9262 シルバーライフ 2020-06-09 15:30:00
2020年7月期 第3四半期決算短信[日本基準](非連結) [pdf]
2020年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年6月9日
上場会社名 株式会社シルバーライフ 上場取引所 東
コード番号 9262 URL https://www.silver-life.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)清水 貴久
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部長 (氏名)今尾 次郎 TEL (03)6300-5629
四半期報告書提出予定日 2020年6月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年7月期第3四半期の業績(2019年8月1日~2020年4月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年7月期第3四半期 6,433 11.8 656 △2.2 765 1.1 478 2.6
2019年7月期第3四半期 5,754 21.4 671 56.1 757 57.7 466 55.9
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年7月期第3四半期 45.03 43.68
2019年7月期第3四半期 44.25 42.60
(注)当社は、2019年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当
該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり四半期純利益」
を算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年7月期第3四半期 5,168 4,159 80.5
2019年7月期 4,853 3,674 75.7
(参考)自己資本 2020年7月期第3四半期 4,159百万円 2019年7月期 3,674百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年7月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年7月期 - 0.00 -
2020年7月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年7月期の業績予想(2019年8月1日~2020年7月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 8,830 13.2 990 11.8 1,070 6.8 670 5.4 62.89
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年7月期3Q 10,653,200株 2019年7月期 10,616,400株
② 期末自己株式数 2020年7月期3Q 294株 2019年7月期 294株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年7月期3Q 10,624,395株 2019年7月期3Q 10,537,588株
(注)当社は、2019年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期
首に当該株式分割が行われたと仮定して「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び「期中平均株式
数」を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビュー対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての
注意事項等については、添付資料P3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
株式会社シルバーライフ(9262) 2020年7月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………… 6
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 6
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 6
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 6
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株式会社シルバーライフ(9262) 2020年7月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、インバウンド需要の減少や
世界経済の下振れを背景に急速に悪化いたしました。加えて政府の緊急事態宣言が全国へ拡大されたことで、国内に
おける消費活動も一気に冷え込み、経済活動の停滞が顕著となり予断を許さない状況が続いております。
当社が属する高齢者向け配食サービス業界におきましては、高齢者人口及び一人暮らし高齢者世帯の増加等を背景
に、市場は引き続き拡大傾向が続いております。
このような状況の下、当社におきましては、引き続きFC加盟店の積極的な開発、高齢者施設向けの食材販売では
減少した売上を回復に向け新商品の開発を行いました。特に、今後の新たな収益の柱とすべく前事業年度に始まった
当社製造冷凍弁当の直接販売の売上拡大に向けた施策に注力いたしました。
製造面については、工場の製造設備増強等による生産効率化の効果等が原価の低減に繋がりました。加えて顧客へ
の販売価格が直接売上高となる直接販売の比率が更に高まったことで売上高総利益率は上昇いたしました。
販売管理費については、直接販売の認知度向上に向け積極的な広告展開を行ったこと、また同直接販売の売上増に
伴い商品の配送費用が増加したことにより、売上高販売管理費率は高まりました。しかしながら、広告戦略のノウハ
ウが得られ効率化が図れたことから、売上高広告宣伝費率は第2四半期終了時点と比較し改善傾向で推移しておりま
す。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,433,770千円(前年同期比11.8%増)、営業利益は656,515千円
(同2.2%減)、経常利益は765,808千円(同1.1%増)、四半期純利益は478,434千円(同2.6%増)となりました。
なお、新型コロナウィルスの感染拡大は、現時点においては当社事業活動に対し大きな影響はありませんでした。
販売区分別の経営成績は、次のとおりであります。
① FC加盟店
フランチャイズを展開しているFC加盟店向け販売では、市場シェアの拡大を優先事項と捉え、「まごころ弁当」
及び「配食のふれ愛」の2ブランドによる積極的な店舗展開を図ってまいりました。これにより「まごころ弁当」は
前事業年度末より47店舗、「配食のふれ愛」は26店舗それぞれ増加したことで、総店舗数は前事業年度末より73店舗
増加し802店舗となりました。
この結果、FC加盟店向け販売における当第3四半期累計期間の売上高は4,649,472千円(前年同期比12.5%増)と
なりました。
② 高齢者施設等
高齢者施設等向け食材販売サービスである「まごころ食材サービス」では、介護報酬削減の影響により民間配食業
者への効率的な食材販売サービスへの需要が高まっておりますが、前事業年度に行った個食対応の廃止による影響が
継続し売上は減少いたしました。
なお、2020年4月より施設専用冷凍商材「こだわりシェフ」の販売を新たに開始いたしましたが、売上への寄与度
は軽微となっております。
この結果、高齢者施設向け食材販売における当第3四半期累計期間の売上高は889,071千円(前年同期比6.5%減)
となりました。
③ OEM・その他
前事業年度末から継続している既存大手OEM先の委託先分散化施策の影響でОEМ販売の売上は減少いたしまし
たが、直接販売の売上拡大施策が功を奏し、同直接販売の売上が大幅増となり減少分以上の売上確保にいたりまし
た。
なお、直接販売の利益は当初広告宣伝費等の先行投資費用でマイナスとなっておりましたが、売上が増加したこと
で、2019年12月以降は損益分岐点に達し利益貢献に転じております。
また2020年3月以降、直接販売の売上高はОEМ販売の売上高を上回る金額で推移しております。
この結果、OEM・その他販売における当第3四半期累計期間の売上高は895,226千円(前年同期比33.8%増)とな
りました。
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(2)財政状態に関する説明
(流動資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は前事業年度末より544,751千円減少し、2,751,520千円となりまし
た。
これは主に、売掛金が49,517千円、冷凍弁当の製造増加に伴い商品及び製品が20,731千円増加したこと、新工場
の建設にかかる費用支払いで現金及び預金が644,659千円減少したこと等によるものであります。
(固定資産)
当第3四半期会計期間末における固定資産は前事業年度末より859,536千円増加し、2,417,118千円となりまし
た。
これは主に、新工場の建設にかかる工事費用として建設仮勘定が756,477千円及び無形固定資産が88,613千円それ
ぞれ増加したこと等によるものであります。
(流動負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は前事業年度末より193,981千円減少し、852,095千円となりました。
これは主に、未払法人税等が155,028千円減少したこと等によるものであります。
(固定負債)
当第3四半期会計期間末における固定負債は前事業年度末より23,989千円増加し、156,825千円となりました。
これは主に、預り保証金が15,046千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は前事業年度末より484,778千円増加し、4,159,717千円となりました。
これは主に、利益剰余金が478,434千円増加したこと等によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年7月期の業績予想につきましては、2019年9月12日付けの「2019年7月期決算短信」で公表いたしました業
績予想から変更はありません。
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株式会社シルバーライフ(9262) 2020年7月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年7月31日) (2020年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,260,473 1,615,814
売掛金 744,807 794,325
商品及び製品 40,367 61,099
原材料及び貯蔵品 12,452 15,125
その他 266,852 296,925
貸倒引当金 △28,682 △31,770
流動資産合計 3,296,271 2,751,520
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 640,551 639,205
機械及び装置(純額) 308,653 290,455
建設仮勘定 29,922 786,399
その他(純額) 345,766 361,803
有形固定資産合計 1,324,894 2,077,864
無形固定資産 140,939 229,552
投資その他の資産
その他 101,931 121,600
貸倒引当金 △10,184 △11,899
投資その他の資産合計 91,747 109,700
固定資産合計 1,557,581 2,417,118
資産合計 4,853,852 5,168,638
負債の部
流動負債
買掛金 483,705 491,038
未払法人税等 259,561 104,533
その他 302,809 256,522
流動負債合計 1,046,077 852,095
固定負債
その他 132,836 156,825
固定負債合計 132,836 156,825
負債合計 1,178,913 1,008,921
純資産の部
株主資本
資本金 710,656 713,828
資本剰余金 700,656 703,828
利益剰余金 2,264,308 2,742,742
自己株式 △682 △682
株主資本合計 3,674,939 4,159,717
純資産合計 3,674,939 4,159,717
負債純資産合計 4,853,852 5,168,638
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
売上高 5,754,187 6,433,770
売上原価 4,109,801 4,543,423
売上総利益 1,644,385 1,890,347
販売費及び一般管理費 972,860 1,233,831
営業利益 671,525 656,515
営業外収益
受取利息 5,580 7,263
受取補償金 72,410 93,043
その他 20,133 26,592
営業外収益合計 98,125 126,899
営業外費用
支払利息 29 -
賃貸費用 7,968 14,506
貸倒損失 1,589 131
貸倒引当金繰入額 2,300 2,763
その他 295 203
営業外費用合計 12,182 17,605
経常利益 757,468 765,808
特別利益
固定資産売却益 - 1,209
特別利益合計 - 1,209
特別損失
固定資産売却損 3,995 340
固定資産除却損 4,789 2,450
特別損失合計 8,784 2,790
税引前四半期純利益 748,683 764,228
法人税、住民税及び事業税 279,575 277,063
法人税等調整額 2,807 8,730
法人税等合計 282,382 285,794
四半期純利益 466,300 478,434
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株式会社シルバーライフ(9262) 2020年7月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(持分法損益等)
関連会社がないため該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社は、食材製造販売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎、潜在株式調整後1当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、次のと
おりであります。
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年8月1日
至 2019年4月30日) 至 2020年4月30日)
(1)1株当たり四半期純利益 44円25銭 45円03銭
(算定上の基礎)
四半期純利益(千円) 466,300 478,434
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る四半期純利益(千円) 466,300 478,434
普通株式の期中平均株式数(株) 10,537,588 10,624,395
(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益 42円60銭 43円68銭
(算定上の基礎)
四半期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 408,037 328,109
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前事業 - -
年度末から重要な変動があったものの概要
(注)当社は、2019年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首
に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期純利益及び潜在株式調整後1株当たり四半期純利益を
算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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