9052 山陽電鉄 2020-08-07 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月7日
上場会社名 山陽電気鉄道株式会社 上場取引所 東
コード番号 9052 URL http://www.sanyo-railway.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)上門 一裕
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経理部長 (氏名)水谷 大輔 TEL 078-612-2032
四半期報告書提出予定日 2020年8月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 8,003 △35.7 △527 - △477 - △573 -
2020年3月期第1四半期 12,444 3.5 1,408 8.6 1,473 9.6 990 4.0
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △365百万円 (-%) 2020年3月期第1四半期 785百万円 (△16.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △25.83 -
2020年3月期第1四半期 44.59 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 95,556 40,825 41.7
2020年3月期 98,435 41,524 41.1
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 39,821百万円 2020年3月期 40,410百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 0.00 - - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 有
配当予想の修正につきましては、本日公表しました「配当予想の修正に関するお知らせ」をご覧下さい。
なお、2021年3月期の期末配当(予想)につきましては、未定であります。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響により、現時点におい
て合理的に算定することが困難であることから未定としております。今後、業績予想の算定が可能となった時点で速やか
に公表いたします。
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 22,330,598株 2020年3月期 22,330,598株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 109,566株 2020年3月期 109,461株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 22,221,084株 2020年3月期1Q 22,221,937株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う影響により、現時点に
おいて合理的に算定することが困難であることから未定とさせていただきます。今後、業績予想の算定が可能となっ
た時点で速やかに公表いたします。
なお、上記の業績予想に関する事項につきましては、添付資料3ページ「1.(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
山陽電気鉄道㈱(9052)2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 6
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………… 8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………… 9
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山陽電気鉄道㈱(9052)2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大によ
り全国的に社会経済活動が制限されるなど、景気は極めて厳しい状況で推移いたしました。
このような情勢において、運輸業では外出自粛により旅客が大幅に減少し、また、流通業では
緊急事態宣言発出に伴う臨時休業等により大きな影響を受けるなかで、各種感染防止策を講じな
がらの事業推進を余儀なくされました。
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、営業収益は8,003百万円と前同四半期連結累計期間
に比べ4,440百万円(35.7%)の減収となり、営業損失は527百万円と前同四半期連結累計期間に
比べ1,936百万円(前年同期営業利益1,408百万円)の減益、経常損失は477百万円と前同四半期
連結累計期間に比べ1,950百万円(前年同期経常利益1,473百万円)の減益となり、親会社株主に
帰属する四半期純損失は573百万円と前同四半期連結累計期間に比べて1,564百万円(前年同期親
会社株主に帰属する四半期純利益990百万円)の減益となりました。
事業の種類別セグメントの業績を示すと、次のとおりとなります。
①運輸業
鉄道事業におきましては、沿線での行楽イベントの中止や外出の自粛により、定期外旅客が大
きく減少したほか、沿線学校の臨時休校や沿線企業での在宅勤務が影響し、定期旅客も大きく減
少したことにより減収となりました。
また、バス事業におきましても、新型コロナウイルス感染症の流行拡大によるトラストツアー
の募集・催行中止や高速バスの一部路線の運休などにより減収となりました。
運輸業全体では、外部顧客に対する営業収益は3,301百万円と前同四半期連結累計期間に比べ
1,738百万円(34.5%)の減収となり、営業損失は891百万円と前同四半期連結累計期間に比べ
1,615百万円(前年同期営業利益は723百万円)の減益となりました。
②流通業
百貨店業におきましては、緊急事態宣言の発出に伴い、4月8日から5月15日まで食料品売場
を除くすべての売場を臨時休業したことなどにより減収となりました。
また、コンビニエンスストア業におきましても、通勤・通学のお客さまのご利用が減少したこ
となどから減収となりました。
流通業全体では、外部顧客に対する営業収益は2,928百万円と前同四半期連結累計期間に比べ
2,534百万円(46.4%)の減収となり、営業損失は147百万円と前同四半期連結累計期間に比べ
268百万円(前年同期営業利益は121百万円)の減益となりました。
③不動産業
分譲事業におきましては、前年同期には大阪府泉大津市における「プレイズ泉大津」の引渡し
がありましたが、当期においては分譲マンションの引渡しが少なかったことなどから減収となり
ました。
不動産業全体では、外部顧客に対する営業収益は956百万円と前同四半期連結累計期間に比べ
94百万円(9.0%)の減収となり、営業利益は445百万円と前同四半期連結累計期間に比べ3百万
円(0.9%)の減益となりました。
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山陽電気鉄道㈱(9052)2021年3月期 第1四半期決算短信
④レジャー・サービス業
飲食業におきましては、新規出店した「マネケン山陽明石駅店」や、テイクアウト需要が拡大
したケンタッキー・フライド・チキンの店舗で売上が好調に推移したものの、舞子ホテルが2019
年末より改装工事のため休業したことなどから減収となりました。
レジャー・サービス業全体では、外部顧客に対する営業収益は453百万円と前同四半期連結累
計期間に比べ59百万円(11.5%)の減収となり、営業利益は13百万円と前同四半期連結累計期間
に比べ15百万円(53.6%)の減益となりました。
⑤その他の事業
各種工事業におきましては、積極的な営業活動を行ったものの、工事受注の規模の差などによ
り減収となりました。
外部顧客に対する営業収益は363百万円と前同四半期連結累計期間に比べて13百万円(3.6%)
の減収となり、営業利益は26百万円と前同四半期連結累計期間に比べ26百万円(50.3%)の減益
となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前期末に比べて2,878百万円減少し、95,556百万円
となりました。また、純資産は前期末に比べて698百万円減少し、40,825百万円となり、自己資
本比率は41.7%となりました。増減の主な内訳は、資産の部では現金及び預金が2,408百万円、
建物及び構築物が313百万円、それぞれ減少しております。負債の部では支払手形及び買掛金が
939百万円、長期借入金が1,132百万円、それぞれ減少しております。純資産の部では、利益剰余
金が907百万円減少し、その他有価証券評価差額金が336百万円増加しております。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、2020年5月15日に公表いたしました「2020年3
月期 決算短信」において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現時点において合理
的な算出はできない状況のため未定とさせていただいておりました。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、当社グループでは、運輸業における輸送人
員の減少、流通業における来店客数の減少などの影響が出ております。さらに緊急事態宣言解除
後も、足元では再び感染者が増加しており、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念されるな
か、業績予想の算出が非常に困難な状況にあります。
このような状況から、2021年3月期の連結業績予想につきましては、引き続き未定とさせてい
ただき、今後業績予想の合理的な算出が可能となった時点で速やかに公表いたします。
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山陽電気鉄道㈱(9052)2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,116 6,708
受取手形及び売掛金 2,288 1,534
有価証券 701 700
商品及び製品 1,120 1,187
分譲土地建物 4,596 4,845
その他 925 895
貸倒引当金 △3 △2
流動資産合計 18,745 15,869
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 35,502 35,189
機械装置及び運搬具(純額) 9,782 10,042
土地 22,123 22,189
建設仮勘定 1,581 1,337
その他(純額) 1,045 1,016
有形固定資産合計 70,035 69,775
無形固定資産 408 395
投資その他の資産
投資有価証券 4,828 5,264
長期貸付金 61 61
退職給付に係る資産 2,361 2,341
繰延税金資産 678 552
その他 1,332 1,312
貸倒引当金 △15 △15
投資その他の資産合計 9,247 9,517
固定資産合計 79,690 79,687
資産合計 98,435 95,556
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 5,534 4,595
短期借入金 6,183 6,496
未払法人税等 809 60
賞与引当金 592 955
役員賞与引当金 46 -
商品券等使用引当金 229 237
その他 8,054 8,015
流動負債合計 21,451 20,359
固定負債
社債 6,000 6,000
長期借入金 23,493 22,361
繰延税金負債 1 1
退職給付に係る負債 1,670 1,692
長期前受工事負担金 208 334
受入敷金保証金 3,686 3,605
その他 399 376
固定負債合計 35,459 34,371
負債合計 56,911 54,731
純資産の部
株主資本
資本金 10,090 10,090
資本剰余金 6,854 6,853
利益剰余金 22,480 21,573
自己株式 △173 △173
株主資本合計 39,251 38,343
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 692 1,029
退職給付に係る調整累計額 466 449
その他の包括利益累計額合計 1,158 1,478
非支配株主持分 1,113 1,003
純資産合計 41,524 40,825
負債純資産合計 98,435 95,556
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業収益 12,444 8,003
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 9,688 7,510
販売費及び一般管理費 1,347 1,021
営業費合計 11,036 8,531
営業利益又は営業損失(△) 1,408 △527
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 72 76
持分法による投資利益 0 1
雑収入 89 62
営業外収益合計 163 140
営業外費用
支払利息 65 62
雑支出 32 26
営業外費用合計 98 89
経常利益又は経常損失(△) 1,473 △477
特別利益
工事負担金等受入額 125 100
特別利益合計 125 100
特別損失
工事負担金等圧縮額 125 100
臨時休業等損失 - 94
固定資産除却損 3 12
特別損失合計 128 207
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
1,469 △584
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 497 64
法人税等調整額 △61 33
法人税等合計 435 98
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,034 △682
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
43 △108
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
990 △573
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 1,034 △682
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △239 332
退職給付に係る調整額 △9 △15
その他の包括利益合計 △248 317
四半期包括利益 785 △365
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 742 △254
非支配株主に係る四半期包括利益 42 △111
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山陽電気鉄道㈱(9052)2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の影響について)
前連結会計年度の有価証券報告書における「(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の影響について)」に記
載した新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定について、重要な変更はありません。なお、同感染症に
よる売上等への影響は当連結会計年度末まで続くとの仮定のもと、繰延税金資産の回収可能性や固定資産の減損等
の会計上の見積もりを行っております。
しかしながら、この仮定は不確定要素が多く、当社グループの財政状態、経営成績に重要な影響を及ぼす可能性
があります。
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(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
レジャー・ その他の (注1) 計上額
運輸業 流通業 不動産業 計
サービス業 事業 (注2)
営業収益
(1)外部顧客に対する営業収益 5,040 5,462 1,051 512 377 12,444 - 12,444
(2)セグメント間の内部営業
98 9 112 13 405 639 △639 -
収益又は振替高
計 5,138 5,472 1,163 526 783 13,083 △639 12,444
セグメント利益 723 121 448 28 53 1,376 31 1,408
(注)1.セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去31百万円であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
レジャー・ その他の (注1) 計上額
運輸業 流通業 不動産業 計
サービス業 事業 (注2)
営業収益
(1)外部顧客に対する営業収益 3,301 2,928 956 453 363 8,003 - 8,003
(2)セグメント間の内部営業
87 18 102 7 407 623 △623 -
収益又は振替高
計 3,389 2,946 1,058 461 771 8,627 △623 8,003
セグメント利益又は
△891 △147 445 13 26 △554 26 △527
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去26百万円であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
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