9045 京阪HD 2020-08-06 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月6日
上場会社名 京阪ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 9045 URL https://www.keihan-holdings.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)石丸 昌宏
問合せ先責任者 (役職名) 経営統括室 経理部長 (氏名)城野 教雄 TEL 06-6944-2527
四半期報告書提出予定日 2020年8月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
営業収益 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 44,136 △45.1 △5,620 - △5,937 - △3,403 -
2020年3月期第1四半期 80,331 2.1 12,207 17.6 12,204 17.8 8,678 25.4
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △4,391百万円 (-%) 2020年3月期第1四半期 8,345百万円 (9.2%)
潜在株式調整後1株当たり
1株当たり四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △31.76 -
2020年3月期第1四半期 80.97 80.95
(注)当第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当た
り四半期純損失であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 748,340 247,763 32.5
2020年3月期 732,824 254,058 34.1
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 243,564百万円 2020年3月期 249,736百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 17.50 - 17.50 35.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 17.50 - 17.50 35.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を現段階において合理的に算定
することが困難なことから未定としております。今後、業績予想の開示が可能となった段階で速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 113,182,703株 2020年3月期 113,182,703株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 5,997,786株 2020年3月期 5,997,108株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 107,185,038株 2020年3月期1Q 107,188,100株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、2021年3月期の連結業績予想につきましては、合理的な業績予想の算定が困難である
ため未定としております。なお、当該理由等は、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法)
「2021年3月期第1四半期 決算補足資料」は本日、当社ウェブサイトに掲載するとともに、TDnetで開示しております。
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
(四半期連結損益計算書)………………………………………………………………………………………… 6
(四半期連結包括利益計算書)…………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記)………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)………………………………………………………… 8
(追加情報)………………………………………………………………………………………………………… 8
- 1 -
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間につきましては、当社グループでは、各事業にわたりすべてのお客さまに「安全安心」
にご利用いただけるよう新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を実施しながら営業活動を行い、業績の向上
に努めました。しかしながら、同感染症拡大によるインバウンド需要の減少や国内における外出自粛の影響から大幅
な減収となりました。これらの結果、営業収益は44,136百万円(前年同期比36,194百万円、45.1%減)、営業損失は
5,620百万円(前年同期は12,207百万円の営業利益)となり、これに営業外損益を加減した経常損失は5,937百万円
(前年同期は12,204百万円の経常利益)となりました。さらに、これに特別損益を加減し、法人税等及び非支配株主
に帰属する四半期純損失を控除した親会社株主に帰属する四半期純損失は3,403百万円(前年同期は8,678百万円の親
会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①運輸業
鉄道事業やバス事業において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により旅客数が大幅に減少したほか、京阪電
気鉄道㈱が運営するひらかたパークの休園などもあり、減収となりました。
これらの結果、運輸業全体の営業収益は13,413百万円(前年同期比11,138百万円、45.4%減)となり、営業損失は
4,991百万円(前年同期は4,760百万円の営業利益)となりました。
②不動産業
不動産販売業におきましては、「南草津プリムタウン」などの土地建物の販売が堅調に推移しましたが、前年同期
の「ザ・京都レジデンス御所東」「北浜ミッドタワー」などのマンション販売の反動により、減収となりました。
不動産賃貸業におきましては、前期に取得した「GOOD NATURE STATION(グッド ネイチャー ステーション)」
「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(当社は区分所有権を保有)が通期寄与し、増収となりました。
これらの結果、不動産業全体の営業収益は16,457百万円(前年同期比10,075百万円、38.0%減)となり、営業利益
は3,681百万円(前年同期比1,365百万円、27.1%減)となりました。
③流通業
百貨店業やショッピングモールの経営におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令
を受け、各店舗・施設の休業や営業規模の縮小を実施したことなどにより、減収となりました。
ストア業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による鉄道利用者の減少に伴うCVS事業や駅ビジ
ネス事業の苦戦などにより減収となりました。
これらの結果、流通業全体の営業収益は17,361百万円(前年同期比6,707百万円、27.9%減)となり、営業損失は
277百万円(前年同期は866百万円の営業利益)となりました。
④レジャー・サービス業
ホテル事業におきましては、2020年4月3日に「ホテル京阪名古屋」を開業しましたが、新型コロナウイルス感染
症拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、各店舗の休業や営業規模の縮小を実施したことなどにより、前年同期と比
較して稼働率が大きく低下いたしました。
これらの結果、レジャー・サービス業全体の営業収益は863百万円(前年同期比8,259百万円、90.5%減)となり、
営業損失は3,230百万円(前年同期は965百万円の営業利益)となりました。
⑤その他の事業
その他の事業におきましては、前期に開業した「GOOD NATURE STATION」が通期寄与し、その他の事業全体の営業
収益は570百万円(前年同期比73百万円、14.7%増)となりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による
同施設の一部休業・営業規模の縮小などにより、営業損失は413百万円(前年同期は30百万円の営業利益)となりま
した。
- 2 -
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形及び売掛金が減少したものの、現金及び預金や販売土地及び建
物が増加したことなどにより、前連結会計年度末から15,516百万円(2.1%)増加し、748,340百万円となりました。
負債につきましては、有利子負債が増加したことなどにより、前連結会計年度末から21,812百万円(4.6%)増加
し、500,577百万円となりました。
純資産につきましては、利益剰余金が減少したことなどにより、前連結会計年度末から6,295百万円(2.5%)減少
し、247,763百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
①当期の連結業績予想の公表延期について
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を現段階において合理的
に算定することが困難なことから「未定」としております。今後、業績予想の開示が可能となった段階で速やかに公
表いたします。
②感染症拡大が当期の連結業績に与えうる影響について
緊急事態宣言は解除されたものの、関西圏においても感染者が再び増加するなど感染症収束の見通しは不透明であ
り、移動の自粛ムードは継続しております。また、海外においても感染症は拡大しており、インバウンド需要も回復
の兆しは依然見えません。そのため、今後も鉄道事業・バス事業の旅客数やホテル事業の稼働率が低調に推移した場
合、業績に大きな影響を与える可能性があります。
- 3 -
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,918 28,114
受取手形及び売掛金 21,947 17,820
有価証券 2,178 1,882
販売土地及び建物 123,881 130,509
商品 1,836 1,653
その他 12,617 12,287
貸倒引当金 △364 △470
流動資産合計 177,016 191,797
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 222,247 220,021
機械装置及び運搬具(純額) 17,412 17,082
土地 223,746 223,746
建設仮勘定 5,477 7,398
その他(純額) 10,166 9,952
有形固定資産合計 479,049 478,201
無形固定資産 8,576 8,276
投資その他の資産
投資有価証券 44,680 43,540
長期貸付金 411 404
繰延税金資産 10,163 12,780
退職給付に係る資産 598 622
その他 12,614 12,992
貸倒引当金 △286 △276
投資その他の資産合計 68,182 70,064
固定資産合計 555,808 556,542
資産合計 732,824 748,340
- 4 -
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 9,450 8,645
短期借入金 75,224 75,995
短期社債 7,999 14,498
1年内償還予定の社債 20,039 20,034
未払法人税等 4,187 1,973
前受金 6,293 11,514
賞与引当金 2,971 1,281
商品券等引換損失引当金 702 732
その他 40,827 37,200
流動負債合計 167,695 171,877
固定負債
社債 80,000 80,000
長期借入金 143,869 161,367
長期未払金 369 338
繰延税金負債 8,825 8,096
再評価に係る繰延税金負債 33,046 33,046
役員退職慰労引当金 228 211
退職給付に係る負債 19,093 18,953
その他 25,636 26,686
固定負債合計 311,069 328,700
負債合計 478,765 500,577
純資産の部
株主資本
資本金 51,466 51,466
資本剰余金 28,792 28,792
利益剰余金 150,926 145,647
自己株式 △21,640 △21,643
株主資本合計 209,545 204,262
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,648 5,746
土地再評価差額金 36,375 36,375
為替換算調整勘定 71 △71
退職給付に係る調整累計額 △2,904 △2,747
その他の包括利益累計額合計 40,191 39,302
新株予約権 110 110
非支配株主持分 4,212 4,087
純資産合計 254,058 247,763
負債純資産合計 732,824 748,340
- 5 -
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業収益 80,331 44,136
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 57,904 40,323
販売費及び一般管理費 10,219 9,434
営業費合計 68,123 49,757
営業利益又は営業損失(△) 12,207 △5,620
営業外収益
受取利息 14 11
受取配当金 545 322
雑収入 220 261
営業外収益合計 779 595
営業外費用
支払利息 576 513
持分法による投資損失 20 2
雑支出 185 396
営業外費用合計 782 912
経常利益又は経常損失(△) 12,204 △5,937
特別利益
投資有価証券売却益 408 2,127
補助金 155 173
工事負担金等受入額 - 2
固定資産売却益 10 1
その他 110 -
特別利益合計 684 2,304
特別損失
新型コロナウイルス感染症による損失 - 947
固定資産除却損 83 41
固定資産圧縮損 20 4
特別損失合計 104 992
税金等調整前四半期純利益又は
12,784 △4,625
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 4,033 1,917
法人税等調整額 △95 △3,033
法人税等合計 3,938 △1,116
四半期純利益又は四半期純損失(△) 8,846 △3,509
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
167 △105
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
8,678 △3,403
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
- 6 -
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 8,846 △3,509
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △608 △895
退職給付に係る調整額 75 157
持分法適用会社に対する持分相当額 32 △143
その他の包括利益合計 △500 △881
四半期包括利益 8,345 △4,391
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 8,180 △4,292
非支配株主に係る四半期包括利益 164 △98
- 7 -
京阪ホールディングス㈱(9045)2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響の収束時期等の仮定に
ついて、重要な変更はありません。
- 8 -