9045 京阪HD 2021-02-05 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月5日
上場会社名 京阪ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 9045 URL https://www.keihan-holdings.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)石丸 昌宏
問合せ先責任者 (役職名) グループ管理室 経理部長 (氏名)城野 教雄 TEL 06-6944-2527
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 182,908 △25.9 270 △99.1 749 △97.6 △1,593 -
2020年3月期第3四半期 246,932 8.9 31,437 23.6 30,690 25.2 21,242 34.5
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 △3,352百万円 (-%) 2020年3月期第3四半期 22,651百万円 (56.2%)
潜在株式調整後1株当たり
1株当たり四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 △14.87 -
2020年3月期第3四半期 198.18 198.13
(注)当第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当た
り四半期純損失であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 753,728 248,826 32.4
2020年3月期 732,824 254,058 34.1
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 244,315百万円 2020年3月期 249,736百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 17.50 - 17.50 35.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) 25.00 25.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
営業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 257,200 △18.9 △1,300 - △600 - △3,400 - △31.72
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 113,182,703株 2020年3月期 113,182,703株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 5,999,663株 2020年3月期 5,997,108株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 107,184,120株 2020年3月期3Q 107,188,053株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通しなどの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づ
いており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績などは様々な要因により大きく異なる可能性がありま
す。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項などについては、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情
報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法)
「2021年3月期第3四半期 決算補足資料」は本日、当社ウェブサイトに掲載するとともに、TDnetで開示しております。
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
(四半期連結損益計算書)………………………………………………………………………………………… 6
(四半期連結包括利益計算書)…………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記)………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)………………………………………………………… 8
(追加情報)………………………………………………………………………………………………………… 8
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京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間につきましては、当社グループでは、各事業にわたりすべてのお客さまに「安全安心」
にご利用いただけるよう新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を実施しながら営業活動を行い、業績の向上
に努めました。しかしながら、同感染症拡大によるインバウンド需要の減少や国内における外出自粛の影響から大幅
な減収となりました。これらの結果、営業収益は182,908百万円(前年同期比64,024百万円、25.9%減)、営業利益
は270百万円(前年同期比31,166百万円、99.1%減)となり、これに営業外損益を加減した経常利益は749百万円(前
年同期比29,940百万円、97.6%減)となりました。さらに、これに特別損益を加減し、法人税等及び非支配株主に帰
属する四半期純利益を控除した親会社株主に帰属する四半期純損失は1,593百万円(前年同期は21,242百万円の親会
社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①運輸業
鉄道事業やバス事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により旅客数が大幅に減少したほか、
京阪電気鉄道㈱が運営するひらかたパークで入場人員が減少したことなどもあり、減収となりました。
これらの結果、運輸業全体の営業収益は49,003百万円(前年同期比23,671百万円、32.6%減)となり、営業損失は
7,263百万円(前年同期は11,630百万円の営業利益)となりました。
②不動産業
不動産販売業におきましては、「南草津プリムタウン」などの土地建物の販売が堅調に推移しましたが、前年同期
の「ザ・京都レジデンス御所東」「ファインシティ札幌ザ・ノースゲート」などのマンション販売の反動により、減
収となりました。
不動産賃貸業におきましては、前期に取得した「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(当社は区分所有権を保有)
「GOOD NATURE STATION(グッド ネイチャー ステーション)」が通期寄与したほか、不動産ファンド収入が増加し
たことなどにより、増収となりました。
これらの結果、不動産業全体の営業収益は76,013百万円(前年同期比8,232百万円、9.8%減)となり、営業利益は
15,168百万円(前年同期比667百万円、4.6%増)となりました。
③流通業
百貨店業やショッピングモールの経営におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い2020年4月に発令さ
れた緊急事態宣言を受け、各店舗・施設の休業や営業規模の縮小を実施したことなどにより、減収となりました。
ストア業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による鉄道利用者の減少に伴う駅ビジネス事業や
CVS事業の苦戦などにより、減収となりました。
これらの結果、流通業全体の営業収益は61,881百万円(前年同期比13,490百万円、17.9%減)となり、営業利益は
771百万円(前年同期比2,070百万円、72.9%減)となりました。
④レジャー・サービス業
ホテル事業におきましては、「ホテル京阪名古屋」「ホテル京阪京都駅南」「ホテル京阪仙台」の3店を開業しま
したが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い2020年4月に発令された緊急事態宣言を受け、各店舗の休業や営業規
模の縮小を実施したことなどにより、前年同期と比較して稼働率が大きく低下いたしました。
これらの結果、レジャー・サービス業全体の営業収益は7,483百万円(前年同期比19,724百万円、72.5%減)とな
り、営業損失は7,786百万円(前年同期は3,127百万円の営業利益)となりました。
⑤その他の事業
その他の事業におきましては、前期に開業した「GOOD NATURE STATION」が通期寄与し、その他の事業全体の営業
収益は2,292百万円(前年同期比178百万円、8.4%増)となりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によ
る同施設の一部休業・営業規模の縮小などにより、営業損失は982百万円(前年同期は414百万円の営業損失)となり
ました。
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京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金や販売土地及び建物が増加したことなどにより、前連結会
計年度末から20,904百万円(2.9%)増加し、753,728百万円となりました。
負債につきましては、有利子負債が増加したことなどにより、前連結会計年度末から26,136百万円(5.5%)増加
し、504,902百万円となりました。
純資産につきましては、利益剰余金が減少したことなどにより、前連結会計年度末から5,232百万円(2.1%)減少
し、248,826百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、前回公表数値(2020年11月5日)から変更はありません。
※前回公表数値は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の再発令などは行われないという前提を置き
算定したものとなっております。今般、2021年1月14日に大阪府や京都府において緊急事態宣言が発令され、時短
営業や外出自粛の要請が行われたことにより、当社グループの業績への影響が想定されます。しかしながら、現時
点では影響を合理的に算定することが困難であるため、前回公表数値を据え置いております。
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京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,918 30,013
受取手形及び売掛金 21,947 20,912
有価証券 2,178 1,085
販売土地及び建物 123,881 130,652
商品 1,836 1,930
その他 12,617 13,557
貸倒引当金 △364 △625
流動資産合計 177,016 197,526
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 222,247 219,310
機械装置及び運搬具(純額) 17,412 16,529
土地 223,746 223,680
建設仮勘定 5,477 10,157
その他(純額) 10,166 10,265
有形固定資産合計 479,049 479,944
無形固定資産 8,576 8,242
投資その他の資産
投資有価証券 44,680 41,879
長期貸付金 411 316
繰延税金資産 10,163 11,927
退職給付に係る資産 598 667
その他 12,614 13,431
貸倒引当金 △286 △205
投資その他の資産合計 68,182 68,016
固定資産合計 555,808 556,202
資産合計 732,824 753,728
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京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 9,450 11,589
短期借入金 75,224 63,626
短期社債 7,999 -
1年内償還予定の社債 20,039 30,004
未払法人税等 4,187 4,339
前受金 6,293 12,040
賞与引当金 2,971 1,046
商品券等引換損失引当金 702 754
その他 40,827 38,686
流動負債合計 167,695 162,087
固定負債
社債 80,000 100,000
長期借入金 143,869 156,369
長期未払金 369 310
繰延税金負債 8,825 8,502
再評価に係る繰延税金負債 33,046 33,046
役員退職慰労引当金 228 182
退職給付に係る負債 19,093 18,943
その他 25,636 25,458
固定負債合計 311,069 342,814
負債合計 478,765 504,902
純資産の部
株主資本
資本金 51,466 51,466
資本剰余金 28,792 28,792
利益剰余金 150,926 147,457
自己株式 △21,640 △21,652
株主資本合計 209,545 206,064
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,648 4,363
土地再評価差額金 36,375 36,374
為替換算調整勘定 71 △53
退職給付に係る調整累計額 △2,904 △2,433
その他の包括利益累計額合計 40,191 38,251
新株予約権 110 144
非支配株主持分 4,212 4,366
純資産合計 254,058 248,826
負債純資産合計 732,824 753,728
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京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業収益 246,932 182,908
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 182,891 151,861
販売費及び一般管理費 32,604 30,775
営業費合計 215,495 182,637
営業利益 31,437 270
営業外収益
受取利息 41 33
受取配当金 944 565
雇用調整助成金 - 1,369
雑収入 700 1,161
営業外収益合計 1,686 3,129
営業外費用
支払利息 1,668 1,567
持分法による投資損失 108 24
雑支出 656 1,059
営業外費用合計 2,433 2,651
経常利益 30,690 749
特別利益
投資有価証券売却益 827 3,406
補助金 385 460
固定資産売却益 11 47
工事負担金等受入額 507 24
受取補償金 1,093 -
その他 6 -
特別利益合計 2,831 3,939
特別損失
新型コロナウイルス感染症による損失 - 947
減損損失 38 192
固定資産除却損 344 113
固定資産圧縮損 930 20
その他 - 131
特別損失合計 1,313 1,404
税金等調整前四半期純利益 32,208 3,283
法人税、住民税及び事業税 9,582 6,106
法人税等調整額 846 △1,405
法人税等合計 10,428 4,701
四半期純利益又は四半期純損失(△) 21,779 △1,417
非支配株主に帰属する四半期純利益 537 176
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
21,242 △1,593
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 21,779 △1,417
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 599 △2,281
退職給付に係る調整額 226 471
持分法適用会社に対する持分相当額 45 △125
その他の包括利益合計 871 △1,935
四半期包括利益 22,651 △3,352
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 22,091 △3,533
非支配株主に係る四半期包括利益 559 180
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京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社グループにおける新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響については、2021年1月14日に大阪府や京都
府において緊急事態宣言が発令されたものの、当連結会計年度の第2四半期報告書に記載した同感染症拡大に伴
う影響の収束時期等の仮定について、重要な変更はありません。
しかしながら、同感染症の影響については不確定要素が多く、当社グループの経営成績等に重要な影響を及ぼ
す可能性があります。
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