利便性でショートタイム・ショッピング」
→これらによって強い集客力
• ポジショニングを明確にした低価格PBで、
節約志向の顧客に圧倒的な訴求力
• 仕組み化されたローコストオペレーションが、
収益向上や幅広い人材登用に寄与
【出典 : ダイヤモンド・チェーンストア 2020年12月15日号】
15
ローコスト経営を支える 自前主義
不動産ディベロッパーを介さない自社開発によって、
(1) 店舗開発
立地の標準化と不動産費の圧縮を実現
(2) プライベート 仕様、デザインから保管管理、配送まで自社で行い、
ブランド 圧倒的な低価格で節約志向に対応
3PLに頼らない自社運営で
(3) 物流
業界最低の物流費比率を維持
(4) 生鮮食品 弁当・惣菜・精肉の自社プロセスセンターを稼働。
ディスカウントを追求する為には、安く売り続ける仕組みを作らなければならない。
ローコスト経営の根幹として自前主義を貫き、
業界最大の一人あたり売場面積 30坪 ・ 業界最低の坪当たり経費高 20万円/坪・年
16
(1) 店舗開発部
【店舗開発部】 【売上予測課】
高速出店体制の強化 出店後の収益確保
⚫ 1人2店舗の物件確保を必達として、 ⚫ 需要予測アプリと自社のノウハウを
組織教育と人員体制の強化 MIXし、より精度の高い予測値の確立
⚫ 東海/北陸の二部体制で、 ⚫ 社長による現地最終確認方式により、
より現地に入り込んだソーシング さらに厳しい基準へ
⚫ 現地の不動産業者と連携し、
情報収集を強化(自前出店は継続)
自前化によるコスト圧縮とあわせて、
店舗開発部と売上予測課が別組織系で牽制を効かせることで、
確実に売れる立地に高速で出店する→売場面積を無限大に拡大
17
(2) プライベートブランド
低価格と高収益のバランスを取った
MD計画
• 顧客の節約志向に強い訴求力
• ナショナルブランドのディスカウント原資
として、さらなる低価格へ還元
• 買上げ点数の向上に寄与
20年以上取り組み続けてきた低価格PB
→ディスカウント企業としてのブランド確立
【出典 : ダイヤモンド・チェーンストア 2020年12月15日号】
18
(3)-1 物流 / 北陸地方
2020年4月
福井県の物流センター『福井丸岡TC』の増床 + チルドセンター稼働
2023年
富山県小矢部市に、第二RPDCを建設予定 富山県に[RPDC] 建設予定
(延床面積 約11,000坪、投資予定額50億円 (いずれも仮) )
岐阜安八RPDC
(PC & DC500店 + TC200店)
[NEW] 愛知TC 福井丸岡TC [NEW] 石川TC
(100店) (100店 + 2WH) (100店)
• 北陸エリアの外部倉庫、チルド倉庫を解約し、
自前化によって物流コスト改善
• 石川エリアの高速出店を支える
自社物流体制の強化
19
(3)-2 物流 / 東海地方
2019年6月
岐阜県に、ドライ・チルド・プロセスセンター 『岐阜安八RPDC』 稼働
(投資総額 65億円 / 延床面積 13,000坪)
2024年以降
愛知県内に、第三RPDCを建設予定 愛知県に[RPDC] 建設予定
(延床面積、投資予定額 未定 )
岐阜安八RPDC
(PC & DC500店 + TC200店)
[NEW] 愛知TC 福井丸岡TC [NEW] 石川TC
(100店) (100店 + 2WH) (100店)
• 外部倉庫をすべて解約して物流拠点を
集約し、物流コスト改善
• 愛知エリアの高速出店を支える
自社物流体制の強化
20
(4)-1 生鮮食品の取り組み
特徴
• 自社プロセスセンター等による
店舗での加工作業なし
• 本部での在庫管理により
店舗発注作業なし
• 本部主導でマニュアル化された鮮度管理システム
+スーパーバイザーの店舗ラウンドによる対面教育
『店舗作業・店舗判断』による高コスト化を防ぎ、
本部主導で標準化された鮮度・在庫管理を実現
21
(4)-2 生鮮食品 プロセスセンター
2019年9月、岐阜県において
おにぎり・弁当・惣菜・精肉を製造加工するプロセスセンターを稼働
→運営子会社「富士パール食品株式会社」 を設立
目的
• 内製化による収益性の向上
→低価格 & 鮮度向上でバリューアップ、さらなる競争力強化
• コンセッショナリー(テナント型)では実現できない価格帯で、集客の要に
自前主義によるFOOD & DRUG を更に追求
SMに匹敵する生鮮食品の鮮度・品質へ
22
(4)-3 生鮮食品 内製化によるメリット
コンセッショナリー
自社 内製化
(テナント型)
• 全ての店舗に導入が可能 • 出店の決定権がない
お客から見て、どのゲンキーに行っ (各テナントの規模や収益目線に依存)
ても生鮮の品揃えがある安心感
• 価格を機動的に決定できる • 価格の決定権がない
全社マージンMIXで判断できるため、 (テナントごとの収益が必須)
競争優位な価格設定が可能
• 販促施策を連携させやすい • 各種販促の連携が困難
競争環境によって価格強化、 (ポイント付与、チラシ目玉など)
ポイント対抗など組み合わせて
集客に繋げる事が可能
生鮮食品が競争力強化と来店頻度向上に大きく貢献する。
ゲンキーのレギュラー店『小商圏・高来店頻度フォーマット』と親和性が非常に高い
23
結語 : ビジョン
目指すは 1万店舗チェーンストア企業への挑戦
チェーンストア理論の原理原則に従い、
完全標準化と単純化を徹底し、
年間1千店舗 高速で出店できる体制を構築していく。
→そのために、人材開発の取り組み強化
24
人材開発(1) スペシャリスト採用
• スペシャリスト採用とは
➢ 将来の幹部候補として、小売業に変革をもたらす力を持つ人材を採用
➢ 戦略本部にて強みを活かすフィールドを提供
➢ 教育費の傾斜配分により、チェーンストア理論とビジネス知識の両立
• 採用実績
2017年卒 1人 名古屋大学
2019年卒 13人 大阪大学、名古屋大学など
2020年卒 20人 東京大学、京都大学など
2021年卒 30人 東京大学、東京工業大学など
(例)東京大学出身者 → マーケティング部 売上予測課
大阪大学出身者 → 商品本部 バイヤー
京都大学出身者 → IT本部 システムエンジニア
25
人材開発(2) ゲンキー大学の教育体制
• MBA取得派遣
他業界と戦える人材を育成するため、
社内選抜を行い、ハイレベルなビジネス知識を得られる環境に毎年数名を派遣。
【派遣先】 早稲田大学、グロービス経営大学院、法政大学、福井大学 等
• スカウト採用
スペシャリスト採用で入社した社員を、社外からスカウトした人員の下に配置。
新たなノウハウの内製化と多様な能力開発を目的とする。
• オンライン教育
1000店舗体制に向けて、オンラインでの教育ツールを整備。
個店ごとの能力に頼ることなく、教育レベルの全店標準化を目指す。
26
-ご注意-
本資料に記載されている予想数値は、当社が現在において入手可能な情報、及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に基づく
仮定を前提としています。
また、プレゼンテーションの際の説明には、将来の見通し・判断・計画あるいは戦略が含まれています。これら将来予測による
記載及び発言は不確定要素を含んでいることから、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
【問い合わせ先】
Genky DrugStores 株式会社 IR広報室
TEL : 0776-67-5240 (ゲンキー株式会社 代表)