9085 中央バス 2021-02-12 14:30:00
観光事業推進本部(仮称)の新設及び連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ [pdf]

                                               2021 年 2 月 12 日

各      位
                              会 社 名: 北 海 道 中 央 バ ス 株 式 会 社
                              代 表 者 名: 取 締 役 社 長    二階堂 恭仁
                                  (コード番号 9085 札幌証券取引所)
                                       取   締   役
                              問 合 せ 先:              大森    正昭
                                       専務執行役員
                                              TEL 0134-24-1111


観光事業推進本部(仮称)の新設及び連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合
併)に関するお知らせ

 当社は、本日開催の取締役会において、2021 年 4 月 1 日をもって、グループ観光事業の組織
運営体制を見直すこととし、観光事業推進本部(仮称)の新設及び当社の連結子会社である株
式会社シィービーツアーズの吸収合併を決議しましたので、お知らせいたします。
 なお、本合併は、連結子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示項目・内容を一部
省略して開示しております。

                          記

1.グループ観光事業の組織運営体制の見直しの目的
    現在、グループの観光事業(バス事業(乗合・貸切) 旅行事業、
                            、     ホテル事業、スキー場事業、
物販事業等)は、100 年に一度と言われるコロナ禍により甚大な影響を受けています。この立
て直しには、改めて、変化する国内外の観光に関する動向について広く情報を収集し、的確に
ビジネスに反映できる体制を整え、事業の再生・推進・拡大を図っていく必要があると考えて
おります。
    そこで、この度、ポストコロナ禍におけるグループ観光事業の中・長期の事業戦略を練る組
織として、経営トップの指揮の下、一定の権限と責任を有する『観光事業推進本部(仮称)』を
司令塔として当社内に新設し、グループ観光事業の組織運営体制の再構築をする予定としてお
ります。
    そうした中、この度、コロナ禍で甚大な影響を受け、先々の経営見通しが大変難しい状況に
ある㈱シィービーツアーズを当社で吸収合併をすることとしました。
    グループ観光事業の組織運営体制の見直し(「観光事業推進本部(仮称)の新設」及び「当社
による㈱シィービーツアーズの吸収合併」)の概要は、以下のとおりであります。


2.観光事業推進本部の新設
    (1)組織の概要
           グループ観光事業全体の再生・推進・強化を図る組織、ポストコロナ禍におけるグ
       ループ観光事業の中・長期の事業戦略を練る組織として『観光事業推進本部』を当社
       内に新設する予定です。
 (2)組織の体系
     観光事業推進本部の下部組織に『シィービーツアーズカンパニー』を設置し、これ
    まで㈱シィービーツアーズで催行しておりました「北海道遺産の旅」や「産業遺産の
    旅」等の地域振興に係る主催旅行を当カンパニーで引継ぎ、新たな商品開発に努める
    等、強化を図ってまいります。
 (3)改編日
     2021 年 4 月 1 日(予定)


3.合併の要旨
 (1)合併の日程
    合併契約承認取締役会            2021 年 2 月 12 日
    合併契約締結                2021 年 2 月 12 日
    合併期日(効力発生日)           2021 年 4 月 1 日
    (注)本合併は、当社においては会社法第 796 条第 2 項に規定する簡易合併であり、
          ㈱シィービーツアーズにおいては会社法第 784 条第 1 項に規定する略式合併で
          あるため、合併契約承認の株主総会は開催いたしません。


 (2)合併の方式
    当社を存続会社とする吸収合併方式で、㈱シィービーツアーズは本合併により解散
    いたします。


 (3)旅行事業の取り扱い

   ・ ㈱シィービーツアーズで催行しておりました「北海道遺産の旅」 「産業遺産の旅」
                                  や
     等の地域振興に係る主催旅行は、前述のとおり、当社内に新設する観光事業推進本
     部の下部組織『シィービーツアーズカンパニー』で引き継ぐ予定です。
   ・ その他手配旅行業務は 2021 年 3 月末をもって廃止いたします。


 (4)合併に係る割当ての内容
    本合併による株式の割当てその他の対価の支払いはありません。


 (5)合併に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
    該当事項はありません。
4.合併当事会社の概要(2020 年 9 月 30 日現在)
                            存続会社                           消滅会社
(1)名称             北海道中央バス株式会社                    株式会社シィービーツアーズ
(2)所在地            小樽市色内 1 丁目 8 番 6 号             札幌市中央区大通東 1 丁目 3 番
                                                 地
(3)代表者            取締役社長        二階堂       恭仁      取締役社長        戎谷      侑男
(4)事業内容           旅客自動車運送事業、不動産                  旅行業
                  事業、その他事業(飲食業・
                  ホテル業・公衆浴場業)
(5)資本金                       21 億円                          1 千万円
(6)設立年月日             昭和 19 年 1 月 27 日                   平成 2 年 11 月 2 日
(7)発行済株式数                  3,146,000 株                      1,500 株
(8)決算期                      3 月 31 日                       3 月 31 日
(9)大株主及び持分比率      中央バス総業株式会社                     北海道中央バス株式会社
                  37.02%                         100%
                  株式会社北洋銀行 4.96%
                  株式会社北海道銀行 4.96%
(10)直前事業年度(2020 年 3 月期)の財政状態及び経営成績
純資産               (連結)          31,061 百万円       (個別)                 16 百万円
総資産               (連結)          41,365 百万円       (個別)              126 百万円
1株当たり純資産          (連結)          11,716 円 59 銭    (個別)         10,720 円 06 銭
売上高               (連結)          38,094 百万円       (個別)              712 百万円
営業利益又は営業損失(▲) (連結)               1,044 百万円       (個別)            ▲28 百万円
経常利益又は経常損失(▲) (連結)               1,215 百万円       (個別)            ▲27 百万円
親会社株主に帰属する当期      (連結)               220 百万円     (個別)            ▲28 百万円
純利益又は当期純損失(▲)
1株当たり当期純利益又は      (連結)               84 円 08 銭   (個別)        ▲18,837 円 85 銭
1株当たり当期純損失(▲)


5.合併後の当社の状況
 本合併による当社の名称、所在地、代表者、事業内容、資本金及び決算期に変更はありませ
ん。


6.今後の見通し
 本合併は、当社の連結子会社との合併であるため、当社の連結業績に与える影響は軽微です。


                                                                           以   上