2021年8月期 通期決算説明資料
株式会社フューチャーリンクネットワーク（東証マザーズ：9241）
2021年10月14日
© Future Link Network Co., Ltd. 1
01 事業内容
02 2021年8月期 業績ハイライト
03 今後の成長戦略
04 2022年8月期 業績見通し
Appendix 今後の取り組み
© Future Link Network Co., Ltd. 2
01 事業内容
© Future Link Network Co., Ltd. 3
事業内容・会社概要
会社名 株式会社フューチャーリンクネットワーク
設立 2000年3月（決算期：8月）
本社所在地 千葉県船橋市
従業員数 90名（2021年8月末現在）
資本金 266,640,060円（2021年8月末現在）
地域情報流通事業
事業内容 公共ソリューション事業
マーケティング支援事業
石井 丈晴 代表取締役 代表取締役 石井 丈晴 Takeharu ISHII
岡田 亮介 取締役
1973年12月23日生まれ、千葉県出身。
中川 拓哉 取締役
慶應義塾大学 商学部 卒業。新卒で株式会社リク
板倉 正弘 社外取締役
経営陣 ルートに入社し、人事部で活躍。社会の役に立つ
片町 吉男 社外取締役
事業がしたいと考え、2000年3月に「地域活性」
神﨑 進 監査役 をキーワードに当社を設立し、独立。地域の付加
清水 行雄 社外監査役 価値増大を目的に、地方企業と協業しながら全国
松本 高一 社外監査役 で地域情報流通事業を展開する。
© Future Link Network Co., Ltd. 4
事業内容・企業理念
地域活性化を
継続的かつ発展的事業の形で
実現することで、
社会に貢献する。
© Future Link Network Co., Ltd. 5
事業内容・創業背景
2000年の創業以来、多様性があり持続可能な地域社会モデルの構築に取り組む。多様性のある地域社会を維持し、地域
の付加価値を増大させることで、少子高齢化が進む社会においてもGDPの増加に貢献し、社会課題の解決に貢献。
社会課題 市場環境
少子高齢化・人口減少 消費者ニーズの多様化
地域課題の増加・複雑化による インターネットの利用拡大に伴う
自治体のマンパワー不足 画一的サービスの普及
都市圏への過度な一極集中 価格競争の激化
自治体と協働し
多様性にあふれ
地域課題解決にとりくみ続ける
魅力ある地域づくりの必要性
存在の重要性
Our VISION
地域活性化を継続的かつ発展的事業の形で実現することで、社会に貢献する
© Future Link Network Co., Ltd. 6
事業内容・3つの事業セグメント
地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を基盤に、3事業が重なりながら、独自性の高い事業構造で展開。
地域情報流通事業
地域の「付加価値」を発掘し、地域情報として流通させることで、地域活性化を行う事業。
各地域のスタッフが、直接付加価値を発掘し、地域情報サイトだけでなく、あらゆるデバイス、
あらゆる場所を使って情報を発信。当社が直営地域として運営するだけではなく、全国各地域
に根ざした運営パートナー各社と、技術や運営ノウハウを共有しながら、地域情報プラット
フォーム「まいぷれ」を構築・運用。
地域情報流通事業
公共ソリューション事業
地方自治体や国を対象に、公共（Public）が抱える課題に対して、地域情報プラットフォーム
「まいぷれ」を活用した官⺠協業モデルの課題解決を実施する事業。
地域に根ざした運営体制と情報流通技術やノウハウ、自社の開発・制作体制を活用した、独自
の官⺠協働事業を多数展開。
公共ソリューション マーケティング支援 マーケティング支援事業
事業 事業 特定の商圏や地域に直接情報を発信したい企業や地域事業者に対し、地域情報流通プラット
フォーム「まいぷれ」を活用して、マーケティングを支援する事業。
ウェブマーケティング施策を含めた情報発信支援だけでなく、販促物制作から、地域のコミュ
ニティと連動したイベント等の企画・運営、バックオフィス業務のBPOまでを複層的に絡め、
サービスやブランドの認知度向上に寄与。
© Future Link Network Co., Ltd. 7
事業内容・地域情報プラットフォーム
すべての事業のベースとなる地域情報プラットフォーム「まいぷれ」は、その地域ならではの『付加価値情報』を発掘
する各地域の人員体制・共通基盤の上で情報蓄積するインフラ・多様な情報出口によって情報を届けるしくみの総称。
地域情報プラットフォーム「まいぷれ」
■「まいぷれ」が提供する
イベント・コミュニティ情報 地域情報サイト まいぷれ 『付加価値情報』
行政情報など あらゆる地域情報
地
多
域 安さ・値段
様
の クーポン割引
な
付 評価点数
情
加
Googleマイビジネス・SNS 報
価 地域のお店・施設の情報
地域の専属スタッフが
紙・デジタルサイネージ・イベント等
自ら足で集めた地域情報を の
値 あらゆる媒体、手段
収集・編集・発信するしくみ 出
情 ここにしかない価値
口
報
こだわり・特徴
人とのつながり
■地域情報プラットフォーム展開地域
※2021年9月1日時点 46 都道府県 764 市区町村 289 サイト
© Future Link Network Co., Ltd. 8
事業内容・事業の収益構造
地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を基盤にした3事業においては、多種多様な顧客に対して価値提供を行うこと
で、多方面にわたる独自の収益構造を有する。
■公共ソリューション事業
当社への収益の流れ 地方自治体・国
委託費・手数料 ソリューション提供（ふるさと納税BPOなど）
地域情報プラットフォーム「まいぷれ」
■地域情報流通事業
地域住⺠ 地域情報
運営サポート
運営パートナー
利用・閲覧 加盟料
ロイヤルティ
マーケティング支援 販促費
情報発信 利用料 情報発信 利用料
自治体 企業 地域事業者
地域事業者
■マーケティング支援事業
© Future Link Network Co., Ltd. 9
事業内容・地域情報流通事業
地域の「付加価値」を発掘し、地域情報として流通させることで、地域活性化を行う事業。各地域のスタッフが、直接
付加価値を発掘し、地域情報サイトだけでなく、あらゆるデバイス、あらゆる場所を使って情報を発信。当社が直営地
域として運営するだけではなく、全国各地域に根ざした運営パートナー各社と、技術や運営ノウハウを共有しながら、
地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を構築・運用。
■地域の事業者に寄り添ったラストワンマイルの存在価値
地域の事業者の課題 「まいぷれ」の強み
• マーケティングノウハウ不足 • 広告・マーケティング支援
• ITリテラシー • ITサービス活用支援・ノウハウ提供
• 地域内の人脈 • 地域コミュニティとの接続
• 認知度向上や経営に関する課題 • 取材～編集、地域への情報拡散
■各地域に根ざした運営パートナーとの協働体制
全国の運営パートナー 地域の事業者 ノウハウ共有
システム開発 地域密着性
事業運営サポート
154 社
情報発信支援
※2021年9月1日時点
パートナー加盟料 プラットフォーム利用料
ロイヤルティ
© Future Link Network Co., Ltd. 10
事業内容・公共ソリューション事業
地方自治体や国を対象に、公共（Public）が抱える課題に対して、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を活用した
官⺠協業モデルの課題解決を実施する事業。地域に根ざした運営体制と情報流通技術やノウハウ、自社の開発・制作体
制を活用した、独自の官⺠協働事業を多数展開。
■地域情報プラットフォームを活用した多様なソリューション
ふるさと納税BPO 地域共通ポイント
地方自治体・国
官⺠協働事業 事業委託費
ソリューション提供
協定締結 システム開発費用 官⺠協働ポータルサイト インフォメーションセンター運営
市⺠ライター育成 スマートシティ推進
地域の住⺠・事業者との接点
© Future Link Network Co., Ltd. 11
事業内容・マーケティング支援事業
特定の商圏や地域に直接情報を発信したい企業や地域事業者に対し、地域情報流通プラットフォーム「まいぷれ」を活
用して、マーケティングを支援する事業。ウェブマーケティング施策を含めた情報発信支援だけでなく、販促物制作か
ら、地域のコミュニティと連動したイベント等の企画・運営、バックオフィス業務のBPOまでを複層的に絡め、サービ
スやブランドの認知度向上に寄与。
■オフライン・オンライン両面による多様なソリューション
自治体 企業 地域事業者
販促物制作 Webマーケティング支援
広告・販促
広告・販促費
Webマーケティング
イベント企画・運営 BPO業務
地域の住⺠・事業者との接点
© Future Link Network Co., Ltd. 12
02 2021年8月期 業績ハイライト
© Future Link Network Co., Ltd. 13
2021年8月期 業績ハイライト・決算サマリー
■売上高 前年同期比 ■営業利益 前年同期比
1,349 百万円 +18.9 ％ 100 百万円 +128.5 ％
⚫ 売上高は前期比18.9％増、売上総利益も前期比23.7％増、営業利益128.5％増と計画的に事業が成長。
⚫ マーケティング支援事業は前期比10.2％減の中、地域情報流通事業（20.5％増）と公共ソリューション事業
（34.4％増）の2事業が成長を牽引。
⚫ 販管費も増加しているものの、事業成長につなげるための積極的な投資局面であると認識。
⚫ 業績予想に対し、売上高100％、営業利益115.8％で着地。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による影響を受
けるも、その影響を加味した事業計画であったため、見込み通りに成長。
© Future Link Network Co., Ltd. 14
2021年8月期 業績ハイライト・P/L
売上高は前期比18.9%の増収、営業利益は128.5%の増益と、新型コロナウイルスの事業影響に対応し堅調に推移。
2020年8月期 2021年8月期
（単位：百万円） 実績 実績 前期比 達成率＊
売上高 1,134 1,349 +18.9% 100.0%
地域情報流通事業 393 474 +20.5% 97.9%
公共ソリューション事業 468 629 +34.4% 101.7%
マーケティング支援事業 273 245 －10.2% 100.3%
売上原価 447 498 +11.6% 99.0%
売上総利益 687 850 +23.7% 100.7%
売上総利益率 60.6% 63.0%
販管費 643 749 +16.5% 99.0%
営業利益 44 100 +128.5% 115.8%
営業利益率 3.9% 7.5%
経常利益 42 94 +123.8% 114.1%
当期純利益 39 79 +101.7% 104.8%
＊注）2021年8月20日開示の通期業績予想数値に対する達成率
© Future Link Network Co., Ltd. 15
2021年8月期 業績ハイライト・売上高推移
地域情報流通事業（＋20.5％）と公共ソリューション事業（＋34.4％）が成長を牽引し、新型コロナウイルス影響によ
り苦戦するマーケティング支援事業をカバー。ふるさと納税の寄付が集中する年末にかけて伸長し、上期偏重で推移。
売上高推移 2021年8月期 四半期売上高推移
1,600 450
1,400 400
+18.9 % 49
1,200 245 350
61
300
1,000 273
73 60
322
250
800 629 229
200 167
600 468 117 115
382 150
400
100
474 121 123
200 369 393 50 118 110
0 0
2019年8月期 2020年8月期 2021年8月期 1Q 2Q 3Q 4Q
地域情報流通事業 公共ソリューション事業 マーケティング支援事業 地域情報流通事業 公共ソリューション事業 マーケティング支援事業
© Future Link Network Co., Ltd. 16
2021年8月期 業績ハイライト・営業利益推移
地域情報流通事業は、まいぷれ関連売上・パートナー関連売上を中心に限界利益率が高く、着実に利益伸長。
公共ソリューション事業は、ふるさと納税により売上高に比例して2Qに営業利益が集中。
営業利益推移 2021年8月期 四半期利益推移
500 200
400
+128.5 % 9
150
300 155
39 100 7 88
200 41 46 2
126 14 3
5
87 241 50
100
121 55 59 64 63
90
0 0 -3
-100 -217 -67 -73 -80
-243 -84
-306
-50
-200
-100
-300
1Q 2Q 3Q 4Q
-400 地域情報流通事業 公共ソリューション事業
2019年8月期 2020年8月期 2021年8月期 マーケティング支援事業 全社費用
地域情報流通事業 公共ソリューション事業 マーケティング支援事業 全社費用
© Future Link Network Co., Ltd. 17
2021年8月期 業績ハイライト・主な費用の推移
費用は前年比16.5%増。人件費＋業務委託費（システム開拓等の委託費）16.5％増、広告宣伝費22.0％増と、地域情報プ
ラットフォームの拡大・開発による事業成長のための人材および広告への投資に注力。
主な費用の推移
800
700
600 277
239
500
261
41
400 36
33
22
30
300 27
200 395
347
291
100
0
2019年8月期 2020年8月期 2021年8月期
人件費 業務委託費 広告宣伝費 他（地代家賃、IT・サーバー費用 など）
© Future Link Network Co., Ltd. 18
2021年8月期 業績ハイライト・B/S
営業活動による利益の増加と新規上場の公募増資により、現金及び預金が4億円増加し、総資産も増加。
上場時の新株発行による資本金及び資本準備金の増加のため、自己資本比率が41.8％に大きく改善。
2020年8月期 2021年8月期
（単位：百万円） 実績 構成比 実績 構成比 増減 主な増減理由
流動資産 349 78.7% 754 89.3% +404
現金及び預金 166 37.5% 569 67.5% +403 上場時の公募増資、営業CFの改善
固定資産 94 21.3% 90 10.7% －3 減価償却
総資産 444 844 +400
流動負債 286 64.5% 375 44.4% +88 未払法人税・預り金の増加
固定負債 148 33.5% 116 13.8% －32 借入金の返済
純資産 9 2.1% 353 41.8% +343 上場時の公募増資、当期純利益の計上
自己資本比率 2.1% 41.8%
© Future Link Network Co., Ltd. 19
2021年8月期 業績ハイライト・トピックス 地域情報流通事業
■売上高 前年同期比 ■営業利益 前年同期比
474 百万円 +20.5 ％ 241 百万円 +99.0 ％
棒グラフ：売上高 ■運営パートナー数 前年同期比 ■展開エリア数 前年同期比
474
折れ線グラフ：営業利益
369
393 154 社 +21 764 市区町村 +122
⚫ Googleマイビジネスとの連携強化等の付加価値を高め、月額掲載料の
241
平均単価＊が4,142円から4,915円へ確実にアップ。
＊注）当社直営エリアの2020年8月時点の平均、および2021年8月期の見込みの平均で算出
121 ⚫ コロナ禍における運営パートナー新規開拓をインバウンド型へモデル
90
チェンジし35件の契約獲得。
⚫ 運営パートナーが前期より19社増加し154社体制に。各社へ直営エリア
2019年8月期 2020年8月期 2021年8月期 の運営手法を伝えるサポートを強化し、全国の掲載単価増を促進。
© Future Link Network Co., Ltd. 20
2021年8月期 業績ハイライト・トピックス 公共ソリューション事業
■売上高 前年同期比 ■営業利益 前年同期比
629 百万円 +34.4 ％ 155 百万円 +22.9 ％
■ふるさと納税寄付額 前年同期比 ■ふるさと納税自治体数 前年同期比
棒グラフ：売上高 629
折れ線グラフ：営業利益
49 億円 +8 億円 33 市区町村 △4 市区町村
468
382 ⚫ ふるさと納税受託自治体が前期37自治体から33自治体に減少するも、受
託自治体に関与した寄付額は41億から49億へと増加。当社の強みである
圧倒的な地域密着性の運営体制により、各種施策が寄付額増加へ。
155
126 ⚫ 消防庁や加古川市での実証実験による防災情報配信事業への参画。
87
⚫ 地域共通ポイントの浸透を目的に、端末コストがかからない二次元コー
2019年8月期 2020年8月期 2021年8月期 ド型決済の新ポイントシステムを自社開発し、リニューアル。
© Future Link Network Co., Ltd. 21
2021年8月期 業績ハイライト・トピックス マーケティング支援事業
■売上高 前年同期比 ■営業利益 前年同期比
245 百万円 △10.2 ％ 9 百万円 △75.4 ％
棒グラフ：売上高
322 折れ線グラフ：営業利益
273
245
⚫ 新型コロナウイルス感染症拡大の影響による大手小売チェーンの販促需
要は回復途上だが、その影響を前提とした事業計画を策定していたため、
業績予想通りに推移。
41 39
9
2019年8月期 2020年8月期 2021年8月期
© Future Link Network Co., Ltd. 22
03 今後の成長戦略
© Future Link Network Co., Ltd. 23
今後の成長戦略・パートナーネットワークの拡充
上場による調達資金を、プラットフォーム価値向上のための開発・人件費およびパートナー拡大のための広告費に投資
し、成長サイクルを加速化。公共ソリューションやマーケティング支援の提供可能地域も拡大させ、好循環へ。
2022年8月期 計画
運営パートナーの増加
■運営パートナー数 (計画) ■展開エリア数 (計画)
地域情報PFの価値向上
による MRR増加
リーチ可能な地域の拡大
187 社
前年同期比 ＋33
857 市区町村
前年同期比 ＋93
▶WEBと販促のクロスセル
公共ソリューション
▶提案可能な顧客の拡大
提供地域の増加
▶ふるさと納税展開地域の拡大・寄付増
▶地域ポイント展開地域の拡大
セ
グ マーケティング支援 ▶関係自治体の増加
メ
▶ソリューションのバリエーション増加
ン
ト
別 公共ソリューション ▶運営パートナーの増加
売 ▶プラットフォーム利用顧客の増加
上
高 ▶サービス価値向上による単価向上
地域情報流通
推
▶MRRの増加
移
2020/8期 2021/8期 2022/8期 計画 2023/8期 計画 2024/8期 計画
© Future Link Network Co., Ltd. 24
今後の成長戦略・地域情報プラットフォームの価値向上
「地域情報サイト まいぷれ」のリニューアルと機能アップデートにより、クライアント・閲覧ユーザー双方の利便性向
上。さらに、新サービス「まいぷれアナライザー」のリリースと拡販によりマーケティング支援売上、MRRの底上げへ。
■「地域情報サイト まいぷれ」リニューアル ■「まいぷれアナライザー」リリース
プラットフォームの中で最も多くの情報接点を生み出している「地 地域におけるプロモーションや集客において重要性を増している、ローカルウェブマーケ
域情報サイト まいぷれ」において、地域の付加価値情報を『認知す ティングの効果的な実施を支援するためのツールをリリース。Googleマイビジネス(GMB)
る・興味を持つ・行動する・リピートする・ファンになる』という の活用結果等を分析し、効果的に運用することができるサービス。「地域情報サイト まい
サイクルを生み出すためのデザイン・機能リニューアルを実施。 ぷれ」との連動により情報発信から分析までを一元的に実施可能。
Q&A機能の追加 口コミ機能の拡張
その他、お店・施設のスコアリングと
ユーザーの属性・行動履歴のデータ化
など
© Future Link Network Co., Ltd. 25
今後の成長戦略・公共ソリューションの進化：ふるさと納税事業の取り組み拡充
未だ成長市場のふるさと納税において、展開地域の拡大および契約自治体における寄付額向上の施策に取り組む。これ
までの寄付額向上実績やノウハウをもとにして、新規開拓とグロース・コンサルティング領域を強化。
■ 寄付額の増加に向けた各種施策
返礼品の開拓 商品化支援 サイト運営施策 受託自治体増
2022年8月期で既に6自治体が増加
※2021年10月1日時点
• 愛媛県四国中央市
これまでの知見と積極的な 事業者との顔の見える関係 「ふるさとチョイス」をは 受託自治体数の増加は、翌
返礼品開拓力を活かし、寄 性を構築できる強みを活か じめとする寄付受付サイト 期以降の寄付額向上にも寄
• 千葉県鎌ケ谷市
付額に寄与する期待値の高 し、返礼品提供事業者のサ の運用数増加と寄付者誘導 与する。既存パートナー運 • 千葉県習志野市
い返礼品のラインナップを、 ポートから、返礼品の魅力 施策に注力。広告投下・運 営エリアや、現在受託中自 • 千葉県四街道市
各地の受託自治体で増やし、 を高めるための商品化支援 用により、直接寄付額につ 治体の近隣等に最新事例を
• 山梨県大月市
寄付額向上を支援。 を進め、寄付額向上を図る。 ながる施策に取り組む。 案内し、新規受託へ。
• 岩手県八幡平市
© Future Link Network Co., Ltd. 26
今後の成長戦略・公共ソリューションの進化：新地域ポイントシステムへのリプレイス完了
地域ポイントを展開する8エリアすべてで、自社開発の新ポイントシステム（二次元コードを使用したスマホアプリ型
システム）へのリプレイスを実施。2022年8月期は移行工数が見込まれるものの、サービス価値向上とともに、翌期以
降の原価圧縮へ。
■ 新地域ポイントシステム（スマホアプリ）画面イメージ
ホーム画面（二次元コード読取画面） 利用履歴画面 バッジ取得画面（2022年8月期も継続開発中）
© Future Link Network Co., Ltd. 27
04 2022年8月期 業績見通し
© Future Link Network Co., Ltd. 28
2022年8月期 業績見通し・通期業績予想
2021年8月期 2022年8月期
（単位：百万円） 実績 業績予想 前期比
売上高 1,349 1,531 +13.5%
地域情報流通事業 474 597 +26.0%
⚫ 売上高は前期比+13.5%、売上総利益
公共ソリューション事業 629 676 +7.5%
は＋16.7%と堅実な事業成長を。
マーケティング支援事業 245 256 +4.6%
⚫ 中期的な成長加速のため、プラット
売上原価 498 538 +7.9%
フォーム開発への人材投資・新サー
売上総利益 850 992 +16.7%
売上総利益率 63.0% 64.9% ビス拡販やパートナー拡大への広告
販管費 749 891 +18.9% 投資を強化。これにより、営業利益
営業利益 100 101 +0.4% は+0.4%の増益と横ばいの見込み。
営業利益率 7.5% 6.5%
経常利益 94 97 +3.4%
当期純利益 79 71 －10.9%
1株当たり当期純利益 112.82 円 86.67 円
© Future Link Network Co., Ltd. 29
Appendix 今後の取り組み
© Future Link Network Co., Ltd. 30
Appendix・今後の取り組み
2022年8月期の業績影響は軽微であるものの、中長期的な業績向上に貢献する取り組みに多数着手。
各分野のソリューション領域拡大により、事業としての持続可能性の向上と地域へのさらなる価値貢献へ。
■ 旧金谷小学校の利活用事業 ■ IPDCを活用した災害情報伝達手段事業 ■ 情報銀行の活用に向けた調査参画
全国的にも増加している廃校の利活用事業に着 消防庁から委託を受け、災害情報の伝達手段の 地域のラストワンマイルの担い手としてのポジ
手。コミュニティスペースや動画撮影スタジオ 多重化・多様化のための選択肢として有望な ショニングを活かし、生活者の個人情報データ
の設置などによる市⺠向け開放と、地域情報プ 「地上デジタル放送波を活用した新しい災害情 を取り扱う情報銀行の実証事業へ参画。健康・
ラットフォーム運営やBPOセンター開設等の収 報伝達手段」を性能・技術・運用・制度の側面 医療分野の要配慮個人情報と自治体が保有する
益事業を組み合わせ、長期的に継続する事業と から複数の自治体において実証し、社会実装に 情報を組み合わせることで、個人に適したサー
なるよう本格始動。 向けた道筋を示していく。 ビスを提供できるしくみを検討。
© Future Link Network Co., Ltd. 31