9045 京阪HD 2019-02-07 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
京阪ホールディングス㈱(9045)2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
(四半期連結損益計算書)………………………………………………………………………………………… 6
(四半期連結包括利益計算書)…………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記)………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)………………………………………………………… 8
(追加情報)………………………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象)………………………………………………………………………………………………… 8
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京阪ホールディングス㈱(9045)2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間につきましては、当社グループでは、各事業にわたり積極的な営業活動を行って業績の
向上に努めました結果、営業収益は2,266億6千5百万円(前年同期比36億7千1百万円、1.6%増)、営業利益は
254億3千1百万円(前年同期比9億3千5百万円、3.8%増)となり、これに営業外損益を加減した経常利益は245
億1千7百万円(前年同期比12億3千万円、5.3%増)となりました。さらに、これに特別損益を加減し、法人税等
及び非支配株主に帰属する四半期純利益を控除した親会社株主に帰属する四半期純利益は157億9千万円と、前年同
期に比較して24億3千1百万円(13.3%)の減益となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①運輸業
鉄道事業におきましては、台風などの自然災害による運休の影響があったものの、京阪電気鉄道㈱において、定期
旅客数が増加したほか、前連結会計年度に運行開始した「プレミアムカー」及び「ライナー」列車が通期で寄与いた
しました。
これらの結果、運輸業全体の営業収益は710億5千7百万円と、前年同期に比較して11億1千6百万円(1.6%)の
増収となり、営業利益は99億3千万円と、前年同期に比較して8億6千4百万円(9.5%)の増益となりました。
②不動産業
不動産販売業におきましては、「ローズプレイス瀬田唐橋」「ローズプレイスくずは中之芝」などの土地建物を販
売いたしました。また、マンションでは、「ファインシティ千里津雲台」「ファインシティ枚方」などのほか、首都
圏におきましても積極的な事業展開に努め、「ファインシティ横浜江ヶ崎ルネ」「ファインシティ東松戸モール&レ
ジデンス」などを販売いたしました。
不動産賃貸業におきましては、積極的な営業活動を展開し、既存の賃貸ビルの稼働率向上に努めました。
これらの結果、不動産業全体の営業収益は695億4千9百万円と、前年同期に比較して54億6千6百万円(8.5%)
の増収となり、営業利益は101億3千6百万円と、前年同期に比較して7億9千万円(8.5%)の増益となりました。
③流通業
流通業全体の営業収益は、台風などの自然災害による休業のほか、レストラン業やストア業における閉店及び改装
に伴う休業などの影響により、742億8千6百万円と、前年同期に比較して16億8千2百万円(2.2%)の減収となり
ましたが、「京阪百貨店守口店」「ユニクロ関西空港出国エリア店」「ユニクロなんばウォーク店」などがインバウ
ンド需要を取り込み、好調に推移したことに加え、不採算店舗閉店の効果などもあり、営業利益は23億2千万円と、
前年同期に比較して2億円(9.5%)の増益となりました。
④レジャー・サービス業
ホテル事業におきましては、「ホテル京阪築地銀座グランデ」「ホテル京阪京都八条口」「ホテル京阪東京四谷」
の3店を開業したほか、各ホテルにおいて積極的な営業活動を展開し、ビジネス需要や国内外からの観光需要の取込
みによる稼働率の向上及び収益力の強化に努めました。
しかしながら、台風などの自然災害や京都センチュリーホテル改修工事などの影響により、レジャー・サービス業
全体の営業収益は230億3千8百万円と、前年同期に比較して11億7千7百万円(4.9%)の減収となり、営業利益は
28億2千5百万円と、前年同期に比較して17億2千5百万円(37.9%)の減益となりました。
⑤その他の事業
その他の事業全体の営業収益は前年同期に比較してほぼ横ばいの13億9千9百万円にとどまり、営業損失は1千5
百万円と、前年同期に比較して4千5百万円の悪化となりました。
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(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、販売土地及び建物や有形固定資産が増加したことなどにより、前連結会
計年度末から289億7千万円(4.1%)増加し、7,277億5千6百万円となりました。
負債につきましては、有利子負債が増加したことなどにより、前連結会計年度末から185億3百万円(3.9%)増加
し、4,937億3千万円となりました。
純資産につきましては、利益剰余金が増加したことなどにより、前連結会計年度末から104億6千6百万円
(4.7%)増加し、2,340億2千6百万円となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期
連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行ってお
ります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、前回公表数値(2018年11月5日)から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 20,317 19,474
受取手形及び売掛金 31,199 23,447
有価証券 51 6
販売土地及び建物 105,070 119,537
商品 1,772 2,211
その他 10,099 17,829
貸倒引当金 △243 △250
流動資産合計 168,266 182,257
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 193,388 194,451
機械装置及び運搬具(純額) 16,672 18,093
土地 217,866 218,153
建設仮勘定 19,065 28,838
その他(純額) 8,632 9,654
有形固定資産合計 455,624 469,191
無形固定資産 9,267 8,702
投資その他の資産
投資有価証券 43,676 45,009
長期貸付金 689 565
繰延税金資産 9,500 8,950
退職給付に係る資産 704 1,126
その他 11,340 12,245
貸倒引当金 △283 △293
投資その他の資産合計 65,627 67,605
固定資産合計 530,519 545,499
資産合計 698,786 727,756
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 11,588 13,289
短期借入金 80,202 80,253
短期社債 - 10,000
1年内償還予定の社債 10,045 10,045
未払法人税等 4,524 1,312
前受金 7,521 11,331
賞与引当金 2,555 1,826
商品券等引換損失引当金 565 602
その他 44,596 45,592
流動負債合計 161,600 174,253
固定負債
社債 80,125 80,087
長期借入金 146,026 151,964
長期未払金 536 483
繰延税金負債 10,915 10,370
再評価に係る繰延税金負債 33,137 33,134
役員退職慰労引当金 345 326
退職給付に係る負債 18,790 18,482
その他 23,749 24,626
固定負債合計 313,626 319,476
負債合計 475,226 493,730
純資産の部
株主資本
資本金 51,466 51,466
資本剰余金 28,787 28,787
利益剰余金 117,384 128,678
自己株式 △21,603 △21,620
株主資本合計 176,033 187,311
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,787 9,091
土地再評価差額金 36,088 36,564
為替換算調整勘定 6 20
退職給付に係る調整累計額 △2,540 △2,564
その他の包括利益累計額合計 44,341 43,111
新株予約権 44 75
非支配株主持分 3,139 3,527
純資産合計 223,559 234,026
負債純資産合計 698,786 727,756
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業収益 222,993 226,665
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 168,009 170,689
販売費及び一般管理費 30,487 30,544
営業費合計 198,497 201,233
営業利益 24,496 25,431
営業外収益
受取利息 50 42
受取配当金 782 874
雑収入 689 775
営業外収益合計 1,521 1,692
営業外費用
支払利息 1,927 1,813
持分法による投資損失 43 68
雑支出 760 724
営業外費用合計 2,731 2,606
経常利益 23,287 24,517
特別利益
投資有価証券売却益 0 479
補助金 400 378
固定資産売却益 261 93
工事負担金等受入額 - 16
関係会社株式売却益 3,164 -
その他 254 139
特別利益合計 4,081 1,107
特別損失
固定資産除却損 302 966
災害による損失 - 555
固定資産圧縮損 24 35
減損損失 - 6
投資有価証券売却損 - 6
損害賠償金 152 -
その他 8 -
特別損失合計 488 1,570
税金等調整前四半期純利益 26,880 24,053
法人税、住民税及び事業税 7,742 7,084
法人税等調整額 532 734
法人税等合計 8,274 7,819
四半期純利益 18,605 16,234
非支配株主に帰属する四半期純利益 383 443
親会社株主に帰属する四半期純利益 18,222 15,790
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京阪ホールディングス㈱(9045)2019年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 18,605 16,234
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,341 △1,724
退職給付に係る調整額 435 △23
持分法適用会社に対する持分相当額 △6 13
その他の包括利益合計 1,770 △1,734
四半期包括利益 20,375 14,500
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 19,960 14,084
非支配株主に係る四半期包括利益 415 415
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京阪ホールディングス㈱(9045)2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負
債の区分に表示しております。
(重要な後発事象)
(無担保社債の発行)
当社は、2018年5月28日開催の取締役会における社債発行に関する包括決議に基づき、下記の条件にて第31回
無担保社債を発行いたしました。
(1) 発行総額 10,000百万円
(2) 発行価格 各社債の金額100円につき金100円
(3) 払込期日 2019年1月24日
(4) 償還期限 2029年1月24日
(5) 利率 年0.455%
(6) 資金の使途 「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド キョウト)」等の設備投資資金
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