9086 日立物流 2021-01-29 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年1月29日
上 場 会 社 名 株式会社日立物流 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 9086 URL https://www.hitachi-transportsystem.com
代 表 者 (役職名) 執行役社長 (氏名) 中谷 康夫
問合せ先責任者 (役職名) 経営戦略本部 広報部長 (氏名) 多賀 鉄朗 (TEL) 03-6263-2803
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家・メディア向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
調整後 税引前 親会社株主に帰属
売上収益 EBIT *2 四半期利益
営業利益 *1 四半期利益 する四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 474,481 △7.1 26,575 2.6 34,618 14.9 30,446 17.8 19,388 13.5 18,738 15.3
2020年3月期第3四半期 510,476 △4.7 25,899 7.6 30,140 9.4 25,851 △3.9 17,080 △7.2 16,252 △6.8
基本的1株当たり
親会社株主に
帰属する四半期利益
円 銭
2021年3月期第3四半期 188.96
2020年3月期第3四半期 145.69
*1. 当社は、「営業利益」に代え、「調整後営業利益」を連結経営成績に関する指標として用いており、「調整後営業利益=売上収益-売上
原価-販売費及び一般管理費」により算出しています。なお、2021年3月期第3四半期の営業利益は、31,907百万円です。
*2. EBITは、Earnings Before Interest and Taxesの略で、「EBIT=税引前四半期利益-受取利息+支払利息」により算出しています。
(2)連結財政状態
親会社株主
資産合計 資本合計 親会社株主持分
持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 773,364 156,822 150,319 19.4
2020年3月期 879,144 239,257 232,861 26.5
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 21.00 - 22.00 43.00
2021年3月期 - 22.00 -
2021年3月期(予想) 26.00 48.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
基本的1株当たり
調整後 税引前 親会社株主に
売上収益 EBIT 当期利益 親会社株主に帰属
営業利益 当期利益 帰属する当期利益
する当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 640,000 △4.8 34,000 1.5 42,000 6.0 36,500 7.9 22,950 2.1 22,000 1.8 230.86
(注1)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :有
(注2)当社は、2020年9月24日開催の取締役会において、自己株式取得に係る事項について決議いたしました。
連結業績予想の「基本的1株当たり親会社株主に帰属する当期利益」については、当該事項による影響を考慮しております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 111,776,714株 2020年3月期 111,776,714株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 28,088,596株 2020年3月期 227,790株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 99,166,327株 2020年3月期3Q 111,549,232株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっ
ての注意事項については、四半期決算短信(添付資料)3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
・四半期決算補足説明資料は当社Webサイトに掲載します。
・当社は、2021年1月29日にアナリスト・機関投資家・メディア向けの電話会議を開催する予定です。
株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1)経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・・・・・ 7
(3)要約四半期連結持分変動計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(追加情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(セグメント情報等)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
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株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(以下、「当第3四半期」)における連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 510,476 474,481 93%
調整後営業利益 25,899 26,575 103%
EBIT 30,140 34,618 115%
親会社株主に帰属する四半期利益 16,252 18,738 115%
売上収益は4,744億81百万円(前年同期比7%減)、調整後営業利益は265億75百万円(前年同期比3%増)、
EBITは346億18百万円(前年同期比15%増)、親会社株主に帰属する四半期利益は187億38百万円(前年同期比15%
増)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりです。
【国内物流】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 328,237 312,854 95%
セグメント利益(調整後営業利益) 19,495 18,554 95%
当セグメントの売上収益は、新規立ち上げ案件の寄与やパレネット㈱と㈱日立物流東日本流通サービスの連結化
による増収影響はあるものの、新型コロナウイルス感染症拡大による物量減少は依然として継続しており、前年同
期に比べ5%減少し、3,128億54百万円となりました。
セグメント利益は、生産性改善・総コスト抑制効果等はあったものの、減収影響により、前年同期に比べ5%減
少し、185億54百万円となりました。
【国際物流】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 169,067 150,664 89%
セグメント利益(調整後営業利益) 5,389 7,082 131%
当セグメントの売上収益は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は各地域において回復傾向にあるものの、
依然として前年同期水準には至らず、また為替影響等もあり、前年同期に比べ11%減少し、1,506億64百万円となり
ました。
セグメント利益は、減収影響はあったものの、中国フォワーディング事業の収益性向上や、各地域における生産
性改善・総コスト抑制効果等の影響により、前年同期に比べ31%増加し、70億82百万円となりました。
【その他(物流周辺事業等)】 (単位:百万円)
区分 前第3四半期 当第3四半期 前年同期比
売上収益 13,172 10,963 83%
セグメント利益(調整後営業利益) 1,015 939 93%
当セグメントの売上収益は、㈱日立トラベルビューロー(現 ㈱HTB-BCDトラベル)の非連結化影響等により、前年
同期に比べ17%減少し、109億63百万円となりました。
セグメント利益は、減収影響等により、前年同期に比べ7%減少し、9億39百万円となりました。
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株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産の部合計は、前連結会計年度末に比べ1,057億80百万円減少し、7,733億64百
万円となりました。流動資産は、その他の流動資産が79億23百万円増加したものの、現金及び現金同等物が469億92
百万円減少したことなどにより、334億90百万円減少いたしました。非流動資産は、有形固定資産が65億74百万円増
加したものの、持分法で会計処理されている投資が830億5百万円減少したことなどにより、722億90百万円減少い
たしました。
当第3四半期連結会計期間末の負債の部合計は、前連結会計年度末に比べ233億45百万円減少し、6,165億42百万
円となりました。流動負債は、その他の金融負債が128億95百万円、未払法人所得税が54億18百万円、それぞれ減少
したことなどにより、251億9百万円減少いたしました。非流動負債は、長期債務が102億53百万円減少したものの、
リース負債が67億97百万円増加したことなどにより、17億64百万円増加いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の資本の部合計は、前連結会計年度末に比べ824億35百万円減少し、1,568億22百万
円となり、また親会社株主持分比率は前連結会計年度末の26.5%から19.4%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)の残高は、前連結会計年度末に比
べ469億92百万円減少し、920億29百万円となりました。
当第3四半期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ261億49百万円収入が減少し、279億70百万円の収入
となりました。この主な要因は、法人所得税の支払253億30百万円等による資金の減少と、減価償却費及び無形資産
償却費384億5百万円、四半期利益193億88百万円等により資金が増加したことによるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ812億69百万円収入が増加し、752億36百万円の収入
となりました。この主な要因は、有形固定資産及び無形資産の取得143億82百万円等による資金の減少と、関連会社
株式の売却による収入871億83百万円等により資金が増加したことによるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前第3四半期に比べ1,154億28百万円支出が増加し、1,511億5百万円の
支出となりました。この主な要因は、自己株式の取得による支出996億32百万円、リース負債の返済272億47百万円
等により資金が減少したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
グローバル経済においては、新型コロナウイルス感染症拡大影響による経済減速が懸念されます。また、保護主
義・貿易摩擦の影響や地政学的リスク、自然災害の影響等に引き続き留意する必要があります。日本経済、特に物
流業界においては、労働力不足やEC市場拡大等の環境下、業界の垣根を超えた競争激化により、経営環境は厳しさ
を増しております。
このような状況の中、当社グループは、ビジネスコンセプト「LOGISTEED」のもと、多様なパートナーとの協創に
より、コア領域である物流機能を強化するとともに、さらなる領域拡大へとつながる協創戦略を実行してまいりま
す。
『LOGISTEED』 : LOGISTICSと、Exceed、Proceed、Succeed、そしてSpeedを融合した言葉であり、
ロジスティクスを超えてビジネスを新しい領域に導いていく意思が込められています。
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株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
なお、2020年7月30日に公表した通期の連結業績予想につきましては、最近の業績動向や今後の見通し等を踏ま
え、下記のとおり修正しております。
[通期の連結業績予想]
基本的1株
親会社株主
調整後 税引前 当たり親会社
売上収益 EBIT 当期利益 に帰属する
営業利益 当期利益 株主に帰属
当期利益
する当期利益
前回発表予想 (A) 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020年7月30日公表) 651,000 31,500 38,550 33,150 22,500 21,500 225.61
今回修正予想 (B) 640,000 34,000 42,000 36,500 22,950 22,000 230.86
増 減 額 (B-A) △11,000 2,500 3,450 3,350 450 500 -
増 減 率 ( % ) △1.7 7.9 8.9 10.1 2.0 2.3 -
(参考) 前期実績
672,286 33,483 39,607 33,829 22,485 21,614 193.76
(2020年3月期)
(注) 当社は、2020年9月24日開催の取締役会において、自己株式取得に係る事項について決議しました。
連結業績予想の「基本的1株当たり親会社株主に帰属する当期利益」については、当該事項による影響を考
慮しております。
決算補足説明資料は、当社Webサイトに掲載します。
[URL] https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/ir/library/presentations/
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
区分
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
(資産の部)
流動資産
現金及び現金同等物 139,021 92,029
売上債権及び契約資産 115,419 121,261
棚卸資産 1,066 1,239
その他の金融資産 5,102 4,666
その他の流動資産 6,801 14,724
流動資産合計 267,409 233,919
非流動資産
持分法で会計処理されている投資 89,271 6,266
有形固定資産 148,232 154,806
使用権資産 288,441 292,801
のれん 24,112 24,881
無形資産 24,397 23,858
繰延税金資産 10,123 10,325
その他の金融資産 21,274 20,768
その他の非流動資産 5,885 5,740
非流動資産合計 611,735 539,445
資産の部合計 879,144 773,364
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
区分
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
(負債の部)
流動負債
買入債務 45,410 44,763
短期借入金 3,546 2,134
償還期長期債務 10,416 10,375
リース負債 33,209 31,147
未払法人所得税 8,232 2,814
その他の金融負債 37,886 24,991
その他の流動負債 29,062 26,428
流動負債合計 167,761 142,652
非流動負債
長期債務 150,502 140,249
リース負債 261,031 267,828
退職給付に係る負債 34,825 36,640
繰延税金負債 10,123 7,972
その他の金融負債 12,299 17,861
その他の非流動負債 3,346 3,340
非流動負債合計 472,126 473,890
負債の部合計 639,887 616,542
(資本の部)
親会社株主持分
資本金 16,803 16,803
利益剰余金 220,829 235,273
その他の包括利益累計額 △4,587 △1,941
自己株式 △184 △99,816
親会社株主持分合計 232,861 150,319
非支配持分 6,396 6,503
資本の部合計 239,257 156,822
負債・資本の部合計 879,144 773,364
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上収益 510,476 474,481
売上原価 △446,632 △411,718
売上総利益 63,844 62,763
販売費及び一般管理費 △37,945 △36,188
調整後営業利益 25,899 26,575
その他の収益 3,876 10,100
その他の費用 △5,338 △4,768
営業利益 24,437 31,907
金融収益 86 74
金融費用 △205 △289
持分法による投資損益 5,822 2,926
受取利息及び支払利息調整後
30,140 34,618
税引前四半期利益
受取利息 936 750
支払利息 △5,225 △4,922
税引前四半期利益 25,851 30,446
法人所得税費用 △8,771 △11,058
四半期利益 17,080 19,388
四半期利益の帰属
親会社株主持分 16,252 18,738
非支配持分 828 650
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益
基本 145.69円 188.96円
希薄化後 -円 -円
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要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 17,080 19,388
その他の包括利益
純損益に組み替えられない項目
その他の包括利益を通じて測定する
176 316
金融資産の公正価値の純変動額
確定給付制度の再測定 - △56
持分法のその他の包括利益 △76 17
純損益に組み替えられない項目合計 100 277
純損益に組み替えられる可能性がある項目
在外営業活動体の換算差額 △967 2,616
キャッシュ・フロー・ヘッジの
2 △1
公正価値の純変動額
持分法のその他の包括利益 △47 △1
純損益に組み替えられる可能性がある
△1,012 2,614
項目合計
その他の包括利益合計 △912 2,891
四半期包括利益 16,168 22,279
四半期包括利益の帰属
親会社株主持分 15,387 21,319
非支配持分 781 960
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
親会社
その他の 資本の部
株主持分 非支配持分
資本金 利益剰余金 包括利益 自己株式 合計
合計
累計額
期首残高 16,803 206,245 △520 △182 222,346 6,603 228,949
変動額
四半期利益 16,252 16,252 828 17,080
その他の包括利益 △865 △865 △47 △912
非支配持分との取引等 △6 △1 △7 209 202
配当金 △4,686 △4,686 △143 △4,829
利益剰余金への振替 145 △145 - -
自己株式の取得及び売却 △1 △1 △1
非支配株主に係る売建プット・
△23 △67 △90 △674 △764
オプション負債の変動等
変動額合計 - 11,682 △1,078 △1 10,603 173 10,776
期末残高 16,803 217,927 △1,598 △183 232,949 6,776 239,725
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
親会社
その他の 資本の部
株主持分 非支配持分
資本金 利益剰余金 包括利益 自己株式 合計
合計
累計額
期首残高 16,803 220,829 △4,587 △184 232,861 6,396 239,257
変動額
四半期利益 18,738 18,738 650 19,388
その他の包括利益 2,581 2,581 310 2,891
非支配持分との取引等 164 △107 57 △212 △155
配当金 △4,299 △4,299 △130 △4,429
利益剰余金への振替 11 △11 - -
自己株式の取得及び売却 △99,632 △99,632 △99,632
株式報酬取引 17 17 17
非支配株主に係る売建プット・
△187 183 △4 △511 △515
オプション負債の変動等
変動額合計 - 14,444 2,646 △99,632 △82,542 107 △82,435
期末残高 16,803 235,273 △1,941 △99,816 150,319 6,503 156,822
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株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
区分 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
四半期利益 17,080 19,388
四半期利益から営業活動による
キャッシュ・フローへの調整
減価償却費及び無形資産償却費 38,966 38,405
減損損失 3,978 994
法人所得税費用 8,771 11,058
持分法による投資損益 △5,822 △2,926
関連会社株式売却益 - △4,945
事業再編等利益 △1,244 -
固定資産売却損益 △1,800 △2,810
受取利息及び受取配当金 △1,016 △821
支払利息 5,225 4,922
売上債権及び契約資産の増減 9,464 △3,880
棚卸資産の増減 △82 △97
買入債務の増減 △7,270 △1,423
退職給付に係る負債の増減 6 1,578
その他の資産及びその他の負債の増減 △4,130 △5,589
その他 653 474
小計 62,779 54,328
利息及び配当金の受取 3,629 3,700
利息の支払 △5,042 △4,728
法人所得税の支払 △7,247 △25,330
営業活動によるキャッシュ・フロー 54,119 27,970
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産及び無形資産の取得 △9,255 △14,382
有形固定資産及び無形資産の売却 4,659 3,564
関連会社株式の売却による収入 - 87,183
子会社株式の取得による支出 △666 △1,476
子会社への支配喪失による減少 △384 -
その他 △387 347
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,033 75,236
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減 △1,750 △1,520
長期借入債務の返済 △603 △10,307
リース負債の返済 △27,750 △27,247
非支配持分への子会社持分売却による収入 - 114
非支配持分からの子会社持分取得による支出 △199 △7,443
配当金の支払 △4,686 △4,299
非支配持分株主への配当金の支払 △143 △130
自己株式の取得による支出 △1 △99,632
その他 △545 △641
財務活動によるキャッシュ・フロー △35,677 △151,105
現金及び現金同等物に係る換算差額 △109 907
現金及び現金同等物の増減 12,300 △46,992
現金及び現金同等物の期首残高 108,412 139,021
現金及び現金同等物の期末残高 120,712 92,029
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株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間における主な変動は2020年9月24日開催の取締役会決議に基づき、自己株式
27,675千株(98,994百万円)を取得したことによるものであります。なお、自己株式の取得価額には、直接取得
費用(税効果調整後)を含めております。
この結果、当第3四半期連結累計期間末の自己株式数は28,089千株、帳簿残高は99,816百万円となっており
ます。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染拡大による影響)
新型コロナウイルス感染症の影響については、自動車関連顧客向け等の一部の事業において、顧客の操業度
の低下等に伴う物量減少により当連結会計年度の第1四半期にて収益性の低下が発生しておりますが、第2四
半期以降に段階的に回復するという仮定については前連結会計年度から重要な変更はありません。なお、不確
実性が更に高まった場合には、第4四半期以降において資産又は負債の帳簿価額の見直しを行う可能性はあり
ます。
(SGホールディングス㈱及び佐川急便㈱との戦略的資本業務提携の一部変更等)
当社は、2016年3月にSGホールディングス㈱及び同社の子会社である佐川急便㈱(以下、当社並びにSGホール
ディングス㈱及び佐川急便㈱を合わせて「両社」という。)との間で資本業務提携契約(以下「本資本業務提
携」という。)を締結し、当社は本資本業務提携に基づき同年5月に佐川急便㈱の株式の発行済株式総数比(自
己株式除く)20%を取得し、本資本業務提携の成果を踏まえ、両社の経営統合の可能性について協議・検討して
きました。
両社は、慎重に協議を重ね検討した結果、日々の協創・協業活動をベースとした事業面のさらなる強化を図
りながらも、それぞれ独自に成長戦略を推進することが、企業価値の最大化に寄与するとの結論に達しまし
た。当社は、2020年9月24日開催の取締役会において、SGホールディングス㈱が保有する当社株式の一部を取
得するとともに、当社が保有する佐川急便㈱の株式の全てをSGホールディングス㈱に譲渡することとする本資
本業務提携の一部変更を決議し、両社間で合意しました。なお、経営統合に向けた協議については、当面の間、
検討を見送ることとしました。
本資本業務提携の一部変更により、当社グループは、現在さまざまな協創パートナーと進めているサプライ
チェーン最適化に向けた取り組みを、特に海外において加速させ、自己株式の機動的な活用を含め、エコシス
テム(経済圏)を形成・拡大することが可能となります。
なお、本資本業務提携関係の一部変更に伴い佐川急便㈱の株式をSGホールディングス㈱に譲渡することによ
り、当第3四半期連結累計期間において、その他の収益として関連会社株式売却益4,945百万円を認識しまし
た。
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株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
その他 調整額
合計 連結財務
(注1) (注2)
国内物流 国際物流 計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 328,237 169,067 497,304 13,172 510,476 - 510,476
セグメント間の内部
- - - 10,195 10,195 △10,195 -
売上収益又は振替高
計 328,237 169,067 497,304 23,367 520,671 △10,195 510,476
セグメント利益 19,495 5,389 24,884 1,015 25,899 - 25,899
その他の収益 3,876
その他の費用 △5,338
金融収益 86
金融費用 △205
持分法による投資利益 5,822
受取利息 936
支払利息 △5,225
税引前四半期利益 25,851
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、情報システム開発、自
動車販売・整備、旅行代理店業等を含んでおります。
2 親会社の管理部門に係る費用等の事業セグメントに帰属しない全社費用は、合理的な基準に基づき各事
業セグメントへ配分しております。
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株式会社日立物流(9086) 2021年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
その他 調整額
合計 連結財務
(注1) (注2)
国内物流 国際物流 計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への売上収益 312,854 150,664 463,518 10,963 474,481 - 474,481
セグメント間の内部
- - - 11,192 11,192 △11,192 -
売上収益又は振替高
計 312,854 150,664 463,518 22,155 485,673 △11,192 474,481
セグメント利益 18,554 7,082 25,636 939 26,575 - 26,575
その他の収益 10,100
その他の費用 △4,768
金融収益 74
金融費用 △289
持分法による投資損益 2,926
受取利息 750
支払利息 △4,922
税引前四半期利益 30,446
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、情報システム開発、自
動車販売・整備等を含んでおります。
2 親会社の管理部門に係る費用等の事業セグメントに帰属しない全社費用は、合理的な基準に基づき各事
業セグメントへ配分しております。
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