9062 日通 2020-04-28 13:00:00
特別損失・営業外費用の計上及び連結業績予想との差異に関するお知らせ [pdf]
2020 年 4 月 28 日
各 位
会社名 日本通運株式会社
代表者名 代表取締役社長 齋藤 充
(コード番号 9062 東証第1部)
問合せ先責任者 執行役員経理部長 大槻 秀史
(TEL 03-6251-1111)
特別損失・営業外費用の計上及び連結業績予想との差異に関するお知らせ
当社は、2020 年 3 月期の連結決算において、下記のとおり特別損失及び営業外費用を計上いたしま
したので、お知らせいたします。
また、これらを受けて、2020 年 1 月 31 日に公表した 2020 年 3 月期の連結業績予想と本日公表の
実績において差異が生じましたので、お知らせいたします。
記
1. 特別損失(のれん及び固定資産の減損損失)の計上について
2020 年 1 月、当社の連結子会社である Traconf S.r.l.(本社:イタリア 以下、
「TC社」)は、
同じくイタリアで事業を展開する当社グループの Franco Vago S.p.A.及びイタリア日本通運有限会社
と経営統合し、シナジー効果を一気に加速・最大化させ、利益を更に生み出していく体制をスタート
させました。
しかしながらTC社の直近業績が、取得時の事業計画を下回っていることから、現在のTC社を取
り巻く事業環境や経済情勢の変化を織り込み、また新型コロナウイルスの状況を見据えつつ事業計画
を見直した結果、回収可能な将来キャッシュフローがTC社におけるのれん及び固定資産の帳簿価額
を下回ったため、2020 年 3 月期第 4 四半期において 127 億円の減損損失を計上いたしました。
2. 営業外費用(持分法による投資損失)の計上について
2020 年 3 月末において、当社の持分法適用会社である Future Supply Chain Solutions Limited(本
社:インド)の株価が、取得時の株価に比べ著しく下落したため、2020 年 3 月期第 4 四半期において
持分法による投資損失を 76 億円計上いたしました。
3. 連結業績予想との差異について
2020 年 3 月期通期 連結業績予想数値との差異 (百万円未満切捨て)
(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益
する当期純利益 当 期 純 利 益
前回発表予想(A) 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
(2020 年 1 月 31 日公表) 2,080,000 60,000 65,000 40,000 426.55
今回実績(B) 2,080,352 59,224 57,434 17,409 185.06
増 減 額(B-A) 352 △775 △7,565 △22,590
増 減 率( % ) 0.0 △1.3 △11.6 △56.5
(ご参考)前期実績
2,138,501 79,598 85,802 49,330 515.13
(2019 年 3 月期)
4.業績予想との差異の理由
連結の経常利益は、上記の持分法による投資損失により、当初の見込みとの差異が生じました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、上記の持分法による投資損失及び減損損失の計上により、
当初の見込みとの差異が生じました。
以 上