9085 中央バス 2020-05-15 14:30:00
2020年3月期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上場会社名 北海道中央バス株式会社 上場取引所 札
コード番号 9085 URL https://www.chuo-bus.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 二階堂 恭仁
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員 (氏名) 大森 正昭 TEL 0134-24-1111
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 38,094 △1.7 1,044 2.2 1,215 1.6 220 39.1
2019年3月期 38,771 △1.3 1,021 △27.8 1,196 △24.3 158 △82.4
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
り当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 84.08 ― 0.7 2.9 2.7
2019年3月期 60.43 ― 0.5 2.9 2.6
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 21百万円 2019年3月期 20百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 41,365 31,061 74.1 11,716.59
2019年3月期 41,135 30,443 73.1 11,489.80
(参考) 自己資本 2020年3月期 30,667百万円 2019年3月期 30,075百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 3,628 △2,184 △146 9,678
2019年3月期 2,354 △2,274 △176 8,381
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― ― ― 50.00 50.00 144 82.7 0.4
2020年3月期 ― ― ― 50.00 50.00 144 59.5 0.4
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注)2021年3月期の配当予想については、現時点では業績予想の算定が困難であることから未定としております。今後、配当予想が可能になった段階で
速やかに公表いたします。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2021年3月期の連結業績予想については、現時点では新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を適正かつ合理的に算定することが困難であ
ることから、未定としております。今後、業績予想の算定が可能になった段階で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 3,146,000 株 2019年3月期 3,146,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 528,549 株 2019年3月期 528,399 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 2,617,536 株 2019年3月期 2,617,784 株
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 22,215 △0.6 465 △17.5 923 △16.0 1 △99.5
2019年3月期 22,352 △0.7 564 △19.1 1,099 △9.0 272 △64.0
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 0.45 ―
2019年3月期 93.89 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 32,792 24,445 74.5 8,432.54
2019年3月期 32,256 24,186 75.0 8,342.70
(参考) 自己資本 2020年3月期 24,445百万円 2019年3月期 24,186百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2021年3月期の連結業績予想については、現時点では新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を適正かつ合理的に算定することが困難であ
ることから、未定としております。今後、業績予想の算定が可能になった段階で速やかに公表いたします。
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況
(1) 当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2) 当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3) 当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4) 今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………………………… 3
3.連結財務諸表及び主な注記
(1) 連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 4
(2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 6
(3) 連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(4) 連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(5) 連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 14
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調が続いたものの、米中
の貿易摩擦の影響に加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、先行きは極めて厳しい状況となり
ました。道内の経済においても、公共投資や民間設備投資の増加もあり、緩やかに回復していましたが、新型コロナ
ウイルス感染症拡大の影響により景気は下押しされており、個人消費の冷え込みや観光需要の悪化など、今後の動向
には十分注視する必要があります。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率を高
め収支改善や経営体質の強化など、企業価値の向上に取り組んでまいりましたが、旅客自動車運送事業、観光事業に
おいて新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けました。
当連結会計年度の業績は、売上高は38,094百万円(前連結会計年度比1.7%減)、営業利益は1,044百万円(同
2.2%増)、経常利益は1,215百万円(同1.6%増)、投資有価証券評価損を計上したことなどにより、親会社株主に
帰属する当期純利益は、220百万円(同39.1%増)となりました。
事業別の経営成績は、次のとおりであります。
① 旅客自動車運送事業
乗合運送事業は、新千歳空港連絡バスにおいて、国内外の利用客の増加に対応するため、札幌都心とを結ぶ便数
を増やすとともに、2019年4月に運賃改定を実施しました。また、主要バスターミナル施設に無料Wi-Fiを設置し
たほか、前連結会計年度に引き続き多言語対応のバスロケーションシステムを、札幌市内全域の路線バスや高速
バスに導入を拡大するなど、サービスの向上を図りました。さらに、2018年9月に発生した北海道胆振東部地震
の影響による減収からの回復や、2020年4月から実施する運賃改定に伴う乗車券の駆け込み事前購入などもあ
り、増収傾向で推移していました。しかし、2020年2月以降の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う国内外の移
動制限や国内における外出自粛要請の影響により利用客が減少し、乗合運送事業は減収となりました。
貸切運送事業は、受注の減少に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるキャンセルがあり、減収と
なりました。
この結果、売上高は21,525百万円(前連結会計年度比0.7%減)、営業利益は302百万円(同12.2%減)となりまし
た。
② 建設業
建設業は、受注競争が激化する中、受注高、完成工事高とも減少しました。
この結果、売上高は10,307百万円(前連結会計年度比4.2%減)、原価管理の徹底による工事原価の圧縮により
営業利益は317百万円(同51.0%増)となりました。
③ 清掃業・警備業
清掃業・警備業は、新規物件を受注したことなどにより増収となりました。
この結果、売上高は3,117百万円(前連結会計年度比5.0%増)、営業利益は150百万円(同33.7%増)となりまし
た。
④ 不動産事業
不動産事業は、仲介収入の減少などにより減収となりました。
この結果、売上高は790百万円(前連結会計年度比1.5%減)、営業利益は350百万円(同8.8%減)となりまし
た。
⑤ 観光事業
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、山麓部の初心者向けリフトの利用が好調でしたが、新型コロナウイルス感染
症拡大の影響により利用客が大きく減少し、減収となりました。
小樽天狗山スキー場は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けましたが、北海道胆振東部地震の影響から
の回復や、2020年1月まで外国人観光客の利用が好調だったことにより、増収となりました。
ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、集客が順調に推移していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の
影響により予約のキャンセルが相次ぎ、減収となりました。
道央自動車道に直結した観光施設の砂川ハイウェイオアシス館は、北海道胆振東部地震の影響からの回復のほ
か、イベントを開催するなど集客は順調に推移していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により利
用客が減少し、減収となりました。
この結果、売上高は1,826百万円(前連結会計年度比1.9%減)、76百万円の営業損失(前連結会計年度は71百万
円の営業損失)となりました。
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⑥ その他の事業
自動車教習所は、主力の普通車をはじめ入校生が増加しました。旅行業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影
響を受け、ツアーの催行中止や団体旅行のキャンセルが相次ぎ、売上げが減少しました。
この結果、売上高は3,722百万円(前連結会計年度比5.0%減)、営業利益は34百万円(同29.5%減)となりまし
た。
(当社グループにおける売上高の季節的変動について)
観光事業は、スキー場営業期間の関係で、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる季節的変動がありま
す。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
資産合計は41,365百万円(前連結会計年度比0.6%増)となりました。これは、現金及び預金が746百万円、投
資有価証券が471百万円それぞれ増加したこと、有形固定資産の合計が485百万円減少したこと等によるものであ
ります。
(負債)
負債合計は10,304百万円(前連結会計年度比3.6%減)となりました。これは、設備関係支払手形が446百万
円、流動負債のその他が415百万円それぞれ減少したこと、支払手形及び買掛金が320百万円増加したこと等によ
るものであります。
(純資産)
純資産合計は31,061百万円(前連結会計年度比2.0%増)となりました。これは、その他有価証券評価差額金が
389百万円増加したこと等によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末から1,296百万円増
加し、9,678百万円(前連結会計年度比15.5%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前当期純利益632百万円に減価償却費等を加減した結果、得られた資金は3,628百万円(前連結会計年
度比54.1%増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出が2,568百万円あったこと等により、使用した資金は2,184百万円(前連結会計年
度比3.9%減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払額が144百万円あったこと等により、使用した資金は146百万円(前連結会計年度比16.7%減)とな
りました。
(4)今後の見通し
2021年3月期の連結業績予想については、現時点では新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を適正か
つ合理的に算定することが困難であることから、未定としております。今後、業績予想の算定が可能になった段階で
速やかに公表いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、国内の同業他社との比較可能性を確
保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,237,655 6,984,519
受取手形及び売掛金 4,129,475 3,749,044
有価証券 3,000,000 3,200,000
商品 31,111 34,972
原材料及び貯蔵品 176,443 158,675
未成工事支出金 15,119 21,685
その他 514,939 465,034
貸倒引当金 △4,021 △10,280
流動資産合計 14,100,723 14,603,652
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 20,709,568 20,423,484
減価償却累計額 △15,564,215 △15,635,439
建物及び構築物(純額) 5,145,353 4,788,044
機械及び装置 3,083,028 3,072,231
減価償却累計額 △2,543,373 △2,607,417
機械及び装置(純額) 539,654 464,814
車両運搬具 27,750,040 28,676,742
減価償却累計額 △21,616,586 △22,403,374
車両運搬具(純額) 6,133,454 6,273,367
工具、器具及び備品 1,667,093 1,665,539
減価償却累計額 △1,404,735 △1,422,346
工具、器具及び備品(純額) 262,357 243,193
土地 10,217,924 10,043,397
建設仮勘定 - 92
有形固定資産合計 22,298,744 21,812,910
無形固定資産 147,003 118,441
投資その他の資産
投資有価証券 3,817,774 4,289,089
長期貸付金 33,275 35,118
長期前払費用 44,058 24,365
繰延税金資産 403,784 202,444
その他 313,684 302,743
貸倒引当金 △23,930 △23,478
投資その他の資産合計 4,588,647 4,830,282
固定資産合計 27,034,395 26,761,635
資産合計 41,135,118 41,365,287
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,822,397 2,142,428
未払費用 453,415 445,637
未払消費税等 324,922 345,250
未払法人税等 181,233 247,046
前受金 520,719 522,582
賞与引当金 233,818 234,562
完成工事補償引当金 2,509 2,199
工事損失引当金 4,741 1,775
設備関係支払手形 1,356,740 910,360
設備関係未払金 371,465 622,582
その他 1,191,043 775,722
流動負債合計 6,463,007 6,250,148
固定負債
繰延税金負債 153,736 233,244
退職給付に係る負債 3,185,028 2,918,953
役員退職慰労引当金 328,606 340,604
その他 561,706 561,068
固定負債合計 4,229,078 4,053,871
負債合計 10,692,085 10,304,019
純資産の部
株主資本
資本金 2,100,000 2,100,000
資本剰余金 759,341 759,341
利益剰余金 28,197,188 28,272,309
自己株式 △1,215,819 △1,216,445
株主資本合計 29,840,710 29,915,205
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 739,177 1,129,126
退職給付に係る調整累計額 △504,170 △376,726
その他の包括利益累計額合計 235,007 752,399
非支配株主持分 367,315 393,662
純資産合計 30,443,033 31,061,267
負債純資産合計 41,135,118 41,365,287
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高
旅客自動車運送事業営業収益 21,571,395 21,444,924
完成工事高 10,458,383 10,052,314
その他の事業収益 6,741,988 6,597,579
売上高合計 38,771,767 38,094,818
売上原価
旅客自動車運送事業営業費 18,209,699 18,055,611
完成工事原価 9,482,675 8,858,411
その他の事業売上原価 6,925,956 6,954,099
売上原価合計 34,618,332 33,868,121
売上総利益 4,153,434 4,226,696
販売費及び一般管理費 3,131,531 3,181,989
営業利益 1,021,902 1,044,706
営業外収益
受取利息 14,211 14,168
受取配当金 94,192 102,537
持分法による投資利益 20,337 21,477
その他 47,894 34,508
営業外収益合計 176,634 172,691
営業外費用
支払利息 716 459
支払手数料 848 1,512
貸倒損失 350 -
その他 255 60
営業外費用合計 2,169 2,032
経常利益 1,196,367 1,215,365
特別利益
固定資産売却益 29,825 72,279
補助金収入 270,170 172,280
その他 5,381 8,161
特別利益合計 305,377 252,721
特別損失
固定資産除売却損 29,457 49,998
固定資産圧縮損 263,810 165,967
減損損失 594,546 254,509
投資有価証券評価損 - 361,815
その他 175 3,747
特別損失合計 887,989 836,037
税金等調整前当期純利益 613,756 632,049
法人税、住民税及び事業税 434,242 340,286
法人税等調整額 △8,103 44,460
法人税等合計 426,139 384,747
当期純利益 187,617 247,302
非支配株主に帰属する当期純利益 29,432 27,227
親会社株主に帰属する当期純利益 158,184 220,075
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 187,617 247,302
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △227,594 403,378
退職給付に係る調整額 60,161 127,443
持分法適用会社に対する持分相当額 △5,488 △13,209
その他の包括利益合計 △172,921 517,611
包括利益 14,695 764,914
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △14,572 737,467
非支配株主に係る包括利益 29,267 27,446
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,100,000 759,341 28,212,964 △1,214,547 29,857,759
当期変動額
剰余金の配当 △173,961 △173,961
親会社株主に帰属する当期
純利益
158,184 158,184
自己株式の取得 △1,272 △1,272
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - △15,776 △1,272 △17,048
当期末残高 2,100,000 759,341 28,197,188 △1,215,819 29,840,710
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 972,096 △564,332 407,764 338,848 30,604,371
当期変動額
剰余金の配当 △173,961
親会社株主に帰属する当期
純利益
158,184
自己株式の取得 △1,272
株主資本以外の項目の当期
△232,918 60,161 △172,756 28,467 △144,289
変動額(純額)
当期変動額合計 △232,918 60,161 △172,756 28,467 △161,338
当期末残高 739,177 △504,170 235,007 367,315 30,443,033
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,100,000 759,341 28,197,188 △1,215,819 29,840,710
当期変動額
剰余金の配当 △144,953 △144,953
親会社株主に帰属する当期
純利益
220,075 220,075
自己株式の取得 △625 △625
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 75,121 △625 74,495
当期末残高 2,100,000 759,341 28,272,309 △1,216,445 29,915,205
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 739,177 △504,170 235,007 367,315 30,443,033
当期変動額
剰余金の配当 △144,953
親会社株主に帰属する当期
純利益
220,075
自己株式の取得 △625
株主資本以外の項目の当期
389,948 127,443 517,392 26,346 543,738
変動額(純額)
当期変動額合計 389,948 127,443 517,392 26,346 618,234
当期末残高 1,129,126 △376,726 752,399 393,662 31,061,267
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 613,756 632,049
減価償却費 2,422,010 2,475,999
減損損失 594,546 254,509
貸倒引当金の増減額(△は減少) △1,201 5,805
賞与引当金の増減額(△は減少) 6,355 743
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △24,719 △82,703
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △18,589 11,997
受取利息及び受取配当金 △108,403 △116,705
支払利息 716 459
持分法による投資損益(△は益) △20,337 △21,477
固定資産除却損 28,439 23,863
固定資産売却損益(△は益) △28,808 △46,144
投資有価証券評価損益(△は益) - 361,815
補助金収入 △270,170 △172,280
固定資産圧縮損 263,810 165,967
売上債権の増減額(△は増加) △317,106 380,755
たな卸資産の増減額(△は増加) 15,487 7,340
その他の流動資産の増減額(△は増加) 10,852 11,768
仕入債務の増減額(△は減少) △462,171 319,741
未払費用の増減額(△は減少) △17,184 △7,782
未払消費税等の増減額(△は減少) 102,884 20,328
前受金の増減額(△は減少) △5,768 1,863
その他の流動負債の増減額(△は減少) △12,016 △412,193
その他 7,783 17,566
小計 2,780,166 3,833,287
利息及び配当金の受取額 108,487 116,287
利息の支払額 △714 △455
法人税等の支払額 △533,791 △320,651
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,354,146 3,628,467
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △430,777 △577,180
定期預金の払戻による収入 498,973 426,576
有価証券の取得による支出 △100,000 -
有価証券の償還による収入 - 100,000
有形固定資産の取得による支出 △2,466,888 △2,568,789
有形固定資産の売却による収入 50,854 131,615
無形固定資産の取得による支出 △5,587 △115,497
固定資産取得のための補助金収入 20,775 268,552
投資有価証券の取得による支出 △91,287 △421,266
投資有価証券の売却及び償還による収入 251,286 580,634
貸付けによる支出 △11,044 △9,446
貸付金の回収による収入 5,012 4,640
その他 4,103 △4,766
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,274,579 △2,184,928
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の取得による支出 △1,272 △625
配当金の支払額 △173,961 △144,953
非支配株主への配当金の支払額 △800 △1,100
財務活動によるキャッシュ・フロー △176,033 △146,679
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △96,466 1,296,859
現金及び現金同等物の期首残高 8,478,373 8,381,907
現金及び現金同等物の期末残高 8,381,907 9,678,767
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、当
社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもの
であります。
当社グループは、乗合旅客自動車運送事業をはじめとする旅客自動車運送事業を基軸に、建設、清掃・警備、
不動産、観光など地域に密着した様々な事業を積極的に展開しております。
したがって、当社グループは、事業内容を基礎とした事業の種類別セグメントから構成されており、「旅客自
動車運送事業」、「建設業」、「清掃業・警備業」、「不動産事業」、「観光事業」及び「その他の事業」の6
つを報告セグメントとしております。
報告セグメントにおける各事業区分の事業内容は、次のとおりであります。
(1)旅客自動車運送事業……乗合旅客自動車運送事業、貸切旅客自動車運送事業
(2)建設業……………………土木建築工事の請負及び設計監理
(3)清掃業・警備業…………建物施設総合管理、警備保障
(4)不動産事業………………土地建物の賃貸、販売及び売買の仲介
(5)観光事業…………………スキー場、ホテル業、観光施設業
(6)その他の事業……………飲食業、公衆浴場業、介護福祉事業、物品販売業、自動車教習所、サービス業(乗
車券発売)、情報記録物製造業、旅行業
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法
と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務
調整額
諸表計上額
旅客自動車 清掃業・ その他の (注1)
運送事業
建設業
警備業
不動産事業 観光事業
事業
合計 (注2)
売上高
外部顧客に対する売上
21,444,924 10,052,314 1,840,895 456,315 1,813,027 2,487,340 38,094,818 - 38,094,818
高
セグメント間の内部売
80,853 255,015 1,276,869 334,167 13,563 1,235,589 3,196,059 △3,196,059 -
上高又は振替高
計 21,525,777 10,307,329 3,117,765 790,483 1,826,591 3,722,930 41,290,877 △3,196,059 38,094,818
セグメント利益又はセグ
302,053 317,603 150,938 350,758 △76,878 34,398 1,078,872 △34,165 1,044,706
メント損失(△)
セグメント資産 16,374,520 3,600,283 1,499,371 5,048,213 2,891,724 2,023,001 31,437,115 9,928,171 41,365,287
その他の項目
減価償却費 2,103,329 32,492 28,827 118,303 191,440 43,211 2,517,605 △41,605 2,475,999
減損損失 128 183 - 96,116 169,626 469 266,524 △12,015 254,509
有形固定資産及び無形
2,299,988 18,373 25,289 69,940 105,829 26,052 2,545,474 △76,138 2,469,336
固定資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去及び各報告セグメントに帰属しない全社資産でありま
す。
(3)減価償却費、減損損失の調整額は、未実現損益の調整額であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、未実現損益の調整額であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期決算短信
(1株当たり情報)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 11,716.59円
1株当たり当期純利益 84.08円
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため
記載しておりません。
(注) 算定上の基礎
1.1株当たり純資産額
当連結会計年度末
項目
(2020年3月31日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(千円) 31,061,267
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 393,662
(うち非支配株主持分(千円)) (393,662)
普通株式に係る純資産額(千円) 30,667,604
普通株式の発行済株式数(株) 3,146,000
普通株式の自己株式数(株) 528,549
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(株) 2,617,451
2.1株当たり当期純利益
当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 220,075
普通株主に帰属しない金額(千円) -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 220,075
普通株式の期中平均株式数(株) 2,617,536
(重要な後発事象)
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
記載すべき事項は、ありません。
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