9232 パスコ 2019-10-25 15:00:00
(開示事項の経過)子会社株式譲渡手続きの完了、固定資産の譲渡(方針決定)、特別損益、法人税等調整額の計上見込み、業績予想(連結、個別)に関するお知らせ [pdf]

                                                             2019 年 10 月 25 日
 各   位
                             会 社 名     株式会社パスコ
                             代表者名      代表取締役社長     島村   秀樹
                                       (コード:9232 東証第1部)
                             問合せ先      取締役 グループ経営、経理、広報、IR 担当    日根   清
                                       (TEL.03−5722−7600)
                             親 会 社     セコム株式会社(コード:9735)



     (開示事項の経過)連結子会社の株式譲渡手続きの完了、固定資産の譲渡(方針決定)、
  特別損益および法人税等調整額の計上見込み、通期業績予想(連結の修正、個別)に関するお知らせ

 2019年7月24日付「連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」において公表しました連結子会社で
あるKeystone Aerial Surveys,Inc.の株式譲渡手続きが完了し、特別利益を計上する見込みとなりました。
 また、下記のとおり本日開催の取締役会において固定資産の譲渡の方針を決議し、特別損失(減損損失)を
計上する見込みとなったほか、海外子会社の解散決議に伴い法人税等調整額を計上する見込みとなり、2019年
5月13日に公表しました2020年3月期(2019年4月1日∼2020年3月31日)の通期連結業績予想を修正いたし
ました。さらに、通期個別業績の予想値については開示しておりませんでしたが、前期実績値との対比におい
てその差異が適時開示の基準に達する見込みとなりましたので、あわせてお知らせいたします。



                                   記

1.(開示事項の経過)    「連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ」の株式譲渡手続きの完了及び特別
利益の計上(連結・個別)
 2019 年7月 31 日付で Keystone Aerial Surveys,Inc.の譲渡手続きが完了し、2020 年3月期第2四半期決算
の連結業績において 1,848 百万円、個別業績において 2,315 百万円を特別利益(関係会社株式売却益)に計上
する見込みとなりました。

2.固定資産の譲渡(方針決定)および特別損失(減損損失)の計上(連結・個別)
 当社国内部門が保有する事業用不動産および社宅の一部について、   資産効率および財務体質の更なる向上を
目的に譲渡する方針を決定したことにより将来の回収可能性を検討した結果、2020 年3月期第2四半期決算
の連結業績において983百万円、個別業績において869百万円を特別損失(減損損失)に計上する見込みとなり
ました。譲渡する不動産の概要は以下のとおりとなります。
                                        面積(㎡)
     用途           所在地
                                 建物           土地
 事業用          愛媛県松山市                1,127.68     826.73
 社宅           宮城県仙台市                   85.87      37.12
 帳簿価額につきましては、譲渡価額に影響を及ぼす可能性もあることから開示は控えさせていただきます。
なお、現時点では、具体的な譲渡先、譲渡価額、譲渡時期は未定であり、確定後速やかにお知らせいたします。

3.法人税等調整額の計上(連結・個別)
 2019年8月23日付「特定子会社の異動(子会社の解散)に関するお知らせ」において公表いたしました連結
子会社PASCO Europe B.V.の解散決議に伴い、2020 年3月期第2四半期決算の連結業績において△508百万円、
個別業績において△517百万円を法人税等調整額(△は利益)に計上する見込みとなりました。



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4.2020 年3月期通期連結業績予想の修正(2019 年4月1日∼2020 年3月 31 日)
                                          親会社株主
                 売上高   営業利益      経常利益     に帰属する            1株当たり
                                                           当期純利益
                                          当期純利益
                    百万円       百万円       百万円        百万円        円 銭
 前回発表予想(A)
                    51,400     2,200     2,100     1,100      76.27
(2019 年5月 13 日発表)
 今回修正予想(B)          53,000     2,700     2,600     2,800     194.15
 増   減   額(B−A)      1,600      500       500      1,700
 増   減   率(%)         3.1      22.7      23.8      154.5
 (ご参考)前期実績
                    51,903     2,674     2,757     1,316      91.28
  (2019 年3月期)

連結業績予想の修正理由
  売上高、営業利益、経常利益は、連結子会社の連結除外による減少があるものの、当社において国内公共
 部門の受注が好調なことにより前回発表予想を上回る見通しとなりました。
  また、親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失を計上する見込みとなりましたが、経常利益の増加
 のほか、関係会社株式売却益および法人税等調整額の計上等により、前回発表予想を上回る見通しとなりま
 したので、上記の通り連結業績予想を修正いたします。

5.2020 年3月期通期個別業績予想(2019 年4月1日∼2020 年3月 31 日)
                                                           1株当たり
                    売上高      営業利益      経常利益      当期純利益
                                                           当期純利益

                    百万円       百万円       百万円        百万円        円 銭
  前期実績(A)           44,093     2,212     2,441     1,021      70.75
  当期予想(B)           46,700     2,400     2,800     3,700     256.21
  増 減 額(B−A)         2,606      187       358      2,678
  増 減 率(%)             5.9      8.5      14.7      262.1


前期実績と差異が生じた理由
  売上高、営業利益は、国内公共部門の受注が好調なことにより前期実績を上回る見通しであります。
  経常利益につきましては、営業利益の増加のほか、連結子会社からの配当金の受領の影響等により、前期
 実績を上回る見通しであります。
  当期純利益は、減損損失を計上する見込みとなりましたが、経常利益の増加のほか、関係会社株式売却益
 および法人税等調整額の計上等により、前期実績を上回る見通しとなりましたので、上記の通り前期実績に
 対して一定以上の差異が発生するため公表いたします。

※本資料に記載している業績予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提
に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因によ
り大きく異なる可能性があります。

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