9085 中央バス 2020-08-07 14:30:00
2021年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月7日
上場会社名 北海道中央バス株式会社 上場取引所 札
コード番号 9085 URL https://www.chuo-bus.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 二階堂 恭仁
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員 (氏名) 大森 正昭 TEL 0134-24-1111
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 5,056 △41.2 △2,272 ― △2,157 ― △1,561 ―
2020年3月期第1四半期 8,598 6.2 △266 ― △182 ― △153 ―
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 △596.46 ―
2020年3月期第1四半期 △58.83 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 39,245 29,348 73.9
2020年3月期 41,365 31,061 74.1
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 28,984百万円 2020年3月期 30,667百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― ― ― 50.00 50.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) ― ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注)2021年3月期の配当予想については、現時点では業績予想の算定が困難であることから未定としております。今後、配当予想が可能になった段階で
速やかに公表いたします。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2021年3月期の連結業績予想については、現時点では新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を適正かつ合理的に算定することが困難であ
ることから、未定としております。今後、業績予想の算定が可能になった段階で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特
有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 3,146,000 株 2020年3月期 3,146,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 528,549 株 2020年3月期 528,549 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 2,617,451 株 2020年3月期1Q 2,617,601 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2021年3月期の連結業績予想については、現時点では新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を適正かつ合理的に算定することが困難であ
ることから、未定としております。今後、業績予想の算定が可能になった段階で速やかに公表いたします。
北海道中央バス㈱(9085)2021年3月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
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北海道中央バス㈱(9085)2021年3月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、社
会経済活動が停滞し、企業収益の急速な減少や雇用環境の悪化など、極めて厳しい状況で推移しました。道内の経
済においても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、観光需要や個人消費の減少など、景気は大幅に悪化
しております。
このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した事業を積極的に展開するとともに、経営効率
を高め収支改善や経営体質の強化など、企業価値の向上に取り組んでまいりましたが、旅客自動車運送事業、観光
事業において新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高は5,056百万円(対前年同期比41.2%減)、営業損失は2,272百万
円(前年同期は266百万円の営業損失)、経常損失は2,157百万円(前年同期は182百万円の経常損失)、親会社株
主に帰属する四半期純損失は1,561百万円(前年同期は153百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりま
した。
事業別の経営成績は、次のとおりであります。
① 旅客自動車運送事業
乗合運送事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、大幅な減収を余儀なくされましたが、バス車内及び
施設の感染防止対策を徹底するとともに、インバウンド需要の消失や人の移動の自粛により大きく減少したバス需
要に合わせて、細やかに運行便数の減便を行うなどの対応を図りながら、バス路線の運行を維持し、地域の公共交
通機関としての役割を果たしてきました。
貸切運送事業においても、旅行需要が消失し大幅な減収となりました。
この結果、売上高は2,432百万円(対前年同期比51.3%減)、設備投資計画を全面的に見直すなど費用の削減を
図りましたが、2,081百万円の営業損失(前年同期は173百万円の営業損失)となりました。
② 建設業
建設業は、受注高、完成工事高とも減少しました。
この結果、売上高は1,722百万円(対前年同期比20.1%減)、原価管理の徹底による工事原価の圧縮により76百
万円の営業損失(前年同期は95百万円の営業損失)となりました。
③ 清掃業・警備業
清掃業・警備業は、受注の増加により増収となりました。
この結果、売上高は714百万円(対前年同期比1.0%増)、営業利益は52百万円(同15.8%増)となりました。
④ 不動産事業
不動産事業は、前年同期並みの売上高を確保しました。
この結果、売上高は198百万円(対前年同期比0.1%増)、営業利益は99百万円(同0.8%減)となりました。
⑤ 観光事業
観光事業においては、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、施設の感染防止対策を徹底してきましたが、
インバウンド需要の消失や人の移動の自粛により利用客が大きく減少し、施設の休業や営業時間の短縮を余儀なく
されるなど多大な影響を受け、大幅な減収となりました。
ニセコアンヌプリ国際スキー場は、春スキー客が減少し、例年よりも早く冬期営業を終了しました。
小樽天狗山スキー場は、ロープウエイ利用客が減少し、運休や営業時間の短縮を行いました。
ニセコ温泉郷「いこいの湯宿いろは」は、4月下旬から休館しました。
道央自動車道に直結した観光施設の砂川ハイウェイオアシス館は、臨時休業や営業時間の短縮を行いました。
この結果、売上高は77百万円(対前年同期比76.0%減)、199百万円の営業損失(前年同期は135百万円の営業
損失)となりました。
なお、当セグメントは、スキー場の営業が冬期間中心であるため、第4四半期の売上高が他の四半期に比べて
高くなる季節的変動があります。
⑥ その他の事業
自動車教習所は、政府や自治体の要請を受け臨時休業を実施しました。旅行業においても、旅行需要が消失し
臨時休業を実施しました。
この結果、売上高は507百万円(対前年同期比40.7%減)、69百万円の営業損失(前年同期は12百万円の営業損
失)となりました。
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北海道中央バス㈱(9085)2021年3月期第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,984,519 8,452,272
受取手形及び売掛金 3,749,044 2,423,292
有価証券 3,200,000 600,000
商品 34,972 41,063
原材料及び貯蔵品 158,675 151,115
未成工事支出金 21,685 121,758
その他 465,034 595,742
貸倒引当金 △10,280 △3,755
流動資産合計 14,603,652 12,381,490
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 20,423,484 20,441,062
減価償却累計額 △15,635,439 △15,712,228
建物及び構築物(純額) 4,788,044 4,728,834
車両運搬具 28,676,742 28,320,309
減価償却累計額 △22,403,374 △22,399,207
車両運搬具(純額) 6,273,367 5,921,101
土地 10,043,397 10,043,671
その他 4,737,864 4,743,311
減価償却累計額 △4,029,763 △4,062,713
その他(純額) 708,100 680,598
有形固定資産合計 21,812,910 21,374,205
無形固定資産 118,441 111,976
投資その他の資産
投資有価証券 4,289,089 4,325,506
その他 564,672 1,076,181
貸倒引当金 △23,478 △23,448
投資その他の資産合計 4,830,282 5,378,240
固定資産合計 26,761,635 26,864,422
資産合計 41,365,287 39,245,912
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北海道中央バス㈱(9085)2021年3月期第1四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,142,428 1,871,580
未払法人税等 247,046 45,135
賞与引当金 234,562 224,149
その他の引当金 3,974 281
その他 3,622,136 3,829,055
流動負債合計 6,250,148 5,970,202
固定負債
退職給付に係る負債 2,918,953 2,888,348
役員退職慰労引当金 340,604 337,596
その他 794,313 700,956
固定負債合計 4,053,871 3,926,902
負債合計 10,304,019 9,897,105
純資産の部
株主資本
資本金 2,100,000 2,100,000
資本剰余金 759,341 759,341
利益剰余金 28,272,309 26,566,169
自己株式 △1,216,445 △1,216,445
株主資本合計 29,915,205 28,209,066
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,129,126 1,150,107
退職給付に係る調整累計額 △376,726 △374,821
その他の包括利益累計額合計 752,399 775,285
非支配株主持分 393,662 364,455
純資産合計 31,061,267 29,348,807
負債純資産合計 41,365,287 39,245,912
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 8,598,894 5,056,044
売上原価 8,100,696 6,590,589
売上総利益又は売上総損失(△) 498,197 △1,534,545
販売費及び一般管理費 764,293 737,549
営業損失(△) △266,095 △2,272,094
営業外収益
受取配当金 54,661 56,837
助成金収入 2,841 30,981
持分法による投資利益 17,175 16,283
その他 8,814 11,137
営業外収益合計 83,493 115,239
営業外費用
支払利息 151 21
支払手数料 217 673
その他 2 35
営業外費用合計 371 730
経常損失(△) △182,973 △2,157,585
特別利益
固定資産売却益 30,239 158
受取保険金 - 293
その他 74 14
特別利益合計 30,314 466
特別損失
固定資産除売却損 3,601 2,863
投資有価証券売却損 0 5,880
その他 281 103
特別損失合計 3,883 8,846
税金等調整前四半期純損失(△) △156,543 △2,165,965
法人税、住民税及び事業税 14,784 14,424
法人税等調整額 △1,423 △590,927
法人税等合計 13,360 △576,502
四半期純損失(△) △169,904 △1,589,462
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △15,917 △28,269
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △153,986 △1,561,193
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △169,904 △1,589,462
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 96,192 22,113
退職給付に係る調整額 226,745 1,905
持分法適用会社に対する持分相当額 △1,634 △969
その他の包括利益合計 321,303 23,049
四半期包括利益 151,399 △1,566,413
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 167,327 △1,538,306
非支配株主に係る四半期包括利益 △15,928 △28,106
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北海道中央バス㈱(9085)2021年3月期第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
連結子会社の税金費用については、主として当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税金等調整前当
期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税金等調整前四半期純利益に当該見積実効税
率を乗じて計算しております。
(追加情報)
会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響
新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定については、前連結会計年度の有価証券報告書「(追加情
報)(会計上の見積りに対する新型コロナウイルス感染症の影響)」から重要な変更はありません。
なお、当社グループでは固定資産の減損の判定及び繰延税金資産の回収可能性の判断等の会計上の見積りにつ
いて、当連結会計年度第2四半期までの半年程度は大幅な減収傾向が続き、その後緩やかに回復していくものと
仮定し、会計処理に反映しております。
(セグメント情報)
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
旅客自動車 清掃業・ その他の (注1) 計上額
運送事業
建設業
警備業
不動産事業 観光事業
事業
合計
(注2)
売上高
外部顧客に対する
2,422,848 1,713,898 453,136 114,772 77,043 274,345 5,056,044 - 5,056,044
売上高
セグメント間の内部
9,600 8,345 261,474 83,282 792 232,772 596,267 △596,267 -
売上高又は振替高
計 2,432,448 1,722,243 714,610 198,055 77,835 507,118 5,652,311 △596,267 5,056,044
セグメント利益又は
△2,081,245 △76,733 52,961 99,503 △199,546 △69,905 △2,274,966 2,872 △2,272,094
セグメント損失(△)
(注)1 セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。
2 セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しておりま
す。
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