9202 ANA 2019-01-23 13:00:00
2019年度 ANAグループ航空輸送事業計画に関するお知らせ [pdf]
平成 31 年1月 23 日
各 位
会 社 名 ANAホールディングス株式会社
代表者名 代表取締役社長 片野坂 真哉
(コード番号 9202 東証第1部)
問合せ先 コーポレートコミュニケーション室
グループ総務部長 坂爪 浩
(TEL . 03-6735-1001 )
2019年度 ANAグループ航空輸送事業計画に関するお知らせ
当社 100%子会社の全日本空輸株式会社において、2019 年度ANAグループ航空輸送事業計画を策定
いたしましたので、別紙のとおりお知らせいたします。
以 上
ANA NEWS
第 1 8 - 0 9 8 号
2019 年 1 月 23 日
2019 年 度 ANAグループ航 空 輸 送 事 業 計 画 を策 定
~ 国際線ネットワーク拡大により成長を加速していきます ~
~ 最新鋭機材の導入によりお客様の快適性を向上させます ~
~ 大型貨物専用機の導入によりアジア=北米間の需要を取り込みます ~
ANAグループは、2019 年度の航空輸送事業計画を策定いたしました。
これまでグローバルに拡大する航空需要を背景に、国際線を中心に路線ネットワークの充実を図っ
てきました。2019 年度においても、2018-2022 年度 ANA グループ中期経営戦略に基づき、成田=パー
ス(オーストラリア西部)や成田=チェンナイ(インド南部)など未就航エリアへの新規路線開設を積極的
に進めていきます。羽田・成田の両空港それぞれの特性を活かした『首都圏デュアルハブネットワーク』
をさらに強化していきます。
国内線においては、引き続き、需要動向や競争環境に応じた路線便数の最適化と投入機種の柔軟
な調整を推進しながら、国内線ネットワークの充実を図ります。
貨物便においては、中長期的に拡大が見込まれるアジア=北米間の貨物需要を獲得するため大型
フレイター・ボーイング 777F 型機を新たに導入し、旅客便ネットワークとフレイターの相乗効果により、伸
びゆく需要を取り込んでいきます。
さらに、競争力の高いプロダクトを備えた最新鋭機材を順次導入しお客様の快適性の向上を図ります。
日本初となるエアバス A380 型機をハワイ路線に投入し新たなハワイ体験を提供します。また、ボーイン
グ 787 型機シリーズの最新モデルであるボーイング 787-10 型機を東南アジア路線に投入することで旺
盛なアジア地域の需要とともに日本経由の三国間流動需要を取り込み、収益性の向上を図ります。
こうした路線ネットワークの拡充に加えて、6 年連続で「5 スター」を受賞しているエアラインとして、定
時性の向上をはじめとした快適で高品質なサービスを引き続き提供いたします。
国際線、国内線、貨物専用便の路線便数、運航機種等の詳細は以下の通りです。
*これらの計画は関係当局への申請・認可を前提としております。
1.国際線事業
2019 年 9 月 1 日(日)より成田=パース線(オーストラリア西部)、またウインターダイヤ期間中には成
田=チェンナイ線(インド南部)を新規開設いたします。これまで日本からの直行便がなかった都市への
渡航が格段に便利になるとともに、ますます拡大する訪日のお客様の利便性向上にも寄与していきま
す。
オーストラリアやインドは、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)等の経済連携強化により、ヒト・モノ
の流動がより一層拡大していくことが期待されています。新規路線開設により両国と日本との交流拡大
に貢献するとともにアジア・オセアニア地域における航空ネットワークを強化し、さらなる ANA のプレゼン
ス向上を図っていきます。
ANA 広報部 03-6735-1111 成田 0476-31-6007 羽田 03-5757-5548 伊丹 06-6856-0270 関西 072-456-7890
(1)新規開設
① 成田=パース線
2019 年 9 月 1 日(日)より、日本のエアラインとして初めて成田からオーストラリア西部のパースへ新
規就航いたします。ANA としてオセアニアにおいてはシドニーに次ぐ 2 番目の就航都市となります。
鉱物資源・天然資源をはじめとした主力産業によるビジネス需要に
加えて、近年ますます増加する訪日需要を取り込んでいきます。
パースは、歴史ある建物や近代的な建物と緑豊かな自然が見事に
調和したオーストラリア西部最大の都市で「世界で最も美しい街」と
言われており、豊富な観光資源にも恵まれています。
また、日本とパースでは季節が逆となるため、年間を通じて双方向
の安定したレジャー需要が期待できるマーケットです。
航空券の予約・販売は 2019 年 2 月 7 日(木)より開始いたします。
なお、本路線ではプレミアムエコノミーの販売ならびにサービスも実施いたします。
路線 成田=パース (2019 年 9 月 1 日(日)より新規開設)
ダイヤ NH881 成田 11:10 ⇒ パース 20:15
(現地時間) NH882 パース 21:45 ⇒ 成田 08:25 (翌日) (毎日運航)
ボーイング 787-8 型機
使用機材
(184 席仕様 :ビジネスクラス 32 席/エコノミークラス 152 席(プレミアムエコノミー14 席を含む))
*これらの計画は関係当局への申請・認可を前提としています。スケジュールは予定であり都合により変更となる場合もございます。あらかじめご了承ください。
② 成田=チェンナイ線
2019 年ウインターダイヤ期間中に日本からの直行便としては初めて成田からインド南部のチェンナイ
へ新規就航いたします。ANA としてインドにおいてはデリー、ムンバイに次ぐ 3 番目の就航都市となりま
す。
インドは訪日重点国でもあり、経済成長に伴い訪日需要も年々拡
大しています。その成長著しいインドの中でも、これまで日本のエ
アラインが就航していなかった南インドに日本からの唯一の直行
便を開設することで、旺盛な需要を獲得していきます。
チェンナイは、インド第 2 の規模を誇る港湾を有し、自動車産業を
中心に製造業が集積し「インドのデトロイト」とも称されており、旅
客需要に加えて貨物需要も期待できます。
あわせて、IT 産業の拠点として成長著しいベンガルール(バンガロ
ール)やハイデラバードなどを含めた周辺地域からの需要も獲得
します。
就航日、ダイヤ、使用機材、および航空券の販売開始日につきまして、決まり次第、あらためてお知
らせいたします。
(2)再開・増便
実施時期 路線 現行 変更後 備考
中部=上海(浦東) - 7往復/週 ※1
3月31日~
成田=成都 4往復/週 7往復/週 ※2
※1 ウインター期間運休から再開 ※2 ウインター期間減便から増便
(3)機材変更
2019 年 5 月 24 日(金)の成田発ホノルル行きより、世界最大の旅客機エアバス A380 型機の運航を
開始します。エアバス A380 型機での運航は、週 3 往復より開始し、2 号機を投入する 7 月 1 日(月)より、
週 10 往復まで拡大いたします。
変更前 変更後
路線 実施時期 備考
機材 週間便数 機材 週間便数
5月24日~ A380 3往復/週
B787-9 14往復/週
6月30日 B787-9 11往復/週
7月1日~ A380 3往復/週 A380 10往復/週
成田=ホノルル
7月31日 B787-9 11往復/週 B787-9 4往復/週
A380 10往復/週 A380 10往復/週
8月1日~
B787-9 4往復/週 B777-300ER 4往復/週
また、ボーイング 787 型機シリーズで最長の胴体を有する最新鋭機、ボーイング 787-10 型機(294 席
仕様)を 2019 年 4 月 26 日(金)より成田=シンガポール線に、7 月 1 日(月)より、成田=バンコク線に
投入し旺盛なアジア・米国間の三国間流動需要を取り込んでいきます。
現行 変更後
路線 実施時期 備考
機材 週間便数 機材 週間便数
B787-10 ※1
成田=シンガポール 4月26日~ B787-9 14往復/週 14往復/週 ※12
B787-9
B787-8 B787-10 ※2
成田=バンコク 7月1日~ 14往復/週 14往復/週 ※12
B787-9 B787-9
7月1日~ B767-300ER ※3
B767-300ER 14往復/週 14往復/週 ※12
7月31日 B787-8
成田=ホーチミン
B767-300ER
8月1日~ 14往復/週 B787-8 14往復/週 ※4
B787-8
成田=ムンバイ 9月1日~ B787-8 7往復/週 B787-9 7往復/週
※5
成田=クアラルンプール 3月31日~ B787-8 7往復/週 B787-9 7往復/週 ※12
※6
成田=台北(桃園) 4月9日~ B767-300ER 7往復/週 B787-8 7往復/週 ※12
B787-8 B787-8
成田=上海(浦東) 3月31日~ 21往復/週 21往復/週 ※7
B767-300ER B767-300ER
成田=北京 10月1日~ A320NEO 7往復/週 B787-8 7往復/週 ※12
成田=青島 8月1日~ B767-300ER 7往復/週 B787-8 7往復/週 ※8
成田=武漢 5月1日~ B767-300ER 7往復/週 A320NEO 7往復/週 ※12
関西=香港 10月1日~ B737-700 7往復/週 B767-300ER 7往復/週
関西=大連 7月1日~ B737-700 7往復/週 A320NEO 7往復/週
関西=上海(浦東) 4月9日~ A320NEO 14往復/週 B767-300ER 14往復/週
関西=杭州 4月9日~ B737-700 7往復/週 A320NEO 7往復/週
中部=香港 10月1日~ B737-700 7往復/週 A320NEO 7往復/週
B787-9
羽田=バンコク 7月1日~ 21往復/週 B787-9 21往復/週 ※9
B787-8
6月1日~8 B787-9 B777-300ER
羽田=香港 14往復/週 14往復/週 ※10
月31日 B767-300ER B767-300ER
6月1日~8 B777-300ER B787-9
羽田=北京 14往復/週 14往復/週 ※11
月31日 B787-8 B787-8
※1 NH801/802便にB787-10を投入予定。B787-10投入開始日は機材納入スケジュールによって変更の可能性があります。
※2 NH805/806便にB787-10を投入予定。B787-10投入開始日は機材納入スケジュールによって変更の可能性があります。
機材変更に伴い、当該便でプレミアムエコノミーサービスの提供を開始いたします。
サービス開始日が決まり次第、販売開始日とともにANA SKY WEBにてご案内いたします。
※3 NH833/834便にB787-8を投入予定。
※4 9月1日~30日は NH831/832便にB767-300ERを投入予定。
※5 機材変更に伴い、プレミアムエコノミーサービスの提供を再開致します。
※6 5月1日~6月30日 B767-300ERを投入予定。
※7 NH919/920便にB787-8を投入予定。ただし、6月1日~30日はB767-300ERを投入予定。
※8 9月1日~30日 B767-300ERを投入予定。
※9 8月1日~9月30日 NH877/878便にB787-8を投入予定。機材変更に伴い、プレミアムエコノミーサービスの提供を開始いたしま
す。サービス開始日が決まり次第、販売開始日とともにANA SKY WEBにてご案内いたします。
※10 NH859/860便にB777-300ERを投入予定。
※11 NH961/962便にB787-9を投入予定。
※12 復路便は翌日からの機材変更。
*当日の機材・運航状況により変更となる可能性がございます。
2.国内線事業
旺盛な需要を取り込むべく、羽田=石垣・沖縄・広島線の増便を継続いたします。また、成田=中部
線の増便により、エアバス A380 型機を導入する成田=ホノルル線など成田空港における接続需要を取
り込み、国内線・国際線双方の路線ネットワークのさらなる強化を図ります。
引き続き、需要動向や競争環境に応じた路線便数の最適化と投入機種の柔軟な調整を推進しなが
ら、国内線ネットワークを充実させてまいります。
(1)増便・再開
路線 実施時期 現行 変更後 備考
羽田=石垣 2往復/日 2往復/日 期間増便継続
羽田=沖縄 3月31日~10月26日 12往復/日 12~13往復/日 期間増便継続※1
羽田=広島 9~10往復/日 10往復/日 期間増便継続
成田=中部 5月24日~ 2往復/日 3往復/日
7月13日、15日、
伊丹=石垣 - 1往復/日 期間運航
8月2日~27日
関西=札幌 3月31日~10月26日 2往復/日 4往復/日
関西=宮古 7月13日~9月30日 1往復/日 2往復/日
6月1日~7月12日、
中部=札幌 4~5往復/日 6往復/日
10月1日~26日
3月31日~4月26日、
中部=福岡 5~6往復/日 7往復/日
5月7日~31日
4月27日~5月6日、 再開
福岡=宮古 - 1往復/日
6月1日~10月26日 (期間運航)
※1 7月12日~8月31日は13往復とし、深夜便「ANA ギャラクシーフライト」(6往復/週)を運航します。
3.貨物便事業
中長期的に需要拡大が見込まれるアジアと北米間において、航空機エンジン・自動車などの大型貨
物や、リチウムバッテリー・医薬品などの危険品・特殊品を大量輸送できる大型フレイター・ボーイング
777F 型機を新たに導入します。拡大する旅客便ネットワークとフレイターの相乗効果により、伸びゆく需
要を積極的に獲得していきます。
(1)新規開設
路線 実施時期 機材※1 運航回数
B767-300F
成田-関空-上海-成田 7月2日~8月25日 6片道/週
B777F
成田=シカゴ 10月27日~ B777F 調整中
※1 成田発火・水・木・金・土曜は B777F で運航、成田発月曜は B767―300F で運航します。
(2)機種変更
現行 変更後
路線 実施時期
機材 週間便数 機材※1 週間便数
B767-300F
成田=上海 8月26日~ B767-300F 7往復/週 7往復/週
B777F
※1 成田発火・水・木・金・土曜は B777F で運航、成田発月曜は B767-300F で運航します。
(3)減便
路線 実施時期 機材 現行 変更後
成田=上海 7月2日~8月25日 B767-300F 7往復/週 1往復/週
(4)運休
物流環境の変化により以下の通り深夜貨物便を運休いたします。
路線 実施時期 現行 変更後
羽田=佐賀 3月31日~ 5往復/週 -
以上