9086 日立物流 2020-10-28 15:00:00
2021年3月期 第2四半期 決算説明資料 [pdf]
2020年10月28日
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本日の説明資料
Ⅰ.2020年度第2四半期 決算概要
全体概要、グループ別、四半期推移、新型コロナウイルス影響、
売上収益・営業利益増減内訳、海外地域別、受注・立上状況、協創、
トピックス(提携一部変更・自己株式取得、特許・表彰、統合報告書)
Ⅱ.2020年度 通期見通し
全体概要、グループ別、配当計画
Ⅲ.今後の事業戦略
中期経営計画:LOGISTEED2021進捗
Ⅳ.補足資料
財政状態、キャッシュ・フローの状況、主要財務指標、営業費用他
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2020年度第2四半期 決算概要
( 単位:億円、端数四捨五入、< >内は利益率(%))
2019年度 2020年度
第2四半期累計 第2四半期累計
前年同期比
実績 実績
比率 増減
売上収益 3,408 3,064 90% -343
営業利益 <4.8> 165.2 <5.0> 154.0 93% -11.2
EBIT
(受取利息及び支払利息 <5.7> 195.9 <7.8> 238.4 122% 42.5
調整後税引前四半期利益)
親会社株主に帰属する
四半期利益
<3.2> 108.8 <4.3> 131.7 121% 22.9
※本資料中の営業利益は、「調整後営業利益」を記載
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2020年度第2四半期 決算概要(グループ別)
( 単位:億円、端数四捨五入、< >内は構成比(%)、( )内は増減差 )
売上収益 営業利益
第2四半期累計 前年同期比 第2四半期累計 前年同期比
国内物流 <66> 1,818 98% 114.5 102%
海外 <26> 711 84% 36.8 109%
国際
国内会社計上分(フォワーディング他) <5> 130 78% -0.1 (-1.2)
オーガニック 物流
計 <31> 842 83% 36.7 105%
その他(物流周辺事業等) <3> 80 86% 5.3 79%
計 <100> 2,740 92% 156.6 102%
国内物流 <66> 241 73% -0.2 (-13.9)
バンテック
国際物流 (海外) <34> 127 77% 1.6 50%
グループ
計 <100> 368 75% 1.4 8%
連結消去・バンテック顧客関連資産償却等 - -43 (+5) -4.0 (+1.2)
国内物流 <67> 2,050 94% 110.3 91%
海外 <27> 822 83% 38.4 107%
国際
国内会社計上分(フォワーディング他) <4> 119 78% -0.1 (-1.2)
合計 物流
計 <31> 941 82% 38.4 104%
その他(物流周辺事業等) <2> 74 85% 5.3 79%
<100> 3,064 90% 154.0 93%
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2020年度第2四半期 決算概要(グループ別四半期推移)
( 単位:億円、端数四捨五入)
2020年度
第1四半期 第2四半期
前年同期 前年同期
実績 実績
比率 増減 比率 増減
国内物流 902 98% -14 917 97% -24
海外 321 74% -113 390 94% -23
国際物流 国内会社計上分 66 79% -18 64 78% -19
オーガニック
計 387 75% -131 455 92% -42
売上
その他(物流周辺事業等) 39 89% -5 41 84% -8
収益
計 1,327 90% -149 1,412 95% -74
国内物流 112 69% -50 129 77% -38
バンテック
国際物流(海外) 53 64% -30 73 90% -8
グループ
計 166 68% -79 202 81% -46
国内物流 62.9 116% 8.8 51.7 90% -6.0
海外 12.2 73% -4.5 24.5 144% 7.5
国際物流 国内会社計上分 -1.2 - -1.6 1.1 146% 0.4
オーガニック
計 11.1 65% -6.1 25.7 144% 7.9
営業
その他(物流周辺事業等) 1.7 40% -2.6 3.6 145% 1.1
利益
計 75.6 100% 0.2 81.0 104% 2.9
国内物流 -3.5 - -8.5 3.4 38% -5.4
バンテック
国際物流(海外) -0.6 - -2.2 2.2 137% 0.6
グループ
計 -4.1 - -10.7 5.5 54% -4.8
・ 2020年度2Q(7-9月)は、オーガニック・バンテックともに海外が復調
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2020年度第2四半期 決算概要(新型コロナウイルス影響)
( 単位:億円)
影響額
区分 20年度1Q 20年度2Q 20年度2Q累計
売上収益 営業利益 売上収益 営業利益 売上収益 営業利益
国内 -32 -6.8 -24 -5.7 -56 -12.5
北米 -33 -3.5 0 0.7 -33 -2.8
欧州 -25 -6.3 -10 -1.3 -35 -7.6
アジア -6 -1.5 -7 -0.6 -14 -2.1
国際
オーガニック 中国 3 1.4 0 0.6 3 2.1
海外計 -61 -9.9 -17 -0.6 -79 -10.5
※
VHF -9 -2.0 -7 -1.5 -16 -3.5
その他 -2 -0.4 0 0.0 -2 -0.5
小計 -104 -19.1 -49 -7.8 -153 -26.9
国内 -33 -12.1 -19 -5.2 -52 -17.3
バンテック
国際 -18 -2.9 -8 -2.0 -27 -4.9
グループ
小計 -52 -15.0 -27 -7.2 -78 -22.2
合計 (単純合算値) -156 -34.1 -76 -15.0 -231 -49.1
・影響は減少傾向 ※1 上記数値は事業ベースの概算値(IFRS組替(リース含む)影響及び一部の全社費用配分前)
※2 (株)日立物流バンテックフォワーディングの略称表記
連結損益計算書の、「その他の収益」に補助金(主に海外)等を約10億円計上、「その他の費用」に物流センター・車両の非稼働に伴う固定費等を約16億円計上
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2020年度第2四半期 決算概要(売上収益増減内訳)
・国内/その他事業 :▲130億
売上収益実績 ・フォワーディング/海外事業:▲107億
・受託領域拡大 : +29億
(億円) 新型コロナ <内数>
影響 バンテックGr:国内▲36億、国際▲7億
3,408 ▲231 19/2Q累計→20/2Q累計
・パレネット、東流通※ ・国内:+52億
環境変化・ ・USD:¥107 →¥106
の連結化 ・国際:+34億
物量増減他 ・EUR:¥119 → ¥124
・HTB※の非連結化
▲208 ・CNY:¥15.3→¥15.4
等 協創新規
新規受注 +18 3,064
為替影響 ポートフォリオ +86
戦略の実行
▲19 +10 +104
▲343
環境変化・物量増減等
新型コロナ 為替 ポートフォリオ 新規 協創
項目 その他 受託領域 計
影響 小計 影響 戦略実行 受注 新規
物量増減他 拡大
国内 -108 -127 22 -105 21 52 14 -126
2Q 国際 -121 -107 7 -100 -19 -2 34 3 -205
累計 その他 -2 -3 -3 -8 1 -13
計 -231 -237 29 -208 -19 10 86 18 -343
2019年度2Q累計(実績) 2020年度2Q累計(実績)
※東流通:㈱日立物流東日本流通サービスの略、HTB:㈱HTB-BCDトラベルの略 © Hitachi Transport System, Ltd. 2020. All Rights Reserved. 7
2020年度第2四半期 決算概要(営業利益増減内訳)
営業利益実績 ・受託領域拡大 : +2.0億
・コスト抑制 : +26.4億
・戦略投資 : ▲0.8億
(億円) 新型コロナ ・撤退等 : ▲4.2億
影響 ・LCM※(Win10特需終了): ▲5.2億
165.2 ▲49.1 ・その他 : ▲4.5億
生産性向上
・国内:+7.2億
・国際:+2.5億 +12.5 154.0
環境変化・
物量増減他 協創新規
13.7 新規受注 +2.9
為替影響 ポートフォリオ
戦略の実行等
+9.7
▲0.5
▲0.5 +12.6
+25.1
戦略投資:2Q累計実績 11.7億円
(前年差 ▲0.8億円)
▲11.2
2019年度2Q累計(実績) 2020年度2Q累計(実績)
※LCM:ライフサイクルマネジメントの略 © Hitachi Transport System, Ltd. 2020. All Rights Reserved. 8
2020年度第2四半期 決算概要(海外地域別)
( 単位:億円、端数四捨五入、( )内は増減差 )
売上収益 営業利益
2020年度 2020年度
項目
第1四半期 第2四半期 第2四半期累計 第1四半期 第2四半期 第2四半期累計
実績 実績 実績 前年同期比 実績 実績 実績 前年同期比
北米 67 110 177 80% -2.9 6.5 3.6 43%
※1
欧州 118 164 282 86% 5.2 12.9 18.1 83%
アジア(中国除く) 78 85 164 81% 2.5 3.9 6.4 94%
中国 98 93 191 80% 5.6 5.3 10.9 480%
オセアニア他 13 11 24 116% 0.9 1.5 2.4 213%
連結消去等※2 -6 -9 -15 (+2) 0.6 -3.5 -2.9 (+1.6)
計 368 455 822 83% 11.8 26.6 38.4 107%
※1. トルコは欧州に含む
※2. バンテック顧客関連資産償却は連結消去等に含む
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2020年度第2四半期 決算概要(受注・立上状況)
2020年度2Q累計:受注・立上状況 (単位:件)
2019年度 2020年度
第2四半期累計 第2四半期累計 前年同期増減
国 内 11 4 -7
受 注 国 際 4 4 0
計 15 8 -7
国 内 11 7 -4
立 上 国 際 3 5 2
計 14 12 -2
(参考1)2020年度2Q主な立上案件 (参考2)国内本部受注件数の推移
<新旧定義・単発案件(重量機工等)・小規模案件含む>
(単位:件)
国内:【自動車】 クロスドッグセンター運営
【電機】 物流センター運営
1,057 997
【車載電池】 輸出倉庫運営
2019.2Q累計 2020.2Q累計
国際:【化粧品】 物流センター運営
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2020年度第2四半期 決算概要(協創)
2020年度2Q新規案件 & 既存継続案件
■2020年度2Q新規案件 ■既存継続案件
場所:千葉県 場所:タイ 場所:愛知県 場所:福岡県
時期:2020年7月~ 時期:2020年7月~ 時期:2018年6月~ 時期:2019年8月~
スポーツメーカー向け倉庫運営 機器メーカー向け倉庫運営 飲料メーカー向け アパレルメーカー向け倉庫運営
DC運営・幹線輸送
■2020年度2Q累計 新規寄与分 (単位:億円)
売上収益 営業利益
着実な新規案件の積み上げと 国 内 14 2.0
既存案件の継続的な運営による収益寄与 国 際 3 0.8
その他 1 0.1
協創効果 18 2.9
上記表にはAITとの協創効果を含む
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トピックス:SGHとの提携一部変更・自己株式取得
継続的な効果創出と新たな協創に向けた取り組み
【変更の内容】
・SGHが保有する当社株式の一部を取得、佐川急便株式の全てをSGHへ譲渡
⇒ 協創・協業の取組みは変更なし。協創効果の継続的な創出・拡大
1. 出資比率 2. 自己株式取得と活用
・取得総額:約988億円
・株式総数:27,675,000株
■議決権比率・所有比率(2020年9月末時点)
主要株主 議決権比率 所有比率
日立製作所 39.9% 29.9%
SGH 15.3% 11.5%
当社自己株式 - 25.0%
✔ 新たなパートナーとの協創に向けた
■佐川急便株式譲渡益:約49億円 (連結) 自己株式の活用
(「その他の収益」に計上) (海外・フォワーディング事業等)
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<参考>SGHとの提携一部変更・自己株式取得(財務指標への影響)
✔BS影響 : 自己株式の取得による親会社株主持分の減少
佐川急便 株式譲渡による関係会社株式の減少
✔PL影響 : 佐川急便 株式譲渡益 (2020年度2Q)
佐川急便 株式譲渡益への課税 (2020年度2Q)
持分法投資利益の減少 (2020年度3Q以降)
B/S影響 P/L影響
項目 影響
項目 影響
売上収益
影響なし
資産の部合計 ・現預金、佐川急便株式の減少 調整後営業利益
EBIT ・佐川急便株式譲渡益
負債の部合計 影響なし ・持分法投資利益の減少
税引前四半期利益
資本の部合計 ・親会社株主持分の減少
四半期利益 ・佐川急便株式譲渡益への課税
財務指標等への影響
2020年度 2020年度
2019年度 2019年度
2Q
2Q
ROE 9.5% 13.9% ↗
総資産 8,791億円 約7,906億円 ↘ ROA 2.4% 3.2% ↗
※
親会社株主持分比率 26.5% 18.4% ↘ D/Eレシオ※ 1.1倍 2.0倍 ↗
※有利子負債から現預金を減算して算出したネットD/Eレシオを記載
・中期経営計画数値目標については、継続影響を踏まえて判断 © Hitachi Transport System, Ltd. 2020. All Rights Reserved. 13
トピックス:特許・表彰関連
SSCV~スマート安全運行管理システム~ 2020 日本パッケージング・コンテスト
に関する特許取得 ~トリプル受賞~
1. 事故リスク通知 (登録日:令和2年3月31日) 1. ワンウェイ段積治具:経済産業省製造産業局長賞
(ジャパンスター賞)
・生体情報や車両挙動
から事故リスクを予測
・走行場所を加味して分
析し危険と判断される
場合に管理者へ通知
2. ドライブレコーダー動画切り出し通知
(登録日:令和2年6月8日)
・生体情報や車両挙動
から事故リスクを予測
・危険と判断される場合 2. 新型サイクロン掃除機の適正包装:適正包装賞
に管理者へドライブレ
コーダー動画を切り出
し通知 3.アジャスター着脱式緩衝材:大型・重量物包装部門賞
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トピックス:「統合報告書2020」発行
2020年9月 「統合報告書2020」(日本語版・英語版)を新たに発行
↓トップメッセージ ↓3PL事業 (顧客業種別構成比を掲載)
↑価値創造プロセス ↑フォワーディング事業 (地域別取扱量を掲載)
当社Webサイトに
掲載しております
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2020年度計画(概要)
( 単位:億円、端数四捨五入、< >内は利益率(%)、( )内は増減差 )
2019年度 2020年度
通期 通期計画 前年比
(7.30公表)
売上収益 6,723 6,510 97%
営業利益 <5.0> 334.8 <4.8> 315.0 94%
EBIT
(受取利息及び支払利息 <5.9> 396.1 <5.9> 385.5 97%
調整後税引前当期利益)
親会社株主に
帰属する当期利益
<3.2> 216.1 <3.3> 215.0 99%
※
ROE 9.5% 11.1% (+1.6%)
※
一株当たり配当 43円 48円 (+5円)
※7.30公表値から変更
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2020年度計画 (グループ別)
オーガニック:売上収益 5,831億円 (前年比99%) 営業利益 309億円 (前年比100%)
☑ 国内:生活関連(日用品・メディカル・EC等)の取扱量は平準化傾向
☑ 北米:自動車産業は7月以降、段階的に稼働再開
☑ 欧州:インターモーダル事業は回復傾向
☑ アジア・中国:域内生産・消費は回復、輸出入は海外市場の影響有り
☑ VHF:物量の一定回復を見込むが構造改革を継続
バンテック:売上収益 761億円 (前年比80%) 営業利益 15億円 (前年比39%)
<バンテック>
☑ 収益性は緩やかに回復 営業利益 推移 (想定)
⇒ 「輸送コアカンパニー」としての輸送ネットワークの強化
(2020年10月「輸送事業強化プロジェクト」発足)
1Q 2Q 3Q 4Q
【通期計画】 (実績) (実績)
売上収益※:6,510億円 (前年比97%) 営業利益※:315億円 (前年比94%)
※売上収益には連結消去、営業利益にはバンテックの顧客関連資産償却を含む
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輸送事業強化プロジェクト発足(2020年10月~)
バンテックを「輸送コアカンパニー」とした輸送ネットワーク強化
■集中配車センター構想 集中配車センター・出張所
・集中配車センターと出張所を各地に設置
バンテックをコアとした当社Gr
・「求貨・求車システム」ネットワークを構築し、 および輸送協力会社のフリート
中長距離輸送の運用・管理一元化 リソースを効率的かつ最大限に
✔システム連携による 活用
管理面の統一 ✔グループ輸送部門と
協創パートナーとの
リソース連携
高品質で持続可能な
輸送サービスの提供
トピックス:2021年2月
共同ターミナル建設(茨城県東海村) フィジカル強化により
~日運茨城事業協同組合との協業~
輸送デジタルプラットフォーム
構築を加速
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2020年度計画(配当)
■配当金推移と計画
(円/1株あたり)
☑ 安定的配当(増配)を継続 配当予想 (%)
60 ☑ 配当性向20%以上を意識 修正(増額) 80
:配当金
50
:配当性向 60
48
40 43 44
40 今回
前回 発表
36 公表 40
34
30 30
28
25 26 20
20 24 22.2%
22 20.1%
20 20
18 18.4%
10
0 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2020 0
(年度) (実績) (見通し) (修正)
日 本 基 準 適 用 IFRS 適 用
年度 2015 2016 2017 2018 2019
TSR(株主総利回り)はTOPIXをアウトパフォーム 当社TSR (%) 105 131 170 189 139
*2015年3月末日の株価を100とした指数
配当込みTOPIX (%) 89 102 119 113 102
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中期経営計画:LOGISTEED2021進捗
2019年5月24日発表 中期経営計画「LOGISTEED2021」より
☑プラットフォーム群の事業化
・倉庫PF:SWH(ECPFセンター)
実証完了(収益化)→多拠点化へ
・輸送PF:SSCVファミリー(Safety・Smart・Vehicle)
Smart(提供開始:10月)
Safety(トラック業界以外への展開+産官学連携
→社会が共有する安全・安心のインフラ化へ)
・デジタル事業基盤:SCDOS
折り返し SC可視化/最適化コンサル開始→ユースケースの拡大
地点
※
☑累計投資額(キャッシュベース)
投資残枠:700億超
・事業投資:360億
・戦略投資:300億(含むM&A・資本政策等:220億)
「パレネット」「日立物流東日本流通サービス」
「自己株式取得」 等 ※配当金を除くFY20見通し
LOGISTEED2021のゴールに向けて 地域・事業の領域を超えたエコシステム(経済圏)の形成・拡大
☑戦略投資継続:DX分野(SWH・SSCV・SCDOS他) 自己株式・キャッシュの
:海外事業(地域完結モデル強化・フォワーディング) 機動的活用
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SSCV:輸送デジタルプラットフォーム構築
SSCVソリューション(Safety、Smart、Vehicle)を通じた
輸送事業者の課題解決・事業成長のサポート
■「SSCV-Smart」提供開始 (2020年10月~)
・受発注、配車・運行管理、請求管理業務等のデジタル化・効率化
・「SSCV-Safety」「SSCV-Vehicle」との連携・パートナーとの
協創による機能拡張⇒利便性向上を実現
【イメージ図】
【SSCVソリューション】
※SSCV:Smart & Safety Connected Vehicleの略 © Hitachi Transport System, Ltd. 2020. All Rights Reserved. 23
SWH:省人化テクノロジー実装加速
東日本第二メディカル物流センター(2021年2月稼働予定)
【新技術エリア運用イメージ】 段積み機
デパレタイザー・コンベヤ・パレタイザーで
③仕分け中 配送コース別に仕分け
空パレット戻し
段ばらし機
空パレット供給
AGV
仕分け対象パレットを
デパレタイザーまで搬送
オートラベラ ②仕分け前
AGV 荷札ラベルを貼付
仕分け済みパレットを搬送
場所 埼玉県加須市
面積 約32,000㎡ (延床面積) ④仕分け済
AGV
・空調設備、・危険物倉庫 仕分け済みパレットを仮置き
・空調監視システム ①荷下ろし 垂直搬送機
・監視カメラ 等 AGVがパレットを搬送
主要設備
出荷場まで搬送
GDPに準拠し、且つ当社の運営
出荷場 無人フォーク AGV
ノウハウを活かした物流センター
AGV活用による低コスト化・省スペース化を実現
⇒従来型のケースソーターや順立機が不要となり、レイアウトや運用に
■2021年に事業所見学会を開催予定 柔軟性を持たせることが可能
※SWH:Smart Warehouseの略 © Hitachi Transport System, Ltd. 2020. All Rights Reserved. 24
SCDOS:デジタル事業基盤構築
『可視化』『シミュレーション』『最適化』に向けた基盤の構築
お客様のサプライチェーンをデジタル化
原材料 輸出入 生産 輸出入 倉庫/卸 販売 消費者
EC販売
SCDOS
Supply Chain Design & Optimization Services
日立物流SCDOSプラットフォーム
お客様のサプライチェーンの
課題解決期間を短縮、
OT ✖ IT
Operation Information
DX投資の最小化に貢献。 データ連携 加工 標準化 蓄積 抽出/分析 Technology Technology
可視化 分析 シミュレーション
DX Solution DX Solution DX Solution
1 ロジスティクスの見える化 3 在庫管理の高度化 4 貨物トラッキング 6 ネットワーク設計 7 リスク管理
2 物流事業者データの一元管理 5 物流コストの全体最適 6 7
1 3 4
6
2
5
2 3
© Hitachi Transport System, Ltd. 2020. All Rights Reserved.
※SCDOS:Supply Chain Design & Optimization Servicesの略 © Hitachi Transport System, Ltd. 2020. All Rights Reserved. 25
海外(域内)輸送ネットワーク構築
MARS社(トルコ)によるフランス子会社設立
トルコ 🔁 欧州 🔁 域内輸送へ ■新会社の概要
MARS LOGISTICS FRANCE SAS
営業開始:2020年度中
事業内容:輸送(FTL・ LTL)
・クロスドックオペレーション
欧州進出プラン
Step 0 2012年度(ルクセンブルグ)子会社設立
Step 1 2019年度(スペイン)子会社設立
Step 2 2020年度(フランス) 子会社設立
Step3~ 2021年度以降:英国含む他国へ進出
「トルコ・欧州間のインターモーダル」+「スペイン・フランスの輸送(FTL・LTL)・クロスドック機能」
⇒ 欧州域内をカバーする輸送ネットワークの実現(地域完結モデルの構築)
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中期経営計画:LOGISTEED2021
自己株式の活用
キャッシュの活用
フォワーディング
事業強化
次世代物流センター
(大規模拠点)
地域・事業の領域を超えたエコシステム(経済圏)の形成・拡大
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財政状態、キャッシュ・フローの状況、
主要財務指標、営業費用 他
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補足資料【財政状態:要約連結財政状態計算書】
(単位:億円)
2019年度 2020年度
項目
通 期 第2四半期 増減額
(資産の部)
流動資産 2,674 2,361 -314
非流動資産 6,117 5,546 -571
資産の部合計 8,791 7,906 -885
(負債の部)
流動負債 1,678 1,522 -156
非流動負債 4,721 4,868 147
負債の部合計 6,399 6,390 -9
(資本の部)
親会社株主持分 2,329 1,453 -875
非支配持分 64 64 0
資本の部合計 2,393 1,517 -876
負債・資本の部合計 8,791 7,906 -885
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補足資料【キャッシュ・フローの状況:要約連結キャッシュ・フロー計算書】
(単位:億円)
2019年度 2020年度
項目
第2四半期累計 第2四半期累計 増減額
営業活動によるキャッシュ・フロー 392 294 -98
投資活動によるキャッシュ・フロー -30 780 809
財務活動によるキャッシュ・フロー -224 -1,394 -1,170
現金及び現金同等物に係る換算差額 -7 4 11
現金及び現金同等物の増減 131 -317 -448
現金及び現金同等物の期首残高 1,084 1,390 306
現金及び現金同等物の期末残高 1,215 1,074 -142
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補足資料【主要財務指標・営業費用】
主要財務指標等
項目 2019年度 通期 2020年度 第2四半期
親会社株主持分 (○は親会社株主持分比率(%)) (億円) 26.5 2,329 18.4 1,453
1株当たり親会社株主持分 (円) 2,087.52 1,736.46
基本的1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益(EPS) (円) 193.76 123.20
※
親会社株主持分四半期利益率(ROE) (%) 9.5 13.9
※
総資産利益率(ROA) (%) 2.4 3.2
株価純資産倍率(PBR) (倍) 1.13 1.91
※ 年換算
主要営業費用 (単位:億円、( )内は構成比(%))
2019年度 2020年度
項目 前年同期
第2四半期累計 第2四半期累計
比率 増減
外 注 費 (49.3) 1,679.6 (48.2) 1,478.4 88% -201.2
人 件 費 (23.9) 813.1 (25.1) 770.0 95% -43.1
賃 借 料 (3.3) 113.0 (2.8) 85.6 76% -27.4
償 却 費 (7.6) 258.3 (8.5) 259.4 100% 1.1
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補足資料【設備投資・人員】
設備投資 (単位:億円)
2019年度 2020年度
項目
第2四半期累計 通 期 第2四半期累計
※1
自家投資額 90.7 182.5 118.4
※1.固定資産計上ベース
(参考)人員※1 (単位:人)
2019年度 2020年度
項目
第2四半期末 通 期 第2四半期末
社員 24,248 23,837 23,069
パート・派遣社員等※2 21,827 21,491 21,187
計 46,075 45,328 44,256
※1.持分法適用関連会社人員を除く ※2.シニア社員を含む
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2020年度第2四半期決算概要(業態別)
参考資料 業態別実績(概算値)
(単位:億円)
2019年度 第2四半期累計 2020年度 第2四半期累計
売上収益 営業利益 営業利益率 売上収益 営業利益 営業利益率
国内 1,872 110.8 5.9% (5.9%) 1,826 115.0 6.3% (6.3%)
海外 394 25.3 6.4% (6.9%) 356 22.4 6.3% (6.8%)
3PL 2,266 136.1 6.0% (6.2%) 2,182 137.4 6.3% (6.4%)
国内 152 1.2 0.8% (2.2%) 120 -0.4 - (1.5%)
海外 356 2.9 0.8% (1.3%) 291 10.6 3.7% (4.1%)
フォワーディング 508 4.1 0.8% (1.6%) 411 10.2 2.5% (3.3%)
国内 311 8.3 2.7% (4.0%) 227 -4.9 - -
海外 230 7.1 3.1% (3.4%) 169 5.2 3.1% (3.1%)
オート 541 15.4 2.8% (3.8%) 397 0.3 0.1% (1.2%)
その他サービス 92 9.7 9.7% (9.7%) 75 6.1 8.1% (8.1%)
合 計 3,408 165.2 4.8% 3,064 154.0 5.0%
※( )内は顧客関連資産償却費を除く
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2020年10月28日
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