9193 東汽船 2019-08-09 14:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 東京汽船株式会社 上場取引所 東
コード番号 9193 URL http://www.tokyokisen.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 齊藤 宏之
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経理部長 (氏名) 佐藤 晃司 TEL 045-671-7713
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 2,920 △3.7 29 △85.0 172 △43.7 142 △37.7
2019年3月期第1四半期 3,032 △0.2 196 19.9 306 8.2 229 0.8
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 126百万円 (△37.1%) 2019年3月期第1四半期 201百万円 (△35.0%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 14.36 ―
2019年3月期第1四半期 23.03 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第1四半期 27,566 21,345 73.8
2019年3月期 27,803 21,478 73.7
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 20,351百万円 2019年3月期 20,485百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― ― ― 25.00 25.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) ― ― 20.00 20.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 6,220 △3.3 269 △51.2 425 △43.9 376 △36.0 37.86
通期 12,382 △2.6 425 △51.9 720 △42.6 569 △43.4 57.23
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 10,010,000 株 2019年3月期 10,010,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 62,902 株 2019年3月期 62,867 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 9,947,115 株 2019年3月期1Q 9,947,133 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
東京汽船㈱ (9193) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)財政状態に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ・・・・・・ 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ・・・ 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・ 8
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・ 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)・・・・・ 8
(セグメント情報等) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
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東京汽船㈱ (9193) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第 1 四半期連結累計期間における日本経済は、米中貿易摩擦の影響による中国経済の減
速の煽りを受け輸出は減少に転じました。また、米国のイランへの経済制裁や日韓関係悪化
により世界経済の下振れリスクが懸念されております。個人消費は、雇用・所得環境に改善
がみられたものの消費は盛り上がりに欠ける展開となりました。
当社グループの主たる事業である曳船事業を取り巻く状況につきましては、製造業を中心
に輸出産業が低迷するなか、東京湾への入出港船舶数は減少いたしました。
このような経済環境のなかで、当社グループは総力を上げて業績向上に努めましたが、売
上高は前年同期に比べ 111 百万円減収の 2,920 百万円(前年同期比 3.7%減)となりました。
利益面では、原油価格は落着いた展開となり燃料費は横ばいに推移しましたが、減価償却
費の増加に加え曳船事業の減収が響き、営業利益は 29 百万円(前年同期比 85.0%減)、経常
利益は 172 百万円(前年同期比 43.7%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半
期純利益は、前年同期に発生した固定資産売却益(曳船の売却益)が当第1四半期はなかっ
たために 142 百万円(前年同期比 37.7%減)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりです。
曳船事業
曳船事業は、横浜川崎地区では、大型タンカーや鉱石船以外の船種の入出港数が軒並み減
少しましたが、大型船への作業増加や休日割増が適用されるゴールデンウィーク期間が長か
った影響もあり売上高はほぼ横ばいとなりました。東京地区では、コンテナ船の入出港数が
減少し大幅な減収となりました。横須賀地区では、LNG船の入港数減少が響きエスコート
作業や荷役中の警戒作業が減少し減収となりました。千葉地区でも同様に、タンカーやLN
G船等の危険物船やバルカーの入出港数が減少し減収となりました。
この結果、曳船事業セグメントの売上高は 108 百万円の減収となり 2,079 百万円(前年同
期比 4.9%減)となりました。
次に利益面では、減収に加え営業費用のうち用船料や減価償却費が増加し、営業利益は 168
百万円減少し 23 百万円(前年同期比 87.9%減)となりました。
旅客船事業
旅客船事業は、横浜港における観光船部門では、第 1 四半期は 10 連休となったゴールデン
ウィーク期間中の利用客が増加し増収となりましたが、交通船の減収が響きほぼ横ばいに留
まりました。
久里浜・金谷間を結ぶカーフェリー部門でも同様に、ゴールデンウィーク期間中の利用客
が増加し増収となりました。
この結果、旅客船事業セグメントの売上高は 12 百万円増加し 660 百万円(前年同期比 1.9%
増)となりました。
利益面では、営業費用が前年同期とほぼ同水準に推移したため、営業利益は 6 百万円増加
し 11 百万円(前年同期は 4 百万円の営業利益)となりました。
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売店・食堂事業
売店・食堂事業は、旗艦店の金谷センターでは昨年から続いている団体利用客の減少に歯
止めがかからず、売上高は 15 百万円減少し 180 百万円(前年同期比 8.0%減)となり、5 百
万円の営業損失(前年同期は 7 万円の営業利益)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、236 百万円減少し
27,566 百万円となりました。
流動資産の部では、現金及び預金が 570 百万円増加しましたが、売掛金が 397 百万円減少
し、その他流動資産が 353 百万円減少いたしました。固定資産の部では、船舶は償却が進み
256 百万円減少し、設備投資により建設仮勘定が 179 百万円増加し、繰延税金資産が 65 百万
円増加いたしました。
負債は、前連結会計年度末に比べ、104 百万円減少し 6,220 百万円となりました。流動負債
の部では、支払手形及び買掛金が 240 百万円減少し、未払法人税等が 191 百万円減少し、賞
与支給が 7 月であるため賞与引当金が 157 百万円増加いたしました。固定負債の部では、長
期借入金が 30 百万円減少し、特別修繕引当金が 42 百万円増加いたしました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ、132 百万円減少し 21,345 百万円となりました。これ
は主に剰余金の配当を 248 百万円実施し、親会社株主に帰属する四半期純利益が 142 百万円
となったことで利益剰余金が 105 百万円減少し、その他有価証券評価差額金が 36 百万円減少
したことによるものです。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の 73.7%から 73.8%と 0.1 ポイント増加いた
しました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
現在までの連結業績は、概ね当初予想の範囲内で推移しており、第2四半期連結累計期間
及び通期の連結業績予想につきましては、2019 年5月 15 日に公表いたしました発表数値から
修正しておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,554,954 12,125,611
売掛金 2,382,914 1,985,672
商品 21,991 22,766
貯蔵品 92,966 89,977
その他 617,554 263,559
貸倒引当金 △2,856 △3,100
流動資産合計 14,667,524 14,484,487
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 239,302 235,174
船舶(純額) 6,061,535 5,805,354
土地 1,435,628 1,435,628
その他(純額) 239,428 417,902
有形固定資産合計 7,975,895 7,894,060
無形固定資産 68,395 65,116
投資その他の資産
投資有価証券 1,831,661 1,784,044
関係会社株式 2,677,474 2,688,951
繰延税金資産 202,572 268,074
その他 482,822 484,762
貸倒引当金 △103,247 △103,247
投資その他の資産合計 5,091,283 5,122,585
固定資産合計 13,135,574 13,081,762
資産合計 27,803,098 27,566,250
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,022,385 781,920
短期借入金 1,528,584 1,543,584
未払法人税等 262,094 70,532
役員賞与引当金 40,000 10,000
賞与引当金 211,841 369,307
その他 309,541 494,770
流動負債合計 3,374,446 3,270,114
固定負債
長期借入金 345,923 315,111
役員退職慰労引当金 496,311 471,621
特別修繕引当金 379,244 421,777
退職給付に係る負債 1,515,212 1,529,046
繰延税金負債 133,499 130,784
資産除去債務 3,151 3,162
負ののれん 2,373 -
その他 74,646 78,895
固定負債合計 2,950,361 2,950,398
負債合計 6,324,808 6,220,513
純資産の部
株主資本
資本金 500,500 500,500
資本剰余金 75,357 75,357
利益剰余金 19,849,186 19,743,316
自己株式 △45,234 △45,260
株主資本合計 20,379,809 20,273,912
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 222,785 185,896
繰延ヘッジ損益 △42,318 △46,271
為替換算調整勘定 △21,816 △15,470
退職給付に係る調整累計額 △52,627 △46,811
その他の包括利益累計額合計 106,023 77,343
非支配株主持分 992,457 994,481
純資産合計 21,478,289 21,345,737
負債純資産合計 27,803,098 27,566,250
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 3,032,181 2,920,338
売上原価 2,344,153 2,406,652
売上総利益 688,027 513,686
販売費及び一般管理費
販売費 73,271 71,110
一般管理費 418,110 413,069
販売費及び一般管理費合計 491,381 484,180
営業利益 196,645 29,505
営業外収益
受取利息 213 237
受取配当金 25,434 23,466
負ののれん償却額 2,373 2,373
持分法による投資利益 74,026 108,840
その他 17,822 13,220
営業外収益合計 119,870 148,137
営業外費用
支払利息 4,895 4,649
貸倒引当金繰入額 3,999 -
その他 1,446 518
営業外費用合計 10,342 5,167
経常利益 306,174 172,475
特別利益
固定資産売却益 64,634 -
特別利益合計 64,634 -
税金等調整前四半期純利益 370,808 172,475
法人税、住民税及び事業税 145,842 75,139
法人税等調整額 △43,882 △59,153
法人税等合計 101,960 15,985
四半期純利益 268,848 156,490
非支配株主に帰属する四半期純利益 39,786 13,682
親会社株主に帰属する四半期純利益 229,062 142,807
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東京汽船㈱ (9193) 2020年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 268,848 156,490
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △9,921 △37,803
繰延ヘッジ損益 - △3,952
退職給付に係る調整額 2,529 5,816
持分法適用会社に対する持分相当額 △59,580 6,345
その他の包括利益合計 △66,973 △29,593
四半期包括利益 201,874 126,896
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 163,497 114,128
非支配株主に係る四半期包括利益 38,377 12,768
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東京汽船㈱ (9193) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 合計
調整額
曳 船 事 業 旅客船事業 売店・食堂事業 計 (注)
売 上 高
外部顧客への売上高 2,187,774 648,242 196,163 3,032,181 - 3,032,181
セグメント間の内部売上高 705 14,280 1,096 16,081 △16,081 -
又は振替高
計 2,188,480 662,522 197,259 3,048,262 △16,081 3,032,181
セグメント利益 191,896 4,679 69 196,645 - 196,645
(注)セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 合計
調整額
曳 船 事 業 旅客船事業 売店・食堂事業 計 (注)
売 上 高
外部顧客への売上高 2,079,599 660,244 180,494 2,920,338 - 2,920,338
セグメント間の内部売上高 641 10,004 1,129 11,775 △11,775 -
又は振替高
計 2,080,241 670,249 181,623 2,932,113 △11,775 2,920,338
セグメント利益又は損失(△) 23,254 11,295 △5,044 29,505 - 29,505
(注)セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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