9086 日立物流 2019-02-14 16:00:00
(訂正・数値データ訂正)「2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正について [pdf]
2019 年2月 14 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 日 立 物 流
代表者名 執行役社長 中谷 康夫
(コード番号 9086 東証第 1 部)
問合せ先 経 営 戦 略 本 部 広 報 部
部 長 高 岡 勲
(TEL : 03 - 6263 - 2803)
(訂正・数値データ訂正)「2019 年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の一部訂正について
当社は、2019 年1月 31 日に公表しました「2019 年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の記載内
容に一部訂正がありましたので、下記のとおりお知らせいたします。また、数値データにも訂正がありまし
たので、訂正後の数値データも送信いたします。
記
1.訂正理由
訂正の理由につきましては、本日付「有価証券報告書等及び決算短信等の訂正に関するお知らせ」
にて開示しておりますので、ご参照ください。
2.訂正箇所
訂正箇所が多数に及ぶため、訂正後及び訂正前の全文をそれぞれ添付し、訂正の箇所には下線を
付して表示しております。
以 上
(訂正後)
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年1月31日
上 場 会 社 名 株式会社日立物流 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9086 URL http://www.hitachi-transportsystem.com
代 表 者 (役職名) 執行役社長 (氏名) 中谷 康夫
問合せ先責任者 (役職名) 経営戦略本部 広報部長 (氏名) 高岡 勲 (TEL) 03-6263-2803
四半期報告書提出予定日 2019年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
調整後 税引前 親会社株主に帰属
売上収益 EBIT *2 四半期利益
営業利益 *1 四半期利益 する四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 535,838 1.9 24,060 9.9 27,557 9.3 26,894 9.5 18,413 12.5 17,435 12.7
2018年3月期第3四半期 525,863 6.1 21,902 △3.7 25,203 △6.9 24,566 △6.2 16,364 △8.9 15,466 △7.9
基本的1株当たり
親会社株主に
帰属する四半期利益
円 銭
2019年3月期第3四半期 156.30
2018年3月期第3四半期 138.65
*1. 当社は、「営業利益」に代え、「調整後営業利益」を連結経営成績に関する指標として用いており、「調整後営業利益=売上収益-売上
原価-販売費及び一般管理費」により算出しています。なお、2019年3月期第3四半期の営業利益は、22,588百万円です。
*2. EBITは、Earnings Before Interest and Taxesの略で、「EBIT=税引前四半期利益-受取利息+支払利息」により算出しています。
(2)連結財政状態
親会社株主
資産合計 資本合計 親会社株主持分
持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 598,694 221,045 216,807 36.2
2018年3月期 564,903 208,291 204,328 36.2
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 18.00 - 18.00 36.00
2019年3月期 - 19.00 -
2019年3月期(予想) 20.00 39.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
基本的1株当たり
調整後 税引前 親会社株主に
売上収益 EBIT 当期利益 親会社株主に帰属
営業利益 当期利益 帰属する当期利益
する当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 710,000 1.4 31,000 4.0 34,700 4.9 33,600 4.1 22,900 3.6 21,500 2.8 192.74
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注) 詳細は、四半期決算短信(添付資料)P.10「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(5)要約四半期連結財務諸表に関す
る注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 111,776,714株 2018年3月期 111,776,714株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 227,152株 2018年3月期 226,948株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 111,549,690株 2018年3月期3Q 111,549,918株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっ
ての注意事項については、四半期決算短信(添付資料)3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
・四半期決算補足説明資料は、決算発表後、速やかに当社Webサイトに掲載する予定です。
・当社は、2019年1月31日にアナリスト・機関投資家向けの電話会議を開催する予定です。
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1)経営成績に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)財政状態に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ・・・・・・・・ 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(会計方針の変更)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(セグメント情報等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
―1―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(以下、「当第3四半期」)における連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 525,863 535,838 102%
調整後営業利益 21,902 24,060 110%
EBIT 25,203 27,557 109%
親会社株主に帰属する四半期利益 15,466 17,435 113%
売上収益は5,358億38百万円(前年同期比2%増)、調整後営業利益は240億60百万円(前年同期比10%増)、EBITは
275億57百万円(前年同期比9%増)、親会社株主に帰属する四半期利益は174億35百万円(前年同期比13%増)となり
ました。
セグメント別の状況は次のとおりです。
【国内物流】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 311,866 324,520 104%
セグメント利益(調整後営業利益) 15,942 16,862 106%
当セグメントの売上収益は、メディカル関連等の3PL案件が堅調に推移したことなどにより、前年同期に比べ
4%増加し、3,245億20百万円となりました。
セグメント利益は、作業コストの上昇や自然災害の影響はあったものの、増収影響や生産性改善効果等により、
前年同期に比べ6%増加し、168億62百万円となりました。
【国際物流】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 197,951 196,286 99%
セグメント利益(調整後営業利益) 4,769 5,722 120%
当セグメントの売上収益は、為替影響等により、前年同期に比べ1%減少し、1,962億86百万円となりました。
セグメント利益は、課題案件の収益改善等により、前年同期に比べ20%増加し、57億22百万円となりました。
【その他(物流周辺事業等)】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 16,046 15,032 94%
セグメント利益(調整後営業利益) 1,191 1,476 124%
当セグメントの売上収益は、前年同期に比べ6%減少し、150億32百万円となりました。
セグメント利益は、車両・機器販売リース事業の増益等により、前年同期に比べ24%増加し、14億76百万円とな
りました。
―2―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産の部合計は、前連結会計年度末に比べ337億91百万円増加し、5,986億94百万
円となりました。流動資産は、売上債権及び契約資産が33億82百万円減少したものの、現金及び現金同等物が337億
86百万円増加したことなどにより、322億1百万円増加いたしました。非流動資産は、無形資産が25億73百万円減少
したものの、有形固定資産が28億36百万円増加したことなどにより、15億90百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債の部合計は、前連結会計年度末に比べ210億37百万円増加し、3,776億49百万
円となりました。流動負債は、償還期長期債務が100億38百万円、その他の流動負債が67億87百万円、未払法人所得
税が50億73百万円減少したことなどにより、275億89百万円減少いたしました。非流動負債は、長期債務が493億33
百万円増加したことなどにより、486億26百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の資本の部合計は、前連結会計年度末に比べ127億54百万円増加し、2,210億45百万
円となり、また親会社株主持分比率は前連結会計年度末と同様に36.2%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、前連結会計年度末に比
べ351億77百万円増加し、986億74百万円となりました。
当第3四半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ89億68百万円収入が増加し、219億55百万円の収入と
なりました。この主な要因は、その他の資産及びその他の負債の増減68億55百万円等による資金の減少と、四半期
利益184億13百万円、減価償却費及び無形資産償却費142億32百万円等により資金が増加したことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ37億83百万円支出が増加し、105億34百万円の支出と
なりました。この主な要因は、有形固定資産及び無形資産の取得123億8百万円により資金が減少したことによるも
のです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ391億35百万円収入が増加し、239億30百万円の収入
となりました。この主な要因は、長期借入債務の返済112億86百万円、非支配持分からの子会社持分取得49億63百万
円等による資金の減少と、長期借入債務による調達497億49百万円等により資金が増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
グローバル経済においては、引き続き成長基調にあるものの、保護主義・貿易摩擦の影響や地政学的リスク、自
然災害の影響等には留意する必要があります。また、日本経済、特に物流業界においては、労働力不足やEC市場拡
大等の環境下、業界の垣根を超えた競争激化により、経営環境は厳しさを増しております。
このような状況の中、当社グループは、中期経営計画の基本戦略である「3PL事業の徹底強化とシェア拡大」
「フォワーディング事業の拡大」「重量・機工事業の強化」を確実に遂行することにより、当社グループの持続的
な成長の実現と企業価値の向上をめざしてまいります。
なお、2018年4月27日に公表した通期の連結業績予想に変更はありません。
日立物流グループは、スマートロジスティクスの領域を超えてブランドスローガンである“未知に挑む”
当社グループの姿を、新たなビジネスコンセプト『LOGISTEED』に込めて始動しました。
※『LOGISTEED』 : LOGISTICSと、Exceed、Proceed、Succeed、そしてSpeedを融合した言葉であり、
ロジスティクスを超えてビジネスを新しい領域に導いていく意思が込められています。
―3―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
区分
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
(資産の部)
流動資産
現金及び現金同等物 63,497 97,283
売上債権及び契約資産 135,987 132,605
棚卸資産 1,711 1,352
その他の金融資産 7,868 4,694
その他の流動資産 11,089 9,700
小計 220,152 245,634
売却目的で保有する資産 - 6,719
流動資産合計 220,152 252,353
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 75,349 77,721
有形固定資産 175,015 177,851
のれん 27,869 27,958
無形資産 31,833 29,260
繰延税金資産 8,466 8,284
その他の金融資産 18,320 17,568
その他の非流動資産 7,899 7,699
非流動資産合計 344,751 346,341
資産の部合計 564,903 598,694
―4―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
区分
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
(負債の部)
流動負債
買入債務 55,078 52,026
短期借入金 10,747 9,502
償還期長期債務 15,307 5,269
未払法人所得税 6,782 1,709
その他の金融負債 29,049 25,576
その他の流動負債 30,829 24,042
小計 147,792 118,124
売却目的で保有する資産に直接関連する負債 - 2,079
流動負債合計 147,792 120,203
非流動負債
長期債務 138,244 187,577
退職給付に係る負債 32,077 32,205
繰延税金負債 10,897 10,922
その他の金融負債 23,721 23,002
その他の非流動負債 3,881 3,740
非流動負債合計 208,820 257,446
負債の部合計 356,612 377,649
(資本の部)
親会社株主持分
資本金 16,803 16,803
利益剰余金 186,373 200,408
その他の包括利益累計額 1,333 △222
自己株式 △181 △182
親会社株主持分合計 204,328 216,807
非支配持分 3,963 4,238
資本の部合計 208,291 221,045
負債・資本の部合計 564,903 598,694
―5―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上収益 525,863 535,838
売上原価 △466,562 △473,511
売上総利益 59,301 62,327
販売費及び一般管理費 △37,399 △38,267
調整後営業利益 21,902 24,060
その他の収益 807 475
その他の費用 △1,417 △1,947
営業利益 21,292 22,588
金融収益 92 449
金融費用 △969 △988
持分法による投資利益 4,788 5,508
受取利息及び支払利息調整後
25,203 27,557
税引前四半期利益
受取利息 700 815
支払利息 △1,337 △1,478
税引前四半期利益 24,566 26,894
法人所得税費用 △8,202 △8,481
四半期利益 16,364 18,413
四半期利益の帰属
親会社株主持分 15,466 17,435
非支配持分 898 978
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益
基本 138.65円 156.30円
希薄化後 -円 -円
―6―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期利益 16,364 18,413
その他の包括利益
純損益に組み替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する
471 △358
金融資産の公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 △19 △33
純損益に組み替えられない項目合計 452 △391
純損益に組み替えられる可能性がある項目
在外営業活動体の換算差額 4,936 △1,247
キャッシュ・フロー・ヘッジの
- △3
公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 8 △18
純損益に組み替えられる可能性がある
4,944 △1,268
項目合計
その他の包括利益合計 5,396 △1,659
四半期包括利益 21,760 16,754
四半期包括利益の帰属
親会社株主持分 19,799 15,952
非支配持分 1,961 802
―7―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31)
親会社
その他の 資本の部
株主持分 非支配持分
資本金 利益剰余金 包括利益 自己株式 合計
合計
累計額
期首残高 16,803 171,633 △774 △180 187,482 3,437 190,919
変動額
四半期利益 15,466 15,466 898 16,364
その他の包括利益 4,333 4,333 1,063 5,396
非支配持分との取引等 9 9 △122 △113
配当金 △3,904 △3,904 △90 △3,994
利益剰余金への振替 10 △10 - -
自己株式の取得及び売却 △1 △1 △1
非支配株主に係る売建プット・
△3,916 814 △3,102 △1,250 △4,352
オプション負債の変動等
変動額合計 - 7,665 5,137 △1 12,801 499 13,300
期末残高 16,803 179,298 4,363 △181 200,283 3,936 204,219
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
親会社
その他の 資本の部
株主持分 非支配持分
資本金 利益剰余金 包括利益 自己株式 合計
合計
累計額
期首残高 16,803 186,373 1,333 △181 204,328 3,963 208,291
会計方針の変更による
25 25 25
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
16,803 186,398 1,333 △181 204,353 3,963 208,316
期首残高
変動額
四半期利益 17,435 17,435 978 18,413
その他の包括利益 △1,483 △1,483 △176 △1,659
配当金 △4,127 △4,127 △150 △4,277
自己株式の取得及び売却 △1 △1 △1
非支配株主に係る売建プット・
702 △72 630 △377 253
オプション負債の変動等
変動額合計 - 14,010 △1,555 △1 12,454 275 12,729
期末残高 16,803 200,408 △222 △182 216,807 4,238 221,045
―8―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 16,364 18,413
四半期利益から営業活動による
キャッシュ・フローへの調整
減価償却費及び無形資産償却費 14,211 14,232
減損損失 483 29
持分法による投資利益 △4,788 △5,508
法人所得税費用 8,202 8,481
退職給付に係る負債の増減 950 149
受取利息及び受取配当金 △785 △1,221
支払利息 1,337 1,478
固定資産売却損益 △265 △11
売上債権及び契約資産の増減 △9,245 3,068
棚卸資産の増減 34 363
買入債務の増減 524 △2,807
その他の資産及びその他の負債の増減 △6,796 △6,855
その他 677 386
小計 20,903 30,197
利息及び配当金の受取 2,594 3,667
利息の支払 △1,185 △1,279
法人所得税の支払 △9,325 △10,630
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,987 21,955
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得 △8,799 △12,308
有形固定資産及び無形資産の売却 1,313 1,079
その他 735 695
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,751 △10,534
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減 1,253 △1,138
長期借入債務による調達 - 49,749
長期借入債務の返済 △1,211 △11,286
リース債務の返済 △3,515 △3,608
非支配持分からの子会社持分取得 △7,484 △4,963
配当金の支払 △3,904 △4,127
非支配持分株主への配当金の支払 △107 △150
その他 △237 △547
財務活動によるキャッシュ・フロー △15,205 23,930
現金及び現金同等物に係る換算差額 1,496 △174
現金及び現金同等物の増減 △7,473 35,177
現金及び現金同等物の期首残高 57,483 63,497
現金及び現金同等物の期末残高 50,010 98,674
―9―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
1.IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)の適用
当社グループは、当連結会計年度の期首よりIFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)を適用しております。
IFRS第9号の適用については、経過措置を適用し、適用開始の累積的影響を当連結会計年度の利益剰余金期首残
高の修正として認識する方法を採用しております。本基準の適用による当社グループの財政状態及び経営成績に
与える影響は重要ではありません。
2.IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用
当社グループは、当連結会計年度の期首よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を適用しております。
IFRS第15号の適用については、経過措置に準拠して遡及適用し、適用開始の累積的影響を当連結会計年度の利益
剰余金期首残高の修正として認識する方法を採用しております。本基準の適用による当社グループの財政状態及
び経営成績に与える影響は重要ではありません。
―10―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
その他 調整額
合計 連結財務
(注1) (注2)
国内物流 国際物流 計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 311,866 197,951 509,817 16,046 525,863 - 525,863
セグメント間の内部
- - - 7,628 7,628 △7,628 -
売上収益又は振替高
計 311,866 197,951 509,817 23,674 533,491 △7,628 525,863
セグメント利益 15,942 4,769 20,711 1,191 21,902 - 21,902
その他の収益 807
その他の費用 △1,417
金融収益 92
金融費用 △969
持分法による投資利益 4,788
受取利息 700
支払利息 △1,337
税引前四半期利益 24,566
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、情報システム開発、自
動車販売・整備、旅行代理店業等を含んでおります。
2 親会社の管理部門に係る費用等の事業セグメントに帰属しない全社費用は、合理的な基準に基づき各事
業セグメントへ配分しております。
―11―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
その他 調整額
合計 連結財務
(注1) (注2)
国内物流 国際物流 計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 324,520 196,286 520,806 15,032 535,838 - 535,838
セグメント間の内部
- - - 8,741 8,741 △8,741 -
売上収益又は振替高
計 324,520 196,286 520,806 23,773 544,579 △8,741 535,838
セグメント利益 16,862 5,722 22,584 1,476 24,060 - 24,060
その他の収益 475
その他の費用 △1,947
金融収益 449
金融費用 △988
持分法による投資利益 5,508
受取利息 815
支払利息 △1,478
税引前四半期利益 26,894
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、情報システム開発、自
動車販売・整備、旅行代理店業等を含んでおります。
2 親会社の管理部門に係る費用等の事業セグメントに帰属しない全社費用は、合理的な基準に基づき各事
業セグメントへ配分しております。
―12―
(訂正前)
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年1月31日
上 場 会 社 名 株式会社日立物流 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9086 URL http://www.hitachi-transportsystem.com
代 表 者 (役職名) 執行役社長 (氏名) 中谷 康夫
問合せ先責任者 (役職名) 経営戦略本部 広報部長 (氏名) 高岡 勲 (TEL) 03-6263-2803
四半期報告書提出予定日 2019年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
調整後 税引前 親会社株主に帰属
売上収益 EBIT *2 四半期利益
営業利益 *1 四半期利益 する四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 535,838 1.9 24,060 9.9 27,557 9.3 26,894 9.5 18,413 12.5 17,435 12.7
2018年3月期第3四半期 525,863 6.1 21,902 △3.7 25,203 △6.9 24,566 △6.2 16,364 △8.9 15,466 △7.9
基本的1株当たり
親会社株主に
帰属する四半期利益
円 銭
2019年3月期第3四半期 156.30
2018年3月期第3四半期 138.65
*1. 当社は、「営業利益」に代え、「調整後営業利益」を連結経営成績に関する指標として用いており、「調整後営業利益=売上収益-売上
原価-販売費及び一般管理費」により算出しています。なお、2019年3月期第3四半期の営業利益は、22,588百万円です。
*2. EBITは、Earnings Before Interest and Taxesの略で、「EBIT=税引前四半期利益-受取利息+支払利息」により算出しています。
(2)連結財政状態
親会社株主
資産合計 資本合計 親会社株主持分
持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 598,694 234,264 224,431 37.5
2018年3月期 564,903 226,721 215,090 38.1
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 18.00 - 18.00 36.00
2019年3月期 - 19.00 -
2019年3月期(予想) 20.00 39.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
基本的1株当たり
調整後 税引前 親会社株主に
売上収益 EBIT 当期利益 親会社株主に帰属
営業利益 当期利益 帰属する当期利益
する当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 710,000 1.4 31,000 4.0 34,700 4.9 33,600 4.1 22,900 3.6 21,500 2.8 192.74
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注) 詳細は、四半期決算短信(添付資料)P.10「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(5)要約四半期連結財務諸表に関す
る注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 111,776,714株 2018年3月期 111,776,714株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 227,152株 2018年3月期 226,948株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 111,549,690株 2018年3月期3Q 111,549,918株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 国際会計基準第32号第23項おいて、M&A等による連結子会社化の際、当該子会社の株式追加取得権利
について、その権利行使が義務の場合、相当する金額を要約四半期連結財政状態計算書の「資本剰余
金」「利益剰余金」「非支配持分」から減額し「その他の金融負債」への振替が必要ですが、これま
では株式追加取得権利を行使の都度、「資本剰余金」「利益剰余金」「非支配持分」を減額していま
した。そのため、当第3四半期の数値を含め過去に遡及して修正を行うかどうかを監査法人と調整中
です。(「資本剰余金」「利益剰余金」「非支配持分」から、「その他の金融負債」への当該金額の
振替)。修正することが確定した場合には、改めて公表致します。なお、連結損益計算書への影響は
想定しておりません。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっ
ての注意事項については、四半期決算短信(添付資料)3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
・四半期決算補足説明資料は、決算発表後、速やかに当社Webサイトに掲載する予定です。
・当社は、2019年1月31日にアナリスト・機関投資家向けの電話会議を開催する予定です。
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1)経営成績に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)財政状態に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ・・・・・・・・ 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(会計方針の変更)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(追加情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
(セグメント情報等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
―1―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(以下、「当第3四半期」)における連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 525,863 535,838 102%
調整後営業利益 21,902 24,060 110%
EBIT 25,203 27,557 109%
親会社株主に帰属する四半期利益 15,466 17,435 113%
売上収益は5,358億38百万円(前年同期比2%増)、調整後営業利益は240億60百万円(前年同期比10%増)、EBITは
275億57百万円(前年同期比9%増)、親会社株主に帰属する四半期利益は174億35百万円(前年同期比13%増)となり
ました。
セグメント別の状況は次のとおりです。
【国内物流】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 311,866 324,520 104%
セグメント利益(調整後営業利益) 15,942 16,862 106%
当セグメントの売上収益は、メディカル関連等の3PL案件が堅調に推移したことなどにより、前年同期に比べ
4%増加し、3,245億20百万円となりました。
セグメント利益は、作業コストの上昇や自然災害の影響はあったものの、増収影響や生産性改善効果等により、
前年同期に比べ6%増加し、168億62百万円となりました。
【国際物流】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 197,951 196,286 99%
セグメント利益(調整後営業利益) 4,769 5,722 120%
当セグメントの売上収益は、為替影響等により、前年同期に比べ1%減少し、1,962億86百万円となりました。
セグメント利益は、課題案件の収益改善等により、前年同期に比べ20%増加し、57億22百万円となりました。
【その他(物流周辺事業等)】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 16,046 15,032 94%
セグメント利益(調整後営業利益) 1,191 1,476 124%
当セグメントの売上収益は、前年同期に比べ6%減少し、150億32百万円となりました。
セグメント利益は、車両・機器販売リース事業の増益等により、前年同期に比べ24%増加し、14億76百万円とな
りました。
―2―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産の部合計は、前連結会計年度末に比べ337億91百万円増加し、5,986億94百万
円となりました。流動資産は、売上債権及び契約資産が33億82百万円減少したものの、現金及び現金同等物が337億
86百万円増加したことなどにより、322億1百万円増加いたしました。非流動資産は、無形資産が25億73百万円減少
したものの、有形固定資産が28億36百万円増加したことなどにより、15億90百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債の部合計は、前連結会計年度末に比べ262億48百万円増加し、3,644億30百万
円となりました。流動負債は、償還期長期債務が100億38百万円、その他の流動負債が67億87百万円、未払法人所得
税が50億73百万円減少したことなどにより、226億52百万円減少いたしました。非流動負債は、長期債務が493億33
百万円増加したことなどにより、489億円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の資本の部合計は、前連結会計年度末に比べ75億43百万円増加し、2,342億64百万円
となり、また親会社株主持分比率は前連結会計年度末の38.1%から37.5%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、前連結会計年度末に比
べ351億77百万円増加し、986億74百万円となりました。
当第3四半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ89億68百万円収入が増加し、219億55百万円の収入と
なりました。この主な要因は、その他の資産及びその他の負債の増減68億55百万円等による資金の減少と、四半期
利益184億13百万円、減価償却費及び無形資産償却費142億32百万円等により資金が増加したことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ37億83百万円支出が増加し、105億34百万円の支出と
なりました。この主な要因は、有形固定資産及び無形資産の取得123億8百万円により資金が減少したことによるも
のです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ391億35百万円収入が増加し、239億30百万円の収入
となりました。この主な要因は、長期借入債務の返済112億86百万円、非支配持分からの子会社持分取得49億63百万
円等による資金の減少と、長期借入債務による調達497億49百万円等により資金が増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
グローバル経済においては、引き続き成長基調にあるものの、保護主義・貿易摩擦の影響や地政学的リスク、自
然災害の影響等には留意する必要があります。また、日本経済、特に物流業界においては、労働力不足やEC市場拡
大等の環境下、業界の垣根を超えた競争激化により、経営環境は厳しさを増しております。
このような状況の中、当社グループは、中期経営計画の基本戦略である「3PL事業の徹底強化とシェア拡大」
「フォワーディング事業の拡大」「重量・機工事業の強化」を確実に遂行することにより、当社グループの持続的
な成長の実現と企業価値の向上をめざしてまいります。
なお、2018年4月27日に公表した通期の連結業績予想に変更はありません。
日立物流グループは、スマートロジスティクスの領域を超えてブランドスローガンである“未知に挑む”
当社グループの姿を、新たなビジネスコンセプト『LOGISTEED』に込めて始動しました。
※『LOGISTEED』 : LOGISTICSと、Exceed、Proceed、Succeed、そしてSpeedを融合した言葉であり、
ロジスティクスを超えてビジネスを新しい領域に導いていく意思が込められています。
―3―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
区分
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
(資産の部)
流動資産
現金及び現金同等物 63,497 97,283
売上債権及び契約資産 135,987 132,605
棚卸資産 1,711 1,352
その他の金融資産 7,868 4,694
その他の流動資産 11,089 9,700
小計 220,152 245,634
売却目的で保有する資産 - 6,719
流動資産合計 220,152 252,353
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 75,349 77,721
有形固定資産 175,015 177,851
のれん 27,869 27,958
無形資産 31,833 29,260
繰延税金資産 8,466 8,284
その他の金融資産 18,320 17,568
その他の非流動資産 7,899 7,699
非流動資産合計 344,751 346,341
資産の部合計 564,903 598,694
―4―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
区分
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
(負債の部)
流動負債
買入債務 55,078 52,026
短期借入金 10,747 9,502
償還期長期債務 15,307 5,269
未払法人所得税 6,782 1,709
その他の金融負債 21,425 22,889
その他の流動負債 30,829 24,042
小計 140,168 115,437
売却目的で保有する資産に直接関連する負債 - 2,079
流動負債合計 140,168 117,516
非流動負債
長期債務 138,244 187,577
退職給付に係る負債 32,077 32,205
繰延税金負債 10,897 10,922
その他の金融負債 12,915 12,470
その他の非流動負債 3,881 3,740
非流動負債合計 198,014 246,914
負債の部合計 338,182 364,430
(資本の部)
親会社株主持分
資本金 16,803 16,803
資本剰余金 3,409 739
利益剰余金 193,864 207,197
その他の包括利益累計額 1,195 △126
自己株式 △181 △182
親会社株主持分合計 215,090 224,431
非支配持分 11,631 9,833
資本の部合計 226,721 234,264
負債・資本の部合計 564,903 598,694
―5―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上収益 525,863 535,838
売上原価 △466,562 △473,511
売上総利益 59,301 62,327
販売費及び一般管理費 △37,399 △38,267
調整後営業利益 21,902 24,060
その他の収益 807 475
その他の費用 △1,417 △1,947
営業利益 21,292 22,588
金融収益 92 449
金融費用 △969 △988
持分法による投資利益 4,788 5,508
受取利息及び支払利息調整後
25,203 27,557
税引前四半期利益
受取利息 700 815
支払利息 △1,337 △1,478
税引前四半期利益 24,566 26,894
法人所得税費用 △8,202 △8,481
四半期利益 16,364 18,413
四半期利益の帰属
親会社株主持分 15,466 17,435
非支配持分 898 978
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益
基本 138.65円 156.30円
希薄化後 -円 -円
―6―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期利益 16,364 18,413
その他の包括利益
純損益に組み替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する
471 △358
金融資産の公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 △19 △33
純損益に組み替えられない項目合計 452 △391
純損益に組み替えられる可能性がある項目
在外営業活動体の換算差額 4,936 △1,247
キャッシュ・フロー・ヘッジの
- △3
公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 8 △18
純損益に組み替えられる可能性がある
4,944 △1,268
項目合計
その他の包括利益合計 5,396 △1,659
四半期包括利益 21,760 16,754
四半期包括利益の帰属
親会社株主持分 19,799 15,952
非支配持分 1,961 802
―7―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31)
親会社
その他の 資本の部
株主持分 非支配持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 包括利益 自己株式 合計
合計
累計額
期首残高 16,803 8,272 176,842 △301 △180 201,436 12,483 213,919
変動額
四半期利益 15,466 15,466 898 16,364
その他の包括利益 4,333 4,333 1,063 5,396
非支配持分との取引等 △4,863 △64 △4,927 △2,657 △7,584
配当金 △3,904 △3,904 △90 △3,994
利益剰余金への振替 10 △10 - -
自己株式の取得及び売却 △1 △1 △1
変動額合計 - △4,863 11,572 4,259 △1 10,967 △786 10,181
期末残高 16,803 3,409 188,414 3,958 △181 212,403 11,697 224,100
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
親会社
その他の 資本の部
株主持分 非支配持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 包括利益 自己株式 合計
合計
累計額
期首残高 16,803 3,409 193,864 1,195 △181 215,090 11,631 226,721
会計方針の変更による
25 25 25
累積的影響額
会計方針の変更を反映した
16,803 3,409 193,889 1,195 △181 215,115 11,631 226,746
期首残高
変動額
四半期利益 17,435 17,435 978 18,413
その他の包括利益 △1,483 △1,483 △176 △1,659
非支配持分との取引等 △2,670 162 △2,508 △2,450 △4,958
配当金 △4,127 △4,127 △150 △4,277
自己株式の取得及び売却 △1 △1 △1
変動額合計 - △2,670 13,308 △1,321 △1 9,316 △1,798 7,518
期末残高 16,803 739 207,197 △126 △182 224,431 9,833 234,264
―8―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 16,364 18,413
四半期利益から営業活動による
キャッシュ・フローへの調整
減価償却費及び無形資産償却費 14,211 14,232
減損損失 483 29
持分法による投資利益 △4,788 △5,508
法人所得税費用 8,202 8,481
退職給付に係る負債の増減 950 149
受取利息及び受取配当金 △785 △1,221
支払利息 1,337 1,478
固定資産売却損益 △265 △11
売上債権及び契約資産の増減 △9,245 3,068
棚卸資産の増減 34 363
買入債務の増減 524 △2,807
その他の資産及びその他の負債の増減 △6,796 △6,855
その他 677 386
小計 20,903 30,197
利息及び配当金の受取 2,594 3,667
利息の支払 △1,185 △1,279
法人所得税の支払 △9,325 △10,630
営業活動によるキャッシュ・フロー 12,987 21,955
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得 △8,799 △12,308
有形固定資産及び無形資産の売却 1,313 1,079
その他 735 695
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,751 △10,534
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減 1,253 △1,138
長期借入債務による調達 - 49,749
長期借入債務の返済 △1,211 △11,286
リース債務の返済 △3,515 △3,608
非支配持分からの子会社持分取得 △7,484 △4,963
配当金の支払 △3,904 △4,127
非支配持分株主への配当金の支払 △107 △150
その他 △237 △547
財務活動によるキャッシュ・フロー △15,205 23,930
現金及び現金同等物に係る換算差額 1,496 △174
現金及び現金同等物の増減 △7,473 35,177
現金及び現金同等物の期首残高 57,483 63,497
現金及び現金同等物の期末残高 50,010 98,674
―9―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
1.IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)の適用
当社グループは、当連結会計年度の期首よりIFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)を適用しております。
IFRS第9号の適用については、経過措置を適用し、適用開始の累積的影響を当連結会計年度の利益剰余金期首残
高の修正として認識する方法を採用しております。本基準の適用による当社グループの財政状態及び経営成績に
与える影響は重要ではありません。
2.IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用
当社グループは、当連結会計年度の期首よりIFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を適用しております。
IFRS第15号の適用については、経過措置に準拠して遡及適用し、適用開始の累積的影響を当連結会計年度の利益
剰余金期首残高の修正として認識する方法を採用しております。本基準の適用による当社グループの財政状態及
び経営成績に与える影響は重要ではありません。
(追加情報)
国際会計基準第32号第23項おいて、M&A等による連結子会社化の際、当該子会社の株式追加取得権利※について、
オプション行使が義務の場合、相当する金額を要約四半期連結財政状態計算書の「資本剰余金」「利益剰余金」
「非支配持分」から減額し「その他の金融負債」への振替が必要ですが、これまでは株式追加取得権利を行使の
都度、「資本剰余金」「利益剰余金」「非支配持分」を減額していました。そのため、当第3四半期の数値を含
め過去に遡及して修正を行うかどうかを監査法人と調整中です。(「資本剰余金」「利益剰余金」「非支配持分」
から、「その他の金融負債」への当該金額の振替)。修正することが確定した場合には、改めて公表致します。
なお、連結損益計算書への影響は想定しておりません。
※当社グループが100%未満の株式を取得した被買収会社にかかる非支配持分の株式について、将来的に株主が
当社に売却する権利(プットオプション)
―10―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
その他 調整額
合計 連結財務
(注1) (注2)
国内物流 国際物流 計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 311,866 197,951 509,817 16,046 525,863 - 525,863
セグメント間の内部
- - - 7,628 7,628 △7,628 -
売上収益又は振替高
計 311,866 197,951 509,817 23,674 533,491 △7,628 525,863
セグメント利益 15,942 4,769 20,711 1,191 21,902 - 21,902
その他の収益 807
その他の費用 △1,417
金融収益 92
金融費用 △969
持分法による投資利益 4,788
受取利息 700
支払利息 △1,337
税引前四半期利益 24,566
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、情報システム開発、自
動車販売・整備、旅行代理店業等を含んでおります。
2 親会社の管理部門に係る費用等の事業セグメントに帰属しない全社費用は、合理的な基準に基づき各事
業セグメントへ配分しております。
―11―
株式会社日立物流(9086) 2019年3月期第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
その他 調整額
合計 連結財務
(注1) (注2)
国内物流 国際物流 計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 324,520 196,286 520,806 15,032 535,838 - 535,838
セグメント間の内部
- - - 8,741 8,741 △8,741 -
売上収益又は振替高
計 324,520 196,286 520,806 23,773 544,579 △8,741 535,838
セグメント利益 16,862 5,722 22,584 1,476 24,060 - 24,060
その他の収益 475
その他の費用 △1,947
金融収益 449
金融費用 △988
持分法による投資利益 5,508
受取利息 815
支払利息 △1,478
税引前四半期利益 26,894
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、情報システム開発、自
動車販売・整備、旅行代理店業等を含んでおります。
2 親会社の管理部門に係る費用等の事業セグメントに帰属しない全社費用は、合理的な基準に基づき各事
業セグメントへ配分しております。
―12―