9085 中央バス 2020-02-14 14:30:00
2020年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月14日
上場会社名 北海道中央バス株式会社 上場取引所 札
コード番号 9085 URL https://www.chuo-bus.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 二階堂 恭仁
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員 (氏名) 大森 正昭 TEL 0134-24-1111
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 28,665 △0.0 746 272.5 902 149.8 556 252.8
2019年3月期第3四半期 28,667 △1.4 200 △72.6 361 △58.9 157 △63.1
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 212.60 ―
2019年3月期第3四半期 60.25 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 41,688 31,348 74.4
2019年3月期 41,135 30,443 73.1
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 31,001百万円 2019年3月期 30,075百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― ― ― 50.00 50.00
2020年3月期 ― ― ―
2020年3月期(予想) 50.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 39,500 1.9 950 △7.0 1,100 △8.0 650 311.4 248.32
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の
会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 3,146,000 株 2019年3月期 3,146,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 528,549 株 2019年3月期 528,399 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 2,617,565 株 2019年3月期3Q 2,617,826 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社と
してその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調が続き
ましたが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動への懸念により、先行きは不透明な状況で推移しました。
道内の経済において、観光は一部に弱めの動きが見られるものの堅調に推移しているほか、公共投資や民間設備
投資の増加もあり、緩やかな回復が見られました。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率
を高め収支改善や経営体質の強化など、企業価値の向上に取り組んでまいりました。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は28,665百万円(対前年同期比0.0%減)、営業利益は746百万円
(同272.5%増)、経常利益は902百万円(同149.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は556百万円(同
252.8%増)となりました。
事業別の経営成績は、次のとおりであります。
①旅客自動車運送事業
乗合運送事業は、新千歳空港連絡バスにおいて、国内外の利用客の増加に対応するため、札幌都心とを結ぶ便
数を増やすとともに、4月に運賃改定を実施しました。また、主要バスターミナル施設に無料Wi-Fiを導入し、サ
ービスの向上を図りました。さらに、2018年9月に発生した北海道胆振東部地震の影響による減収からの回復
や、2019年10月から実施された消費増税に伴う乗車券の駆け込み事前購入などもあり、乗合運送事業は大幅に増
収となりました。
貸切運送事業は、受注が減少し減収となりました。
この結果、売上高は16,268百万円(対前年同期比2.9%増)、営業利益は449百万円(同1,992.0%増)となりま
した。
②建設業
建設業は、受注競争が激化する中、受注高、完成工事高とも減少しました。
この結果、売上高は7,867百万円(対前年同期比6.8%減)、工事原価の減少により営業利益は211百万円(同
29.8%増)となりました。
③清掃業・警備業
清掃業・警備業は、新規物件を受注したことなどにより増収となりました。
この結果、売上高は2,262百万円(対前年同期比2.8%増)、営業利益は141百万円(同15.4%増)となりまし
た。
④不動産事業
不動産事業は、仲介収入の減少により減収となりました。
この結果、売上高は593百万円(対前年同期比1.2%減)、営業利益は246百万円(同9.0%減)となりました。
⑤観光事業
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、積雪不足により一部リフトの営業開始が遅れましたが、山麓部の初心者向
けリフトの利用が好調で全体の利用客が増加しました。小樽天狗山スキー場は、北海道胆振東部地震の影響から
の回復や、外国人観光客の増加などもあり、ロープウエイ利用客が増加しました。ニセコ温泉郷「いこいの湯宿
いろは」は、冬期の集客が順調に推移し、宿泊客が増加しました。道央自動車道に直結した観光施設の砂川ハイ
ウェイオアシス館は、北海道胆振東部地震の影響からの回復のほか、毎月イベントを開催するなど集客に努めた
こともあり、利用客が大きく増加しました。
この結果、売上高は1,152百万円(対前年同期比6.9%増)、本格的なスキーシーズン前ということもあり、307
百万円の営業損失(前年同期は369百万円の営業損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて
高くなる季節的変動があります。
⑥その他の事業
自動車教習所は、消費増税に伴う駆け込み入校の影響もあり、売上げが増加しました。旅行業は、個人向けの
企画商品の受注が増加しました。
この結果、売上高は2,754百万円(対前年同期比2.4%増)、営業利益は14百万円(前年同期は12百万円の営業
損失)となりました。
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,237,655 5,081,006
受取手形及び売掛金 4,129,475 4,440,857
有価証券 3,000,000 3,900,000
商品 31,111 34,091
原材料及び貯蔵品 176,443 268,038
未成工事支出金 15,119 289,944
その他 514,939 716,948
貸倒引当金 △4,021 △5,246
流動資産合計 14,100,723 14,725,640
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 20,709,568 20,569,938
減価償却累計額 △15,564,215 △15,562,479
建物及び構築物(純額) 5,145,353 5,007,459
車両運搬具 27,750,040 27,815,622
減価償却累計額 △21,616,586 △21,897,330
車両運搬具(純額) 6,133,454 5,918,292
土地 10,217,924 10,139,535
その他 4,750,122 4,760,945
減価償却累計額 △3,948,109 △4,015,953
その他(純額) 802,012 744,992
有形固定資産合計 22,298,744 21,810,279
無形固定資産 147,003 121,192
投資その他の資産
投資有価証券 3,817,774 4,437,100
その他 794,803 617,687
貸倒引当金 △23,930 △23,329
投資その他の資産合計 4,588,647 5,031,458
固定資産合計 27,034,395 26,962,930
資産合計 41,135,118 41,688,570
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,822,397 2,594,330
未払法人税等 181,233 194,435
賞与引当金 233,818 114,188
その他の引当金 7,251 2,360
その他 4,218,306 3,515,820
流動負債合計 6,463,007 6,421,134
固定負債
退職給付に係る負債 3,185,028 2,804,592
役員退職慰労引当金 328,606 331,869
その他 715,442 782,076
固定負債合計 4,229,078 3,918,537
負債合計 10,692,085 10,339,672
純資産の部
株主資本
資本金 2,100,000 2,100,000
資本剰余金 759,341 759,341
利益剰余金 28,197,188 28,608,732
自己株式 △1,215,819 △1,216,445
株主資本合計 29,840,710 30,251,628
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 739,177 1,021,865
退職給付に係る調整累計額 △504,170 △271,501
その他の包括利益累計額合計 235,007 750,364
非支配株主持分 367,315 346,905
純資産合計 30,443,033 31,348,898
負債純資産合計 41,135,118 41,688,570
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 28,667,692 28,665,094
売上原価 26,199,518 25,562,577
売上総利益 2,468,173 3,102,517
販売費及び一般管理費 2,267,793 2,356,143
営業利益 200,380 746,374
営業外収益
受取配当金 93,511 101,798
持分法による投資利益 20,803 21,171
その他 48,445 34,763
営業外収益合計 162,760 157,733
営業外費用
支払利息 521 381
支払手数料 634 871
その他 601 60
営業外費用合計 1,756 1,313
経常利益 361,384 902,794
特別利益
固定資産売却益 29,290 57,236
その他 693 10,652
特別利益合計 29,984 67,888
特別損失
固定資産除売却損 19,123 46,647
その他 11,283 3,363
特別損失合計 30,407 50,010
税金等調整前四半期純利益 360,961 920,672
法人税、住民税及び事業税 239,304 380,054
法人税等調整額 △4,860 3,839
法人税等合計 234,444 383,893
四半期純利益 126,516 536,778
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △31,204 △19,719
親会社株主に帰属する四半期純利益 157,721 556,498
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純利益 126,516 536,778
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △125,731 283,393
退職給付に係る調整額 69,800 232,668
持分法適用会社に対する持分相当額 △4,823 △296
その他の包括利益合計 △60,753 515,766
四半期包括利益 65,762 1,052,545
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 97,027 1,071,855
非支配株主に係る四半期包括利益 △31,264 △19,310
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北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
連結子会社の税金費用については、主として当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当
期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税
率を乗じて計算しております。
(セグメント情報)
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
旅客自動車 清掃業・ その他の (注1) 計上額
運送事業
建設業
警備業
不動産事業 観光事業
事業
合計
(注2)
売上高
外部顧客に対する
16,201,065 7,631,617 1,389,971 343,077 1,142,801 1,956,562 28,665,094 - 28,665,094
売上高
セグメント間の内部
67,454 235,417 872,579 250,747 9,817 798,030 2,234,046 △2,234,046 -
売上高又は振替高
計 16,268,520 7,867,034 2,262,551 593,824 1,152,618 2,754,592 30,899,141 △2,234,046 28,665,094
セグメント利益又は
449,892 211,089 141,976 246,284 △307,963 14,190 755,469 △9,095 746,374
セグメント損失(△)
(注)1 セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しておりま
す。
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