2021年３月期 決算説明資料
2021年5月28日
上場市場：東証二部
証券コード：9083
目次
会社概要
2021年3月期 決算概要
2022年3月期 業績予想
株主還元方針
参考資料
1
会社概要
2
会社紹介
兵庫県南部を地盤とするバス専業会社グループ
1927年創業
連結営業収益では国内上場バス会社で第３位（2019年度）
連結従業員数は約3,200人
グループ輸送人員は年間約5,500万人
グループ走行キロ数は年間約4,800万㎞
グループバス保有台数は1,097両
乗合車両…887両、貸切車両…118両、※特定車両…92両
※企業輸送など期間契約にて運行する車両
3
乗合バス（一般路線バス）全図
一般路線バスは兵庫県全域を
兵庫県 当社グループにて展開
4
2021年3月期 決算概要
5
新型コロナウイルスの影響について
自動車運送業（乗合バス事業）
第1回目の緊急事態宣言（4/7～5/25）では以下の対応
→一般路線バスは深夜便・学校専用便を除き、ほぼ通常運行を維持
→高速バスは淡路線を除き、ほぼ全便を運休
第2回目の緊急事態宣言（1/14～2/28）では以下の対応
→路線バスは深夜便を除き、ほぼ通常運行を維持
→高速バスは大半を運休
旅行貸切業
自社ツアー
→緊急事態宣言期間中は全てのツアーを中止
→ GOTOトラベルキャンペーンにより期間中のツアー単価は前年を上回る
貸切バス
→一般団体の自粛や学生団体の規模縮小などで稼働が低迷
インバウンド
→外国人旅行者の消失により訪日外国人向けツアーの実施が皆無
その他の事業
レジャーサービス業（飲食・高速道SA）が大きく影響を受ける
→緊急事態宣言期間を中心に臨時休業や営業時間の短縮
→感染拡大防止のため座席数などの制限
6
2021年3月期 業績推移
営業収益では対前年比20.9％の減収。当期純利益は1978年3月期の連結財務諸表作成義務化以降初
の赤字
減収・赤字決算の主因はコロナ禍による自動車運送、レジャーサービス、旅行貸切の大幅な低迷。
2021/3期 対前年比 対予想比
2019/3期 2020/3期
(百万円)
実績 実績 ※予想 実績 増減額 増減率 差異
営業収益 45,889 45,076 35,300 35,669 △9,407 △20.9％ ＋369
営業利益 2,326 2,043 △2,940 △2,266 △4,309 - +674
経常利益 2,567 2,224 △2,060 △1,314 △3,539 - +746
経常利益率 5.6% 4.9% - - - - -
親会社株主に帰属する
1,749 993 △2,320 △2,167 △3,161 - +153
当期純利益
※ROA 4.5% 3.9％ - ‐ - - -
*ROA=経常利益/期中平均総資産 *予想=業績予想は2021年4月27日に開示したものが直近となるが、ここではその前に開示
した2021年1月29日の業績予想を適用する。
7
2021年3月期 セグメント別業績推移
2019/3期 2020/3期 2021/3期 対前年比 対予想比
(百万円)
実績 実績 予想 実績 増減額 増減率 差異
営業収益 45,889 45,076 35,300 35,669 △9,407 △20.9% +369
自動車運送 20,547 20,575 - 15,871 △4,704 △22.9% -
車両物販・整備 6,180 6,223 - 6,184 △38 △0.6% -
業務受託 2,985 2,988 - 2,983 △4 △0.2% -
不動産 4,399 4,304 - 3,999 △304 △7.1% -
レジャーサービス 6,125 5,568 - 3,917 △1,651 △29.7% -
旅行貸切 4,119 3,962 - 1,352 △2,610 △65.9% -
その他 1,530 1,455 - 1,361 △93 △6.5% -
営業利益 2,326 2,043 △2,940 △2,266 △4,309 - +674
自動車運送 397 170 - △2,514 △2,685 - -
車両物販・整備 455 508 - 421 △86 △17.0% -
業務受託 222 245 - 203 △42 △17.2% -
不動産 1,431 1,475 - 1,480 5 0.4% -
レジャーサービス 57 45 - △323 △368 - -
旅行貸切 △218 △377 - △1,445 △1,068 - -
その他 △20 △4 - △56 △52 - -
（セグメント間取引消去） 2 △20 - △33 △13 - -
8
セグメント収益概要
自動車運送は最大のセグメント。車両物販・整備や旅行貸切を含めた自動車運送関連事業は営業収益の
65％を占める
一方、利益面での稼ぎ頭は不動産。コロナ禍においてもこの事業のみが増益となった。一方、自動車運送関連
では、自動車運送の赤字転落や、旅行貸切の大幅な赤字増が影響し、全社的な赤字の主因となる
営業収益構成比 営業利益（単位：億円）
旅行貸切 その他
3.8% 14.8億円
レジャーサー 3.8% 2021年3月期
ビス 自動車運送
4.2億円
△22億円
11.0% 44.5% 2.0億円
不動産
-0.6億円
11.2% 2021年3月期
-3.2億円
356億円
-14.5億円
業務受託
8.4% 車両物販・整備
-25.1億円
自動車 車両物 業務受 不動産 レジャー 旅行貸 その他
17.3% 運送 販・整備 託 サービス 切
9
セグメント収益概要
自動車運送 車両物販・整備
・高速バスの運行便数は22.1%減 ・車検台数は0.8%増
・企業輸送増により特定収入は7.8％増 ・中古自動車販売台数は25.9％減
業務受託 不動産
・受託管理件数は4.3％増 ・住宅販売戸数は20.7%減
・車両管理台数は0.5％減少 ・土地販売数も22.2%減
・建設工事は38.3%増
旅行貸切
レジャーサービス
・貸切バス車両33.3％を減車(期間限定)
・サービスエリア3店舗の客数は47.5％減
・訪日ツアー集客数は98.2％減
・レストランの客数も37.3％減
・国内バスツアー集客数も72.3％減
10
自動車運送業概況
高速バスの輸送人員は、生活路線である淡路島線を除き、各月△50％を超える状況
一般路線バスの輸送人員は、6月以降回復し、△20％前後で推移
2020/3期 2021/3期
(百万円)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
営業収益 4,820 4,987 5,000 5,767 2,774 3,632 4,077 5,386
営業利益 △256 △164 △249 841 △1,780 △1,117 △546 929
高速バス 輸送人員 前年対比 路線バス ICカード利用人員 前年対比
25.0% 15.0%
敬老福祉 定期（通学＋通勤）
淡路島線 四国線 中国線
0.0%
0.0% リムジン線 東京線 合計 ICカード（定期外） 合計
-15.0%
-25.0%
-30.0%
-50.0%
-45.0%
-75.0% -60.0%
-100.0% -75.0%
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2021/3期 2021/3期
11
不動産業概況
賃貸事業はコロナ禍による解約や賃料値下げがあったものの、「ジョイア住道」の通期寄与などによ
り＋5百万円。当期は、「ラウロ豊里」を取得
住宅販売では、販売戸数が建売住宅+3棟、注文住宅△6棟となり減収
建設工事では、こども園舎新築工事(進行基準55％)・住宅解体工事などの施工で大きく増収
多様化する働き方の需要にあわせ、シェアオフィス“いいオフィス@神姫バス”を開設
2020/3期 2021/3期
(百万円)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
営業収益 913 1,095 1,162 1,132 744 948 993 1,313
営業利益 338 449 382 303 320 355 351 454
ジョイア住道（’20/3取得） ラウロ豊里（’20/8取得） いいオフィス@神姫バス
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旅行貸切業概況
コロナ禍による外出自粛が大きく影響し、減収
秋の観光シーズンではGOTOトラベルにより回復するも、収支改善は限定的
2020/3期 2021/3期
(百万円)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
営業収益 1,100 950 1,219 691 66 295 700 289
営業利益 △6 △111 87 △347 △582 △406 △112 △343
貸切バス 保有車両数・稼働数 前年比 自社ツアー集客人員 前年比
90.0%
75.0%
保有車両数 延稼働数 一般バスツアー 訪日 高速バス商品 TDR
60.0% 50.0%
30.0% 25.0%
0.0%
0.0%
-25.0%
-30.0%
-50.0%
-60.0%
-75.0%
-90.0% -100.0%
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
2021/3期 2021/3期
13
レジャーサービス業概況
サービスエリア事業は、通行量の減少はもとより、観光客の立ち寄り減が大きく響いた
レストラン事業は、酒類提供店の時短営業やサルヴァトーレの閉店（10月）により大きく減収
TSUTAYA事業は、巣ごもり需要や大ヒット漫画の特需があり、特に書籍で増収
2020/3期 2021/3期
(百万円)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
営業収益 1,388 1,507 1,425 1,246 820 1,068 1,096 931
営業利益 11 40 32 △39 △154 △54 △24 △89
事業別収益 前年比較
25.0%
4.2%
0.0%
-25.0%
-26.6%
-50.0% -41.7%
-48.5%
SA事業 ﾌﾗﾝﾁｬｲｽﾞ事業 レストラン事業 TSUTAYA事業
14
連結貸借対照表
コロナ禍の厳しい状況ではあるが、車庫用地の取得など、必要な投資を行うため、借⼊⾦を意識
的に積み増す
自己資本比率は71.8％と、財務安定性は維持
（単位：百万円） 2020年3月期 2021年3月期 対前年比
流動資産 13,975 13,159 △815
主な固定資産 増減内訳
現預金 7,369 5,940 △1,428 賃貸収益不動産増（＋7億円)
売掛金 4,630 4,968 ＋338 2車庫用地取得(＋26億円)
その他 1,975 2,250 ＋274 償却・減損による減(△31億円)
固定資産 42,312 43,982 +1,670
有形固定資産 34,708 36,702 +1,993
主な負債 増減内訳
その他 7,603 7,280 △322
長期借入金増（＋38億円）
資産合計 56,287 57,142 ＋855 未払税金費用減（△7億円）
負債 13,125 16,071 ＋2,945 賞与引当金減（△1億円）
有利子負債 1,237 5,151 ＋3,914
未払金 2,755 2,597 △157
その他 9,132 8,322 △810 自己資本比率71.8％
純資産 43,161 41,071 △2,089
負債純資産計 56,287 57,142 ＋855
※Net Cash 6,131 789 △5,342
※Net Cash=期末現預金－期末有利子負債残高
15
連結キャッシュ・フローの推移
営業CFは厳しい本業の影響を受けて赤字に転落。設備投資も必要最低限のものに圧縮したが、
固定資産取得の支払いが嵩み、FCFは赤字を計上。⼿元資⾦取崩しと借⼊⾦増で対応
キャッシュフロー推移
（単位：億円) 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー FCF
54 52
46 49
40 43 41
31 33
28 26
22
14 16
9
4
-7
-13 -8
-19
-23 -25
-31 -30 -29
-38 -40
-46
-50 -48
'12/03 '13/03 '14/03 '15/03 '16/03 '17/03 '18/03 '19/03 '20/03 '21/03
*FCF=営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー
16
長期業績推移
営業収益は対前年比△20.9％。当期純利益も1978/3期の連結財務諸表作成義務化以降
初の赤字
2020/3期までは事業拡大に向けての人員確保などが利益圧迫要因として影響。2021/3期は
コロナ禍により赤字
営業収益 親会社株主に帰属する当期純利益
（百万円） （百万円）
45,889 45,076
43,873 44,522 44,562
42,333
39,964 40,469 39,656
35,669
2,133
1,991
1,749
1,534 1,574 1,579
1,452
1,155
993
'12/3 '13/3 '14/3 '15/3 '16/3 '17/3 '18/3 '19/3 '20/3 '21/3 '12/3 '13/3 '14/3 '15/3 '16/3 '17/3 '18/3 '19/3 '20/3 '21/3
期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期 期
△2,167
17
2022年3月期 業績予想
18
2022年3月期 業績予想
新型コロナウイルス感染症の収束時期は、依然として見通しが不透明であるが、ワクチン接種の進
捗等により、第1四半期を底として、徐々に回復していくものと想定
対前年比
2020/3期 2021/3期 2022/3期
(百万円)
実績 実績 予想
増減額 増減率
営業収益 45,076 35,669 41,100 ＋5,431 ＋15.2％
営業利益 2,043 △2,266 700 ＋2,966 -
経常利益 2,224 △1,314 1,020 ＋2,334 -
経常利益率 4.9% - 2.5% - -
親会社株主に帰属する
993 △2,167 500 ＋2,667 -
当期純利益
※ROA 3.9％ ‐ 1.8％ - -
※ROA=経常利益/期中平均総資産
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2022年3月期 業績予想推移
2020/3期 2021/3期 2022/3期 対前年比
(百万円)
実績 実績 予想 増減額 増減率
営業収益 45,076 35,669 41,100 +5,431 15.2%
自動車運送 20,575 15,871 17,023 +1,152 7.3%
車両物販・整備 6,223 6,184 6,051 △133 △2.2%
業務受託 2,988 2,983 3,345 +362 12.1%
不動産 4,304 3,999 4,276 +277 6.9%
レジャーサービス 5,568 3,917 4,226 +309 7.9%
旅行貸切 3,962 1,352 ※4,686 +3,334 246.6%
その他 1,455 1,361 1,557 +196 14.4%
営業利益 2,043 △2,266 700 +2,966 -
自動車運送 170 △2,514 △554 +1,960 -
車両物販・整備 508 421 353 △68 △16.2%
業務受託 245 203 187 △16 △7.9%
不動産 1,475 1,480 1,516 +36 2.4%
レジャーサービス 45 △323 △132 +191 -
旅行貸切 △377 △1,445 △641 +804 -
その他 △4 △56 16 +72 -
(セグメント間取引消去) △20 △33 △41 △8 -
※収益認識会計基準の適用による増収を含む
20
2022年3月期 セグメント概要
自動車運送
・中山間地…コミバス化、貨客混載バスの推進 車両物販・整備
・小都市・団地…サブスク乗車券の検討 ・神戸営業所新設による一般車検の増強
・都市部…神戸エリアや中距離線の路線拡充 ・脱エンジン車両の整備レベル向上による新
あわせて、全エリアで、超小型モビリティの活用 規顧客の獲得
方法を検討し、エリア内の移動を活性化
不動産
業務受託 ・収益物件の継続的な購入
・10月より加西市地域活性化拠点施設の ・分譲宅地の積極的な仕入
指定管理を新たに開始 ・リノベーション物件販売の強化
・更なる地域の指定管理施設の獲得
旅行貸切
・訪日客数の低迷は続くと予想
レジャーサービス ・学生団体を主に秋以降は需要回復
・書籍販売は前年の特需がなく減収予想 ・国内バスツアーもワクチン接種以降に
・不採算飲食店舗の閉店 相当数が回復すると見込む
・業態変更による新規出店
→2021/3ハンバーグ食堂KUHオープン
21
2022年3月期 具体的な取組み
自動車運送業
神戸エリアへの展開
神戸ベイエリアの回遊性を向上させる連節バス「Port Loop」の運行や、ポートライナーの混雑の
緩和に向けた神戸市ポートアイランド内の交通強化など、神戸中心エリアの当社事業を拡充
ポートアイランド内に新営業所を開設
（2021年5月）
バス収容能力の確保（97両）
連節バスの整備拠点化
神戸市より路線受託拡大
神戸空港アクセス強化
神戸ベイエリアの重要交通インフラへ
2021年4月より運行を開始した連節バス「Port Loop」 神戸営業所（完成予想図） 22
2022年3月期 具体的な取組み
自動車運送業
コロナ禍よる需要減退を補う取り組み、 環境にやさしい車両の導⼊、MaaSへの注力
コロナ禍においても、乗合バスの需要を創出す 脱炭素社会の実現に向け、バス事業者としてで
る新たな取り組みや実証実験の検証 きること
周辺都市から大都市へ乗り換えなしで向 2021年4月 西日本で初
かう中距離路線の拡充 となる水素で発電する燃料
電池バス（水素バス）の
4/1～ 姫路(北部)～三宮直行線新設 導入
4/1～ 三田～大阪線増便 今後も、CO2排出を抑制
する車両を導入
前年度実施したエリア・期間限定乗り放
題乗車券（サブスク）の効果検証と新た
なエリアへの導入 MaaSにおける実証実験を継続的に実施し、超
小型モビリティサービスは今年度の開始を目標
三田市で実証実験を行った「貨客混載バ
ス」の本格運行開始（5/7～）と、新たに
実施可能な路線へサービスを拡大
2021年1月兵庫県播磨科
2020年7月兵庫県三田市 学公園都市において、次世
中型バスによる公道での自動 代モビリティサービスと総合し
運転実証実験を実施 たMaaSの実験を実施 23
ESG対応推進
CO2排出抑制に向けた環境にやさしい車両の導入
E 【燃料電池バス（水素バス）、ハイブリッドバス】
まちづくり・地域づくりへの投資(人流を創ることで街と人を元気にする)
S 山間部での乗合バスだけではない移動手段と付帯サービスの提供
MaaSの実施に向けた実証試験の継続
都心への直通バス設置による通勤時間・通勤ストレスの圧縮
任意の指名・報酬委員会の設置（2021年4月27日付）
G 社外取締役比率50％（全役員に対する社外役員比率は57％）
→2021年6月の定時株主総会にて決議後
“ウィズコロナ”の時代でも住み続けられる街、元気な地域づくり
を追求し、多様な経営視点を勘案した長期的に持続可能な成
長を推進する
24
株主還元方針
2021/3期は赤字となるも、長期安定配当という配当方針のもと、1株当たり年間17.50円の配
当を実施
配当状況
（円） 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 前年差異
1株当たり当期純利益 66.11 262.17 290.55 164.99 △359.94 △524.93
1株当たり配当金 6.00 35.00 35.00 35.00 17.50 △17.50
※
配当性向 9.1％ 13.4% 12.0% 21.2% － －
※配当性向＝配当金の支払い額/当期純利益
注）2017年10月１日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施しているため、2018年3月期の期首に当該株式併合
が行われたと仮定して、「１株当たり当期純利益」を算定。
2022/3期の配当は、今後の業績動向を慎重に見極める必要があると判断し、未定
業績動向が見極められた段階で、可及的速やかに開示予定
25
参考資料
26
企業理念・ビジョン
企業理念
地域共栄 未来創成
ビジョン
積み重ねてきたことと
私たちの成長のすべてを、
地域・社会に活かす。
未来につなげる。
27
行動指針
「誠実に、果敢に、おもしろく」
誠実に 関わる人すべてを思いやり、責任を持って、やり遂げる。
一人ひとりが頼られる存在になるように、お客様、地域、取引先、株主のみなさま、社員など…関わる人すべてを思いやるこ
とが私たちの要。積み上げてきた実績や伝統から真摯に学び、関わることすべてに責任を持って、やり遂げることから新たな
伝統が生まれます。
果敢に 変化や失敗を恐れずに、粘り強く挑戦し続ける。
変化や失敗を恐れることなく、現状に満足しないで粘り強く挑戦し続ける姿勢。知識や経験を活かし、型にはまらず、勇気
ある行動を積み重ねていくことが成果や成功につながります。
おもしろく 自らの意志を持って、全力で仕事を楽しむ。
自らの意志を持って仕事に一生懸命取り組めば、私たち自身も、会社も、地域・社会も、未来も、もっとおもしろくなるは
ず。全力で、臨機応変に仕事を楽しめるかどうかが、これからの成長の鍵となります。
28
沿革
1927/08 神姫自動車株式会社誕生（資本金２０万円）
1949/06 菱油商事が神姫産業株式会社(現･連結子会社)に商号変更
1952/06 赤穂合同自動車株式会社が神姫自動車株式会社神戸タクシー部を吸収合併し､神姫タクシー株式会社(現･連結子会社)に商号変更
1961/10 大阪証券取引所へ上場(市場第二部)
1969/03 逓送部門を分離し､神姫逓送株式会社(現･連結子会社)を設立
1970/09 シンキ興業株式会社(現･連結子会社神姫フードサービス株式会社)を設立し､飲食業を開始
1970/04 車両部門(板金･塗装等)を分離し､完全自動車整備塗装株式会社(現･連結子会社神姫商工株式会社)を設立
1972/05 神姫バス株式会社に商号変更､事業年度を1年(3月末日)に変更
1982/12 神姫観光株式会社の旅行業以外の事業を分離し､神姫商産株式会社(現･連結子会社神姫クリエイト株式会社)を設立し､
1983年4月乗車券発売･広告･保険代理業等を開始
1984/01 株式会社ホープ(現･連結子会社神姫トラストホープ株式会社)を設立し､自動車の車両運行管理業を開始
1997/11 神姫観光バス株式会社(連結子会社)を設立し､1998年8月貸切旅客運送事業の運行部門の第一次営業譲渡を行い
貸切旅行事業を開業
2006/01 株式会社ハウジング幸陽を買収(連結子会社株式会社エルテオに商号変更)
2012/03 神姫バスツアーズ株式会社(連結子会社）を設立
2012/04 神姫観光ホールディングス株式会社(連結子会社）を設立
2012/07 吸収分割により旅行事業を神姫バスツアーズ株式会社に移管更に､吸収分割により神姫バスツアーズ株式会社及び
神姫観光バス株式会社の株式を神姫観光ホールディングス株式会社に承継させ､旅行事業及び貸切バス事業の経営を管理する中間持株会社
体制を構築
2013/07 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い､東京証券取引所(市場第二部)に上場
2016/10 タイ・バンコクにShinki International Co.,Ltd. (現･非連結子会社）を設立
2017/01 神姫産業株式会社が株式会社大陽商会を吸収合併
2019/03 Shinki International Co.,Ltd.がHeisei Enterprise Thailand Co.,Ltd.を買収し、Thai Cross Japan Tour Co.,Ltd. (現･非連結子会社）に
商号変更
2019/04 東京オフィス開設
2019/10 株式会社エルテオが神姫バスオール株式会社を吸収合併し、神姫バス不動産株式会社（現・連結子会社）に商号変更
2020/02 株式会社ケアサービス神姫（現・連結子会社）を設立し、介護事業を分社独立化
2020/05 神姫観光バス株式会社が神姫観光ホールディングス株式会社、神姫バスツアーズ株式会社を吸収合併し、神姫観光株式会社に商号変更
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財務ハイライト（連結経営指標の推移）
決算年月 単位 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
売上高 （百万円） 44,522 44,562 45,889 45,076 35,669
経常利益 （百万円） 3,027 2,821 2,567 2,224 △1,314
当期純利益（親会社株主に帰属する） （百万円） 1,991 1,579 1,749 993 △2,167
包括利益（親会社株主に帰属する） （百万円） 2,099 1,692 1,039 455 △1,983
資本金 （百万円） 3,140 3,140 3,140 3,140 3,140
発行済株式総数 （千株） 30,860 6,172 6,172 6,172 6,172
純資産額 （百万円） 40,614 42,102 42,915 43,161 41,071
総資産額 （百万円） 55,585 57,371 56,638 56,287 57,142
１株当たり純資産額 （円） 6,737.43 6,986.55 7,121.77 7,162.92 6,816.37
１株当たり配当額 （円） 6.00 35.00 35.00 35.00 17.50
１株当たり当期純利益額 （円） 330.54 262.17 290.55 164.99 △359.94
自己資本比率 （％） 73.02 73.34 75.73 76.63 71.83
自己資本利益率 （％） 5.03 3.82 4.12 2.31 ‐
営業活動によるキャッシュ・フロー （百万円） 4,048 5,177 4,299 4,059 △815
投資活動によるキャッシュ・フロー （百万円） △3,124 △2,954 △2,926 △2,473 △4,022
財務活動によるキャッシュ・フロー （百万円） △1,197 △1,037 △775 △555 3,409
現金及び現金同等物の期末残高 （百万円） 4,429 5,615 6,212 7,244 5,815
従業員数 3,280 3,207 3,281 3,293 3,158
（人）
［外、平均臨時雇用者数］ ［1,728］ ［1,748］ ［1,789］ ［1,758］ ［1,569］
※当社は、2017年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を行っております。2018年3月期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、1株当たり純資
産及び1株当たり当期純利益額を算定しています。
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ディスクレーマー
＜ 見通しに関する注意事項 ＞
当資料に記載されている内容は、いくつかの前提に基づいたものであり、将来の計画数値や施策
の実現を確約したり保証したりするものではありません。
問い合わせ先
総務部 秘書広報課
079-223-1241 (代表)
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