9104 商船三井 2019-10-31 12:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年10月31日
上場会社名 株式会社 商船三井 上場取引所 東
コード番号 9104 URL https://www.mol.co.jp/ir-j/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名)池田 潤一郎
問合せ先責任者 (役職名) コーポレートコミュニケーション部長 (氏名)中西 慶一郎 TEL 03-3587-6224
四半期報告書提出予定日 2019年11月12日 配当支払開始予定日 2019年11月28日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 574,350 △7.3 12,045 △18.4 28,154 173.9 25,636 347.8
2019年3月期第2四半期 619,895 △24.3 14,761 32.4 10,277 △40.8 5,725 △56.4
(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 △9,979百万円 (-%) 2019年3月期第2四半期 28,163百万円 (481.4%)
1株当たり 潜在株式調整後
四半期純利益 1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 214.37 207.11
2019年3月期第2四半期 47.88 46.24
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第2四半期 2,069,083 633,474 24.5 4,231.03
2019年3月期 2,134,477 651,607 24.6 4,390.39
(参考)自己資本 2020年3月期第2四半期 505,988百万円 2019年3月期 525,064百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 20.00 - 25.00 45.00
2020年3月期 - 30.00
2020年3月期(予想) - 35.00 65.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,173,000 △4.9 26,000 △31.1 50,000 29.6 40,000 48.8 334.47
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.11「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 120,628,611株 2019年3月期 120,628,611株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 1,038,527株 2019年3月期 1,034,487株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 119,592,243株 2019年3月期2Q 119,592,910株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
決算短信補足説明資料は当社ホームページに掲載する予定です。
㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 11
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 11
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
3.参考資料 ………………………………………………………………………………………………………………… 13
(1)四半期毎の業績推移 ……………………………………………………………………………………………… 13
(2)減価償却の状況 …………………………………………………………………………………………………… 14
(3)有利子負債残高 …………………………………………………………………………………………………… 14
(4)海運業船腹量 ……………………………………………………………………………………………………… 14
(5)為替情報 …………………………………………………………………………………………………………… 14
(6)船舶燃料油価格情報 ……………………………………………………………………………………………… 14
(7)海運市況 …………………………………………………………………………………………………………… 15
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 増減額/増減率
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 (億円) 6,198 5,743 △455 / △7.3%
営業損益 (億円) 147 120 △27 /△18.4%
経常損益 (億円) 102 281 178 / 173.9%
親会社株主に帰属する
57 256 199 / 347.8%
四半期純損益 (億円)
為替レート (6ヶ月平均) \109.47/US$ \109.39/US$ △\0.08/US$
船舶燃料油価格(6ヶ月平均)※ US$457/MT US$438/MT △US$19/MT
※HSFO(High Sulfur Fuel Oil)平均補油価格
当第2四半期連結累計期間の対ドル平均為替レートは、前年同期比\0.08/US$円高の\109.39/US$となりました。ま
た、当第2四半期連結累計期間の船舶燃料油価格平均は、前年同期比US$19/MT下落しUS$438/MTとなりました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高5,743億円、営業損益120億円、経常損益281億円、親会
社株主に帰属する四半期純損益は256億円となりました。
セグメント毎の売上高及びセグメント損益(経常損益)、それらの対前年同期比較及び概況は以下の通りです。
上段が売上高(億円)、下段がセグメント損益(経常損益)(億円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
セグメントの名称 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日 増減額/増減率
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1,426 1,367 △58 / △4.1%
ドライバルク船事業
87 52 △34 / △39.5%
1,397 1,435 37 / 2.7%
エネルギー輸送事業
80 116 36 / 45.4%
2,845 2,428 △416 / △14.6%
製品輸送事業
△86 67 153 / -%
1,478 1,148 △329 / △22.3%
うち、コンテナ船事業
△100 56 156 / -%
642 607 △35 / △5.5%
関連事業
61 63 2 / 4.4%
110 109 △0 / △0.7%
その他
11 9 △1 / △13.0%
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(A) ドライバルク船事業
ケープサイズ市況は、ブラジル鉱山ダム決壊事故などの影響による低迷からの回復基調が続き、7月に入ると貨物
の回復に加え、スクラバー搭載工事に伴う入渠隻数増加による船舶需給の引締め効果もあり上昇し、その後は総じて
堅調に推移しました。パナマックス市況は、6月は下落基調で推移していたものの、7月に入ると旺盛な南米出し穀
物により上昇し、9月にピークアウトするまで堅調に推移しました。ドライバルク部門では、鉄鋼原料船、木材チッ
プ船等の長期契約の安定的な履行や確実な契約延長の実施にも努め、前年同期比では減益となったものの、黒字を計
上しました。
(B) エネルギー輸送事業
<油送船>
原油船市況は、ホルムズ海峡付近での情勢悪化やサウジアラビアの石油施設攻撃の影響による突発的な市況上昇が
見られたものの、春先の原油需要減、極東域の製油所における定期修繕を受けて、総じて低調に推移しました。石油
製品船市況は、第1四半期では新造船竣工数の増加や製油所の定期修繕を受け、上値が重く推移しました。第2四半
期ではサウジアラビアの石油施設攻撃もありましたが、市況全体への影響は限定的でした。このような市況環境下に
おいて、長期契約の安定的な履行や確実な契約延長の実施に加え、プール運航による運航効率の改善やコスト削減に
も継続して努めた結果、油送船部門全体としては黒字を計上しました。
<LNG船・海洋事業>
LNG船部門においては、ヤマルLNGプロジェクト砕氷船の3番船を含む5隻が新たに竣工したこともあり、安定的な
利益を確保しました。海洋事業部門においても、既存プロジェクトが順調に稼働したことで、黒字を計上しました。
出資参画しているFPSOチャーター事業の特別目的会社の内1社がプロジェクトボンドを海外市場で発行を行い、FPSO
チャーター事業では世界初の公募上場インフラプロジェクトボンドとなりました。
(C) 製品輸送事業
<コンテナ船>
当社持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.(以下「ONE社」)の収支は好転し期初に想定したレベルの
黒字を達成しました。サービスの安定化等に伴い積高は前年同期比では大幅に改善しました。運賃水準は、北米航路
では前年同期比で改善しました。欧州航路では需給が緩んだ状況が続き、夏場繁忙期におけるスポット運賃の上昇は
限定的なものとなりました。
<自動車船>
完成車の荷動きは、中国の排ガス規制強化、米中貿易摩擦問題の影響による、欧州・北米発中国向きでの減少に加
え、欧州近海輸送事業では特に北欧州から地中海向けの荷動きが減少しました。三国間航路を中心とした配船合理
化、船隊規模の圧縮を進めましたが、前年同期比で損益は悪化しました。
<フェリー・内航RORO船>
フェリー・内航RORO船については、引き続きトラックドライバーの不足や高齢化、陸運業界における働き方改革を
背景としたモーダルシフトにより、荷動きは底堅く推移しました。旅客についても、新造船投入やカジュアルクルー
ズをコンセプトとしたプロモーションが奏功し、輸送客数は増加しました。繁忙期の大型台風による欠航などのマイ
ナス要因はありましたが、フェリー・内航RORO船部門全体では黒字を計上しました。
(D) 関連事業
不動産事業においては、首都圏を中心に賃貸オフィスマーケットが堅調に推移し、当社グループの不動産事業の中
核であるダイビル(株)の売上が増加したことにより、安定的に利益を計上しました。客船事業は、燃料費の増加等に
より前年同期比で減益となりましたが、その他の曳船や商社等の業績は総じて堅調に推移し、関連事業セグメント全
体ではほぼ前年同期並みとなりました。
(E) その他
主にコストセンターであるその他の事業には、船舶運航業、船舶管理業、貸船業、金融業などがありますが、ほぼ
前年同期並みとなりました。
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ653億円減少し、2兆690億円となりました。
これは主に現金及び預金が減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ472億円減少し、1兆4,356億円となりました。これは主に短期借入金が減少した
ことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ181億円減少し、6,334億円となりました。これは主に繰延ヘッジ損益が減少し
たことによるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.1ポイント減少し、24.5%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
(通期)
前回予想 今回予想
増減額/増減率
(第1四半期決算発表時点) (第2四半期決算発表時点)
売上高 (億円) 11,730 11,730 - / -%
営業損益 (億円) 260 260 - / -%
経常損益 (億円) 500 500 - / -%
親会社株主に帰属する
400 400 - / -%
当期純損益 (億円)
為替レート \108.00/US$ \108.00/US$ -/US$
船舶燃料油価格 ※1 US$420/MT US$415/MT △US$5/MT
適合燃料油価格 ※2 - US$580/MT -
(下期前提) (下期前提)
※1 HSFO(High Sulfur Fuel Oil)平均補油価格
※2 VLSFO(Very Low Sulfur Fuel Oil)平均補油価格
ドライバルク船市況については、2020年開始となるSOx規制対応のためのスクラバー搭載工事に伴う入渠が増えて
いることから船舶供給が絞られ、堅調に推移するものと予想しております。年明け以降は米中貿易摩擦問題の不透明
感や世界経済全体の減速による荷動き減を引き続き懸念材料として考えております。
原油船市況は、船腹需要面では、冬場の需要増に加え、シェールオイル等の大西洋からの調達増加によりトンマイ
ルが伸長するものと見込んでおります。船腹供給面では、米国による中国海運会社への制裁による船腹調達への不安
感の高まりや、スクラバー搭載工事による不稼働船の増加が予想されることが、新造船供給を相殺する見込みである
ことから、下期以降の市況は堅調に推移すると予想しております。
石油製品船市況は、新造船竣工が一段落することに加え、2020年のSOx規制開始に伴う軽油輸送需要が増えること
や、冬季ヒーティングオイル需要の増加等により市況上昇を見込んでおります。
コンテナ船については、ONE社において世界的な景気減速懸念を受けて短期運賃市況の前提を見直す一方で、貨物
ポートフォリオ最適化・コスト削減を継続し、競争力の改善を目指してまいります。
かかる見通しのもと、通期の連結業績につきましては、売上高1兆1,730億円、営業損益260億円、経常損益500億
円、親会社株主に帰属する当期純損益400億円を予想しております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 124,505 90,616
受取手形及び営業未収金 92,160 86,509
有価証券 500 500
たな卸資産 36,445 30,807
繰延及び前払費用 63,413 61,985
その他流動資産 70,688 63,418
貸倒引当金 △253 △250
流動資産合計 387,460 333,587
固定資産
有形固定資産
船舶(純額) 715,344 725,163
建物及び構築物(純額) 145,229 146,025
機械装置及び運搬具(純額) 29,345 28,503
器具及び備品(純額) 4,523 5,708
土地 222,565 228,393
建設仮勘定 73,718 60,675
その他有形固定資産(純額) 3,182 2,492
有形固定資産合計 1,193,910 1,196,963
無形固定資産 28,695 28,151
投資その他の資産
投資有価証券 360,706 350,427
長期貸付金 73,129 68,967
長期前払費用 5,698 6,291
退職給付に係る資産 15,764 15,693
繰延税金資産 3,048 2,802
その他長期資産 67,761 67,851
貸倒引当金 △1,697 △1,654
投資その他の資産合計 524,411 510,380
固定資産合計 1,747,017 1,735,495
資産合計 2,134,477 2,069,083
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び営業未払金 81,020 71,323
短期社債 28,500 36,584
短期借入金 187,419 145,531
コマーシャル・ペーパー 40,000 50,000
未払法人税等 5,494 5,108
前受金 35,814 35,379
賞与引当金 4,742 4,081
その他流動負債 63,657 60,298
流動負債合計 446,649 408,305
固定負債
社債 168,198 171,000
長期借入金 665,997 664,621
リース債務 14,224 14,730
繰延税金負債 58,123 55,141
退職給付に係る負債 11,927 9,641
役員退職慰労引当金 1,499 1,364
特別修繕引当金 18,220 16,765
その他固定負債 98,030 94,039
固定負債合計 1,036,220 1,027,303
負債合計 1,482,870 1,435,609
純資産の部
株主資本
資本金 65,400 65,400
資本剰余金 45,385 45,532
利益剰余金 329,888 348,872
自己株式 △6,764 △6,771
株主資本合計 433,909 453,033
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 26,840 23,378
繰延ヘッジ損益 44,391 22,067
為替換算調整勘定 16,197 4,414
退職給付に係る調整累計額 3,725 3,095
その他の包括利益累計額合計 91,154 52,955
新株予約権 1,803 1,651
非支配株主持分 124,739 125,834
純資産合計 651,607 633,474
負債純資産合計 2,134,477 2,069,083
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 619,895 574,350
売上原価 552,007 517,372
売上総利益 67,888 56,977
販売費及び一般管理費 53,127 44,932
営業利益 14,761 12,045
営業外収益
受取利息 3,977 3,971
受取配当金 2,900 3,109
持分法による投資利益 - 9,973
為替差益 6,367 7,135
その他営業外収益 1,383 1,086
営業外収益合計 14,627 25,276
営業外費用
支払利息 11,024 8,251
持分法による投資損失 7,241 -
その他営業外費用 846 915
営業外費用合計 19,112 9,167
経常利益 10,277 28,154
特別利益
固定資産売却益 2,206 3,472
その他特別利益 1,688 2,753
特別利益合計 3,895 6,226
特別損失
固定資産売却損 68 103
その他特別損失 1,702 1,985
特別損失合計 1,771 2,089
税金等調整前四半期純利益 12,401 32,291
法人税等 4,544 2,751
四半期純利益 7,856 29,539
非支配株主に帰属する四半期純利益 2,131 3,902
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,725 25,636
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 7,856 29,539
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 7,953 △3,216
繰延ヘッジ損益 9,179 △10,250
為替換算調整勘定 △9,750 △6,617
退職給付に係る調整額 △142 △630
持分法適用会社に対する持分相当額 13,066 △18,803
その他の包括利益合計 20,307 △39,518
四半期包括利益 28,163 △9,979
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 24,677 △13,264
非支配株主に係る四半期包括利益 3,486 3,285
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 12,401 32,291
減価償却費 43,716 42,855
持分法による投資損益(△は益) 7,241 △9,973
引当金の増減額(△は減少) △10,306 △11,762
受取利息及び受取配当金 △6,877 △7,081
支払利息 11,024 8,251
固定資産除売却損益(△は益) △1,947 △3,353
為替差損益(△は益) △11,564 △6,460
売上債権の増減額(△は増加) 17,427 4,642
たな卸資産の増減額(△は増加) 4,176 5,494
仕入債務の増減額(△は減少) △43,952 △8,796
その他 △24,420 1,562
小計 △3,079 47,671
利息及び配当金の受取額 8,468 10,156
利息の支払額 △10,781 △8,474
法人税等の支払額 △5,438 △3,116
営業活動によるキャッシュ・フロー △10,831 46,237
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 △91,108 △7,243
投資有価証券の売却及び償還による収入 6,448 8,100
固定資産の取得による支出 △64,277 △71,636
固定資産の売却による収入 22,960 21,285
短期貸付金の純増減額(△は増加) △125 △1,395
長期貸付けによる支出 △17,013 △3,526
長期貸付金の回収による収入 985 5,562
その他 △17,841 562
投資活動によるキャッシュ・フロー △159,972 △48,290
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 73,087 △37,939
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) 43,000 10,000
長期借入れによる収入 37,083 48,575
長期借入金の返済による支出 △45,265 △46,554
社債の発行による収入 10,000 40,000
社債の償還による支出 △31,734 △28,500
配当金の支払額 △1,204 △2,985
非支配株主への配当金の支払額 △1,318 △1,513
その他 △728 △1,050
財務活動によるキャッシュ・フロー 82,920 △19,968
現金及び現金同等物に係る換算差額 4,765 △2,438
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △83,118 △24,459
現金及び現金同等物の期首残高 189,591 119,155
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
- △7,991
額(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高 106,473 86,705
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、税引前四半
期純利益に一時差異等に該当しない重要な差異を加減した上で、法定実効税率を乗じて計算しております。
なお、法人税等調整額は法人税等に含めて表示しております。
(会計方針の変更)
(IFRS第16号「リース」の適用)
国際財務報告基準(IFRS)を適用している在外子会社及び在外持分法適用会社において、第1四半期連結会計
期間よりIFRS第16号「リース」を適用しております。これにより、借手のリース取引については、原則として
すべてのリースについて資産および負債を認識しております。当該会計基準の適用にあたり、経過措置として認
められている当該会計基準の適用による累積的影響額を適用開始日に認識する方法を採用しております。
なお、当該会計基準の適用が四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
製品輸送事業
その他 調整額 損益計算書
エネルギー 自動車船・
合計
ドライバルク
関連事業 計 (注)1 (注)2 計上額
船事業 輸送事業 コンテナ フェリー・ (注)3
船事業 内航RORO船
事業
売上高
外部顧客への
142,632 135,524 146,994 136,631 50,223 612,006 7,889 619,895 - 619,895
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 0 4,230 809 104 14,036 19,181 3,144 22,326 △22,326 -
振替高
計 142,632 139,755 147,804 136,735 64,259 631,188 11,033 642,222 △22,326 619,895
セグメント利益
8,746 8,010 △10,014 1,380 6,104 14,227 1,137 15,365 △5,088 10,277
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、船舶運航業、船舶管理
業、貸船業及び金融業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△5,088百万円には、セグメントに配分していない全社損益
△8,203百万円、管理会計調整額3,178百万円及びセグメント間取引消去△63百万円が含まれておりま
す。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
製品輸送事業
その他 調整額 損益計算書
エネルギー 自動車船・
合計
ドライバルク
関連事業 計 (注)1 (注)2 計上額
船事業 輸送事業 コンテナ フェリー・ (注)3
船事業 内航RORO船
事業
売上高
外部顧客への
136,791 139,248 114,243 127,902 48,270 566,456 7,893 574,350 - 574,350
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 0 4,272 636 108 12,453 17,471 3,064 20,535 △20,535 -
振替高
計 136,792 143,521 114,879 128,011 60,724 583,928 10,957 594,886 △20,535 574,350
セグメント利益 5,288 11,650 5,674 1,032 6,375 30,022 989 31,012 △2,858 28,154
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、船舶運航業、船舶管理
業、貸船業及び金融業を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△2,858百万円には、セグメントに配分していない全社損益△6,106百万円、管
理会計調整額3,274百万円及びセグメント間取引消去△25百万円が含まれております。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
4.参考資料
(1) 四半期毎の業績推移
<2020年3月期>
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
2019年4月~6月 7月~9月 10月~12月 2020年1月~3月
売上高 [百万円] 283,147 291,203
営業利益又は営業損失(△) 6,854 5,191
経常利益又は経常損失(△) 14,007 14,147
税金等調整前四半期純利益
15,308 16,983
又は税金等調整前四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益
12,273 13,363
又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
1株当たり四半期純利益
[円] 102.63 111.74
又は1株当たり四半期純損失(△)*
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益* 99.16 107.95
総資産 [百万円] 2,082,641 2,069,083
純資産 639,824 633,474
*親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失
<2019年3月期>
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
2018年4月~6月 7月~9月 10月~12月 2019年1月~3月
売上高 [百万円] 304,434 315,461 322,331 291,851
営業利益又は営業損失(△) 3,691 11,070 14,918 8,039
経常利益又は経常損失(△) 251 10,026 14,400 13,897
税金等調整前四半期純利益
1,510 10,891 20,057 14,320
又は税金等調整前四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益
△ 1,682 7,407 14,370 6,780
又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
1株当たり四半期純利益
[円] △ 14.07 61.95 120.15 56.69
又は1株当たり四半期純損失(△)*
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益* - 59.84 116.07 54.77
総資産 [百万円] 2,206,323 2,262,672 2,171,741 2,134,477
純資産 619,337 653,536 661,690 651,607
*親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2) 減価償却の状況 (百万円) (百万円)
前第2四半期 当第2四半期
増 減 前 年 度
累計期間 累計期間
船 舶 32,640 31,642 △ 997 66,923
そ の 他 11,076 11,213 136 23,214
減価償却費合計 43,716 42,855 △ 861 90,138
(3) 有利子負債残高 (百万円) (百万円)
前 年 度 末 当第2四半期末 増 減 前第2四半期末
借 入 金 853,416 810,152 △ 43,263 954,972
社 債 196,698 207,584 10,886 187,214
コマーシャル
40,000 50,000 10,000 48,000
・ペーパー
そ の 他 15,759 15,943 183 16,776
有利子負債残高合計 1,105,873 1,083,680 △ 22,193 1,206,963
(4) 海運業船腹量 (当社及び連結子会社) (隻数及び重量トン)
ドライバルク船 油 送 船 L N G 船 自 動 車 船 コ ン テ ナ 船
隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT
保 有 船 腹 49 4,937 81 10,782 33 2,636 52 877 14 1,108
傭 船 286 26,280 86 3,946 9 594 58 970 51 4,821
運 航 受 託 船 - - 1 20 2 143 - - - -
当第2四半期末 335 31,216 168 14,748 44 3,373 110 1,847 65 5,929
前 年 度 末 330 31,387 170 14,483 41 3,133 113 1,870 65 5,929
フ ェ リ ー ・ 海運業船腹量
客 船 そ の 他 *
内 航 RORO 船 計
隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT
保 有 船 腹 10 54 1 5 7 42 247 20,440
傭 船 5 31 - - 24 72 519 36,714
運 航 受 託 船 - - - - 1 1 4 164
当第2四半期末 15 85 1 5 32 115 770 57,318
前 年 度 末 16 91 1 5 33 114 769 57,011
*内航船(内航RORO船以外)を含む
(5) 為替情報
前 第 2 四 半 期 当 第 2 四 半 期
増 減 前 年 度
累 計 期 間 累 計 期 間
平均社定レート 109.47円 109.39円 0.08円 (0.1%) 円高 110.63円
期末レート 113.57円 107.92円 5.65円 (5.0%) 円高 110.99円
<海外会社>
2018年6月末 2019年6月末 増 減 2018年12月末
期末レート 110.54円 107.79円 2.75円 (2.5%) 円高 111.00円
(注) 平均社定レートは、当該期各月社定レートの平均。期末レートは、当該期末日のTTMレート。
(6) 船舶燃料油価格情報
前 第 2 四 半 期 当 第 2 四 半 期
増 減
累 計 期 間 累 計 期 間
平均補油単価 US$457/MT US$438/MT △ US$19/MT
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㈱商船三井(9104) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(7) 海運市況
① ドライバルク船市況 (Baltic Dry Index) (1985年1月=1,000)
(暦年)
出所:Bloomberg
各月平均 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 期間平均
2018年 1,242 1,125 1,154 1,129 1,293 1,352 1,650 1,710 1,447 1,545 1,192 1,335 1,348
2019年 1,063 629 680 773 1,036 1,174 1,870 1,982 2,255 1,274
② 油送船市況(Daily Earnings) : VLCC 中東-日本航路
出所:Clarkson Research
各月平均 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 期間平均
2018年 11,148 7,357 8,739 6,800 7,116 12,896 12,282 15,869 16,183 41,604 52,657 48,552 20,100
2019年 33,842 24,042 32,844 12,797 11,651 20,240 17,660 34,248 38,243 25,063
③ コンテナ船市況 (China Containerized Freight Index)
出所:上海航運交易所
(暦年)
(註)CCFIは中国出しコンテナのみを対象とした運賃指数であり、アジア出し全体の運賃動向と必ずしも一致するものではありません。
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