9202 ANA 2019-01-29 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

 
                                                                            




                   2019年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
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上場会社名          ANAホールディングス株式会社                                                         上場取引所  東
コード番号          9202    URL  http://www.ana.co.jp/group/
代表者            (役職名) 代表取締役社長                                (氏名)片野坂              真哉
                     コーポレートコミュニケーション室
問合せ先責任者        (役職名)                  (氏名)坂爪                                浩          TEL  03-6735-1001
                     グループ総務部長
四半期報告書提出予定日  2019年2月13日             配当支払開始予定日 -
 
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有      
 
四半期決算説明会開催の有無      : 有     (機関投資家、証券アナリスト向け)
 
 
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1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
  (1)連結経営成績(累計)                                                             (%表示は、対前年同四半期増減率)
 
                                                                                              親会社株主に帰属する
                  売上高         営業利益                                        経常利益
                                                                                                四半期純利益
                            百万円          %         百万円          %        百万円            %             百万円            %
    2019年3月期第3四半期      1,568,431        5.2       156,608   △5.6         154,163      △5.9           106,838     △30.2
    2018年3月期第3四半期      1,490,843       11.9       165,966    27.4        163,872      31.9           152,959      76.7
 
(注)包括利益        2019年3月期第3四半期       108,004百万円 (△42.0%)          2018年3月期第3四半期               186,241百万円 (29.6%)
 
                                                  潜在株式調整後
                            1株当たり
                                                   1株当たり
                           四半期純利益
                                                   四半期純利益
                                      円 銭               円 銭
    2019年3月期第3四半期                    319.27               -
    2018年3月期第3四半期                    440.96               -
(注)当社は、2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っています。前連結会計年度の期首に
    当該株式併合が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」を算定しています。
 
  (2)連結財政状態
                               総資産                  純資産                 自己資本比率                  1株当たり純資産
                                   百万円                     百万円                          %               円 銭
    2019年3月期第3四半期               2,588,608               1,075,847                     41.2           3,187.52
  2018年3月期                      2,562,462               1,000,552                     38.6                     2,954.47
 
(参考)自己資本           2019年3月期第3四半期 1,066,643百万円                   2018年3月期         988,661百万円
 
2.配当の状況
                                                  年間配当金
 
                   第1四半期末       第2四半期末            第3四半期末            期末                 合計
                       円 銭              円 銭             円 銭              円 銭                 円 銭
    2018年3月期               -                  -             -            60.00               60.00
    2019年3月期               -                  -             -                            
  2019年3月期(予想)                                                           70.00               70.00
 
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無    
 
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
                                                                               (%表示は、対前期増減率)
 
                                                                        親会社株主に帰属        1株当たり
                       売上高             営業利益            経常利益
                                                                        する当期純利益         当期純利益
                     百万円       %     百万円       %     百万円          %      百万円       %        円 銭
       通期         2,040,000   3.5   165,000   0.3   158,000     △1.6    102,000 △29.1      304.81
 
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無    
 
 
※  注記事項
  (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無    
       新規  -社  (社名)      、除外  -社  (社名)
        
    (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無    
 
    (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ①  会計基準等の改正に伴う会計方針の変更        : 無    
 
      ②  ①以外の会計方針の変更                      : 無    
 
      ③  会計上の見積りの変更                        : 無    
 
      ④  修正再表示                                  : 無    
 
 
    (4)発行済株式数(普通株式)
      ①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q                     348,498,361株      2018年3月期     348,498,361株

      ②  期末自己株式数                         2019年3月期3Q           13,867,238株   2018年3月期     13,866,101株

      ③  期中平均株式数(四半期累計)       2019年3月期3Q 334,633,083株 2018年3月期3Q 346,876,115株
        (注)当社は、2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っています。前連結会計年度
             の期首に当該株式併合が行われたと仮定して、期中平均株式数(四半期累計)を算定しています。
 
 
※  四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
 
※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
  (将来に関する記述等についてのご注意)
      本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
    断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
    は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
                         ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

○添付資料の目次
 
    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………        2
     (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………        2
     (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………        6
     (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………        6
    2.四半期連結財務諸表 ……………………………………………………………………………………………………        7
     (1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………        7
     (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………        9
        四半期連結損益計算書                                             
         第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………        9
        四半期連結包括利益計算書                                           
         第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………       10
     (3)<要約>四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………       11
     (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………       11
       (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………       11
       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………       11
       (追加情報) …………………………………………………………………………………………………………       11
       (セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………       12
                                                               
 




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                          ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
                         前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間       前年同期比
                         (自 2017年4月1日           (自 2018年4月1日        増減率
           連結経営成績
                          至 2017年12月31日)         至 2018年12月31日)       
                              (億円)                   (億円)           (%)
   売上高                                 14,908             15,684      5.2
    航空事業                               13,081             13,834      5.8

    航空関連事業                              2,115              2,171      2.6

    旅行事業                                1,219              1,152    △5.4

    商社事業                                1,065              1,142      7.2

    その他                                   281                292      3.8
    セグメント間取引                           △2,854             △2,908       -

   営業利益                                 1,659              1,566    △5.6
    航空事業                                1,554              1,492    △4.0

    航空関連事業                                114                122      6.9

    旅行事業                                   36                 13    △63.0
    商社事業                                   36                 29    △17.4

    その他                                    23                 19    △16.3
    セグメント間取引                            △106               △112        -

   経常利益                                 1,638              1,541    △5.9

   親会社株主に帰属する四半期純利益                     1,529              1,068    △30.2
  ※ 下記(注)1、2、3参照。


   当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018 年12月31日(以下、「当第3四半期」という。))のわが
  国経済は、企業収益及び雇用環境の改善が続く中、個人消費の持ち直しが見られる等、景気は緩やかに回復しまし
  た。先行きについては、通商問題の動向が世界経済に与える影響や海外景気の下振れ、相次いでいる自然災害の経
  済に与える影響等、景気を下押しするリスクが懸念されるものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果等もあ
  り、緩やかな回復が続くことが期待されています。
   このような経済情勢の下、航空事業を中心に増収となったことから売上高は1兆5,684億円となりましたが、営
  業費用の増加により、営業利益は1,566億円、経常利益は1,541億円となりました。前期にPeach・Aviation㈱を連
  結子会社としたことによる特別利益があったことや、米国での集団民事訴訟の和解による特別損失を計上したこと
  等から、親会社株主に帰属する四半期純利益は前期に比べて減少し1,068億円となりました。
   以下、当第3四半期におけるセグメント別の概況をお知らせいたします。
    
  セグメント別の概況

   ◎航空事業
    売上高1兆3,834億円(前年同期比5.8%増)   営業利益1,492億円(同4.0%減)
     
        旺盛な需要に支えられ、国際線旅客、国際線貨物が好調に推移したこと等により、航空事業の売上高は前年
    同期を上回りました。一方で、「安全・品質サービス」や「人」に対する費用に加え、燃油価格の上昇による
    費用増加等により、営業利益は前年同期を下回りました。
     また、当社グループは、日本の伝統芸能「歌舞伎」をテーマに、12月より機内安全ビデオを刷新しました。
    お客様に機内での安全に関わる情報を分かりやすく確実に伝えるとともに、世界中のお客様に日本の伝統芸
    能・文化に触れていただく機会に繋げます。
     なお、当社グループは、公益財団法人日本生産性本部が実施しているJCSI(日本版顧客満足度指数)調査に
    おいて、国際航空部門の「顧客満足」で初の第1位となり、当社グループのサービス品質に高い評価をいただ
    きました。



                               - 2 -
                          ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

<国内線旅客>
                          前第3四半期連結累計期間             当第3四半期連結累計期間         前年同期比
         項   目             (自 2017年4月1日             (自 2018年4月1日         増減率
                            至 2017年12月31日)           至 2018年12月31日)      (%)

旅客収入               (億円)                   5,326                5,348       0.4

旅客数                 (人)               33,799,245           33,757,029     △0.1

座席キロ             (千席キロ)               44,481,098           44,083,195     △0.9

旅客キロ             (千人キロ)               30,752,313           30,971,153      0.7

利用率                 (%)                     69.1                 70.3      1.1
※ 下記(注)3、4、5、8、9、13、14参照。


 国内線旅客は、相次ぐ自然災害やロールス・ロイス社製エンジンの点検整備による欠航の影響等により、旅
客数は前年同期を下回ったものの、堅調なビジネス需要と訪日旅客の国内移動需要を取り込むとともに、需要
に応じた各種割引運賃の設定等に取り組んだ結果、収入は前年同期を上回りました。
 路線ネットワークでは、サマーダイヤから中部=宮古線、福岡=石垣線を通年運航とし、日本各地から石垣
島、宮古島への直行便を拡大する等、需要の取り込みを図りました。
 営業・サービス面では、北海道復興支援「でかけよう北海道」プロジェクト及び「訪日旅客向け関西空港利
用促進キャンペーン」の実施により、国内外からの渡航需要喚起を図りました。また、お客様の声に基づき、
10月より誰でもわかりやすい「グループ順」による搭乗案内スタイルを導入した他、12月から羽田空港におい
て、保安検査場の通過締切時刻を出発の15分前から20分前へ変更する等、お客様にもご協力いただいた結果、
定時性の向上に繋がりました。
  
<国際線旅客>
                          前第3四半期連結累計期間             当第3四半期連結累計期間         前年同期比
         項   目             (自 2017年4月1日             (自 2018年4月1日         増減率
                            至 2017年12月31日)           至 2018年12月31日)      (%)

旅客収入               (億円)                   4,474                4,966      11.0

旅客数                 (人)               7,238,512             7,642,336      5.6

座席キロ             (千席キロ)               48,194,968           49,634,036      3.0

旅客キロ             (千人キロ)               36,684,905           38,298,847      4.4

利用率                 (%)                     76.1                 77.2      1.0
※ 下記(注)3、5、8、9、13、14参照。


 国際線旅客は、日本発ビジネス需要が好調に推移していることに加え、旺盛な訪日需要を取り込んだこと等
により、旅客数・収入ともに前年同期を上回りました。
 路線ネットワークでは、6月から羽田=バンコク線を1日3便へ増便し、成田=バンコク線と合わせて1日
合計5便の運航とした他、日本=イタリア間の渡航需要取り込みのため、10月からアリタリアとのコードシェ
ア便の運航及びマイレージプログラム提携を開始する等、ネットワークの更なる拡充を図りました。
 営業・サービス面では、プレミアムエコノミーにおいて、マイルを利用した特典航空券やエコノミークラス
からのアップグレードの予約を開始した他、増加する訪日外国人に向けて日本の食文化への興味を喚起する一
環として、12月よりビジネスクラスの軽食「築地銀だこ たこ焼」の提供を開始する等、お客様の利便性向上
とサービス拡充に努めました。
 




                              - 3 -
                            ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

<貨物>
                            前第3四半期連結累計期間            当第3四半期連結累計期間         前年同期比
          項   目              (自 2017年4月1日            (自 2018年4月1日         増減率
                              至 2017年12月31日)          至 2018年12月31日)      (%)

国内線                                                                            
  貨物収入              (億円)                      236                  213     △9.8
  有効貨物トンキロ (千トンキロ)                      1,335,137            1,301,755     △2.5
  貨物輸送重量            (トン)                  338,792              305,447     △9.8
  貨物トンキロ      (千トンキロ)                     347,281              316,327     △8.9
  郵便収入              (億円)                       25                   24     △4.9
  郵便輸送重量            (トン)                   25,758               23,055    △10.5
  郵便トンキロ      (千トンキロ)                      25,266               22,777     △9.9
  貨物重量利用率            (%)                     27.9                 26.0     △1.9
国際線                                                                            
  貨物収入              (億円)                      881                  988     12.1
  有効貨物トンキロ (千トンキロ)                      5,116,331            5,388,790      5.3
  貨物輸送重量            (トン)                  763,825              715,019     △6.4
  貨物トンキロ      (千トンキロ)                   3,403,342            3,349,354     △1.6
  郵便収入              (億円)                       43                   40     △8.6
  郵便輸送重量            (トン)                   24,112               20,096    △16.7
  郵便トンキロ      (千トンキロ)                     113,552              102,244    △10.0
  貨物重量利用率            (%)                     68.7                 64.1     △4.7
※ 下記(注)3、5、6、7、10、11、12、13、15参照。


 国際線貨物では、北米・欧州向けの自動車関連部品や電子部品を中心とした旺盛な貨物需要を背景に、日本
発海外向けは好調に推移しました。海外発においても、日本向け貨物が堅調に推移したことに加え、エアライ
ンチャーター(他社機材を使用した貨物チャーター便)を活用する等、需要の取り込みに努めました。三国間
輸送貨物が減少し輸送重量は前年同期を下回りましたが、イールドマネジメントを強化した結果、収入は前年
同期を上回りました。
 
<LCC>
                            前第3四半期連結累計期間            当第3四半期連結累計期間         前年同期比
          項   目              (自 2017年4月1日            (自 2018年4月1日         増減率
                              至 2017年12月31日)          至 2018年12月31日)      (%)

旅客収入                 (億円)                     643                  692      7.5
旅客数                   (人)               5,790,683            6,099,583      5.3
座席キロ              (千席キロ)                8,819,817            9,062,881      2.8
旅客キロ              (千人キロ)                7,593,711            7,797,960      2.7
利用率                  (%)                     86.1                 86.0     △0.1
※ 下記(注)3、8、9、16参照。


  LCCでは、路線の拡大や旺盛な訪日需要を取り込んだこと等により、旅客数、収入ともに前年同期を上回
りました。
  路線ネットワークでは、Peach・Aviation㈱が4月から沖縄=高雄線、8月から関西=釧路線を新規開設し
た他、バニラ・エア㈱が7月から成田=石垣線、沖縄=石垣線を新規開設し、10月から沖縄=台北線を増便す
る等、ネットワークの拡充を図りました。
  営業面では、Peach・Aviation㈱が9月の台風の影響により落ち込んだ旅行需要の回復を図り、「Osakaも
Kansaiも負けへんで!」キャンペーンを展開した他、バニラ・エア㈱が就航5周年記念セールを実施する等、
需要の取り込みに努めました。


                                - 4 -
                             ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

     <その他>
      航空事業におけるその他の収入は1,561億円(前年同期1,448億円、前年同期比7.8%増)となりました。な
     お、航空事業におけるその他には、マイレージ附帯収入、機内販売収入、整備受託収入等が含まれています。
    
 ◎航空関連事業
     売上高2,171億円(前年同期比2.6%増)   営業利益122億円(同6.9%増)

      福岡空港をはじめとした旅客の搭乗受付や手荷物搭載等の空港地上支援業務の受託が増加したことや、外国
     航空会社から機内食関連業務の受託が増加したこと等により、売上高は前年同期比2.6%増となりました。
  
 ◎旅行事業
  売上高1,152億円(前年同期比5.4%減)      営業利益13億円(同63.0%減)

      国内旅行の取扱高が減少したこと等から、売上高は前年同期比5.4%減となりました。また、新しく稼動し
     た旅行システムの費用増加により、営業利益は前年同期比63.0%減となりました。
       
      国内旅行は、ダイナミックパッケージ商品「旅作」において、需要の早期取り込みを図ったこと等により堅
     調に推移したものの、「ANAスカイホリデー」においては、北海道胆振東部地震や台風による影響により、北
     海道、沖縄方面を中心に集客が伸び悩んだこと等から、売上高は前年同期を下回りました。
      海外旅行は、「ANAハローツアー」において、重点的に販売を強化しているハワイや、添乗員付き商品を中
     心としたヨーロッパ方面の集客が堅調に推移したものの、その他方面の集客が伸び悩んだこと等から、売上高
     は前年同期を下回りました。
      また、旅行の需要喚起を目的に、12月から自分の好みに合った写真から旅行先を見つけることができる
     「DOCOICO」サービスを開始しました。
  
 ◎商社事業
  売上高1,142億円(前年同期比7.2%増)      営業利益29億円(同17.4%減)

      空港免税店「ANA DUTY FREE SHOP」等のリテール部門において訪日旅客の需要を取り込んだことに加え、食
     品部門において生鮮食品の取扱高が増えたこと等により、売上高は前年同期比7.2%増となりました。一方
     で、航空・電子部門や生活産業部門の利益が減少したこと等が影響し、営業利益は前年同期比17.4%減となり
     ました。
   
 ◎その他
     売上高292億円(前年同期比3.8%増)    営業利益19億円(同16.3%減)


      航空保安警備事業が堅調に推移したこと等により、売上高は前年同期比3.8%増となりましたが、不動産関
     連事業において、土地売買に伴う仲介手数料収入が減少したため、営業利益は前年同期比16.3%減となりまし
     た。
      
(注) 1.セグメント内の内訳は内部管理上採用している区分によっています。
    2.各セグメントの売上高はセグメント間の売上高を含み、営業利益はセグメント利益に該当します。
    3.上記の金額には、消費税等は含みません。
    4.国内線旅客実績にはアイベックスエアラインズ㈱、㈱AIRDO、㈱ソラシドエア及び㈱スターフライヤーとのコードシェア便実績
       を含みます。また、2017年10月29日からオリエンタルエアブリッジ㈱との一部のコードシェア便実績を含みます。
    5.国内線、国際線ともに不定期便実績を含みません。
    6.国内線貨物及び郵便実績には、㈱AIRDO、㈱ソラシドエア、オリエンタルエアブリッジ㈱及び㈱スターフライヤーとのコードシ
       ェア便実績、エアラインチャーター便実績及び地上輸送実績を含みます。
    7.国際線貨物及び郵便実績には、コードシェア便実績、エアラインチャーター便実績、ブロック・スペース契約締結便実績及び地
       上輸送実績を含みます。
    8.座席キロは、各路線各区間の有効座席数(席)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。
    9.旅客キロは、各路線各区間の旅客数(人)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。
    10.有効貨物トンキロは、各路線各区間の有効貨物重量(トン)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。なお、旅客便につい
       ては、床下貨物室(ベリー)の有効貨物重量に各区間距離を乗じています。また、床下貨物室の有効貨物重量には、貨物・郵便
       の他、搭乗旅客から預かる手荷物搭載の有効搭載重量も含まれています。
    11.貨物トンキロ及び郵便トンキロは、各路線各区間の輸送重量(トン)に各区間距離(km)を乗じた数値の合計です。
    12.貨物重量利用率は、貨物トンキロと郵便トンキロの合計を有効貨物トンキロで除した数値です。
    13.利用率及び貨物重量利用率については、「前年同期比(%)」の欄に前期差(%)を記載しています。
    14.Peach・Aviation㈱及びバニラ・エア㈱の実績は含みません。
    15.Peach・Aviation㈱及びバニラ・エア㈱は貨物・郵便の取扱いをしていません。
    16.LCC実績は、Peach・Aviation㈱及びバニラ・エア㈱の実績の合計です。




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                            ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

    (2)財政状態に関する説明
     ◎財政状態
       資産の部は、航空機や訓練施設への投資を積極的に進めたことにより、総資産は前期末に比べて261億円増加
      し、2兆5,886億円となりました。
       負債の部は、エアラインでは世界初となるグリーンボンド等による資金調達を行った一方で、借入金の返済や
      法人税の納付により、前期末に比べて491億円減少し、1兆5,127億円となりました。なお、有利子負債は、前期
      末に比べて173億円減少し、7,810億円となりました。
       純資産の部は、配当金の支払いがあった一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、純資産
      合計では前期末に比べて752億円増加し、1兆758億円となりました。
          詳細は、P.7 「2.四半期連結財務諸表 (1) 四半期連結貸借対照表」をご参照ください。
       
     ◎キャッシュ・フローの状況
       当第3四半期の税金等調整前四半期純利益1,476億円に減価償却費等の非資金項目、営業活動に係る債権・債
      務の加減算を行った結果、営業活動によるキャッシュ・フローは2,065億円の収入となりました。
       投資活動においては、航空機・部品等の取得及び導入予定機材の前払いによる支出等により、投資活動による
      キャッシュ・フローは2,077億円の支出となりました。これらの結果、フリー・キャッシュ・フローは11億円の
      支出となりました。
       財務活動においては、社債発行等の資金調達を行った一方で、配当金の支払いや借入金の返済を行ったことか
      ら、財務活動によるキャッシュ・フローは535億円の支出となりました。
       以上の結果、当第3四半期末における現金及び現金同等物は、前期末に比べて548億円減少し、2,156億円とな
      りました。
       詳細は、P.11 「2.四半期連結財務諸表 (3) <要約>四半期連結キャッシュ・フロー計算書」をご参照
      ください。
        
    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
          連結業績予想の見直しは現時点では行っていません。
       
 




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                         ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

2.四半期連結財務諸表
    (1)四半期連結貸借対照表
                                                          (単位:百万円)
                                前連結会計年度             当第3四半期連結会計期間
                               (2018年3月31日)           (2018年12月31日)
    資産の部                                                               
     流動資産                                                              
       現金及び預金                              78,036                76,116
       受取手形及び営業未収入金                       173,472               158,933
       リース投資資産                             27,341                27,226
       有価証券                               279,540               254,750
       商品                                  12,364                13,128
       貯蔵品                                 50,106                56,923
       その他                                103,113               112,035
       貸倒引当金                                △479                  △494
       流動資産合計                             723,493               698,617
     固定資産                                                              
       有形固定資産                                                          
         建物及び構築物(純額)                       98,961                93,791
         航空機(純額)                        1,027,910             1,020,430
         機械装置及び運搬具(純額)                     30,269                28,225
         工具、器具及び備品(純額)                     10,608                10,292
         土地                                55,786                55,207
         リース資産(純額)                          7,239                 6,581
         建設仮勘定                            202,328               263,445
         有形固定資産合計                       1,433,101             1,477,971
       無形固定資産                                                          
         のれん                               55,336                52,312
         その他                               99,902               103,991
         無形固定資産合計                         155,238               156,303
       投資その他の資産                                                        
         投資有価証券                           119,962               124,953
         長期貸付金                              4,721                 4,754
         繰延税金資産                            93,376                93,532
         その他                               33,699                33,578
         貸倒引当金                            △1,618                △1,629
         投資その他の資産合計                       250,140               255,188
       固定資産合計                           1,838,479             1,889,462
     繰延資産                                     490                   529
     資産合計                               2,562,462             2,588,608
 




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                       ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

 
                                                        (単位:百万円)
                              前連結会計年度             当第3四半期連結会計期間
                             (2018年3月31日)           (2018年12月31日)
    負債の部                                                             
     流動負債                                                            
       営業未払金                            220,330               224,873
       短期借入金                                176                   292
       1年内返済予定の長期借入金                     84,738                77,984
       1年内償還予定の社債                        10,000                30,000
       リース債務                              5,211                 4,778
       未払法人税等                            37,709                15,314
       発売未決済                            181,353               183,285
       賞与引当金                             45,332                23,271
       独禁法関連引当金                               -                 6,535
       その他                               63,231                60,443
       流動負債合計                           648,080               626,775
     固定負債                                                            
       社債                               125,000               115,000
       転換社債型新株予約権付社債                    140,000               140,000
       長期借入金                            418,185               398,459
       リース債務                             15,083                14,563
       繰延税金負債                                94                    29
       役員退職慰労引当金                            742                   913
       退職給付に係る負債                        156,765               158,403
       その他の引当金                           11,421                14,484
       資産除去債務                             1,196                 1,031
       その他                               45,344                43,104
       固定負債合計                           913,830               885,986
     負債合計                             1,561,910             1,512,761
    純資産の部                                                            
     株主資本                                                            
       資本金                              318,789               318,789
       資本剰余金                            268,208               258,823
       利益剰余金                            457,746               544,500
       自己株式                            △59,015               △59,025
       株主資本合計                           985,728             1,063,087
     その他の包括利益累計額                                                     
       その他有価証券評価差額金                      24,467                23,441
       繰延ヘッジ損益                          △3,471                △3,873
       為替換算調整勘定                           3,201                 3,105
       退職給付に係る調整累計額                    △21,264               △19,117
       その他の包括利益累計額合計                      2,933                 3,556
     非支配株主持分                             11,891                 9,204
     純資産合計                            1,000,552             1,075,847
    負債純資産合計                           2,562,462             2,588,608
 




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                         ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
     (四半期連結損益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                         (単位:百万円)
                            前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                             (自 2017年4月1日           (自 2018年4月1日
                              至 2017年12月31日)         至 2018年12月31日)
    売上高                               1,490,843              1,568,431
    売上原価                              1,083,732              1,165,080
    売上総利益                               407,111                403,351
    販売費及び一般管理費                                                        
     販売手数料                               73,263                 79,341
     広告宣伝費                                9,041                  8,853
     従業員給料及び賞与                           29,988                 31,228
     貸倒引当金繰入額                                65                     47
     賞与引当金繰入額                             4,647                  4,385
     退職給付費用                               2,584                  2,601
     減価償却費                               15,986                 17,917
     その他                                105,571                102,371
     販売費及び一般管理費合計                       241,145                246,743
    営業利益                                165,966                156,608
    営業外収益                                                             
     受取利息                                   415                    486
     受取配当金                                1,169                  1,792
     持分法による投資利益                           1,188                  1,423
     資産売却益                                1,756                  1,468
     固定資産受贈益                                802                  1,264
     その他                                  2,352                  3,489
     営業外収益合計                              7,682                  9,922
    営業外費用                                                             
     支払利息                                 6,667                  5,358
     為替差損                                    55                  2,132
     資産売却損                                   38                     34
     資産除却損                                2,119                  3,713
     その他                                    897                  1,130
     営業外費用合計                              9,776                 12,367
    経常利益                                163,872                154,163
    特別利益                                                              
     固定資産売却益                              9,449                      -
     投資有価証券売却益                            1,311                      -
     段階取得に係る差益                           33,801                      -
     補助金収入                                    2                      4
     その他                                     21                      -
     特別利益合計                              44,584                      4
    特別損失                                                              
     固定資産除却損                                665                      -
     独禁法関連引当金繰入額                              -                  6,535
     特別損失合計                                 665                  6,535
    税金等調整前四半期純利益                        207,791                147,632
    法人税等                                 53,153                 40,051
    四半期純利益                              154,638                107,581
    非支配株主に帰属する四半期純利益                      1,679                    743
    親会社株主に帰属する四半期純利益                    152,959                106,838
 




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                        ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

     (四半期連結包括利益計算書)
      (第3四半期連結累計期間)
                                                        (単位:百万円)
                           前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                            (自 2017年4月1日           (自 2018年4月1日
                             至 2017年12月31日)         至 2018年12月31日)
    四半期純利益                             154,638                107,581
    その他の包括利益                                                         
     その他有価証券評価差額金                        6,103                  △975
     繰延ヘッジ損益                            23,236                  △421
     為替換算調整勘定                            △150                   △134
     退職給付に係る調整額                          2,450                  2,141
     持分法適用会社に対する持分相当額                     △36                   △188
     その他の包括利益合計                         31,603                    423
    四半期包括利益                            186,241                108,004
    (内訳)                                                             
     親会社株主に係る四半期包括利益                   184,493                107,461
     非支配株主に係る四半期包括利益                     1,748                    543
 




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                              ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

    (3)<要約>四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                               (単位:百万円)
                                      前第3四半期連結累計期間        当第3四半期連結累計期間
                                      (自 2017年4月1日        (自 2018年4月1日
                                       至 2017年12月31日)      至 2018年12月31日)

         Ⅰ.営業活動によるキャッシュ・フロー   (※1)              260,874             206,563
         Ⅱ.投資活動によるキャッシュ・フロー   (※2)            △285,982            △207,733
         Ⅲ.財務活動によるキャッシュ・フロー                      11,492            △53,524

         Ⅳ.現金及び現金同等物に係る換算差額                         888              △129

         Ⅴ.現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                 △12,728             △54,823

         Ⅵ.現金及び現金同等物の期首残高                       309,058             270,509

         Ⅶ.現金及び現金同等物の四半期末残高                     296,330             215,686

                                                                           
             ※1   うち、減価償却費                      111,885             116,695
             ※2   うち、設備投資額                    △261,449            △244,785
 
 
    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
     (継続企業の前提に関する注記)
     該当事項はありません。
 
    (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
     該当事項はありません。
 
    (追加情報)
     (「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
      「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号         2018年2月16日)等を第1四半期連結
         会計期間から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分
         に表示しています。なお、2018年3月期の連結貸借対照表についても、当該会計基準を遡って適用しています。




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                                                     ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

     (セグメント情報等)
          【セグメント情報】
           Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自                      2017年4月1日          至       2017年12月31日)
            1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                              (単位:百万円)
                                                                報告セグメント


                             航空              航空関連                    旅行                        商社
                                                                                                                  計
                             事業                      事業              事業                        事業


    売上高                                                                                                      

    (1)外部顧客への売上高             1,240,837                 40,103               114,201               85,905          1,481,046


    (2)セグメント間の内部
                               67,312                 171,427                   7,720             20,693            267,152
     売上高又は振替高

            計                1,308,149                211,530               121,921              106,598          1,748,198
    セグメント利益                    155,446                 11,474                   3,674               3,612           174,206
 
                                                                                                                          
                                                                                                             四半期連結
                              その他                                                  調整額                       損益計算書
                                                          合計
                             (注1)                                                  (注2)                       計上額
                                                                                                                (注3)
    売上高                                                                                                  

    (1)外部顧客への売上高                    9,797                   1,490,843                               -             1,490,843


    (2)セグメント間の内部
                                   18,344                       285,496                     △285,496                      -
       売上高又は振替高

            計                      28,141                   1,776,339                       △285,496              1,490,843
    セグメント利益                         2,379                       176,585                     △10,619                 165,966
 
          (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、施設管理、
               ビジネスサポート他の事業を含んでいます。
                2.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去及び全社費用等です。
                3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
 
            2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
                 該当事項はありません。
 




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                                                     ANAホールディングス株式会社(9202) 2019年3月期 第3四半期決算短信  

           Ⅱ    当第3四半期連結累計期間(自                   2018年4月1日          至       2018年12月31日)
            1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                                                              (単位:百万円)
                                                                報告セグメント


                             航空              航空関連                    旅行                        商社
                                                                                                                  計
                             事業                      事業              事業                        事業


    売上高                                                                                                      

    (1)外部顧客への売上高             1,318,041                 38,568               107,786               93,625          1,558,020


    (2)セグメント間の内部
                               65,411                 178,555                   7,494             20,627            272,087
     売上高又は振替高

            計                1,383,452                217,123               115,280              114,252          1,830,107
    セグメント利益                    149,268                 12,264                   1,358               2,983           165,873
 
                                                                                                                          
                                                                                                             四半期連結
                              その他                                                  調整額                       損益計算書
                                                          合計
                             (注1)                                                  (注2)                       計上額
                                                                                                                (注3)
    売上高                                                                                                  

    (1)外部顧客への売上高                   10,411                   1,568,431                               -             1,568,431


    (2)セグメント間の内部
                                   18,807                       290,894                     △290,894                      -
       売上高又は振替高

            計                      29,218                   1,859,325                       △290,894              1,568,431
    セグメント利益                         1,992                       167,865                     △11,257                 156,608
 
          (注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、施設管理、
               ビジネスサポート他の事業を含んでいます。
                2.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去及び全社費用等です。
                3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
 
            2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
                 該当事項はありません。
 




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