9081 神奈中交 2019-04-25 15:00:00
2019年3月期 決算説明資料 [pdf]

2019年3月期 決算説明資料




    2019年4月25日
   神奈川中央交通株式会社
セグメントの概況(1)

一般旅客自動車運送事業
 乗合業においては、2018年3月のイオンモール座間開業に伴い、小田急相模原駅および南林
間駅からの直行便を運行開始したことなどにより増収となりました。また、お客さまがスムーズ
に乗降しやすいノンステップバスを148両導入するとともに、5月に辻堂駅北口~湘南ライフタ
ウンおよび慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス間の2系統の路線において連節バス「ツインライ
ナー」による急行運転を開始したほか、9月には空港リムジンバス「田村車庫・本厚木駅~羽田
空港線」において東名大和バス停への乗り入れを開始しました。さらに、2019年2月に湘南ラ
イフタウンより藤沢市の交通空白地域である石川地区への運行を開始するとともに、3月には神
奈川中央交通西㈱にて東武バスウエスト㈱と共同で藤沢・辻堂・本厚木~川越方面への都市間高
速バス路線の運行を開始するなど、さらなる輸送の効率化および利便性の向上を図りました。

 貸切業においては、神奈中観光㈱にて、車両の代替に合わせバリアフリーに対応した車椅子リ
                                                 連節バス「ツインライナー」
フト付車両を増車し利便性向上を図りました。また、積極的な営業活動に努めたことで旅行エー
ジェントからの受注が増加したことなどにより稼働率が向上し増収となりました。

 乗用業においては、高齢の方や車椅子ご利用の方など、さまざまなお客さまが利用しやすいユ
ニバーサルデザインの次世代型タクシー「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」の導入を推進
し利便性向上を図ったほか、送迎に加えマタニティや付き添いが必要な方などお客さまのニーズ
に合わせたサービスを提供する「さぽーとタクシー」の利用が順調に推移しました。また、
2017年8月より導入したスマートフォンアプリや音声自動受付(IVR)による無線配車サー
ビスの利用者数が増加したものの、乗務員不足による稼動減が影響し減収となりました。

 以上の結果、一般旅客自動車運送事業全体の売上高は59,249百万円(前期比0.4%減)、営
業利益は2,838百万円(前期比5.6%増)となりました。

                                                 藤沢・辻堂・本厚木~川越方面への都市間高速バス




                                   1
セグメントの概況(2)

不動産事業
 分譲業においては、伊勢原市桜台にて小田急不動産㈱およびセコムホームライフ㈱とのマン
ション共同事業「リーフィアレジデンス伊勢原」の販売を前期に引き続き行うとともに、藤沢
市羽鳥にて大和ハウス工業㈱および㈱長谷工コーポレーションとのマンション共同事業「プレ
ミスト湘南辻堂」の販売を進めました。また、横浜市磯子区洋光台にて5月より開始した戸建
分譲を完売するとともに、2019年1月より茅ヶ崎市室田および横浜市旭区さちが丘にて戸建
分譲を開始したことなどにより増収となりました。

 賃貸業においては、前期に新規テナントが入居した「厚木第一ビル」および「相模大野ビ
ル」の賃貸収入が通期寄与したことに加え、9月より「港南中央ビル」に新規テナントが入居
したほか、2019年1月より新たに「平塚市浅間町貸店舗」の賃貸を開始したことなどにより
増収となりました。

  以上の結果、不動産事業全体の売上高は6,671百万円(前期比12.6%増)、営業利益は
2,427百万円(前期比8.6%増)となりました。                             茅ヶ崎市室田戸建分譲(イメージ)




                                 自動車販売事業
                                  自動車販売事業においては、神奈中相模ヤナセ㈱にて、6月にフルモデルチェンジしたメル
                                 セデス・ベンツ「Gクラス」や「CLSクラス」および12月にフルモデルチェンジした「Aク
                                 ラス」などの新車に加え、中古車の販売が順調に推移しました。また、神奈川三菱ふそう自動
                                 車販売㈱にて、8月にマイナーチェンジした小型トラック「キャンター」の販売が順調に推移
                                 するとともに、整備部門において積極的な営業活動により受注が増加したものの、大型バス代
                                 替需要の減少により減収となりました。

                                   以上の結果、自動車販売事業全体の売上高は30,985百万円(前期比0.9%増)となりまし
                                 たが、販促活動の強化に伴う宣伝広告費の増加などにより、営業利益は297百万円(前期比
                                 8.1%減)となりました。
12月にフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツ「Aクラス」




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セグメントの概況(3)

その他の事業
 流通業においては、㈱神奈中商事にて、バスICカードシステム機器の代替受注により部品販
売が増加したことに加え、原油高の影響に伴い燃料の販売単価が上昇したことなどにより増収と
なりました。

 ビル管理業においては、横浜ビルシステム㈱にて、大型商業施設の清掃管理業務や公共施設の
設備管理業務を新規受注したことに加え、前期に受注したオフィスビルの設備管理業務が通期寄
与したことなどにより増収となりました。また、㈱アドベルにて、前期に受注したリゾートホテ
ルに付帯するスパ施設の清掃業務が通期寄与したことなどにより増収となりました。

 商用車架装業においては、カプラ架装におけるオプション受注の増加などにより販売単価が増
加したものの、競合他社との競争激化によりトラックメーカーへの部品販売が減少したことなど
により減収となりました。

 レジャー・スポーツ業においては、㈱神奈中スポーツデザインにて、フィットネス部門やゴル
                                                  「中伊豆グリーンクラブ」
フ場部門において積極的な営業活動により売上が増加しましたが、スイミング部門における新規
会員数の減少などにより減収となりました。

 飲食・娯楽業においては、4月に「ドトールコーヒーショップ相模原駅前店」をリニューアル
し、顧客満足度の向上に努めました。また、9月には「らーめん花樂四之宮店」を業態変更し、
新ブランドの「北海道らーめん麺処うたり平塚四之宮店」としてオープンし順調に推移したもの
の、TSUTAYA店舗における売上不振や閉店などにより減収となりました。

 ホテル業においては、旅行エージェントへ積極的な営業活動を行い宿泊客が増加したものの、
宴会部門の組数減や料飲部門におけるピザ店のデリバリーの売上が減少したことなどにより減収
となりました。

 以上の結果、その他の事業全体の売上高は31,183百万円(前期比2.9%増)となりましたが、
各社におけるアルバイト・パート人件費の増加などにより、営業利益は1,284百万円(前期比
14.3%減)となりました。                                    「ドトールコーヒーショップ相模原駅前店」




                                   3
連結損益計算書(1)
                                                                                                 単位:百万円
                                                                                  2019年3月期
             2019年3月期      2018年3月期       増減                         摘要             業績予想         増減
                                                                                 (2018年4月公表値)

                                            1,045       その他の事業 +886、不動産事業 +746                   △ 1,390
  売上高            114,809       113,763                  セグメント間消去 △628                  116,200
                                               (0.9%)                                              (△ 1.2%)
                                                      不動産事業 +191
  営業利益             6,606         6,481          125   一般旅客自動車運送事業 +150                   5,990        616
                                               (1.9%) その他の事業 △214                                   (10.3%)

  経常利益             6,789         6,476          313     営業外収益 +103                       5,920        869
                                               (4.8%)                                               (14.7%)

                                           △ 612        補助金収入 △373                                  △ 44
  特別利益              195           807                   固定資産売却益 △198                       240
                                          (△ 75.8%)                                               (△ 18.4%)

  特別損失              631           742      △ 111        固定資産圧縮損 △373
                                                                                           600          31
                                                        固定資産除却損 +206
                                          (△ 15.0%)                                                  (5.2%)

  親会社株主に帰属                                 △ 146                                                      549
  する当期純利益          4,089         4,236                                                   3,540
                                           (△ 3.5%)                                                 (15.5%)

  1株当たり
  当期純利益
                332.64円       343.51円    △ 10.87円                                     287.05円     45.59円



  減価償却費            6,379         6,355           24

  EBITDA          12,986        12,836          150     ※営業利益+減価償却費



  資本的支出            8,679         7,479      1,200

   当社は、2017年10月1日付で普通株式5株につき1株の割合で株式併合を実施したため、前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、
  1株当たり当期純利益を算定しております。
                                                   4
連結損益計算書(2)


 売上高
  その他の事業は、流通業におけるバスICカードシステム機器の販売や燃料販売単価の上昇により増収。
  不動産事業は、新築分譲マンション「プレミスト湘南辻堂」などの販売により増収。




 営業利益
  不動産事業における増収やテナントビル修繕費の減少により増益。



 経常利益
  営業利益の増加により増益。



 特別利益
 1 固定資産売却益     38百万円   車両売却益等
 2 補助金        147百万円   乗合バス購入補助金等
 特別損失
 1 固定資産除却損    328百万円 バス営業所建替に伴う除却損等
 2 固定資産圧縮損    144百万円 補助金による圧縮損
 3 減損損失       106百万円 自動車整備業における整備工場移転に伴う用途変更等




                            5
連結貸借対照表
                                                                                         単位:百万円

               2019年3月期      2018年3月期      増減                                 摘要


    流動資産            22,256        21,744           512     受取手形及び売掛金 +542
                                                  (2.4%)

    固定資産           130,920       127,789         3,130     有形固定資産 +1,848(リース資産 +2,438)
                                                  (2.4%)

    資産合計           153,176       149,533         3,642
                                                  (2.4%)

                                                 5,910   1年内償還予定の社債 +5,000
    流動負債            47,952        42,042
                                                 (14.1%) リース債務 +346

                                               △ 6,565   1年内償還予定の社債 △5,000
    固定負債            45,159        51,724
                                               (△ 12.7%) 長期借入金 △3,665、リース債務 +1,819

    負債合計            93,112        93,767        △ 654
                                                (△ 0.7%)

    純資産合計           60,064        55,766         4,297     利益剰余金 +3,659
                                                  (7.7%)

    負債純資産合計        153,176       149,533         3,642
                                                  (2.4%)



  1株当たり純資産額      4,533.08円     4,178.53円   354.55円

  自己資本比率            36.3%         34.5%            1.8P

  有利子負債残高           46,979        50,480       △ 3,500

   「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、
  繰延税金資産は固定資産の区分に、繰延税金負債は固定負債の区分に含まれております。
   なお、前連結会計年度の連結貸借対照表及び自己資本比率については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。
                                           6
連結キャッシュ・フロー計算書
                                                                                     単位:百万円

                   2019年3月期      2018年3月期      増減                          摘要


                                                     404     仕入債務の増減額 +1,504
  営業キャッシュ・フロー           10,375         9,970                 売上債権の増減額 △847
                                                    (4.1%)

  投資キャッシュ・フロー         △ 4,937       △ 5,979      1,042       固定資産の取得による支出の減 +1,363
                                                 (17.4%)

  財務キャッシュ・フロー         △ 5,110       △ 3,813    △ 1,296       長期借入による収入の減 △2,700
                                               (△ 34.0%)

  現金及び現金同等物の増減額           327            177         150
                                                 (84.5%)

  現金及び現金同等物の期末残高         2,795         2,468         327
                                                 (13.3%)




                                     7
売上高・利益の推移

                                      売上高                        通期
                                                                                                           営業利益                     通期
          百万円                                                                    百万円
                                      115,525    113,763    114,809                      6,593     6,815     6,810               6,606
120,000         108,619    111,543                                                                                     6,481
                                                                              7,000

100,000                                                                       6,000

                                                                              5,000
 80,000
                                                                              4,000
 60,000
                                                                              3,000
 40,000
                                                                              2,000
 20,000                                                                       1,000

     0                                                                            0
            2014年度        2015年度     2016年度     2017年度     2018年度                      2014年度    2015年度    2016年度    2017年度    2018年度




                                     経常利益                            通期
                                                                                         親会社株主に帰属する当期純利益
     百万円                                                                         百万円                                                 通期
                                       6,713                 6,789
 7,000          6,386       6,425                 6,476                       5,000
                                                                                                                       4,236     4,089
                                                                                                             3,977
 6,000                                                                                   3,723
                                                                              4,000
 5,000                                                                                             3,131
                                                                              3,000
 4,000

 3,000                                                                        2,000
 2,000
                                                                              1,000
 1,000

     0                                                                           0
           2014年度         2015年度     2016年度     2017年度     2018年度                      2014年度    2015年度    2016年度    2017年度    2018年度


                                                                          8
設備投資額/EBITDA・有利子負債の推移

                                 設備投資額/EBITDA                             設備投資額
                                                                          EBITDA
                  百万円

         14,000                                  12,644       12,836       12,986
                         12,192      12,294
         12,000

         10,000                   8,868       8,961                     8,679
                                                           7,479
          8,000
                    5,908
          6,000

          4,000

          2,000

             0
                    2014年度        2015年度      2016年度      2017年度       2018年度



                                   有利子負債残高
             百万円

         60,000                                52,999
                        50,378     51,667                  50,480
                                                                        46,979
         50,000

         40,000

         30,000

         20,000

         10,000

              0
                    2014年度        2015年度      2016年度      2017年度       2018年度


                                               9
連結決算の範囲


  神奈中グループ        子会社 24社、関連会社 3社
  うち   連結子会社          24社
       持分法適用会社         2社(大山観光電鉄㈱、㈱小田急保険サービス)



   ≪主な連結会社≫
   【一般旅客自動車運送事業】
    神奈川中央交通(株)、相模中央交通(株)、神奈中ハイヤー(株)、神奈中観光(株)
   【不動産事業】
    神奈川中央交通(株)、相模中央交通(株)、神中興業(株)
   【自動車販売事業】
    神奈川三菱ふそう自動車販売(株)、神奈中相模ヤナセ(株)
   【その他の事業】
    神奈川中央交通(株)、(株)神奈中商事、(株)神奈中スポーツデザイン、
    (株)アドベル、(株)神奈中情報システム、横浜ビルシステム(株)


                         10
セグメント情報(一般旅客自動車運送事業)
                                                                                             単位:百万円
                                                                              2019年3月期
               2019年3月期          2018年3月期          増減                   摘要      業績予想          増減
                                                                             (2018年4月公表値)
                                                             乗合業 +332
  売上高                 59,249           59,474       △ 224    貸切業 +24                60,010    △ 760
                                                    (△ 0.4%) 乗用業 △581                         (△ 1.3%)
                                                             乗合業 +71
  営業利益                 2,838            2,687           150 貸切業 +22                  2,250       588
                                                      (5.6%) 乗用業 +56                           (26.1%)

  資産                  60,036           59,355           680

  減価償却費                4,541            4,522           19

  減損損失                    -                   2         △2

  資本的支出                5,838            6,337       △ 499


  【対前年】
    売上高は、乗合業において輸送人員が増加したものの、乗用業において乗務員不足により稼働が減少し減収。
    営業利益は、原油高の影響により燃料費が増加したものの、乗合業の増収に加え人件費の減少などにより増益。



  ※参考 乗合業輸送人員                                     単位:百万人
          2019年3月期    2018年3月期       増減率           摘要

  定期外           181            181   △ 0.2%
  定期            66             64      3.2%
  合計            247            245     0.7%

                                                        11
セグメント情報(不動産事業)
                                                                                    単位:百万円
                                                                     2019年3月期
           2019年3月期       2018年3月期        増減                   摘要      業績予想          増減
                                                                    (2018年4月公表値)

  売上高            6,671          5,925       746     分譲業 +692
                                                                            8,140   △ 1,468
                                                    賃貸業 +53
                                          (12.6%)                                    (△ 18.0%)

  営業利益           2,427          2,235       191     分譲業 +37
                                                                            2,530     △ 102
                                                    賃貸業 +154
                                           (8.6%)                                     (△ 4.1%)

  資産            42,699         42,615          83

  減価償却費           961            971       △9

  減損損失                2              21    △ 18

  資本的支出          1,197           216        980


  【対前年】
    分譲業における新築分譲マンション「プレミスト湘南辻堂」の販売に加え、賃貸業において、新たに賃貸を開始した「平塚市
   浅間町貸店舗」が寄与したことや、修繕費の減少などにより増収増益。




                                               12
セグメント情報(自動車販売事業)
                                                                                           単位:百万円
                                                                            2019年3月期
               2019年3月期       2018年3月期       増減                       摘要      業績予想          増減
                                                                           (2018年4月公表値)

  売上高               30,985         30,719       265     商用車販売  △163
                                                                                  31,600    △ 614
                                                        輸入車販売  +429
                                               (0.9%)                                       (△ 1.9%)

  営業利益                297            323      △ 26      商用車販売  +37
                                                                                     320     △ 22
                                                        輸入車販売  △63
                                             (△ 8.1%)                                       (△ 7.1%)

  資産                17,217         16,823       394

  減価償却費               306            314        △7

  減損損失                    -              -         -

  資本的支出               327            527     △ 199


  【対前年】
    商用車販売において、大型バスの代替需要が減少したものの、車両整備や部品販売の増収により増益。
    輸入車販売においては、モデルチェンジした新車の販売に加え、中古車の販売が順調に推移したものの、販促活動の強化に伴
   う宣伝広告費の増加などにより減益。


  ※参考 新車販売台数                                  単位:台
               2019年3月期       2018年3月期       増減

  トラック               2,051          1,957         94

  バス                   235            263       △ 28

  輸入車                  505            531       △ 26


                                                  13
セグメント情報(その他の事業)
                                                                                       単位:百万円
                                                                        2019年3月期
           2019年3月期      2018年3月期        増減                       摘要      業績予想          増減
                                                                       (2018年4月公表値)

  売上高           31,183        30,297         886     流通業 +1,329
                                                                              30,830       353
                                                     一般飲食業 △381
                                            (2.9%)                                        (1.1%)

  営業利益           1,284         1,498      △ 214      サービス業 △198
                                                                               1,300     △ 15
                                                     商用車架装業 △67
                                         (△ 14.3%)                                      (△ 1.2%)

  資産            36,207        33,014       3,192

  減価償却費           570           547            22

  減損損失            103               47         55

  資本的支出          1,523          601          921


  【対前年】
    流通業におけるバスICカードシステム機器の販売や燃料販売単価の上昇により増収となったものの、サービス業における人
   件費の増加や商用車架装業における部品販売の減少により減益。




                                              14
2020年3月期の業績予想




      15
連結業績予想
                                                            単位:百万円
               2020年3月期
                             2019年3月期      増減          摘要
                 業績予想

  売上高              114,900       114,809         90
                                              (0.1%)

  営業利益               5,760         6,606    △ 846
                                           (△ 12.8%)

  経常利益               5,730         6,789   △ 1,059
                                           (△ 15.6%)

  特別利益                140           195      △ 55
                                           (△ 28.5%)

  特別損失                770           631         138
                                             (22.0%)
  親会社株主に帰属する                                △ 849
  当期純利益
                     3,240         4,089
                                           (△ 20.8%)
  1株当たり
  当期純利益           264.37円       332.64円 △ 68.27円


  減価償却費              7,150         6,379        770

  資本的支出             20,760         8,679    12,080


  【対前年】
    不動産事業における戸建分譲や自動車販売事業におけるトラック販売台数増加などにより増収となるものの、一般旅客自
   動車運送事業において営業用車両や車載機器の代替などの設備投資により減価償却費が増加し減益。




                                           16
セグメント別業績予想(一般旅客自動車運送事業)
                                                                  単位:百万円
               2020年3月期
                               2019年3月期       増減             摘要
                 業績予想

  売上高                 58,950         59,249     △ 299
                                               (△ 0.5%)

  営業利益                 2,030          2,838     △ 808
                                              (△ 28.5%)

  減価償却費                5,170          4,541        628

  資本的支出               13,770          5,838     7,931


  【対前年】
    売上高は、乗合業における大型連休や大学の学部移転に伴う輸送人員の減少などにより減収。
    営業利益は、減収に加え営業用車両や車載機器の代替などの設備投資により減価償却費が増加し減益。



  ※参考 乗合業輸送人員計画                                     単位:百万人
          2020年3月期
                      2019年3月期        増減率             摘要
            業績予想

  定期外           180            181    △ 0.5 %

  定期            65             66     △ 1.7 %

  合計            245            247    △ 0.8 %


                                              17
セグメント別業績予想(不動産事業)
                                                         単位:百万円
             2020年3月期
                           2019年3月期      増減         摘要
               業績予想

  売上高              7,170         6,671        498
                                          (7.5%)

  営業利益             2,470         2,427        42
                                          (1.8%)

  減価償却費             970           961          8

  資本的支出            1,310         1,197        112


  【対前年】
    分譲業における戸建分譲の実施や賃貸業において前期に賃貸を開始した「平塚市浅間町貸店舗」が通期寄与することによ
   り増収増益。




                                         18
セグメント別業績予想(自動車販売事業)
                                                                   単位:百万円
               2020年3月期
                                2019年3月期          増減          摘要
                 業績予想

  売上高                  31,480           30,985         494
                                                     (1.6%)

  営業利益                   240              297       △ 57
                                                  (△ 19.2%)

  減価償却費                  320              306           13

  資本的支出                 2,090             327       1,762


  【対前年】
    商用車販売におけるトラックの販売台数の増加により増収となるものの、車両整備や部品販売の減少、輸入車販売におけ
   る一台当たりの車両売上高の減少などにより減益。


  ※参考 新車販売台数                                     単位:台
          2020年3月期
                         2019年3月期           増減
            業績予想

  トラック         2,351            2,051             300

  バス            258              235               23

  輸入車           549              505               44



                                                  19
セグメント別業績予想(その他の事業)
                                                         単位:百万円
             2020年3月期
                           2019年3月期      増減         摘要
               業績予想

  売上高             31,960        31,183        776
                                          (2.5%)

  営業利益             1,380         1,284        95
                                          (7.4%)

  減価償却費             680           570         109

  資本的支出            3,930         1,523    2,406


  【対前年】
    流通業や情報サービス業におけるバスICカードシステム機器やドライブレコーダーなどの車載機器の代替需要により増
   収増益。




                                         20
(参考)個別業績予想
                                                         単位:百万円
          2020年3月期
                          2019年3月期      増減          摘要
            業績予想

                                         △ 196
  売上高          53,800          53,996
                                         (△ 0.4%)

  営業利益          3,630           4,126    △ 496
                                        (△ 12.0%)

  経常利益          3,840           4,472    △ 632
                                        (△ 14.2%)

                                         △ 124
  特別利益               90          214
                                        (△ 57.9%)

                                             102
  特別損失           620             517
                                          (19.9%)

                                         △ 605
  当期純利益         2,360           2,965
                                        (△ 20.4%)

  1株当たり
  当期純利益
             192.67円         241.22円 △ 48.55円




                                        21
 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大き
く異なる可能性があります。




【問い合わせ先】
  神奈川中央交通株式会社   総務部
                TEL 0463-22-8800




                       22