9264 J-ポエック 2021-07-14 15:30:00
2021年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年7月14日
上場会社名 ポエック株式会社 上場取引所 東
コード番号 9264 URL http://www.puequ.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)釆女 信二郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名)吉本 貞幸 TEL 084(922)8551
四半期報告書提出予定日 2021年7月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年8月期第3四半期の連結業績(2020年9月1日~2021年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年8月期第3四半期 4,684 △0.4 198 9.1 210 3.9 155 0.5
2020年8月期第3四半期 4,701 15.5 182 73.3 202 88.9 154 136.7
(注)包括利益 2021年8月期第3四半期 172百万円(2.2%) 2020年8月期第3四半期 168百万円(125.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年8月期第3四半期 66.16 66.13
2020年8月期第3四半期 74.00 73.58
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年8月期第3四半期 8,657 2,760 31.9
2020年8月期 8,649 2,579 29.8
(参考)自己資本 2021年8月期第3四半期 2,760百万円 2020年8月期 2,578百万円
3
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年8月期 - 0.00 - 38.00 38.00
2021年8月期 - 0.00 -
2021年8月期(予想) 38.00 38.00
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
- 1 -
3.2021年8月期の連結業績予想(2020年9月1日~2021年8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 6,589 7.9 298 35.8 291 14.1 182 △18.2 78.54
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
:無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
2021年8月期3
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2,353,500株 2020年8月期 2,321,400株
Q
2021年8月期3
② 期末自己株式数 1,070株 2020年8月期 640株
Q
2021年8月期3 2020年8月期3
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2,349,213株 2,089,820株
Q Q
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
- 2 -
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 10
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大による政府の度重なる緊急事態宣言の
発令によって、企業収益や個人消費が悪化するなど厳しい状況で推移しました。
国内外では段階的な経済活動の再開の動きがあるものの、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような経営環境におきまして、港湾における津波対策整備事業が活発に進んでいる背景の下、当社グループは景観
配慮型防潮壁「シーウォール」の受注促進に注力しつつ、東北大学と共同研究中のオゾン装置開発に向けた対応を継続し
てまいりました。また、当社の主要な経営戦略に位置付けておりますM&Aによる成長を目指し、これを可能とすべく対象先ソ
ーシング機能の充実、実行体制の強化に注力しているところです。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高4,684百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益198百万
円(前年同期比9.1%増)、経常利益210百万円(前年同期比3.9%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は155百
万円(前年同期比0.5%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(環境・エネルギー事業)
港湾の津波対策事業の推進に伴う防潮壁「シーウォール」及びコロナ禍におけるオゾン装置の受注成果が寄与し
売上が増加しました。また、前第2四半期連結会計期間でM&Aにより子会社化した協立電機工業株式会社の経営
成績が当期首から反映され、上乗せ効果が寄与したことで順調に推移しました。
以上の結果、環境・エネルギー事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は2,653百万円(前年同期比19.1%
増)
、セグメント利益は118百万円(前年同期比40.7%増)となりました。
(動力・重機等事業)
プラント機器市場及び産業機械部品市場に向け、新規顧客の開拓に注力してまいりました。
なお、本事業に係る売上の約50%を占める船舶関連機器の製造受託事業について、関連市況が前期好調に推移し
ておりました一方、当期はその反動を受けて低調な推移となっております。
その結果、船舶用エンジン台板の製造受託受注量が減少し売上高も減少しました。
なお、その他の動力・重機関連機器におきましては、新規で複数の大型案件を受注し、順次、売上に計上してき
たことが船舶機器に係る低調さを下支えし、利益の増加に寄与しました。
以上の結果、動力・重機等事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は1,680百万円(前年同期比10.3%減)
、セ
グメント利益は151百万円(前年同期比1.6%増)となりました。
(防災・安全事業)
新規の消防設備工事の受注獲得に向けた営業活動を展開してまいりましたが、病院や介護福祉施設からの消防設
備工事に係る需要が低調でありました。
このような状況を踏まえて、リモートで営業展開を推進することにより、出張経費の削減等につなげてまいりま
したが、収益減少の影響までカバーできず低調な推移となりました。
以上の結果、防災・安全事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は350百万円(前年同期比41.6%減)
、セグメ
ント利益29百万円(前年同期比21.7%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は8,657百万円(前連結会計年度末は8,649百万円)となり、8百万
円増加しました。流動資産は4,536百万円(前連結会計年度末は4,698百万円)となり、161百万円減少しました。
これは主に、電子記録債権の増加103百万円があった一方、受取手形及び売掛金の減少70百万円、商品及び製品の
減少75百万円があったこと等によるものであります。
固定資産は4,120百万円(前連結会計年度末は3,951百万円)となり、169百万円増加しました。これは主に、土
地の増加30百万円、投資有価証券の増加84百万円等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は5,896百万円(前連結会計年度末は6,070百万円)となり、173百万
円減少しました。流動負債は3,031百万円(前連結会計年度末は3,324百万円)となり、292百万円減少しました。
これは主に、支払手形及び買掛金の減少75百万円、短期借入金の減少115百万円等によるものであります。
- 4 -
固定負債は2,865百万円(前連結会計年度末は2,745百万円)となり、119百万円増加しました。これは主に、長
期借入金の増加125百万円等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,760百万円(前連結会計年度末は2,579百万円)となり、181百
万円増加しました。これは主に、新株予約権の行使による資本金の増加49百万円及び資本剰余金の増加49百万円、
利益剰余金の増加67百万円等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2020年10月14日の「2020年8月期 決算短信」で公表いたしました2021年8月期
の連結業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年8月31日) (2021年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,250,258 2,292,090
受取手形及び売掛金 1,396,612 1,325,614
電子記録債権 143,404 247,258
商品及び製品 112,564 36,874
仕掛品 380,566 316,266
原材料及び貯蔵品 30,099 37,086
その他 393,828 290,839
貸倒引当金 △9,172 △9,071
流動資産合計 4,698,163 4,536,957
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 789,667 795,691
土地 1,996,853 2,027,353
その他(純額) 441,759 438,265
有形固定資産合計 3,228,281 3,261,310
無形固定資産
のれん 7,606 6,954
その他 7,138 6,072
無形固定資産合計 14,744 13,026
投資その他の資産
投資有価証券 203,703 288,095
その他 507,412 567,738
貸倒引当金 △2,939 △9,756
投資その他の資産合計 708,175 846,077
固定資産合計 3,951,201 4,120,414
資産合計 8,649,364 8,657,372
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 341,581 266,169
短期借入金 1,670,000 1,555,000
1年内返済予定の長期借入金 948,335 876,102
1年内償還予定の社債 20,000 -
未払法人税等 75,350 29,966
賞与引当金 24,557 63,151
その他 244,471 241,057
流動負債合計 3,324,295 3,031,446
固定負債
長期借入金 2,451,037 2,577,014
役員退職慰労引当金 19,105 20,092
退職給付に係る負債 140,665 143,944
その他 135,133 124,386
固定負債合計 2,745,941 2,865,436
負債合計 6,070,236 5,896,883
純資産の部
株主資本
資本金 1,013,297 1,062,420
資本剰余金 870,997 920,120
利益剰余金 709,595 776,831
自己株式 △138 △231
株主資本合計 2,593,752 2,759,141
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △15,647 1,347
その他の包括利益累計額合計 △15,647 1,347
新株予約権 1,023 -
純資産合計 2,579,128 2,760,488
負債純資産合計 8,649,364 8,657,372
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年9月1日 (自 2020年9月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
売上高 4,701,945 4,684,449
売上原価 3,764,212 3,740,679
売上総利益 937,733 943,769
販売費及び一般管理費 755,371 744,877
営業利益 182,362 198,891
営業外収益
受取利息 658 95
受取配当金 4,362 656
投資有価証券売却益 30,193 299
保険解約返戻金 17,097 792
固定資産賃貸料 12,710 11,849
補助金収入 1,000 10,204
その他 19,378 23,045
営業外収益合計 85,400 46,941
営業外費用
支払利息 24,032 21,133
投資有価証券評価損 23,861 5,588
株式交付費 1,032 779
その他 16,502 8,083
営業外費用合計 65,428 35,585
経常利益 202,333 210,248
特別利益
固定資産売却益 284 2,077
負ののれん発生益 24,310 -
固定資産受贈益 - 24,888
特別利益合計 24,595 26,966
特別損失
固定資産除却損 972 480
特別損失合計 972 480
税金等調整前四半期純利益 225,957 236,734
法人税等 71,315 81,308
四半期純利益 154,641 155,425
親会社株主に帰属する四半期純利益 154,641 155,425
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年9月1日 (自 2020年9月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
四半期純利益 154,641 155,425
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 14,102 16,995
その他の包括利益合計 14,102 16,995
四半期包括利益 168,744 172,420
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 168,744 172,420
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、当第3四半期連結累計期間において、新株予約権の行使に伴い新株式32,100株の発行を行いました。
その結果、当第3四半期連結累計期間において資本金及び資本準備金がそれぞれ49,122千円増加し、当第3四
半期連結会計期間末において、資本金が1,062,420千円、資本準備金が920,120千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2020年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
計算書計上額
環境・ (注)1
動力・重機等 防災・安全 計 (注)2
エネルギー
売上高
外部顧客への売上高 2,227,260 1,874,180 600,505 4,701,945 - 4,701,945
セグメント間の内部売上高
620 - - 620 △620 -
又は振替高
計 2,227,880 1,874,180 600,505 4,702,565 △620 4,701,945
セグメント利益 83,860 149,107 37,134 270,101 △87,740 182,362
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
セグメント利益 (単位:千円)
金額
セグメント間取引消去 △481
全社費用※ △87,258
合計 △87,740
※全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(重要な負ののれんの発生益)
環境・エネルギー事業において、当第3四半期連結累計期間より協立電機工業株式会社の株式取得による連
結子会社化に伴い、負ののれんが発生しております。当該事象による負ののれん発生益の計上額は24,310千円
であります。なお、負ののれん発生益は特別利益のため、上記セグメント利益には含まれておりません。
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Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年9月1日 至 2021年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
調整額
計算書計上額
環境・ (注)1
動力・重機等 防災・安全 計 (注)2
エネルギー
売上高
外部顧客への売上高 2,653,096 1,680,734 350,618 4,684,449 - 4,684,449
セグメント間の内部売上高
3,980 - - 3,980 △3,980 -
又は振替高
計 2,657,076 1,680,734 350,618 4,688,429 △3,980 4,684,449
セグメント利益 118,007 151,558 29,064 298,630 △99,738 198,891
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
セグメント利益 (単位:千円)
金額
セグメント間取引消去 △86
全社費用※ △99,651
合計 △99,738
※全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
- 11 -
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 12 -