9104 商船三井 2021-01-29 12:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上場会社名 株式会社 商船三井 上場取引所 東
コード番号 9104 URL https://www.mol.co.jp/ir/index.html
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名)池田 潤一郎
問合せ先責任者 (役職名) コーポレートコミュニケーション部長 (氏名)中西 慶一郎 TEL 03-3587-6224
四半期報告書提出予定日 2021年2月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 731,684 △15.6 △1,082 - 72,984 48.1 64,409 32.8
2020年3月期第3四半期 867,269 △8.0 24,303 △18.1 49,281 99.7 48,486 141.3
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 30,262百万円 (95.5%) 2020年3月期第3四半期 15,481百万円 (△56.4%)
1株当たり 潜在株式調整後
四半期純利益 1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 538.58 536.49
2020年3月期第3四半期 405.43 391.67
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 2,056,306 656,153 25.9
2020年3月期 2,098,717 641,235 24.5
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 533,343百万円 2020年3月期 513,335百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 30.00 - 35.00 65.00
2021年3月期 - 15.00 -
2021年3月期(予想) 85.00 100.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 985,000 △14.7 △2,000 - 95,000 72.4 60,000 83.9 501.70
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記
事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 120,628,611株 2020年3月期 120,628,611株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,037,235株 2020年3月期 1,034,427株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 119,592,626株 2020年3月期3Q 119,592,278株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
決算短信補足説明資料は当社ホームページに掲載する予定です。
㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 10
3.参考資料 ………………………………………………………………………………………………………………… 11
(1)四半期毎の業績推移 ……………………………………………………………………………………………… 11
(2)減価償却の状況 …………………………………………………………………………………………………… 12
(3)有利子負債残高 …………………………………………………………………………………………………… 12
(4)海運業船腹量 ……………………………………………………………………………………………………… 12
(5)為替情報 …………………………………………………………………………………………………………… 12
(6)船舶燃料油価格情報 ……………………………………………………………………………………………… 12
(7)海運市況 …………………………………………………………………………………………………………… 13
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 増減額/増減率
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 (億円) 8,672 7,316 △1,355 / △15.6%
営業損益 (億円) 243 △10 △253 / -%
経常損益 (億円) 492 729 237 / 48.1%
親会社株主に帰属する
484 644 159 / 32.8%
四半期純損益 (億円)
為替レート (9ヶ月平均) \109.09/US$ \106.53/US$ △\2.56/US$
船舶燃料油価格(9ヶ月平均)※ US$464/MT US$315/MT △US$149/MT
※平均補油価格(全油種)
当第3四半期連結累計期間の対ドル平均為替レートは、前年同期比\2.56/US$円高の\106.53/US$となりました。ま
た、当第3四半期連結累計期間の船舶燃料油価格平均は、前年同期比US$149/MT下落しUS$315/MTとなりました。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高7,316億円、営業損益△10億円、経常損益729億円、親会
社株主に帰属する四半期純損益は644億円となりました。なお、当社持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.
LTD.の損益改善などにより、営業外収益で持分法による投資利益として629億円を計上いたしました。うち、同社か
らの持分法による投資利益計上額は累計期間521億円、第3四半期連結会計期間においては297億円となります。
セグメント毎の売上高及びセグメント損益(経常損益)、それらの対前年同期比較及び概況は以下の通りです。
上段が売上高(億円)、下段がセグメント損益(経常損益)(億円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
セグメントの名称 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 増減額/増減率
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
2,082 1,628 △454 / △21.8%
ドライバルク船事業
107 12 △95 / △88.8%
2,203 2,200 △2 / △0.1%
エネルギー輸送事業
204 265 60 / 29.6%
3,608 2,849 △758 / △21.0%
製品輸送事業
98 400 302 / 307.2%
1,721 1,580 △140 / △8.2%
うち、コンテナ船事業
59 533 473 / 790.3%
923 723 △200 / △21.7%
関連事業
100 75 △25 / △25.3%
173 161 △11 / △6.7%
その他
30 23 △6 / △21.2%
(注)売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(A) ドライバルク船事業
ケープサイズの上半期の市況は、5月下旬から中国の需要回復及び運賃先物上昇による相乗効果で改善し、調整
局面を挟みつつ、全般的に底堅く推移しました。下期に入り、西豪州やブラジルからの出荷が堅調に推移する中、
旺盛な中国の原料需要に加え日韓欧等の需要も回復したことで、中国国慶節前に再度上昇したものの、10月上旬に
一服し、以後は徐々に下落基調で推移しましたが、12月半ばからは中国揚地で再び滞船が増加し、緩やかに上昇し
ました。パナマックスの市況は、旺盛な南米出しの穀物の輸送需要に支えられ、夏場にかけて上昇した後、南米穀
物貨の荷動きの鈍化と中国向け石炭輸送需要の減少により一時軟化したものの、9月以降は、北米出し等の穀物需
要に下支えされ、底堅く推移しました。また、木材チップ船とオープンハッチ船においては、中国向け製紙原料と
パルプにおいて一定の需要回復は見られたものの、全般的に低調な荷動きと市況の影響を受けました。このような
市況環境の中、ドライバルク船部門は前年同期比では減益となりました。
(B) エネルギー輸送事業
<油送船>
原油船市況は、原油安を受けた洋上備蓄需要の高まりにより春には歴史的高値を記録しましたが、その後は備蓄需
要解消や協調減産の継続により下落基調が続きました。12月には一時回復する局面もありましたが、夏場以降は総じ
て低調な推移となりました。石油製品船市況は、原油船同様に春に高値を記録した後、製油所稼働率の低下から荷動
きが低迷したため、夏場にかけて下落基調となり、その後も低調に推移しました。このような市況環境下において、
安定的な長期契約の履行に加え、市況の歴史的高値をとらえて有利契約を獲得したこと等により、油送船部門全体と
しては前年同期比で大幅な増益となり、黒字を計上しました。
<LNG船・海洋事業>
LNG船部門においては、LNG燃料供給船1隻及びロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け在来LNG船2隻の契約が開始し
た他、既存の長期貸船契約を主体に安定的な黒字を確保しました。海洋事業部門では、FSRU1隻を従来契約完了後に
引き続き短期契約に投入していますが昨年比で損益悪化となりました。FPSO事業は既存プロジェクトが順調に稼働し
黒字を計上しました。
(C) 製品輸送事業
<コンテナ船>
当社持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD.において、荷動きは北米航路を中心に好調を維持し、アジ
アにおけるコンテナ不足も相まって、スポット賃率は前年同期を大幅に上回るレベルで推移しました。また燃料油価
格が上半期同様安値圏を維持したこともあり、大幅黒字となりました。
<自動車船>
完成車の輸送台数は、世界各国で新型コロナウイルス感染症対応が始まり、完成車販売・生産台数は回復傾向にあ
るものの、前年同期比では大きく減少しました。解撤や返船を含む船腹供給量の調整、停船による費用削減等、業績
への影響を最小限に留める対策に取り組み、第3四半期連結会計期間においては黒字を達成しましたが、前年同期比
で大幅な損益悪化となりました。
<フェリー・内航RORO船>
新型コロナウイルスの影響により大幅に落ち込んだ旅客は、政府のGo Toトラベル事業を追い風に一時回復が見ら
れましたが、感染再拡大に伴う同事業の停止措置によって再び減少しました。一方で荷動きは航路により濃淡はある
ものの総じて回復基調にありますが、全般的には前年を下回る状況が継続した結果、損益は前年同期比で悪化しまし
た。なお、フェリー船内やターミナルでの感染症対策を強化するなど、ウィズ・コロナへの対応を進めております。
(D) 関連事業
不動産事業においては、当社グループの不動産事業の中核であるダイビル(株)による、新規物件取得が寄与し、前
年同期比で増収増益となりました。客船事業は11月より運航再開となりましたが、新型コロナウイルス感染拡大のた
め多くのクルーズ運航中止を余儀なくされており、前年同期比で大幅な損益悪化となりました。曳船事業も曳船作業
対象船の入出港隻数減少により、前年同期比で減益となりました。商社事業は費用削減等により、前年同期比では増
益となりました。
(E) その他
主にコストセンターであるその他の事業には、船舶運航業、船舶管理業、貸船業、金融業などがありますが、前年
同期比で減益となりました。
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ424億円減少し、2兆563億円となりました。
これは主に船舶が減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ573億円減少し、1兆4,001億円となりました。これは主に長期借入金が減少した
ことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ149億円増加し、6,561億円となりました。これは主に利益余剰金が増加したこ
とによるものです。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.4ポイント上昇し、25.9%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
(通期)
前回予想 今回予想
増減額/増減率
(第2四半期決算発表時点) (第3四半期決算発表時点)
売上高 (億円) 9,750 9,850 100 / 1.0%
営業損益 (億円) △130 △20 110 / -%
経常損益 (億円) 400 950 550 / 137.5%
親会社株主に帰属する
200 600 400 / 200.0%
当期純損益 (億円)
為替レート \105.00/US$ \100.00/US$ △\5.00/US$
船舶燃料油価格 ※1 US$300/MT US$350/MT US$50/MT
適合燃料油価格 ※2 US$380/MT US$410/MT US$30/MT
(第3/4四半期前提) (第4四半期前提)
※1 HSFO(High Sulfur Fuel Oil)平均補油価格
※2 VLSFO(Very Low Sulfur Fuel Oil)平均補油価格
(A)ドライバルク船事業
ケープサイズの市況は、悪天候等で中国揚地での滞船が増加していることから、暫時船腹供給面でタイト感が続く
ことが見込まれ、第4四半期は例年より強い基調で推移することが予想されます。但し、天候等一過性の要因が解消
した後は、例年通り西豪州やブラジルの天候悪化から鉱石荷動きが低迷し、市況は弱含むことが予想されます。パナ
マックスの市況は、一時的に弱含む可能性があるものの、旺盛な南米穀物の出荷に下支えされ、堅調に推移すること
が予想されます。
(B)エネルギー輸送事業
原油船市況は、サウジアラビアの自主減産の影響や新型コロナウイルスの感染再拡大による石油需要回復の遅れに
加え、今後見込まれる中国沖の滞船の解消が市況回復の重しとなり、低調に推移すると想定しております。石油製品
船市況は、原油船同様に新型コロナウイルスの感染再拡大による石油需要回復の遅れが重しとなるものの、荷動きは
回復しつつあることから、足元より市況は回復することを見込んでおります。
LNG船部門は、既存の長期契約を主体に引き続き安定収益を確保する見込みです。また、海洋事業部門は、この数
年順調に利益を伸ばしてきましたが、本年度においてはFSRU1隻が従来契約を終了しており、次の長期契約開始まで
の期間に短期契約へ投入した結果、前年同期比で大きな損益悪化を見込んでおります。
(C)製品輸送事業
コンテナ船について、中国旧正月の影響により荷動きが弱含むことは織り込むも、減少割合が当初予定したものよ
り小幅となる見込みであることから、第4四半期も引き続き好調な業績を見込んでおります。
自動車船事業については、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響や半導体不足に伴う完成車の販売・生産状況を
注視し、適正な運航規模を維持しながら引き続き配船合理化と効率的な運航に努めることで、業績の改善に取り組み
ます。
フェリー・内航RORO船は、新型コロナウイルスの感染再拡大、緊急事態宣言再発令の影響により業績の悪化が懸念
されます。
(D)関連事業
不動産事業は引続き安定的に利益を計上する見込みです。客船事業及び旅行事業については、新型コロナウイルス
の感染再拡大に伴い、厳しい状況を想定しております。
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 105,784 89,487
受取手形及び営業未収金 81,362 78,676
有価証券 500 500
たな卸資産 33,520 25,129
繰延及び前払費用 61,028 52,693
その他流動資産 52,950 57,151
貸倒引当金 △258 △333
流動資産合計 334,887 303,305
固定資産
有形固定資産
船舶(純額) 711,498 668,113
建物及び構築物(純額) 146,582 139,886
機械装置及び運搬具(純額) 29,205 26,842
器具及び備品(純額) 4,174 4,487
土地 241,162 241,002
建設仮勘定 66,363 71,878
その他有形固定資産(純額) 2,713 2,807
有形固定資産合計 1,201,698 1,155,018
無形固定資産 28,810 30,263
投資その他の資産
投資有価証券 346,890 395,976
長期貸付金 85,261 82,056
長期前払費用 8,490 9,903
退職給付に係る資産 16,121 16,267
繰延税金資産 3,228 2,734
その他長期資産 85,911 73,671
貸倒引当金 △12,584 △12,890
投資その他の資産合計 533,320 567,719
固定資産合計 1,763,829 1,753,000
資産合計 2,098,717 2,056,306
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び営業未払金 69,189 63,825
短期社債 36,766 17,800
短期借入金 180,351 198,337
コマーシャル・ペーパー 25,000 60,000
未払法人税等 5,336 2,910
前受金 34,348 32,167
賞与引当金 4,706 2,447
その他流動負債 66,466 54,078
流動負債合計 422,164 431,566
固定負債
社債 181,000 163,200
長期借入金 655,117 617,662
リース債務 16,091 15,099
繰延税金負債 58,480 58,712
退職給付に係る負債 9,524 9,932
役員退職慰労引当金 1,565 1,523
特別修繕引当金 18,441 16,304
その他固定負債 95,096 86,153
固定負債合計 1,035,316 968,586
負債合計 1,457,481 1,400,153
純資産の部
株主資本
資本金 65,400 65,400
資本剰余金 45,007 45,356
利益剰余金 351,636 410,051
自己株式 △6,722 △6,715
株主資本合計 455,320 514,093
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 16,306 24,428
繰延ヘッジ損益 28,170 △3,713
為替換算調整勘定 10,889 △3,692
退職給付に係る調整累計額 2,648 2,227
その他の包括利益累計額合計 58,014 19,249
新株予約権 1,646 1,368
非支配株主持分 126,253 121,441
純資産合計 641,235 656,153
負債純資産合計 2,098,717 2,056,306
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 867,269 731,684
売上原価 775,231 669,745
売上総利益 92,038 61,939
販売費及び一般管理費 67,734 63,021
営業利益又は営業損失(△) 24,303 △1,082
営業外収益
受取利息 6,014 4,495
受取配当金 5,066 5,594
持分法による投資利益 13,441 62,937
為替差益 12,431 9,997
その他営業外収益 1,493 2,159
営業外収益合計 38,447 85,185
営業外費用
支払利息 12,307 9,641
その他営業外費用 1,162 1,477
営業外費用合計 13,469 11,118
経常利益 49,281 72,984
特別利益
固定資産売却益 7,898 5,996
その他特別利益 6,196 4,559
特別利益合計 14,094 10,556
特別損失
固定資産売却損 604 5,410
その他特別損失 3,357 5,651
特別損失合計 3,961 11,061
税金等調整前四半期純利益 59,414 72,478
法人税等 4,783 4,526
四半期純利益 54,631 67,952
非支配株主に帰属する四半期純利益 6,145 3,542
親会社株主に帰属する四半期純利益 48,486 64,409
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 54,631 67,952
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 15 10,301
繰延ヘッジ損益 △9,041 △18,323
為替換算調整勘定 △7,517 △7,297
退職給付に係る調整額 △945 △423
持分法適用会社に対する持分相当額 △21,660 △21,947
その他の包括利益合計 △39,149 △37,689
四半期包括利益 15,481 30,262
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 9,258 25,644
非支配株主に係る四半期包括利益 6,222 4,617
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、税引前四半
期純利益に一時差異等に該当しない重要な差異を加減した上で、法定実効税率を乗じて計算しております。
なお、法人税等調整額は法人税等に含めて表示しております。
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
製品輸送事業
その他 調整額 損益計算書
エネルギー 自動車船・
合計
ドライバルク
関連事業 計 (注)1 (注)2 計上額
船事業 輸送事業 コンテナ フェリー・ (注)3
船事業 内航RORO船
事業
売上高
外部顧客への
208,266 213,812 171,189 188,591 73,016 854,876 12,393 867,269 - 867,269
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 0 6,493 949 129 19,374 26,947 4,910 31,858 △31,858 -
振替高
計 208,266 220,306 172,139 188,720 92,390 881,824 17,303 899,127 △31,858 867,269
セグメント利益
10,792 20,484 5,990 3,856 10,055 51,179 3,017 54,196 △4,915 49,281
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、船舶運航業、船舶管理
業、貸船業及び金融業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△4,915百万円には、セグメントに配分していない全社損益
△7,976百万円、管理会計調整額4,903百万円及びセグメント間取引消去△1,841百万円が含まれておりま
す。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
製品輸送事業
その他 調整額 損益計算書
エネルギー 自動車船・
合計
ドライバルク
関連事業 計 (注)1 (注)2、3 計上額
船事業 輸送事業 コンテナ フェリー・ (注)4
船事業 内航RORO船
事業
売上高
外部顧客への
162,778 213,711 157,270 126,806 59,293 719,859 11,824 731,684 - 731,684
売上高
セグメント間の
内部売上高又は 87 6,367 776 129 13,055 20,416 4,317 24,733 △24,733 -
振替高
計 162,866 220,078 158,046 126,935 72,349 740,276 16,142 756,418 △24,733 731,684
セグメント利益
1,205 26,540 53,332 △13,234 7,513 75,358 2,376 77,734 △4,750 72,984
又は損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、船舶運航業、船舶管理
業、貸船業及び金融業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△4,750百万円には、セグメントに配分していない全社損益
△7,283百万円、管理会計調整額3,833百万円及びセグメント間取引消去△1,300百万円が含まれておりま
す。
3.一般管理費の配賦方法については、各セグメント損益をより適切に反映させるべく全社損益に配賦され
る費用の見直しを行い第1四半期連結会計期間よりその配賦方法を変更しております。
この結果、各報告セグメントの負担額が増加したことにより、従来の方法によった場合に比べ、当第3
四半期連結累計期間のセグメント利益又は損失(△)の金額が、それぞれ「ドライバルク船事業」で239
百万円、「エネルギー輸送事業」で489百万円、「コンテナ船事業」で143百万円、「自動車船・フェリ
ー・内航RORO船事業」で192百万円、「関連事業」で146百万円、「その他」で37百万円減少し、「調整
額」の金額で1,249百万円増加しております。
4.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
3.参考資料
(1) 四半期毎の業績推移
<2021年3月期>
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
2020年4月~6月 7月~9月 10月~12月 2021年1月~3月
売上高 [百万円] 251,471 233,215 246,998
営業利益又は営業損失(△) △ 5,126 904 3,140
経常利益又は経常損失(△) 7,358 25,374 40,252
税金等調整前四半期純利益
9,243 27,336 35,899
又は税金等調整前四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益
5,491 24,760 34,158
又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
1株当たり四半期純利益
[円] 45.92 207.04 285.62
又は1株当たり四半期純損失(△)*
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益* 45.13 207.04 285.51
総資産 [百万円] 2,036,451 2,053,393 2,056,306
純資産 614,648 632,667 656,153
*親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失
<2020年3月期>
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
2019年4月~6月 7月~9月 10月~12月 2020年1月~3月
売上高 [百万円] 283,147 291,203 292,919 288,135
営業利益又は営業損失(△) 6,854 5,191 12,258 △ 524
経常利益又は経常損失(△) 14,007 14,147 21,127 5,809
税金等調整前四半期純利益
15,308 16,983 27,123 △ 12,284
又は税金等調整前四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益
12,273 13,363 22,850 △ 15,863
又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
1株当たり四半期純利益
[円] 102.63 111.74 191.06 △ 132.64
又は1株当たり四半期純損失(△)*
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益* 99.16 107.95 184.55 -
総資産 [百万円] 2,082,641 2,069,083 2,078,425 2,098,717
純資産 639,824 633,474 654,706 641,235
*親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2) 減価償却の状況 (百万円) (百万円)
前第3四半期 当第3四半期
増 減 前 年 度
累計期間 累計期間
船 舶 47,772 47,436 △ 336 62,203
そ の 他 17,324 16,651 △ 673 25,561
減価償却費合計 65,097 64,088 △ 1,009 87,765
(3) 有利子負債残高 (百万円) (百万円)
前 年 度 末 当第3四半期末 増 減 前第3四半期末
借 入 金 835,468 815,999 △ 19,468 789,730
社 債 217,766 181,000 △ 36,766 207,912
コマーシャル
25,000 60,000 35,000 53,000
・ペーパー
そ の 他 18,450 17,031 △ 1,419 14,774
有利子負債残高合計 1,096,685 1,074,031 △ 22,653 1,065,416
(4) 海運業船腹量 (当社及び連結子会社) (隻数及び重量トン)
ドライバルク船 油 送 船 L N G 船 自 動 車 船 コ ン テ ナ 船
隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT
保 有 船 腹 45 4,731 77 10,146 28 2,115 48 867 14 1,110
傭 船 261 24,083 92 4,353 8 527 46 759 47 4,571
運 航 受 託 船 - - 2 47 2 143 - - - -
当第3四半期末 306 28,815 171 14,545 38 2,784 94 1,626 61 5,681
前 年 度 末 311 29,277 167 14,125 45 3,457 107 1,810 64 5,900
フ ェ リ ー ・ 海運業船腹量
客 船 そ の 他 *
内 航 RORO 船 計
隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT 隻 千MT
保 有 船 腹 10 54 1 4 8 50 231 19,077
傭 船 5 31 - - 22 70 481 34,393
運 航 受 託 船 - - - - 1 1 5 191
当第3四半期末 15 85 1 4 31 120 717 53,661
前 年 度 末 15 85 1 5 32 114 742 54,772
*内航船(内航RORO船以外)を含む
(5) 為替情報
前 第 3 四 半 期 当 第 3 四 半 期
増 減 前 年 度
累 計 期 間 累 計 期 間
平均社定レート 109.09円 106.53円 2.56円 (2.3%) 円高 109.28円
期末レート 109.56円 103.50円 6.06円 (5.5%) 円高 108.83円
<海外会社>
2019年9月末 2020年9月末 増 減 2019年12月末
期末レート 107.92円 105.80円 2.12円 (2.0%) 円高 109.56円
(注) 平均社定レートは、当該期各月社定レートの平均。期末レートは、当該期末日のTTMレート。
(6) 船舶燃料油価格情報
前 第 3 四 半 期 当 第 3 四 半 期
増 減
累 計 期 間 累 計 期 間
平均補油単価 US$464/MT US$315/MT △ US$149/MT
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㈱商船三井(9104) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(7) 海運市況
① ドライバルク船市況 (Baltic Dry Index) (1985年1月=1,000とした指数)
出所:Clarkson Research
各月平均 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 期間平均
2019 1,063 629 680 773 1,036 1,174 1,870 1,982 2,255 1,826 1,419 1,381 1,341
2020 701 461 601 664 489 1,146 1,633 1,516 1,411 1,631 1,180 1,244 1,056
② 油送船市況(Daily Earnings) : VLCC 中東-日本航路 (US$建傭船料/日)
出所:Clarkson Research
各月平均 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 期間平均
2019 33,842 24,042 32,844 12,797 11,651 20,240 17,660 34,248 38,243 149,802 80,012 101,423 46,400
2020 71,787 21,404 160,557 177,606 59,755 45,336 26,974 17,463 16,091 12,198 8,277 18,046 52,958
③ コンテナ船市況 (China Containerized Freight Index) (1998年1月1日=1,000とした指数)
出所:上海航運交易所
(註)CCFIは中国出しコンテナのみを対象とした運賃指数であり、アジア出し全体の運賃動向と必ずしも一致するものではありません。
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