9202 ＡＮＡ 2020-01-23 13:00:00
2020年度ANAグループ国際線航空輸送事業計画に関するお知らせ [pdf]
2020 年１月 23 日
各 位
会 社 名 ＡＮＡホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 片野坂 真哉
（コード番号 9202 東証第１部）
問合せ先 グループ総務部長 坂爪 浩
（ＴＥＬ . ０３－６７３５－１００１ ）
2020 年度 ANA グループ国際線航空輸送事業計画に関するお知らせ
当社 100%子会社の全日本空輸株式会社において、2020 年度ＡＮＡグループ国際線航空輸送事業計画
を策定いたしましたので、別紙のとおりお知らせいたします。
以 上
ANA NEWS
第 1 9 ‐ 1 0 5 号
2020 年 1 月 23 日
2020 年度 ＡＮＡグループ国際線航空輸送事業計画を策定
ANA グループは、2020 年度の国際線航空輸送事業計画を策定しました。
2020 年は待望の羽田空港国際線発着枠拡大の年であり、2020 年サマーダイヤから 14 路線を新規開設ならびに
増便します。日本のエアラインとして初めて就航する深圳、イスタンブール、ストックホルムに加え、ミラノ、モスクワ
を含めて 5 都市へ ANA として新たに乗り入れます。あわせて、ベトナム路線再編に伴い、羽田=ホーチミンシティ線も
新規開設し、羽田空港からの路線ネットワークがますます拡充します※1。
新たに多くの国や都市とつながることで、日本のお客様にとって選択肢が広がる他、さらなる訪日需要の高まりが
期待できるなど、ビジネスチャンスを生み出すきっかけにもなります。また、羽田空港の豊富な国内線ネットワークと
接続することで、国内各地と海外間を移動されるお客様の利便性がさらに高まります。
昨年より、ボーイング 777-300ER 型機の機内を一新し、プライベート空間に加え、これまでにない広さと寝心地を
実現したドア付の個室型ワイドシート「THE Room」は大変ご好評をいただいています※2。2020 年度以降も運航便数
を順次拡大し、最上級のくつろぎ空間をご提供してまいります。
ANA はこれまで遂行してきた羽田空港と成田空港それぞれの機能を最大限に活用したデュアルハブ戦略を推進
し、両空港において、日本のお客様をはじめ、訪日外国人や、アジアと北米間を往来されるお客様のお乗り継ぎな
ど、さまざまな需要にお応えしていくとともに、日本の国際競争力強化や地方創生に貢献していきます。
＊これらの計画は関係当局への申請・認可を前提としています。
＊2020 年度のＡＮＡグループ国内線航空輸送事業計画は ANA NEWS 第 19-103 号（2020 年 1 月 22 日付け）をご参照ください。
2020 年サマーダイヤより、羽田空港から新規開設・増便するネットワーク
2020 年度における国際線旅客便、貨物専用便のポイントは以下のとおりです。
【国際線旅客便】
今春からの羽田空港国際線発着枠拡大に伴い、新規開設ならびに増便する 14 路線のうち、ANA として新たに
5 都市へ乗り入れます。あわせて、ベトナム路線再編に伴い、羽田=ホーチミンシティ線を新規開設し、羽田空港
からの路線ネットワークがますます拡充します。
そして、今年 3 月 29 日（日）より、国際線対応の施設が羽田空港第 2 旅客ターミナルビルで供用を開始すること
に伴い、日本を代表する世界的な建築家・隈研吾氏監修の下、ANA の国際線ラウンジを新設します。首都圏を
中心としたビジネス需要に加え、豊富な国内線ネットワークと接続し、国内各地と海外間を移動されるお客様の
利便性をさらに高めていきます。
さらに、将来の持続的成長に向けた新たな事業拡充の中心となる成田空港においては、今年 3 月 16 日（月）に
新規開設する成田=ウラジオストク線を、同年 3 月 29 日（日）より週 3 往復へ増便することに加え、7 月 1 日（水）
より※3、エアバス A380 型機「FLYING HONU」の運航を週 14 往復へ拡大します。これにより、成田=ホノルル線は
すべて「FLYING HONU」での運航となり※4、ボーイング 787 型機にて運航する羽田=ホノルル線と合わせて、旺
盛な日本=ハワイ間の需要にお応えしていきます。
また、今年 3 月 29 日（日）に、成田空港において ANA の国際線ラウンジ 3 カ所目となる「ANA LOUNGE」を第 2
サテライトに新設します※5。
ANA 広報部 03-6735-1111 成田 0476-31-6007 羽田 03-5757-5548 伊丹 06-6856-0270 関西 072-456-7890
【貨物専用便（フレイター）】
航空貨物需要は、中長期的には拡大が見込まれるものの、短期的には米中貿易摩擦の長期化などによる停
滞感が見られる為、フレイターは需給適合を図り、着実に収益性を改善していきます。
一方、拡大する ANA の旅客便ネットワークに加え、他社運航便とのコードシェアなどを柔軟に活用しながら、フ
レイターとの相乗効果を高めることで着実に需要を取り込んでいきます。
特に、那覇空港を国内およびアジアの主要都市との重要な流通拠点として位置付けている「沖縄貨物ハブネッ
トワーク」については、フレイターに加え、他社旅客便の貨物スペースをコードシェアなどで活用し、航空貨物の
ネットワークを維持・向上させていきます。
※1：ANA NEWS 第 19-081 号（2019 年 11 月 19 日付け）をご参照ください。
※2：ANA NEWS 第 19-033 号（2019 年 7 月 11 日付け）、第 19-071 号（2019 年 10 月 30 日付け）をご参照ください。
※3：機材・運航状況等により、時期が変更となる場合があります。
※4：サンセットオレンジの機体は、週 14 往復の運航となる 7 月 1 日よりも前に運航を開始する可能性があります。
※5：ANA NEWS 第 19-100 号（2020 年 1 月 20 日付け）をご参照ください。
1. 国際線旅客便
(1） 新規開設・増便
現行/変更前 変更後 備考
路 線 実施時期
機材 週間便数 機材 週間便数
火・金・日 運航
3 月 29 日～ - - B777-300ER 3 往復/週
羽田=サンフランシスコ （現地発は翌日）
5 月 25 日～ B777-300ER 3 往復/週 B777-300ER 7 往復/週
羽田=ワシントン 3 月 29 日～ - - B777-300ER 7 往復/週
羽田=ヒューストン 3 月 29 日～ - - B777-300ER 7 往復/週
羽田=サンノゼ 3 月 29 日～ - - B787-8 7 往復/週
羽田=シアトル 3 月 29 日～ - - B787-8 7 往復/週
羽田=ロサンゼルス 3 月 29 日～ B777-300ER 7 往復/週 B777-300ER 14 往復/週
羽田=モスクワ 7 月 1 日～ - - B767-300ER 7 往復/週
6 月 6 日～ - - B787-8 3 往復/週 月・木・土 運航
羽田=ストックホルム
7 月 20 日～ B787-8 3 往復/週 B787-8 7 往復/週
4 月 20 日～ - - B787-9 3 往復/週 月・木・土 運航
羽田=ミラノ
7 月 10 日～ B787-9 3 往復/週 B787-9 7 往復/週
羽田=イスタンブール 7 月 6 日～ - - B787-8 7 往復/週
羽田=デリー 3 月 29 日～ - - B787-9 7 往復/週
羽田=シドニー 3 月 29 日～ B787-9 7 往復/週 B787-9 14 往復/週
羽田=青島 3 月 29 日～ - - B787-8 7 往復/週
羽田=深圳 3 月 29 日～ - - B787-8 7 往復/週
羽田=ホーチミンシティ 3 月 29 日～ - - B787-9 7 往復/週
成田=ハノイ 3 月 29 日～ - - B787-8 7 往復/週
成田=ウラジオストク 3 月 29 日～ A320neo 2 往復/週 A320neo 3 往復/週 月・水・金 運航
成田=成都 2 月 18 日～ B767-300ER 4 往復/週 B767-300ER 7 往復/週 ※1
※1：成田=成都線は、2019 年ウインターダイヤ期中の 2 月 18 日（火）から週 7 往復へ増便します。
(2） 減便・運休
路 線 実施時期 現行 変更後 備考
羽田=ハノイ 3 月 29 日～ 7 往復/週 -
羽田=香港 3 月 29 日～ 14 往復/週 7 往復/週 NH821/822 を運休
成田=ワシントン 3 月 29 日～ 7 往復/週 -
成田=ヒューストン 3 月 29 日～ 7 往復/週 -
成田=サンノゼ 3 月 29 日～ 7 往復/週 -
成田=シアトル 3 月 29 日～ 7 往復/週 -
成田=ロサンゼルス 3 月 29 日～ 14 往復/週 7 往復/週 NH176/175 を運休
成田=デリー 3 月 29 日～ 7 往復/週 -
成田=バンコク 5 月 16 日～ 14 往復/週 7 往復/週 NH807/808 を運休
3 月 29 日～4 月 23 日、 NH/NQ803
成田=シンガポール 14 往復/週 7 往復/週
6 月 7 日～ NH/NQ804 を運休
成田=ホーチミンシティ 3 月 29 日～ 14 往復/週 7 往復/週 NH831/832 を運休
成田=プノンペン 3 月 29 日～6 月 30 日 7 往復/週 3 往復/週 ※1 月・木・土 運航
金・土・日 運航
成田=ジャカルタ 7 月 1 日～10 月 24 日 7 往復/週 3 往復/週
（現地発は翌日）
月・火・水 運航
成田=クアラルンプール 7 月 1 日～8 月 31 日 7 往復/週 3 往復/週
（現地発は翌日）
※1：月・木・土の運航に加えて 3 月 29・31 日、4 月 1・3・5・12・14・15・17・19・28・29 日、5 月 1・3・5・6・8 日は運航します。
(3） 機材変更
現行/変更前 変更後
路線 実施時期 備考
機材 週間便数 機材 週間便数
成田=パース 3 月 29 日～ B787-8 7 往復/週 B787-9 7 往復/週
B787-10 B777-300ER NH805/806 に
成田=バンコク 3 月 29 日～ 14 往復/週 14 往復/週
B787-9 B787-9 B777-300ER 投入
B777-300ER
成田=シンガポール 3 月 29 日～ 14 往復/週 B787-10 7 往復/週 NH801/802
B787-9
成田=ホーチミンシティ 9 月 1 日～ B767-300ER 7 往復/週 B787-9 7 往復/週
成田=ムンバイ 9 月 1 日～ B787-9 7 往復/週 B767-300ER 7 往復/週
成田=チェンナイ 7 月 1 日～ B787-8 3 往復/週 B767-300ER 3 往復/週
金・土・日 運航
7 月 1 日～ B787-8 7 往復/週 B787-9 3 往復/週
成田=ジャカルタ （現地発は翌日）
8 月 1 日～ B787-9 3 往復/週 B787-8 3 往復/週
成田=香港 3 月 29 日～ B787-8 7 往復/週 B767-300ER 7 往復/週
成田=プノンペン 9 月 1 日～ B787-8 7 往復/週 B767-300ER 7 往復/週
3 月 29 日～ A320neo 7 往復/週 B787-8 7 往復/週
成田=北京 5 月 1 日～
B787-8 7 往復/週 B767-300ER 7 往復/週
5 月 31 日
3 月 29 日～ B787-9 7 往復/週 B787-8 7 往復/週 NH919/920
8 月 1 日～
成田=上海（浦東） B787-8 7 往復/週 B787-9 7 往復/週 NH959/960
8 月 31 日
9 月 1 日～ B767-300ER 7 往復/週 B787-8 7 往復/週 NH921/922
3 月 29 日～
4 月 30 日、
成田=青島 6 月 1 日～ B787-8 7 往復/週 A320neo 7 往復/週
6 月 30 日、
9 月 1 日～
現行/変更前 変更後
路線 実施時期 備考
機材 週間便数 機材 週間便数
成田=広州 7 月 1 日～ B767-300ER 7 往復/週 B787-8 7 往復/週
A380 10 往復/週 A380 14 往復/週
成田=ホノルル 7 月 1 日～ 月・水・木・土
B777-300ER 4 往復/週 - -
運航
関西=香港 10 月 1 日～ A320neo 7 往復/週 B787-8 7 往復/週
関西=上海（浦東） 3 月 29 日～ B767-300ER 14 往復/週 B787-8 14 往復/週
羽田=ミュンヘン 7 月 1 日～ B787-9 7 往復/週 B777-300ER 7 往復/週
B787-9
羽田=ジャカルタ 7 月 1 日～ 14 往復/週 B787-9 14 往復/週
B787-8
B787-9 NH859/860 に
3 月 29 日～ 14 往復/週 B787-8 7 往復/週
B787-8 B787-8 投入
羽田=香港 6 月 1 日～ B787-8 7 往復/週 B777-300ER 7 往復/週
7 月 1 日～ B777-300ER 7 往復/週 B787-9 7 往復/週
B787-8 NH853/854 に
羽田=台北(松山) 7 月 1 日～ B787-8 14 往復/週 14 往復/週
B767-300ER B767-300ER 投入
B777-300ER NH961/962 に
6 月 1 日～ 14 往復/週 B787-8 14 往復/週
B787-8 B787-8 投入
B787-9 NH961/962 に
羽田=北京 7 月 1 日～ B787-8 14 往復/週 14 往復/週
B787-8 B787-9 投入
B787-9 B777-300ER NH961/962 に
9 月 1 日～ 14 往復/週 14 往復/週
B787-8 B787-8 B777-300ER 投入
羽田=上海（虹橋） 3 月 29 日～ B787-8 7 往復/週 B787-9 7 往復/週
B787-8 NH967/968 に
羽田=上海（浦東） 3 月 29 日～ B787-8 14 往復/週 14 往復/週
B767-300ER B767-300ER 投入
羽田=広州 7 月 1 日～ B767-300ER 7 往復/週 B787-8 7 往復/週
2. 貨物専用便（フレイター）
(1） 増便・再開
路線 実施時期 現行 変更後 機材 備考
シンガポール-成田 3 月 29 日～ - 2 片道／週 B767F
(2） 減便・運休
路線 実施時期 現行 変更後 機材 備考
成田=シカゴ 3 月 29 日～ 3 往復／週 - B777F
成田-天津 3 月 29 日～ 3 片道／週 - B767F
成田-大連 3 月 29 日～ 4 片道／週 - B767F
成田-香港 3 月 29 日～ 2 片道／週 1 片道／週 B767F
沖縄-ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ 3 月 29 日～ 5 片道／週 2 片道／週 B767F ※1
沖縄-バンコク 3 月 29 日～ 5 片道／週 3 片道／週 B767F ※2
関西=沖縄 3 月 29 日～ 5 往復／週 - B767F ※3
関西-上海 3 月 29 日～ 5 片道／週 - B767F
ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ-香港 3 月 29 日～ 5 片道／週 - B767F
香港-沖縄 3 月 29 日～ 5 片道／週 - B767F
バンコク-成田 3 月 29 日～ 6 片道／週 4 片道／週 B767F
上海-成田 3 月 29 日～ 11 片道／週 6 片道／週 B767F/B777F
天津-成田 3 月 29 日～ 3 片道／週 - B767F
大連-関西 3 月 29 日～ 4 片道／週 - B767F
香港-関西 3 月 29 日～ 1 片道／週 - B767F
※1：沖縄=シンガポールが運航しない日は、羽田から旅客便、香 ※2：沖縄=バンコクが運航しない日は、羽田から旅客便、香港・
港・バンコクから他社旅客便の貨物スペースを活用し輸送 シンガポールから他社旅客便の貨物スペースを活用し輸送
します。9 片道／週（羽田から 3 片道、香港から 3 片道、バン します。6 片道／週（羽田から 2 片道、香港から 2 片道、シン
コクから 3 片道）です。 ガポールから 2 片道）です。
※3：大阪（伊丹・関西）=沖縄の区間は、旅客便の貨物スペース 沖縄貨物ハブのネットワーク
を活用し輸送します。42 往復／週です。
以上