9076 セイノーHD 2020-11-13 15:20:00
2021年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上場会社名 セイノーホールディングス株式会社 上場取引所 東名
コード番号 9076 URL http://www.seino.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 田口 義隆
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 財務IR部・経理部担当 (氏名) 野津 信行 TEL 0584-82-5023
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 2020年12月4日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 279,884 △11.0 9,085 △44.3 11,135 △34.7 6,488 △69.5
2020年3月期第2四半期 314,538 ― 16,312 ― 17,058 ― 21,264 ―
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 10,097百万円 (△50.3%) 2020年3月期第2四半期 20,298百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 34.14 ―
2020年3月期第2四半期 104.43 ―
(注)会計方針の変更に伴い遡及適用が行われたため、2020年3月期第2四半期の財務数値については遡及適用後の数値を記載しております。なお、対前年
同四半期増減率は記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第2四半期 620,998 411,939 65.8 2,240.71
2020年3月期 654,532 432,813 65.1 2,175.29
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 408,734百万円 2020年3月期 426,163百万円
(注)会計方針の変更に伴い遡及適用が行われたため、2020年3月期の財務数値については遡及適用後の数値を記載しております。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 11.00 ― 28.00 39.00
2021年3月期 ― 11.00
2021年3月期(予想) ― ― ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2021年3月期期末及び年間配当金予想額については未定です。詳細は「※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項」をご覧ください。
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 583,000 △6.8 20,600 △30.6 23,500 △25.4 13,500 △47.8 72.37
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
(注)会計方針の変更に伴い遡及適用が行われたため、対前期増減率は遡及適用後の数値を用いて算定しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 207,679,783 株 2020年3月期 207,679,783 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q 25,267,029 株 2020年3月期 11,769,269 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 190,052,975 株 2020年3月期2Q 203,605,493 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付書類P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
四半期決算補足説明資料は、決算発表後、速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。また、2020年11月20日(金)に機関投資家及びアナリスト向けの決
算説明会を開催する予定です。
当社は、原則として年間11円の配当金を下限とし、連結配当性向30%を目処とすることを利益配分の基本方針としています。
今期の配当金につきましては、基本方針に基づき、1株当たり11円とする中間配当を実施し、これを含めた年間の配当性向が30%となるよう期末配当を実施
する予定です。
セイノーホールディングス㈱(9076) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
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セイノーホールディングス㈱(9076) 2021年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が5月に
解除され、徐々に企業活動が再開されたものの、感染症拡大の収束が見通せない中、依然先行きが不透明な厳し
い状況で推移いたしました。
当社グループの主要な事業にあたる輸送業界では、コロナ禍での働き方や消費スタイルの変化によるEC市場の
拡大に伴い宅配貨物の増加がみられたものの、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞により国
内貨物輸送量の減少傾向が続き、厳しい経営環境となりました。
このような状況のもと、当社グループは、今年度を初年度とする新3ヵ年中期経営方針「『Connecting our
values』~すべてはお客様の繁栄のために~」のもと、第2次総合物流商社から価値創造型総合物流商社へ進化
させ、またオープン・パブリック・プラットフォームの加速や価値創造型SDGsの展開により、お客様への課題解
決の提供拡大などを通じて、企業価値向上に向け一丸となって邁進してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,798億84百万円(前年同期比11.0%減)、営業利益は90億85
百万円(前年同期比44.3%減)、経常利益は111億35百万円(前年同期比34.7%減)、親会社株主に帰属する四半
期純利益は64億88百万円(前年同期比69.5%減)となりました。
当社グループでは、事業内容を4つのセグメントに分けております。各セグメント別の状況は以下のとおりで
す。
①輸送事業
輸送事業におきましては、「Noと言わないセイノー」をモットーに、どんな荷物でも、どんな量でも、サイズ
に見合った最適な輸送モードを無料で提案するサービス「セイノー輸送なびPro」の提供を開始しました。パレッ
ト商品や特殊形状貨物等の輸送において、対応可能な運送会社を探す悩みや、車両手配の手間、1車貸し切りで
は割高でコスト増になっている輸送など、お客様の困りごとを解決しております。
輸送事業の中核会社である西濃運輸株式会社では、コロナ禍での経済活動の停滞により取扱物量が大幅に減少
するなか、渉外履歴を含む顧客情報を一元管理する「顧客カルテシステム」を導入し、お客様に必要な情報やサ
ービスをタイムリーにご案内できるようにするとともに、お客様の軒先でタブレット端末を利用して閲覧するこ
とで、適正運賃収受に向けた営業ツールとしても活用してまいりました。
また、物量が減少するなかで運行便の見直しを行い、積載量が落ち込んでいる運行コースの減便を実施するこ
とで、運行コストの削減に取り組んでまいりました。
この結果、売上高は2,120億52百万円(前年同期比8.8%減)、営業利益は62億69百万円(前年同期比49.2%
減)となりました。
②自動車販売事業
自動車販売事業中、乗用車販売におきましては、地域ナンバー“ワン”に向けた店舗のリニューアルやサービス
体制の充実により一層のCS向上を目指してまいりました。また、サポートカーを中心としたキャンペーン等の展開
や、残価型割賦販売の活用による早期代替提案、新型車の投入効果を活かした営業展開を行ってまいりましたが、
緊急事態宣言の解除による生産体制の回復やトヨタ車の全車種併売化の影響もあり新車販売台数は回復傾向にある
ものの、前年同期実績を下回る結果となりました。また、中古車販売においても、海外中古車市場の低迷の影響も
あり、販売台数は前年同期実績を下回りました。サービス部門は車検や整備入庫に加え、メンテナンスパックやボ
ディーコート等の繰返し入庫につながる商品の販売促進を図ることで、収益の確保に努めてまいりました。
トラック販売におきましては、増客活動と保有台数の増加を図るために拡販に努めましたが、国内の新車販売台
数はコロナ禍のキャンセルや前年に環境規制対応の特需などの影響もあり前年同期実績を下回りました。また、鈑
金塗装工場の活用と岐阜日野自動車安八営業所整備工場に車検レーンを増設したことにより外注業務の内製化を進
めることで、整備利益の確保に繋げてまいりました。
この結果、売上高は438億17百万円(前年同期比19.3%減)、営業利益は20億85百万円(前年同期比31.1%減)
となりました。
③物品販売事業
物品販売事業におきましては、燃料や紙・紙製品に代表される物品の販売を行っております。燃料販売における
販売単価の下落の影響もあり、売上高は146億69百万円(前年同期比9.6%減)、営業利益は3億63百万円(前年同
期比13.7%減)となりました。
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セイノーホールディングス㈱(9076) 2021年3月期 第2四半期決算短信
④不動産賃貸事業
不動産賃貸事業におきましては、主に都市開発の影響や狭隘化などの理由で代替化措置を図ったトラックター
ミナル跡地や店舗跡地などを賃貸マンション等として運用をしております。
その結果、売上高は9億26百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益は7億45百万円(前年同期比9.9%増)と
なりました。
⑤その他
その他におきましては、情報関連事業、住宅販売業、建築工事請負業、タクシー業および労働者派遣業などを
行っております。売上高は84億19百万円(前年同期比20.6%減)、営業利益は1億81百万円(前年同期比60.1%
減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、6,209億98百万円と前連結会計年度末に比べ335億34百万円の減少とな
りました。土地や投資有価証券が増加したものの、現金及び預金、有価証券、営業未収金及び売掛金が減少したこ
となどが主な要因であります。負債については、2,090億59百万円と前連結会計年度末に比べ126億60百万円の減少
となりました。営業未払金及び買掛金、未払費用、未払法人税等が減少したことなどが主な要因であります。ま
た、純資産については、4,119億39百万円と前連結会計年度末に比べ208億73百万円の減少となりました。自己株式
を取得したことなどが主な要因であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
わが国経済の今後の見通しは、緊急事態宣言の解除により、停滞していた経済活動が再開し、Go To キャンペ
ーンに代表される各種政策の効果もあり消費活動の活性が期待されるものの、感染症拡大の収束時期の予想が立
たないなど、依然として厳しい状況が続くと予測されております。
当社グループの主要な事業にあたる輸送業界におきましては、適正運賃収受の取り組みが継続されているもの
の、長距離ドライバーをはじめとする人手不足や国内貨物輸送量の減少も見込まれております。
このような情勢の中、当社は「ロジのセイノー」の旗印の下、トラックターミナルと物流センターを融合させ
たロジ・トランス機能の拡大に加えて、ファクトリー機能の提供によるお客様サポートに努めるとともに、EDI連
携や出荷支援Webサービスに代表されるITサービスなど、お客様のバリューチェーン全体を向上させるサービスを
提供することで、収入と利益の確保に繋げてまいります。
また、モーダルシフトなどの運び方改革や荷役分離を促進するとともに、QRコードによる無人自動仕分機の導
入や、老朽化・狭隘化した施設の建て替えや改修など、従業員の採用定着に資する施策を積極的に実施してまい
ります。
自動車販売事業の乗用車販売では、トヨタ販売店の全車種併売化に伴い、事業基盤の強化が喫緊の課題と認識
し、顧客情報管理システム(i-CROP)による最適な顧客対応や店舗のリニューアル等を実施してまいります。ト
ラック販売でも、小型トラック拡販に向けたSFA(営業支援ツール)の整備や先進整備機器の活用とレーン拡充に
よる車検掌握率向上等により、収益力の向上を目指してまいります。その他、整備士確保のための先進整備機器
導入によるES向上を図ってまいります。
当社グループといたしましては、新中期経営方針に則り、お客様の繁栄に貢献し新たな価値を提供する企業集
団に向けて、更なる成長を目指してまいります。
なお、第2四半期連結累計期間の業績及び今後の見通しを踏まえ、2020年8月7日に公表しました2021年3月
期の通期業績予想を修正いたしました。
詳細は、2020年11月13日に別途公表しました「2021年3月期第2四半期累計期間連結業績予想と実績の差異お
よび通期連結業績の予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 95,846 65,300
受取手形 6,768 5,884
営業未収金及び売掛金 112,278 106,011
有価証券 14,207 5,205
たな卸資産 13,778 14,349
その他 5,715 6,750
貸倒引当金 △262 △281
流動資産合計 248,331 203,220
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 101,971 99,864
機械装置及び運搬具(純額) 22,440 22,827
工具、器具及び備品(純額) 3,608 3,386
土地 174,108 182,455
建設仮勘定 5,604 8,453
その他(純額) 8,251 7,922
有形固定資産合計 315,984 324,909
無形固定資産
のれん 13,093 12,301
その他 4,613 4,613
無形固定資産合計 17,707 16,914
投資その他の資産
投資有価証券 51,439 56,716
長期貸付金 224 223
繰延税金資産 15,515 13,732
その他 5,804 5,744
貸倒引当金 △474 △463
投資その他の資産合計 72,509 75,954
固定資産合計 406,201 417,778
資産合計 654,532 620,998
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形 1,847 1,460
営業未払金及び買掛金 46,863 43,007
短期借入金 4,130 4,853
1年内返済予定の長期借入金 967 960
未払金 15,561 13,701
未払費用 16,352 13,317
未払法人税等 4,822 2,190
未払消費税等 8,061 7,043
その他 12,976 12,424
流動負債合計 111,582 98,960
固定負債
長期借入金 9,179 8,700
繰延税金負債 2,706 2,946
役員退職慰労引当金 1,508 1,509
株式給付引当金 5,633 5,556
役員株式給付引当金 97 114
退職給付に係る負債 79,783 80,513
資産除去債務 3,568 3,585
その他 7,661 7,171
固定負債合計 110,137 110,098
負債合計 221,719 209,059
純資産の部
株主資本
資本金 42,481 42,481
資本剰余金 83,744 81,624
利益剰余金 312,202 313,066
自己株式 △15,837 △35,589
株主資本合計 422,591 401,582
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 9,897 13,276
土地再評価差額金 △108 △122
為替換算調整勘定 △603 △831
退職給付に係る調整累計額 △5,613 △5,171
その他の包括利益累計額合計 3,572 7,151
非支配株主持分 6,649 3,205
純資産合計 432,813 411,939
負債純資産合計 654,532 620,998
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 314,538 279,884
売上原価 277,405 251,024
売上総利益 37,133 28,860
販売費及び一般管理費 20,820 19,774
営業利益 16,312 9,085
営業外収益
受取利息 8 8
受取配当金 465 1,041
持分法による投資利益 15 267
その他 554 1,064
営業外収益合計 1,044 2,383
営業外費用
支払利息 239 189
自己株式取得費用 0 89
その他 58 52
営業外費用合計 298 332
経常利益 17,058 11,135
特別利益
固定資産売却益 17,682 140
投資有価証券売却益 7 48
その他 - 3
特別利益合計 17,689 192
特別損失
固定資産処分損 1,123 673
減損損失 65 -
その他 232 25
特別損失合計 1,422 699
税金等調整前四半期純利益 33,325 10,629
法人税、住民税及び事業税 11,948 3,628
法人税等調整額 174 499
法人税等合計 12,123 4,128
四半期純利益 21,202 6,500
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△61 12
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 21,264 6,488
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 21,202 6,500
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △919 3,353
為替換算調整勘定 3 △29
退職給付に係る調整額 147 438
持分法適用会社に対する持分相当額 △136 △166
その他の包括利益合計 △904 3,596
四半期包括利益 20,298 10,097
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 20,350 10,080
非支配株主に係る四半期包括利益 △51 16
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 33,325 10,629
減価償却費 9,631 9,780
減損損失 65 -
のれん償却額 818 818
貸倒引当金の増減額(△は減少) △8 5
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △153 1
株式給付引当金の増減額(△は減少) - △77
役員株式給付引当金の増減額(△は減少) 27 17
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 1,088 1,398
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △19 -
受取利息及び受取配当金 △474 △1,050
支払利息 239 189
投資有価証券売却損益(△は益) △7 △48
有形及び無形固定資産除売却損益(△は益) △16,558 533
持分法による投資損益(△は益) △15 △267
売上債権の増減額(△は増加) 1,941 7,751
たな卸資産の増減額(△は増加) 1,053 △714
仕入債務の増減額(△は減少) △6,578 △4,623
未払消費税等の増減額(△は減少) △1,540 △838
その他 △4,264 △4,417
小計 18,573 19,087
利息及び配当金の受取額 891 959
利息の支払額 △221 △187
法人税等の支払額 △9,569 △7,035
営業活動によるキャッシュ・フロー 9,673 12,824
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △6,464 △6,667
定期預金の払戻による収入 8,148 5,724
有価証券の取得による支出 △2,999 -
有価証券の償還による収入 - 6,000
譲渡性預金の預入による支出 △300 △300
譲渡性預金の払戻による収入 300 300
有形及び無形固定資産の取得による支出 △15,444 △19,592
有形及び無形固定資産の売却による収入 21,144 167
投資有価証券の取得による支出 △392 △462
投資有価証券の売却及び償還による収入 17 125
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△148 △257
支出
投資その他の資産の増減額(△は増加) △59 △41
貸付けによる支出 △21 △21
貸付金の回収による収入 22 18
その他 △898 △453
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,903 △15,459
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セイノーホールディングス㈱(9076) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △772 341
長期借入金の返済による支出 △756 △485
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
- △5,518
よる支出
自己株式の取得による支出 △2,087 △20,000
自己株式の処分による収入 221 2
配当金の支払額 △4,292 △5,485
非支配株主への配当金の支払額 △51 △71
その他 △614 △633
財務活動によるキャッシュ・フロー △8,353 △31,849
現金及び現金同等物に係る換算差額 12 △3
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 4,236 △34,489
現金及び現金同等物の期首残高 98,462 93,481
現金及び現金同等物の四半期末残高 102,698 58,992
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セイノーホールディングス㈱(9076) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年5月13日開催の取締役会決議に基づき、自己株式13,677,200株の取得を行いました。この結果、
当第2四半期連結累計期間において自己株式が19,999百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末において自己株
式が35,589百万円となっております。
(会計方針の変更)
(収益認識基準の変更)
当社グループの自動車販売事業を営むトヨタカローラ岐阜㈱及びネッツトヨタ岐阜㈱では、従来、新車及び中古
車の割賦販売における収益認識基準として割賦回収基準を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より販
売基準に変更しております。
この会計方針の変更は、トヨタ系ディーラー全4チャネルにおける全車種取扱いが始まり、他社との販売競争が
激化していくなか、当連結会計年度よりスタートする新中期経営方針の策定において、割賦販売の強化を重要な施
策として位置付けられたことを契機としております。残価型割賦や残額据置払などお客様の要望に柔軟に対応した
買い方のご提案により新規顧客の獲得を図ることや、その顧客に対する買換え需要の喚起にもつながることから、
割賦販売の重要性は高まっております。このような環境において、システム対応をはじめとした経営管理体制が整
ったことに加え、現在主に取り扱っている立替払方式や集金保証方式による割賦販売においては貸倒れの発生する
リスクは非常に小さくなっており、今後割賦販売を強化、拡大していくうえで原則的な販売基準を採用することが
より適切に損益の状況を反映することになると判断したことによります。
当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度及び前第2四半期連結会計(累計)期間については遡及
適用後の連結財務諸表及び四半期連結財務諸表となっております。
この結果、遡及適用を行う前と比べて、前第2四半期連結累計期間の売上高が803百万円減少、売上原価が957百
万円減少し、売上総利益、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益が154百万円それぞれ増加しており
ます。また、法人税等調整額は52百万円増加し、親会社株主に帰属する四半期純利益は102百万円増加しておりま
す。さらに、前連結会計年度の期首の純資産に累積的影響額が反映されたことにより、前連結会計年度の利益剰余
金の期首残高は2,727百万円増加しております。
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セイノーホールディングス㈱(9076) 2021年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
自動車販売 物品販売 不動産賃貸 その他 調整額 損益計算書
輸送事業 計
事業 事業 事業 (注)1 (注)2 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 232,592 54,280 16,221 838 10,604 314,538 - 314,538
セグメント間の内部
1,161 5,956 9,215 - 10,724 27,058 △27,058 -
売上高又は振替高
計 233,754 60,237 25,436 838 21,329 341,597 △27,058 314,538
セグメント利益 12,345 3,027 421 677 454 16,926 △613 16,312
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報関連事業、住宅
販売業、タクシー業、旅行代理店業、建築工事請負業、労働者派遣業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△613百万円には、セグメント間取引消去64百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△677百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない提出会社の営業費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
自動車販売 物品販売 不動産賃貸 その他 調整額 損益計算書
輸送事業 計
事業 事業 事業 (注)1 (注)2 計上額
(注)3
売上高
外部顧客への売上高 212,052 43,817 14,669 926 8,419 279,884 - 279,884
セグメント間の内部
803 5,678 6,704 - 4,274 17,460 △17,460 -
売上高又は振替高
計 212,856 49,495 21,374 926 12,693 297,345 △17,460 279,884
セグメント利益 6,269 2,085 363 745 181 9,644 △559 9,085
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報関連事業、住宅
販売業、タクシー業、旅行代理店業、建築工事請負業、労働者派遣業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額△559百万円には、セグメント間取引消去55百万円及び各報告セグメン
トに配分していない全社費用△614百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメント
に帰属しない提出会社の営業費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
(収益認識基準の変更)
「注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおり、当社グループの自動車販売事業を営むトヨタカロ
ーラ岐阜㈱及びネッツトヨタ岐阜㈱では、従来、新車及び中古車の割賦販売における収益認識基準とし
て割賦回収基準を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より販売基準に変更しております。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、「自動車販売事業」において、前第2四半期連結
累計期間の外部顧客への売上高は803百万円減少し、セグメント利益は154百万円増加しております。
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