２０２０年３月期
決算補足説明資料
２０２０年５月１３日
（９０７５）
１．連結業績
（単位：百万円/％）
項 目 ２０１９年3月期 ２０２０年3月期 前期比
売 上 高 285,686 292,999 102.6
営 業 費 用 266,208 272,457 102.3
営 業 利 益 19,478 20,541
105.5
（ 営 業 利 益 率 ） （6.8） （7.0）
経 常 利 益 21,553 21,849
101.4
（ 経 常 利 益 率 ） （7.5） （7.5）
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益
14,962 12,918 86.3
売 上 高 ： 輸送量は前年を下回りましたが、運賃単価の改善により前期比+2.6%
営業費用 ： 物件費、諸費は抑制できましたが、人件費、減価償却費の増加 により前期比+2.3%
営業利益 ： 人件費、減価償却費の増加はありましたが、売上高の増加により前期比+5.5%
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２．事業別売上高と利益率
（単位：百万円/％）
運送事業（ネットワーク・チャーター・引越など 流通加工事業（貨物保管・物流加工・倉庫など）
当社グループの中核事業）
18,000 16.0
280,000 9.0
15.0 %
7.2% 7.2% 16,000 14.0
220,000 7.0 17,127
17,618
259,136
12.9%
251,719
160,000 5.0 14,000 12.0
100,000 3.0 12,000 10.0
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
国際事業（国際運送・国際利用運送 その他事業（不動産賃貸・商品販売・コンビニ・
（フォワーディング）・通関など） ボウリングなど）
10,000 9.0 10,000 20.0
6.5% 17.8%
8,000 6.0 8,000
14.8%
4.3% 15.0
9,042
6,000 8,265 3.0 6,000 7,796 7,978
4,000 0.0 4,000 10.0
2019年3月期 2020年3月期 2019年3月期 2020年3月期
売上高 利益率
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３．営業費用
（単位：百万円/％）
項 目 ２０１９年3月期 ２０２０年3月期 前期比
人 件 費 120,226 124,489 103.5
物 件 費 99,865 99,694 99.8
諸 費 31,511 31,440 99.8
減 価 償 却 費 14,604 16,833 115.3
営 業 費 用 266,208 272,457 102.3
人 件 費 ： 給与改定、賞与の引上げと従業員が増加
物 件 費 ： 燃料単価の下落と備品の購入が減少
諸 件 費 ： 外注費の抑制による減少
減価償却費 ： 車両の更新投資による増加
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４．運賃是正と新得意先マスタ
運賃是正
（前年同月比/単位：％）
108
106
104
102
100
98
kg単価 個当り単価
2019年 2020年 2020年
（ネットワーク） 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2月 3月
4月 1月 3月期
kg単価 105.2 105.6 104.1 104.5 102.6 102.7 103.2 103.0 102.6 102.9 101.8 102.2 103.3
個当り単価 103.7 105.9 104.3 104.4 102.9 102.9 102.6 102.0 101.3 101.6 100.4 99.7 102.6
輸送量 101.6 94.7 94.9 102.9 95.3 107.4 93.3 93.8 98.8 99.2 98.9 100.7 98.4
新得意先マスタ導入率 （適用比率：金額/単位：％）
2019年 2020年
5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2月 3月
4月 1月
新得意先マス
88.5 88.8 90.9 91.9 92.8 93.5 93.8 94.1 94.4 94.7 95.0 95.0
タ導入率
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５．運賃是正と顧客構造改革
輸送４要素 （前期比/単位：％）
トンキロ単価 個当り単価 Kg当り単価
小口貨物 102.3 102.5 102.3
商業小口 103.1 103.7 103.7
商業貨物 103.1 103.1 103.6
重厚長大 103.6 102.6 103.3
全体 103.1 102.6 103.3
運賃占有率 （単位：％） 重量占有率 （単位：％）
2019年3月期 2020年3月期 前期比 2019年3月期 2020年3月期 前期比
小口貨物 27.6 27.5 99.6 小口貨物 17.2 17.3 100.6
商業小口 24.1 24.4 101.2 商業小口 23.3 23.4 100.4
商業貨物 22.5 23.0 102.2 商業貨物 27.4 27.9 101.8
重厚長大 25.8 25.1 97.3 重厚長大 32.1 31.4 97.8
＊当社の荷物分類定義
小口貨物：1件1個30㎏以下 商業貨物：1件6個121㎏以上
商業小口：1件5個120㎏以下 重厚長大：1個100㎏以上または1件500㎏以上
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６．運行便積載率と運行便自社化率の推移
運行便積載率
（％）
85.0 82.0
80.1
80.0 78.0
75.0
70.0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
運行便自社化率
（％）
90.0
88.3
88.0 87.4
86.7
86.0
84.0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
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７．働き方改革（人員確保に向けた主な取り組み）
賃金改善と労働環境の改善
賃金改善
・定昇・ベアにおいて従業員平均で3.88％の改定・賞与の増額
・手当改善：運賃に連動した集配手当の導入
休日の確保
・2019年4月から日曜日の完全集配休業により、集配運転者の2019年度完全公休消化率は30％改善
・７日連続休暇制度の導入
採用の強化
・リファラル（従業員紹介）採用の推進 ⇒ 2019年度474名が入社（2018年度446名）
・ 60才定年再雇用制度（再雇用時の賃金）の改定 ⇒ 再雇用率はほぼ100％達成
社員の支援
・運転免許（中型・大型・けん引）取得支援 ⇒ 356名が申請（2019年度実績)
⇒ 集配運転者の離職率は7.7％（2018年度）から5.6％（2019年度）に改善
（全産業の離職率 14.6％、運輸業の離職率 10.5% （2019年3月期） ）
【集配者の離職率・入職率・入職超過率の推移】
離職率の推移 (%) 入職率の推移 (%) 入職超過率の推移
15 15 8
10.3 9.7 4.1
10 7.7 10 7.7 4
6.9
5.6
5 5 -0.8
0
-2.6
0 0 -4
2017年度 2018年度 2019年度 2017年度 2018年度 2019年度 2017年度 2018年度 2019年度
離職率 入職率 入職超過率
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８．環境への対応
モーダルシフト
専用コンテナ列車「福山レールエクスプレス号」の運行
・2013年3月 東京－大阪間運行開始 （1日当り大型トラック92台分の輸送）※
開始当初：20両 40コンテナ 現在：23両 46コンテナ
・2015年3月 東京－岡山・福山間運行開始 （1日当り大型トラック84台分の輸送）
※
開始当初：20両 40コンテナ 現在：21両 42コンテナ
・2017年5月 名古屋－北九州・福岡間運行開始 （1日当り大型トラック68台分の輸送） ※
開始当初：15両 30コンテナ 現在：17両 34コンテナ
※2020年3月期実績 （福山レールエクスプレス号）
全長25mダブル連結トラック
・国土交通省より2017年10月13日に通行許可を受け
10月16日から「愛知県北名古屋市⇔静岡県裾野市」間で運行を開始
・2019年12月25日から「栃木県栃木市⇔岩手県北上市」間で運行を開始
・2021年4月から山陽道を経由しての九州運行を計画中 （全長25mダブル連結トラック）
⇒ 大型けん引免許取得者が1,404名在籍し、一人のドライバーで大型トラック2台分（最大積載量）の荷物を
輸送することが可能となり、労働生産性の向上、CO2排出量の削減が図れる
CNG車の導入 ： 100台(2020年3月期実績）、累計450台（2020年3月末時点）
CNGスタンド6カ所（2020年3月末時点）
最新排出ガス規制適合車の導入 ： 1,681台（2020年3月期実績）
「エコドライブ」の推進 ： 急発進、急加速を控えるとともにアイドリングストップを実施するなど環境に配慮した
運転方法の実践
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９．社会貢献への取り組み（その１）
交通安全の取り組み
交通安全教室
・交通安全活動に貢献し、交通事故を無くすことを目的として全国各地の
小学校を中心に2013年より開催
2020年3月期実績
（大阪市内の小学校）
小学校8カ所・中学校2カ所・高等学校3カ所 計13カ所（参加児童・生徒数3,995名）で開催
街頭活動
・春・秋の全国交通安全運動週間に合わせ、地域の方々と協力して交通事故防止のチラシの配布や
通勤・通学者に「交通事故なし」の願いを込めて「梨」の配布（秋の全国交通安全運動週間）をする
など交通安全を呼びかける街頭活動を2013年より実施
2019年春の全国交通安全運動週間では全国27カ所（780名参加）にて実施
2019年秋の全国交通安全運動週間では全国4カ所（93名参加）にて実施
書籍の寄贈 （東京支店前交差点）
・2006年5月より児童の交通安全に役立ててもらうため、
広島県福山市内を中心とした小学1年生等に交通安全に関する書籍を寄贈（累計79,224冊）
2020年3月期実績 岡山県笠岡市内の小学校へ380冊
広島県府中市内の小学校へ300冊
（広島県府中市内の小学校）
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１０．社会貢献への取り組み（その２）
海外におけるスピーチコンテストの実施
海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、日本との文化交流並びに
交通安全意識の向上に寄与することを目的として2006年に中国北京で開催
（現在では4カ国6都市で開催）
2020年3月期実績 5月17日 リトアニアのカウナスで開催
9月28日 中国の貴州で開催
11月23日 中国の北京で開催
12月 7日 インドネシアのジャカルタで開催
12月21日 中国の上海で開催 （インドネシアのジャカルタ ダルマプルサダ大学）
北京市教育交流事業への支援
2007年10月より毎年開催している両国間の文化等の相互理解を深めることを目的として、
福山市教育委員会と北京市教育委員会との間で行われている中・高校生及び
教職員による教育交流等に当社グループの現地法人や当社による支援の実施
2019年12月23日～27日 福山市北京教育交流訪問団（30名）を支援
（福山市北京教育交流訪問団）
リトアニア共和国への友好親善訪問
2020年2月に長年にわたり無事故運転で会社に多大な貢献をした優秀ドライバーと
その家族を含む総勢185名の訪問団を結成し、チャーター機による日本初の直行便で
リトアニア共和国を訪問し、経済分野に加えて両国の文化面や学術面での交流を行う
（リトアニア共和国ナウセダ大統領表敬訪問）
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１１．社会貢献への取り組み（その３）
NHK交響楽団コンサートの実施
子どもたちの豊かな感性を育くむことを目的に2013年から福山市内の小中学生を招待し、
2019年7月29日にNHK交響楽団のコンサートを開催（招待数 1,179名）
開催回数 7回、招待総数 小中学生約8,400名
（ふくやま芸術文化ホール）
清掃活動
1990年7月20日から「アメニティクリーン作戦」と銘打ち、
福山市内の国道2号線を上り11.2kmにわたって清掃活動を実施
以降全国各地の事業所でも地域の清掃活動を実施
2019年5月20日 第69回「アメニティクリーン作戦」 180名参加
（福山市での「アメニティクリーン作戦」）
不登校児童生徒に対する支援
1996年5月に「たくましい子になろう教育塾」を開設し、いじめや不登校の問題に取り組み、
児童生徒の社会復帰への支援を実施
約800名の児童生徒への適応指導を行い、約8割の児童・生徒が学校への復帰や高校へ進学
【教育塾関連施設におけるスポーツ指導】
屋内スイミングプール 半ドーム型スライド付
（温水・床暖房完備・25m×3コース） 全天候型テニスコート
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１２．２０２１年３月期 連結業績予想
（単位：百万円/％）
２０２０年 ２０２１年
前期比
３月期実績 ３月期予想
売 上 高 292,999 278,500 95.1
営 業 利 益 20,541 12,700
61.8
（ 営 業 利 益 率 ） （7.0） （4.6）
経 常 利 益 21,849 13,900
63.6
（ 経 常 利 益 率 ） （7.5） （5.0）
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益
12,918 8,500 65.8
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