9085 中央バス 2019-11-11 14:30:00
2020年3月期 第2四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月11日
上場会社名 北海道中央バス株式会社 上場取引所 札
コード番号 9085 URL https://www.chuo-bus.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 二階堂 恭仁
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員 (氏名) 大森 正昭 TEL 0134-24-1111
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 18,353 2.7 314 ― 410 ― 9 ―
2019年3月期第2四半期 17,871 △0.5 △280 ― △177 ― △200 ―
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第2四半期 3.55 ―
2019年3月期第2四半期 △76.61 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 40,733 30,825 74.8
2019年3月期 41,135 30,443 73.1
(参考)自己資本 2020年3月期第2四半期 30,479百万円 2019年3月期 30,075百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― ― ― 50.00 50.00
2020年3月期 ― ―
2020年3月期(予想) ― 50.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 39,500 1.9 950 △7.0 1,100 △8.0 650 311.4 248.32
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の
会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 3,146,000 株 2019年3月期 3,146,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 528,433 株 2019年3月期 528,399 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 2,617,586 株 2019年3月期2Q 2,617,847 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社と
してその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復基調が続きま
したが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動への懸念により、先行きは不透明な状況で推移しました。道内
の経済において、観光は一部に弱めの動きが見られるものの堅調に推移しているほか、公共投資や民間設備投資の
増加もあり、緩やかな回復が見られました。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率を
高め収支改善や経営体質の強化など、企業価値の向上に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は18,353百万円(対前年同期比2.7%増)、営業利益は314百万円
(前年同期は280百万円の営業損失)、経常利益は410百万円(前年同期は177百万円の経常損失)、親会社株主に
帰属する四半期純利益は9百万円(前年同期は200百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
事業別の経営成績は、次のとおりであります。
① 旅客自動車運送事業
乗合運送事業においては、新千歳空港連絡バスにおいて、国内外の利用客の増加に対応するため、札幌都心とを
結ぶ便数を増やすとともに、4月に運賃改定を実施しました。また、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地
震の影響による減収からの回復や、10月から実施された消費増税に伴う乗車券の駆け込み事前購入などもあり、乗
合運送事業は大幅に増収となりました。
貸切運送事業は、受注が減少し減収となりました。
この結果、売上高は10,597百万円(対前年同期比5.4%増)、営業利益は285百万円(前年同期は270百万円の営
業損失)となりました。
② 建設業
建設業は、受注高、完成工事高とも減少しました。
この結果、売上高は4,756百万円(対前年同期比1.4%減)、17百万円の営業損失(前年同期は2百万円の営業損
失)となりました。
③ 清掃業・警備業
清掃業・警備業は、新規物件を受注したことなどにより増収となりました。
この結果、売上高は1,481百万円(対前年同期比3.7%増)、営業利益は109百万円(同24.9%増)となりまし
た。
④ 不動産事業
不動産事業は、仲介収入の減少により減収となりました。
この結果、売上高は395百万円(対前年同期比1.4%減)、営業利益は155百万円(同13.8%減)となりました。
⑤ 観光事業
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、春スキー客が増加しました。小樽天狗山スキー場は、大型連休の影響や、北
海道胆振東部地震の影響からの回復などもあり、ロープウエイ利用客が増加しました。ニセコ温泉郷「いこいの湯
宿いろは」は、大型連休の影響などもあり宿泊客が増加しました。道央自動車道に直結した観光施設の砂川ハイウ
ェイオアシス館は、大型連休の影響のほか、毎月イベントを開催するなど集客に努めたこともあり、利用客が大き
く増加しました。
この結果、売上高は751百万円(対前年同期比6.7%増)、スキー場関連事業において上半期(4月~9月)は、
スキー場がシーズンオフであり、これが影響し241百万円の営業損失(前年同期は258百万円の営業損失)となりま
した。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高
くなる季節的変動があります。
⑥ その他の事業
自動車教習所は、消費増税に伴う駆け込み入校の影響もあり、売上げが増加しました。旅行業は、個人向けの企
画商品の受注が増加しました。
この結果、売上高は1,778百万円(対前年同期比2.2%増)、営業利益は21百万円(前年同期は25百万円の営業損
失)となりました。
- 2 -
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,237,655 6,392,076
受取手形及び売掛金 4,129,475 3,250,328
有価証券 3,000,000 3,650,000
商品 31,111 54,287
原材料及び貯蔵品 176,443 198,737
未成工事支出金 15,119 536,752
その他 514,939 244,383
貸倒引当金 △4,021 △4,049
流動資産合計 14,100,723 14,322,516
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 20,709,568 20,779,911
減価償却累計額 △15,564,215 △15,707,941
建物及び構築物(純額) 5,145,353 5,071,969
車両運搬具 27,750,040 27,277,548
減価償却累計額 △21,616,586 △21,696,940
車両運搬具(純額) 6,133,454 5,580,607
土地 10,217,924 10,201,642
その他 4,750,122 4,775,649
減価償却累計額 △3,948,109 △4,001,360
その他(純額) 802,012 774,289
有形固定資産合計 22,298,744 21,628,508
無形固定資産 147,003 126,357
投資その他の資産
投資有価証券 3,817,774 4,057,639
その他 794,803 621,832
貸倒引当金 △23,930 △23,479
投資その他の資産合計 4,588,647 4,655,992
固定資産合計 27,034,395 26,410,859
資産合計 41,135,118 40,733,376
- 3 -
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,822,397 2,657,923
未払法人税等 181,233 135,862
賞与引当金 233,818 338,671
その他の引当金 7,251 1,442
その他 4,218,306 2,850,372
流動負債合計 6,463,007 5,984,272
固定負債
退職給付に係る負債 3,185,028 2,811,196
役員退職慰労引当金 328,606 322,521
その他 715,442 789,652
固定負債合計 4,229,078 3,923,370
負債合計 10,692,085 9,907,643
純資産の部
株主資本
資本金 2,100,000 2,100,000
資本剰余金 759,341 759,341
利益剰余金 28,197,188 28,061,527
自己株式 △1,215,819 △1,215,960
株主資本合計 29,840,710 29,704,909
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 739,177 1,048,579
退職給付に係る調整累計額 △504,170 △274,463
その他の包括利益累計額合計 235,007 774,116
非支配株主持分 367,315 346,708
純資産合計 30,443,033 30,825,733
負債純資産合計 41,135,118 40,733,376
- 4 -
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 17,871,396 18,353,344
売上原価 16,657,965 16,514,942
売上総利益 1,213,430 1,838,402
販売費及び一般管理費 1,493,692 1,524,093
営業利益又は営業損失(△) △280,262 314,308
営業外収益
受取配当金 50,120 55,003
持分法による投資利益 18,982 17,694
その他 34,922 24,167
営業外収益合計 104,024 96,865
営業外費用
支払利息 346 301
支払手数料 425 439
その他 201 9
営業外費用合計 972 750
経常利益又は経常損失(△) △177,209 410,423
特別利益
固定資産売却益 18,908 30,880
その他 686 5,460
特別利益合計 19,594 36,340
特別損失
固定資産除売却損 7,160 13,215
投資有価証券評価損 - 325,628
その他 11,279 1,205
特別損失合計 18,440 340,050
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△176,055 106,714
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 84,422 117,861
法人税等調整額 △33,803 △944
法人税等合計 50,619 116,917
四半期純損失(△) △226,674 △10,203
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △26,123 △19,496
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△200,551 9,293
に帰属する四半期純損失(△)
- 5 -
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純損失(△) △226,674 △10,203
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 201,830 310,947
退職給付に係る調整額 46,533 229,706
持分法適用会社に対する持分相当額 2,208 △1,556
その他の包括利益合計 250,572 539,098
四半期包括利益 23,898 528,894
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 49,988 548,402
非支配株主に係る四半期包括利益 △26,090 △19,507
- 6 -
北海道中央バス㈱ (9085) 2020年3月期第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
連結子会社の税金費用については、主として当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当
期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税
率を乗じて計算しております。
(セグメント情報)
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
旅客自動車 清掃業・ その他の (注1) 計上額
運送事業
建設業
警備業
不動産事業 観光事業
事業
合計
(注2)
売上高
外部顧客に対する
10,548,325 4,564,781 943,776 228,428 745,468 1,322,563 18,353,344 - 18,353,344
売上高
セグメント間の内部
48,869 191,804 538,031 167,227 6,462 455,956 1,408,352 △1,408,352 -
売上高又は振替高
計 10,597,194 4,756,586 1,481,808 395,656 751,931 1,778,520 19,761,697 △1,408,352 18,353,344
セグメント利益又は
285,602 △17,594 109,580 155,419 △241,110 21,331 313,229 1,079 314,308
セグメント損失(△)
(注)1 セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しておりま
す。
- 7 -