9072 ニッコンHD 2019-05-10 14:00:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕連結)
(
2019年5月10日
上場会社名 ニッ ンホールディ
コ ングス株式会社 上場取引所 東
コ 番号 9072
ード U R L http: w w . kkon-hd. j
//w ni co.p
代表者 ( 役職名)代表取締役社長 (氏名)黒岩 正勝
問合せ先責任者 ( 役職名)取締役執行役員経理部長 (氏名)枩田 泰典 TEL 03-3541-5330
定時株主総会開催予定日 2019年6月27日 配当支払開始予定日 2019年6月6日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 ( アナリ 向け)
スト
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(
2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 197,
693 5.
3 20,
028 5.
4 22,
019 6.
3 14,
768 1.
5
2018年3月期 187,
819 4.
7 19,
009 4.
9 20,
715 5.
8 14,
545 8.
0
( 包括利益 2019年3月期 11,
注) 806百万円 (△26.
1%) 2018年3月期 15,
966百万円 ( 2%)
2.
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 221.
03 220.
22 8.
0 7.
6 10.
1
2018年3月期 215.
30 214.
58 8.
2 7.
3 10.
1
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 647百万円 2018年3月期 540百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 294,
213 186,
900 63.
3 2, 70
810.
2018年3月期 286,
013 182,
627 63.
7 2, 46
702.
(参考) 自己資本 2019年3月期 186,338百万円 2018年3月期 182,
101百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 25,
331 △16,
886 △11,
659 25,
231
2018年3月期 24,
309 △22,
884 △8,
330 28,
302
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 30.
00 ― 35.
00 65.
00 4,
385 30.
2 2.
5
2019年3月期 ― 32.
00 ― 35.
00 67.
00 4,
467 30.
3 2.
4
2020年3月期(予想) ― 35.
00 ― 35.
00 70.
00 30.
1
3.2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 103,
000 8.
0 10,
000 13.
0 10,
800 10.
6 7,
900 20.
3 119.
16
通期 208,
000 5.
2 20,
500 2.
4 22,
100 0.
4 15,
400 4.
3 232.
29
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2)会計方針の変更・ 会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更
:無
② ①以外の会計方針の変更
:無
③ 会計上の見積りの変更
:無
④ 修正再表示
:無
(3)発行済株式数( 普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 68, 892 株 2018年3月期
239, 68, 892 株
239,
② 期末自己株式数 2019年3月期 1, 839 株 2018年3月期
943, 856, 株
202
③ 期中平均株式数 2019年3月期 66, 498 株 2018年3月期
816, 67, 016 株
559,
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 10,
413 △22.
1 9,
030 △3.2 9,
444 △1.1 9,
075 △5.1
2018年3月期 13,
360 15.
6 9,
329 34.
0 9,
547 34.
0 9,
561 40.
8
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 135.
83 135.
33
2018年3月期 141.
53 141.
06
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 185,
870 110,
838 59.
4 1, 52
666.
2018年3月期 191,
554 112,
342 58.
5 1, 43
662.
(参考) 自己資本 2019年3月期 110,483百万円 2018年3月期 112,020百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載さ れている業績見通し 等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており 実際
、
の業績などは様々な要因により 大きく異なる可能性があります。
(決算説明会資料の入手方法)
当社は、2019年5月23日( にアナリ 向けの決算説明会を開催する予定です。 の説明会で配布する資料については、
木) スト こ 当社ホームページに速やかに掲
載する予定です。
ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(1)当期の経営成績の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(2)当期の財政状態の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
(4)今後の見通し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
2. 会計基準の選択に関する基本的な考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
3.連結財務諸表及び主な注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(1)連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
(3)連結株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(継続企業の前提に関する注記)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(追加情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(セグメント情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
(1株当たり情報)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
(重要な後発事象)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により、緩やかな回復基調で推移いた
しましたが、米中貿易摩擦問題や地政学的リスクの高まりなどにより、先行きは依然として不透明な状況が
続いております。
物流業界におきましては、慢性的な労働力不足や競争の激化などにより、厳しい経営環境で推移いたしま
した。
当社グループは、このような経営環境のもと、国内においては熊本県菊陽町、埼玉県寄居町、栃木県宇都
宮市、愛知県一宮市、埼玉県狭山市に倉庫及び作業場を新増設し、静岡県浜松市にテスト事業用の開発セン
ターを新設いたしました。一方、海外においてはタイ国及び中国に倉庫を新増設するなど、業容の拡大に向
け積極的な設備投資と営業活動を推進してまいりました。
また、松久運輸株式会社及び株式会社松久総合の発行済株式のすべてを取得し、当連結会計年度より連結
子会社といたしました。
その結果、売上高は前年同期比 5.3%増の 1,976 億 93 百万円となりました。
営業利益につきましては、増収効果や業務の効率化などにより前年同期比 5.4%増の 200 億 28 百万円とな
りました。
経常利益につきましては、営業利益の増加に加え、持分法による投資利益の増加などもあり前年同期比
6.3%増の 220 億 19 百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、固定資産売却益の減少などにより前年同期比 1.5%増
の 147 億 68 百万円となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
運送事業
貨物取扱量の増加により、売上高は前年同期比 5.1%増の 932 億 94 百万円となりました。営業利益は、
燃料価格の上昇はありましたが、輸送効率の向上や減価償却費の減少などにより前年同期比 14.3%増の
54 億 67 百万円となりました。
倉庫事業
保管貨物量の増加により、売上高は前年同期比 3.6%増の 287 億 10 百万円となりました。営業利益は、
増収効果などにより前年同期比 7.1%増の 64 億4百万円となりました。
梱包事業
業務量の増加により、売上高は前年同期比 6.9%増の 471 億 48 百万円となりました。営業利益は、外注
費等の上昇はありましたが、増収効果や業務の効率化などにより前年同期比 2.0%増の 40 億1百万円とな
りました。
テスト事業
業務量の増加により、売上高は前年同期比 2.7%増の 222 億 13 百万円となりました。営業利益は、増収
効果などにより前年同期比 2.0%増の 39 億2百万円となりました。
- 2-
ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は 694 億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ 32 億5百万円減少
しました。これは主に有価証券が 38 億 29 百万円、現金及び預金が 8 億 15 百万円それぞれ減少した一方、電
子記録債権が4億 61 百万円、受取手形及び売掛金が3億 56 百万円それぞれ増加したことによるものであり
ます。固定資産は 2,248 億 11 百万円となり、前連結会計年度末に比べ 114 億5百万円増加しました。これは
主に有形固定資産が 145 億 83 百万円増加した一方、投資有価証券が 42 億 18 百万円減少したことによるもの
であります。
この結果、総資産は 2,942 億 13 百万円となり、前連結会計年度末に比べ 82 億円増加しました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は 514 億 58 百万円となり、前連結会計年度末に比べ 13 億 55 万円減
少しました。これは主に1年内償還予定の社債が 100 億円減少した一方、営業外電子記録債務が 74 億2百
万円、設備関係支払手形が 12 億2百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定負債は 558
億 53 百万円となり、前連結会計年度末に比べ 52 億 81 百万円増加しました。これは主に社債が 100 億円増
加した一方、長期借入金が 35 億 83 百万円、繰延税金負債が 13 億1百万円それぞれ減少したことによるも
のであります。
この結果、負債合計は 1,073 億 12 百万円となり、前連結会計年度末に比べ 39 億 26 百万円増加しました。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は 1,869 億円となり、前連結会計年度末に比べ 42 億 73 百万円増加し
ました。これは主に利益剰余金が 102 億 60 百万円、自己株式が 30 億 51 百万円増加した一方、その他有価
証券評価差額金が 31 億 45 百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は 63.3%(前連結会計年度末は 63.7%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は 252 億 31 百万円となり、前連
結会計年度末に比べ 30 億 71 百万円減少しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は 253 億 31 百万円となり、前連結会計年度に比べ 10 億 21 百万円増加しま
した。これは主に、増加要因として退職給付に係る負債の増減によるキャッシュ・フローが 10 億4百万円
増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は 168 億 86 百万円となり、前連結会計年度に比べ 59 億 98 百万円減少しま
した。これは主に、減少要因として定期預金の払戻による収入が 89 億 33 百万円増加、有形固定資産の取
得による支出が 12 億 65 百万円減少した一方、増加要因として定期預金の預入による支出が 30 億 38 百万
円増加したことによるものであります。
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は 116 億 59 百万円となり、前連結会計年度に比べ 33 億 28 百万円増加しま
した。これは主に、資金の減少要因として自己株式の取得による支出が 25 億 36 百万円、長期借入金の返
済による支出が3億 22 百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016 年3月期 2017 年3月期 2018 年3月期 2019 年3月期
自己資本比率(%) 62.6 61.0 63.7 63.3
時価ベースの
54.2 57.3 65.6 59.0
自己資本比率(%)
キャッシュ・フロー
227.6 239.9 210.5 188.0
対有利子負債比率(%)
インタレスト・
102.3 125.5 124.3 149.6
カバレッジ・レシオ(倍)
※ 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
1.指標は、いずれも連結ベースの財務諸表により計算しております。
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
3.キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを利用しております。
4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っているすべての負債を対象と
しております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、国内経済は引き続き企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調
にあるものの、貿易摩擦問題や地政学的リスクの影響が懸念されるなど、依然として先行きは不透明な状
況が続くものと予想されます。
物流業界におきましては、労働力不足や競争の激化などにより厳しい経営環境が続くことが見込まれま
す。
このような中で、当社グループは 2018 年4月1日から3か年の経営計画として「第 11 次中期経営計画
(Challenge11)」を策定し、計画達成を目指してまいりました。
しかしながら、当社グループを取り巻くさまざまな経営環境の変化などにより、最終年度である 2020 年
3月期通期の連結業績予想につきましては、当初計画数値を見直し、売上高は 2,080 億円、営業利益は 205
億円、経常利益は 221 億円、親会社株主に帰属する当期純利益は 154 億円といたしました。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、連結配当性向 30%を目途として配当を実施することを基本方針としております。
2019 年3月期の期末配当は1株につき 35 円とし、中間配当と合わせた年間配当は 67 円となります。
また、次期、2020 年3月期の配当金につきましては、1株につき年間 70 円(中間配当 35 円、期末配当 35
円)を予定しております。
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応する方針であります。
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2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 17,755 16,940
受取手形及び売掛金 33,032 33,389
電子記録債権 3,249 3,711
有価証券 14,105 10,276
商品及び製品 4 5
原材料及び貯蔵品 366 429
その他 4,102 4,663
貸倒引当金 △10 △15
流動資産合計 72,606 69,401
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 163,829 180,094
減価償却累計額 △90,135 △95,157
建物及び構築物(純額) 73,694 84,936
機械装置及び運搬具 45,185 46,923
減価償却累計額 △36,535 △38,382
機械装置及び運搬具(純額) 8,649 8,540
工具、器具及び備品 7,163 7,778
減価償却累計額 △5,870 △6,355
工具、器具及び備品(純額) 1,293 1,422
土地 88,717 91,226
リース資産 713 672
減価償却累計額 △345 △410
リース資産(純額) 368 262
建設仮勘定 3,005 3,921
有形固定資産合計 175,727 190,310
無形固定資産 1,918 1,937
投資その他の資産
投資有価証券 27,760 23,542
長期貸付金 129 533
繰延税金資産 3,090 3,646
その他 4,864 4,942
貸倒引当金 △84 △100
投資その他の資産合計 35,760 32,563
固定資産合計 213,406 224,811
資産合計 286,013 294,213
- 6-
ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 11,573 11,330
電子記録債務 3,962 4,401
短期借入金 3,800 3,905
1年内償還予定の社債 10,000 -
リース債務 118 115
未払法人税等 3,379 3,927
賞与引当金 3,627 3,860
役員賞与引当金 186 196
設備関係支払手形 383 1,585
営業外電子記録債務 863 8,266
その他 14,918 13,868
流動負債合計 52,813 51,458
固定負債
社債 10,000 20,000
長期借入金 26,200 22,616
リース債務 284 172
繰延税金負債 6,633 5,332
退職給付に係る負債 5,113 5,699
役員退職慰労引当金 276 303
その他 2,063 1,728
固定負債合計 50,572 55,853
負債合計 103,385 107,312
純資産の部
株主資本
資本金 11,316 11,316
資本剰余金 12,332 12,332
利益剰余金 148,112 158,372
自己株式 △1,716 △4,767
株主資本合計 170,044 177,253
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 13,437 10,291
為替換算調整勘定 △777 △375
退職給付に係る調整累計額 △603 △831
その他の包括利益累計額合計 12,056 9,084
新株予約権 321 354
非支配株主持分 204 208
純資産合計 182,627 186,900
負債純資産合計 286,013 294,213
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高
運送収入 88,771 93,294
倉庫収入 27,721 28,710
梱包収入 44,089 47,148
その他の収入 27,236 28,538
売上高合計 187,819 197,693
売上原価
運送原価 79,630 83,212
倉庫原価 20,711 21,255
梱包原価 37,870 40,641
その他の原価 21,565 22,830
売上原価合計 159,778 167,939
売上総利益 28,041 29,753
販売費及び一般管理費
人件費 5,613 5,803
賞与引当金繰入額 323 354
役員賞与引当金繰入額 174 196
退職給付費用 146 126
役員退職慰労引当金繰入額 52 64
減価償却費 482 484
租税公課 815 1,227
旅費及び交通費 351 337
貸倒引当金繰入額 △5 3
その他 1,774 1,867
販売費及び一般管理費合計 9,031 9,724
営業利益 19,009 20,028
営業外収益
受取利息 87 104
受取配当金 560 658
受取賃貸料 104 86
持分法による投資利益 540 647
助成金収入 418 148
受取補償金 5 389
雑収入 358 398
営業外収益合計 2,075 2,433
営業外費用
支払利息 197 168
為替差損 61 32
社債発行費 - 52
控除対象外消費税等 41 21
雑支出 69 167
営業外費用合計 370 443
経常利益 20,715 22,019
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
特別利益
固定資産売却益 457 98
退職給付制度改定益 189 -
特別利益合計 647 98
特別損失
固定資産売却損 3 75
固定資産除却損 100 310
投資有価証券評価損 - 0
投資有価証券売却損 0 -
減損損失 0 1
特別損失合計 103 387
税金等調整前当期純利益 21,259 21,730
法人税、住民税及び事業税 6,092 7,301
法人税等調整額 608 △348
法人税等合計 6,700 6,953
当期純利益 14,558 14,777
非支配株主に帰属する当期純利益 12 9
親会社株主に帰属する当期純利益 14,545 14,768
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 14,558 14,777
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,603 △3,145
為替換算調整勘定 △419 449
退職給付に係る調整額 207 △228
持分法適用会社に対する持分相当額 16 △45
その他の包括利益合計 1,407 △2,970
包括利益 15,966 11,806
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 15,972 11,795
非支配株主に係る包括利益 △6 11
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 11,316 12,332 137,823 △1,193 160,279
当期変動額
剰余金の配当 △4,257 △4,257
親会社株主に帰属する
当期純利益
14,545 14,545
自己株式の取得 △529 △529
自己株式の処分 △0 6 6
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計 - - 10,288 △523 9,765
当期末残高 11,316 12,332 148,112 △1,716 170,044
その他の包括
利益累計額
非支配
その他の包括 新株予約権 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係 株主持分
券評価差額金 勘定 る調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 11,834 △393 △810 10,630 277 95 171,282
当期変動額
剰余金の配当 △4,257
親会社株主に帰属する
当期純利益
14,545
自己株式の取得 △529
自己株式の処分 6
連結範囲の変動 107 107
株主資本以外の項目の
1,603 △384 207 1,426 44 1 1,472
当期変動額(純額)
当期変動額合計 1,603 △384 207 1,426 44 108 11,344
当期末残高 13,437 △777 △603 12,056 321 204 182,627
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 11,316 12,332 148,112 △1,716 170,044
当期変動額
剰余金の配当 △4,506 △4,506
親会社株主に帰属する
当期純利益
14,768 14,768
自己株式の取得 △3,066 △3,066
自己株式の処分 △2 15 13
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計 - - 10,260 △3,051 7,208
当期末残高 11,316 12,332 158,372 △4,767 177,253
その他の包括
利益累計額
非支配
その他の包括 新株予約権 純資産合計
その他有価証 為替換算調整 退職給付に係 株主持分
券評価差額金 勘定 る調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 13,437 △777 △603 12,056 321 204 182,627
当期変動額
剰余金の配当 △4,506
親会社株主に帰属する
当期純利益
14,768
自己株式の取得 △3,066
自己株式の処分 13
株主資本以外の項目の
△3,145 401 △228 △2,972 32 4 △2,935
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △3,145 401 △228 △2,972 32 4 4,273
当期末残高 10,291 △375 △831 9,084 354 208 186,900
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2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 21,259 21,730
減価償却費 9,461 9,707
賞与引当金の増減額(△は減少) 228 224
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △2 10
貸倒引当金の増減額(△は減少) △0 19
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △753 251
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 1 20
受取利息及び受取配当金 △647 △763
支払利息 197 168
持分法による投資損益(△は益) △540 △650
固定資産売却損益(△は益) △454 △22
退職給付制度改定益 △189 -
投資有価証券売却損益(△は益) 0 -
売上債権の増減額(△は増加) △996 △492
その他の資産の増減額(△は増加) △600 244
仕入債務の増減額(△は減少) 1,133 200
その他の負債の増減額(△は減少) 2,298 571
その他 △328 201
小計 30,066 31,421
利息及び配当金の受取額 1,081 1,229
利息の支払額 △195 △169
法人税等の支払額 △6,643 △7,150
営業活動によるキャッシュ・フロー 24,309 25,331
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △3,414 △6,453
定期預金の払戻による収入 517 9,451
有価証券の取得による支出 △999 △1,054
有価証券の売却及び償還による収入 1,000 220
有形固定資産の取得による支出 △19,273 △18,008
有形固定資産の売却による収入 845 782
無形固定資産の取得による支出 △94 △189
関係会社出資金の払込による支出 △159 -
投資有価証券の取得による支出 △486 △32
投資有価証券の売却による収入 50 -
貸付けによる支出 △112 △501
貸付金の回収による収入 180 94
関係会社株式の取得による支出 △20 △539
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の
△934 △671
取得による支出
その他 17 14
投資活動によるキャッシュ・フロー △22,884 △16,886
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2019年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △3,554 △3,876
自己株式の取得・売却による収支 △529 △3,066
社債の発行による収入 - 10,000
社債の償還による支出 - △10,000
配当金の支払額 △4,257 △4,506
非支配株主への配当金の支払額 △7 △8
その他 17 △200
財務活動によるキャッシュ・フロー △8,330 △11,659
現金及び現金同等物に係る換算差額 △31 143
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △6,936 △3,071
現金及び現金同等物の期首残高 35,027 28,302
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
211 -
額(△は減少)
現金及び現金同等物の期末残高 28,302 25,231
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2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第 28 号 平成 30 年2月 16 日)等を当連結会計年度の期
首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しておりま
す。
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の
決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、提供するサービスの種類により「運送事業」、「倉庫事業」、「梱包事業」及び「テスト事業」の4つを報告
セグメントとしております。
「運送事業」は、四輪・二輪完成自動車及び自動車部品、住宅設備、農業用機械等の輸送を行っております。「倉庫事
業」は、四輪・二輪完成自動車及び自動車部品、住宅設備、農業用機械等の保管を行っております。「梱包事業」は、流
通加工、自動車部品等の納入代行、輸出梱包等を行っております。「テスト事業」は、四輪・二輪完成自動車及び自動車
部品、農業用機械等のテストを行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同
一であります。報告セグメントの利益は営業利益であります。セグメント間取引は市場実勢価格に基づいております。
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2019年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017 年4月1日 至 2018 年3月 31 日) (単位:百万円)
報告セグメント 連結
その他 調整額
合計 財務諸表
運送事業 倉庫事業 梱包事業 テスト事業 計 (注)1 (注)2 計上額
売上高
外部顧客への売上高 88,771 27,721 44,089 21,620 182,202 5,616 187,819 - 187,819
セグメント間の内部
330 350 406 10 1,098 1,602 2,701 △2,701 -
売上高又は振替高
計 89,102 28,072 44,495 21,631 183,301 7,219 190,520 △2,701 187,819
セグメント利益 4,782 5,980 3,921 3,824 18,509 249 18,758 251 19,009
セグメント資産 97,876 83,470 46,482 13,196 241,026 26,790 267,816 18,196 286,013
その他項目
減価償却費(注)3 3,157 4,066 972 687 8,884 576 9,461 - 9,461
持分法適用会社への投資
1,846 - 209 - 2,055 976 3,031 - 3,031
額
有形固定資産及び無形固
4,523 6,328 1,570 959 13,382 1,831 15,213 - 15,213
定資産の増加額(注)3
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、通関事業及び自動車の修理事業等を含んで
おります。
2.セグメント利益の調整額 251 百万円は、営業取引と営業外取引の消去時に生じる差額等であります。
セグメント資産の調整額 18,196 百万円は、主に親会社での余資運用資金(預金及び有価証券等)、長期投資資金(投資
有価証券)などであります。
3. 「減価償却費」及び「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」には、長期前払費用の償却額及び増加額が含まれてお
ります。
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018 年4月1日 至 2019 年3月 31 日) (単位:百万円)
報告セグメント 連結
その他 調整額
合計 財務諸表
運送事業 倉庫事業 梱包事業 テスト事業 計 (注)1 (注)2 計上額
売上高
外部顧客への売上高 93,294 28,710 47,148 22,213 191,367 6,325 197,693 - 197,693
セグメント間の内部
306 357 370 1 1,035 2,137 3,172 △3,172 -
売上高又は振替高
計 93,601 29,068 47,518 22,214 192,402 8,463 200,865 △3,172 197,693
セグメント利益 5,467 6,404 4,001 3,902 19,775 323 20,098 △69 20,028
セグメント資産 91,990 90,880 50,182 15,355 248,409 35,973 284,383 9,829 294,213
その他項目
減価償却費(注)3 2,988 4,289 1,120 732 9,130 582 9,712 - 9,712
持分法適用会社への投資
1,942 - 242 - 2,185 979 3,165 - 3,165
額
有形固定資産及び無形固
5,811 11,027 4,044 2,916 23,800 2,113 25,914 - 25,914
定資産の増加額(注)3
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、通関事業及び自動車の修理事業等を含んで
おります。
2.セグメント利益の調整額△69 百万円は、営業取引と営業外取引の消去時に生じる差額等であります。
セグメント資産の調整額 9,829 百万円は、主に親会社での余資運用資金(預金及び有価証券等)、長期投資資金(投資
有価証券)などであります。
3. 「減価償却費」及び「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」には、長期前払費用の償却額及び増加額が含まれてお
ります。
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ニッコンホールディングス㈱(9072)
2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
自 2017 年4月 1 日 自 2018 年4月 1 日
至 2018 年3月 31 日 至 2019 年3月 31 日
1株当たり純資産額 2,702 円 46 銭 1株当たり純資産額 2,810 円 70 銭
1株当たり当期純利益金額 215 円 30 銭 1株当たり当期純利益金額 221 円 03 銭
潜在株式調整後1株当たり 潜在株式調整後1株当たり
214 円 58 銭 220 円 22 銭
当期純利益金額 当期純利益金額
(注)1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 自 2017 年4月 1 日 自 2018 年4月 1 日
至 2018 年3月 31 日 至 2019 年3月 31 日
(1)1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する
14,545 14,768
当期純利益金額(百万円)
普通株式に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
14,545 14,768
当期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 67,559 66,816
(2)潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する
- -
当期純利益調整額(百万円)
普通株式増加数(千株) 227 245
(内 新株予約権(千株)) (227) (245)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額の算定に含まれな - -
かった潜在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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