2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月30日
上場会社名 南海電気鉄道株式会社 上場取引所 東
コード番号 9044 URL http://www.nankai.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 遠北 光彦
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経理部長 (氏名) 大塚 貴裕 TEL 06-6644-7145
定時株主総会開催予定日 2020年6月18日 配当支払開始予定日 2020年6月19日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月18日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
営業収益 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 228,015 0.3 35,223 27.0 31,677 32.5 20,811 59.8
2019年3月期 227,424 △0.2 27,745 △18.3 23,898 △19.6 13,023 △11.5
(注)包括利益 2020年3月期 18,031百万円 (48.5%) 2019年3月期 12,143百万円 (△28.5%)
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利 営業収益営業利益
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率
り当期純利益 益率 率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 183.68 ― 8.8 3.4 15.4
2019年3月期 114.90 ― 5.8 2.6 12.2
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 △29百万円 2019年3月期 △3百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 925,058 256,003 26.4 2,157.76
2019年3月期 918,385 241,561 25.1 2,036.79
(参考) 自己資本 2020年3月期 244,413百万円 2019年3月期 230,855百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 58,935 △48,915 △14,853 17,030
2019年3月期 38,729 △45,219 8,632 21,864
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 15.00 ― 15.00 30.00 3,400 26.1 1.5
2020年3月期 ― 15.00 ― 17.50 32.50 3,683 17.7 1.5
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注)2021年3月期の配当予想は未定であります。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大が当社グループに与える影響を、現時点では合理的に把握することが困難で
あるため、未定としております。今後、連結業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 113,402,446 株 2019年3月期 113,402,446 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 130,505 株 2019年3月期 59,672 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 113,299,933 株 2019年3月期 113,344,906 株
(注) 期末自己株式数には、役員向け株式報酬として株式交付信託が保有する当社株式が以下のとおり含まれております。
2020年3月期:66,900株
また、役員向け株式報酬として株式交付信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
2020年3月期:41,169株
(参考)個別業績の概要
1. 2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 104,508 4.5 21,963 54.1 19,439 25.4 13,617 0.1
2019年3月期 100,026 0.7 14,255 △30.0 15,498 △10.9 13,602 68.2
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 120.19 ―
2019年3月期 120.01 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 837,754 196,429 23.4 1,734.14
2019年3月期 826,957 188,132 22.7 1,659.86
(参考) 自己資本 2020年3月期 196,429百万円 2019年3月期 188,132百万円
2. 2021年 3月期の個別業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
2021年3月期の個別業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染拡大が当社グループに与える影響を、現時点では合理的に把握することが困難で
あるため、未定としております。今後、個別業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに公表いたします。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいておりま
すが、業績に与える未確定な要素が多いため、業績予想を数値で示すことは困難であります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっ
ての注意事項等については、決算短信(添付資料)4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧下さい。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法について)
・決算補足説明資料は、本日、当社ホームページに掲載するとともに、TDnetで開示しております。
・決算説明会につきましては、2020年5月18日(月)に機関投資家・アナリスト向け説明会を開催する予定です。また、この説明会で配布する資料につきまし
ては、開催後、速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
連結損益計算書 ………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………… 13
(セグメント情報) …………………………………………………………………………… 13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………… 14
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当期のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなど、景気は緩やかな回復基調を維持したものの、新型コロナウ
イルス感染拡大の影響により、期の終盤にかけて大幅に下押しされ、先行きについても非常に厳しい状況が続くものと
予想されます。
このような経済情勢の下におきまして、当社グループでは、2年目に入った中期経営計画「共創136計画」に基づ
き、引き続き各種施策への取組みを進めてまいりました。
当期におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響があったものの、不動産業において、なんばスカイオが通
年で寄与したことやマンション販売が増加したこと等により、営業収益は2,280億15百万円(前期比0.3%増)となりま
した。また、前期に住宅開発事業等の見直しに伴う販売用不動産評価損を計上した反動等により、営業利益は352億23
百万円(前期比27.0%増)、経常利益は316億77百万円(前期比32.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は208億
11百万円(前期比59.8%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
<運輸業>
鉄道事業におきましては、営業面では、昨年4月、南海線のダイヤ改正を実施し、平日朝の特急ラピートを増発す
るなど、空港アクセスの利便性向上をはかりました。また、昨年10月、消費税率改定に伴う運賃・料金改定を実施す
るとともに、鋼索線の収支改善を目的とした運賃改定を実施いたしました。沿線活性化施策では、百舌鳥・古市古墳
群の世界遺産登録を契機とした旅客需要を喚起するため、国内外向けのプロモーションを実施いたしましたほか、世
界遺産高野山と高野山麓エリアへの来訪者層の拡大と回遊性向上をめざし、橋本駅から高野山駅に至る区間を現代の
参詣道と位置づけ各駅の付加価値を高めるべく、第一弾として九度山駅におむすびスタンド「くど」を、高野下駅に
駅舎ホテル「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道」を、それぞれ開業するとともに、観光列車「天空」運行開始10周
年記念イベントを実施いたしました。さらに、列車の運行情報等をスマートフォンで確認できる「南海アプリ」の配
信を開始したほか、高野線における多言語列車放送システムの導入や駅及び一部特急列車への携帯通訳機の配備等、
国内外からのお客さまに対する情報発信体制の強化に努めました。施設・車両面では、駅トイレのリニューアルを計
画的に推進したほか、南海線において、車両づくりをお客さまと一緒に考える「NANKAI マイトレイン」プロジェク
トによりリニューアルした9000系車両の運行を開始するとともに、南海線及び高野線において8300系新造車両30両を
投入するなど、旅客サービスの向上に取り組みました。また、特急ラピートの台車にき裂が発見された重大インシデ
ントにつきましては、台車の緊急点検をはじめ、お客さまの信頼の回復に向けた取組みを速やかに実施したほか、踏
切道のさらなる安全性向上をはかるため、障害物の検知能力に優れた平面式踏切障害物検知装置を新たに導入いたし
ました。
バス事業におきましては、関西国際空港において増加するインバウンド関連需要に対応し、空港リムジンバス路線
の増便や空港島内輸送の増強を実施したほか、関西国際空港第1ターミナルの券売所において、インバウンド向けモ
バイル決済サービスを導入いたしました。また、昨年9月から11月までの間、他社との共同運行により京都駅前と高
野山とを結ぶ高速バスを試験運行し、行楽シーズンの旅客需要の取込みに努めました。このほか、一般乗合バス路線
では、和歌山バス株式会社が運行する路線を対象としてバスロケーションシステムを導入したほか、南海りんかんバ
ス株式会社において、PiTaPaをはじめとする交通系ICカードによる乗車サービスを開始いたしました。
海運業におきましては、和歌山・徳島航路において、昨年12月に新造船「フェリーあい」を就航させ、旅客の安
全・安心と快適性の向上をはかりました。
以上のような諸施策を進めましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、運輸業の営業収益は1,009億80
百万円(前期比1.0%減)となり、営業利益は129億53百万円(前期比13.8%減)となりました。
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
<不動産業>
不動産賃貸業におきましては、なんばスカイオ、パークスタワーをはじめとする沿線の各物件や東大阪及び北大阪
流通センター内各施設の収益性の維持向上に努めましたほか、今春の開業に向け、北大阪流通センター再開発の第1
期計画を推進いたしました。また、業容の拡大をはかるため、なんばエリアにおいて収益物件の取得を進めたほか、
昨年9月、新今宮において日本初の外国人就労支援・交流施設「YOLO BASE」を開業するなど、なんばターミナルエ
リアと新今宮エリアを結ぶ南北軸の形成・充実に注力いたしました。一方、駅を拠点としたまちづくりを進めるた
め、南海堺東ビル7階及び8階フロアのリニューアルを実施し、利便性・目的性の高い店舗の集積をはかりました。
不動産販売業におきましては、南海林間田園都市において、新街区「三石台ソラトモリ」の街びらきを行ったほ
か、南海くまとり・つばさが丘等で宅地及び戸建住宅の分譲を進めました。また、当社沿線にあっては北野田及び和
歌山大学前、沿線外では大阪市淀川区、堺市西区及び大阪府富田林市において、当社グループの分譲マンションブラ
ンド「ヴェリテ」シリーズを展開いたしました。
この結果、不動産業の営業収益は、なんばスカイオが通年で寄与したことやマンション販売が増加したこと等によ
り、434億86百万円(前期比17.7%増)となり、営業利益は、前期に住宅開発事業等の見直しに伴う販売用不動産評
価損を計上した反動等もあり、138億32百万円(前期比189.6%増)となりました。
<流通業>
ショッピングセンターの経営におきましては、なんばパークスにおいて、本年3月、リニューアルを実施し、商業
施設初出店を含む新たな店舗を誘致するとともに、パークスガーデンにおいて、ウッドデッキスペースの新設をはじ
め、周辺のオフィスワーカーにもご利用いただけるようWi-Fiのアクセスポイントを増設するなど、既存顧客の来館
頻度の維持向上と新規顧客の獲得をはかりました。このほか、各施設において、時季に適した多様な集客イベントを
開催し、国内外からの来館者数の増加に努めました。
駅ビジネス事業におきましては、N.KLASS及びショップ南海等の各施設において、施設ごとの立地・特色に応じた
店舗の誘致をはかり、鮮度及び魅力の維持向上に努めました。
以上のような諸施策を進めましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、流通業の営業収益は323億48百
万円(前期比3.4%減)となりましたものの、前期にはショッピングセンターのリニューアル関連費用の計上があっ
たこともあり、営業利益は38億35百万円(前期比3.2%増)となりました。
<レジャー・サービス業>
遊園事業におきましては、みさき公園において、昨年3月の事業撤退発表後、お客さまに同園での最後の思い出を
残していただけるよう各種施策に取り組み、本年3月31日をもって同園の運営を終了いたしました。
ホテル・旅館業におきましては、昨年4月、旧ホテル中の島を個人向け小規模高級和風リゾート「碧き島の宿 熊
野別邸 中の島」としてリブランドオープンいたしました。
ビル管理メンテナンス業におきましては、既存管理物件において提供するサービスの品質向上に努めるとともに、
商業施設、ホテル及び公共施設等の新規管理物件の受託と設備工事の受注に努めました。
ボートレース施設賃貸業におきましては、大型ビジョンを更新するなど、来場者へのサービスの向上に努める一
方、購買者層の拡大をはかるため、インターネット投票による舟券販売に注力いたしました。
この結果、レジャー・サービス業の営業収益は429億81百万円(前期比8.4%増)となり、営業利益は27億62百万円
(前期比43.7%増)となりました。
<建設業>
建設業におきましては、民間住宅工事のほか、ホテル、高齢者向け施設等の民間非住宅工事や公共工事の受注活動
に注力いたしました。
以上のような諸施策を進めましたが、完成工事高の減少により、営業収益は411億11百万円(前期比9.0%減)とな
り、営業利益は23億4百万円(前期比13.2%減)となりました。
<その他の事業>
その他の事業におきましては、営業収益は35億3百万円(前期比30.7%増)となり、営業利益は2億12百万円(前
期比37.9%増)となりました。
以上のほか、上記各事業の基盤づくりの一環として、加太線沿線の遊休不動産をリノベーションし、新たなまちづ
くりを実践していくワークショップ「リノベーションスクール@加太」を開催いたしましたほか、南海沿線の若手後
継者による事業承継や起業の意識を醸成するため、自治体、経済団体、大学及び金融機関等との連携による支援のフ
レームワーク構築の一環として、「南海沿線アトツギソン」を主催するなど、沿線価値の向上に注力いたしました。
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、9,250億58百万円となり、前連結会計年度末に比べ66億72百万円増加いた
しました。これは主に、有価証券の減少等により流動資産その他が58億3百万円減少した一方で、「難波御堂筋セン
タービル」の取得等により有形固定資産が141億39百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、6,690億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ77億69百万円減少いた
しました。これは主に、退職給付に係る負債が20億96百万円増加した一方で、有利子負債残高が106億99百万円減少
したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、2,560億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ144億42百万円増加い
たしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益208億11百万円、剰余金の配当34億円によるものであり
ます。
この結果、自己資本比率は26.4%(前連結会計年度末は25.1%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ48億33百万
円減少し、170億30百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は589億35百万円(前期は387億29百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等
調整前当期純利益305億27百万円のほか、減価償却費287億86百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は489億15百万円(前期は452億19百万円の使用)となりました。これは主に、固定資
産の取得による支出559億81百万円のほか、工事負担金等受入による収入60億47百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は148億53百万円(前期は86億32百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借
入れによる収入215億55百万円のほか、長期借入金の返済による支出303億54百万円等によるものであります。
(4)今後の見通し
新型コロナウイルスの感染拡大により、インバウンド需要の消失や外出自粛による鉄道事業での輸送人員の減少、
緊急事態宣言の発令に伴う商業施設の臨時休業など、当社グループの事業は大きな影響を受けている上、感染の収束
時期についても非常に不透明な状況にあります。
このため現段階では、新型コロナウイルス感染拡大による業績への影響を合理的に算定することが困難であること
から、2021年3月期の業績予想及び配当予想を未定とさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症の収束に関する見通しがつき、業績への影響が合理的に予測することが可能となった時
点で速やかに公表いたします。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響につきましては、別途開示しております「決算補足説明資料」をご参
照ください。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、国内の同業他社との比較可能性を確
保するため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,359 17,874
受取手形及び売掛金 23,188 19,481
商品及び製品 15,098 17,167
仕掛品 424 555
原材料及び貯蔵品 2,766 2,901
その他 21,103 15,299
貸倒引当金 △84 △58
流動資産合計 80,856 73,221
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 369,430 367,040
機械装置及び運搬具(純額) 26,001 31,939
土地 354,823 358,624
建設仮勘定 35,492 42,935
その他(純額) 6,674 6,020
有形固定資産合計 792,422 806,561
無形固定資産 8,219 10,828
投資その他の資産
投資有価証券 26,511 23,507
長期貸付金 100 88
退職給付に係る資産 90 642
繰延税金資産 2,983 3,271
その他 8,669 7,399
貸倒引当金 △1,467 △462
投資その他の資産合計 36,887 34,446
固定資産合計 837,528 851,836
資産合計 918,385 925,058
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 20,807 19,877
短期借入金 67,426 91,526
1年以内償還社債 20,000 10,000
未払法人税等 2,714 4,712
賞与引当金 2,666 2,697
完成工事補償引当金 1,188 1,189
訴訟損失引当金 2,664 -
その他 60,483 67,864
流動負債合計 177,951 197,867
固定負債
社債 90,000 90,000
長期借入金 301,227 271,426
繰延税金負債 39,579 39,436
再評価に係る繰延税金負債 18,766 18,748
退職給付に係る負債 16,873 18,969
その他 32,425 32,604
固定負債合計 498,872 471,186
負債合計 676,823 669,054
純資産の部
株主資本
資本金 72,983 72,983
資本剰余金 28,105 28,117
利益剰余金 91,301 108,690
自己株式 △160 △350
株主資本合計 192,230 209,440
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,143 4,465
繰延ヘッジ損益 - 0
土地再評価差額金 30,953 30,976
退職給付に係る調整累計額 529 △468
その他の包括利益累計額合計 38,625 34,973
非支配株主持分 10,705 11,590
純資産合計 241,561 256,003
負債純資産合計 918,385 925,058
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業収益 227,424 228,015
営業費
運輸業等営業費及び売上原価 192,252 185,667
販売費及び一般管理費 7,425 7,124
営業費合計 199,678 192,791
営業利益 27,745 35,223
営業外収益
受取利息 27 26
受取配当金 956 966
雑収入 450 470
営業外収益合計 1,433 1,462
営業外費用
支払利息 4,598 4,311
雑支出 682 697
営業外費用合計 5,281 5,009
経常利益 23,898 31,677
特別利益
工事負担金等受入額 2,985 1,329
受取保険金 1,040 773
固定資産売却益 844 484
その他 512 413
特別利益合計 5,383 3,000
特別損失
工事負担金等圧縮額 1,226 1,277
固定資産除却損 1,719 849
事業整理損 - 751
減損損失 5,560 403
訴訟損失引当金繰入額 2,664 -
災害による損失 1,243 -
その他 1,344 868
特別損失合計 13,758 4,150
税金等調整前当期純利益 15,522 30,527
法人税、住民税及び事業税 7,932 7,580
法人税等調整額 △5,249 1,127
法人税等合計 2,682 8,708
当期純利益 12,840 21,819
非支配株主に帰属する当期純利益又は
△183 1,008
非支配株主に帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 13,023 20,811
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 12,840 21,819
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,567 △2,757
繰延ヘッジ損益 - 0
土地再評価差額金 1 -
退職給付に係る調整額 869 △1,031
その他の包括利益合計 △696 △3,788
包括利益 12,143 18,031
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 12,414 17,136
非支配株主に係る包括利益 △270 895
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 72,983 28,105 81,593 △146 182,535
当期変動額
剰余金の配当 △3,400 △3,400
親会社株主に帰属する当期
純利益
13,023 13,023
土地再評価差額金の取崩 85 85
自己株式の取得 △14 △14
自己株式の処分 0 0 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△0 △0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △0 9,708 △13 9,694
当期末残高 72,983 28,105 91,301 △160 192,230
その他の包括利益累計額
その他の包括 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 土地再評価差 退職給付に係る
券評価差額金
繰延ヘッジ損益
額金 調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 8,638 - 31,037 △354 39,320 10,978 232,835
当期変動額
剰余金の配当 △3,400
親会社株主に帰属する当期
純利益
13,023
土地再評価差額金の取崩 85
自己株式の取得 △14
自己株式の処分 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
△0
株主資本以外の項目の当期
△1,495 - △83 883 △695 △273 △968
変動額(純額)
当期変動額合計 △1,495 - △83 883 △695 △273 8,726
当期末残高 7,143 - 30,953 529 38,625 10,705 241,561
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 72,983 28,105 91,301 △160 192,230
当期変動額
剰余金の配当 △3,400 △3,400
親会社株主に帰属する当期
純利益
20,811 20,811
土地再評価差額金の取崩 △22 △22
自己株式の取得 △190 △190
自己株式の処分 0 0 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
12 12
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 12 17,388 △190 17,209
当期末残高 72,983 28,117 108,690 △350 209,440
その他の包括利益累計額
その他の包括 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証 土地再評価差 退職給付に係る
券評価差額金
繰延ヘッジ損益
額金 調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 7,143 - 30,953 529 38,625 10,705 241,561
当期変動額
剰余金の配当 △3,400
親会社株主に帰属する当期
純利益
20,811
土地再評価差額金の取崩 △22
自己株式の取得 △190
自己株式の処分 0
非支配株主との取引に係る
親会社の持分変動
12
株主資本以外の項目の当期
△2,677 0 22 △997 △3,652 884 △2,767
変動額(純額)
当期変動額合計 △2,677 0 22 △997 △3,652 884 14,442
当期末残高 4,465 0 30,976 △468 34,973 11,590 256,003
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 15,522 30,527
減価償却費 27,440 28,786
減損損失 5,560 403
のれん償却額 471 401
賞与引当金の増減額(△は減少) 27 30
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 1,769 81
貸倒引当金の増減額(△は減少) 52 △1,029
訴訟損失引当金の増減額(△は減少) 2,664 -
受取利息及び受取配当金 △983 △992
支払利息 4,598 4,311
固定資産除却損 915 845
工事負担金等圧縮額 1,226 1,277
工事負担金等受入額 △2,985 △1,329
売上債権の増減額(△は増加) △8,302 5,175
たな卸資産の増減額(△は増加) 3,698 △274
仕入債務の増減額(△は減少) △1,091 △432
たな卸資産評価損 6,509 221
未払消費税等の増減額(△は減少) △3,306 3,938
その他 489 678
小計 54,276 72,621
利息及び配当金の受取額 983 992
利息の支払額 △4,628 △4,313
供託金の預入による支出 - △2,000
損害賠償金の支払額 - △2,756
法人税等の支払額 △11,901 △5,609
営業活動によるキャッシュ・フロー 38,729 58,935
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出 △55,918 △55,981
固定資産の売却による収入 1,233 2,035
工事負担金等受入による収入 10,419 6,047
投資有価証券の取得による支出 △1,169 △1,111
投資有価証券の売却による収入 500 0
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
237 -
収入
その他 △521 94
投資活動によるキャッシュ・フロー △45,219 △48,915
財務活動によるキャッシュ・フロー
コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少) △6,000 5,000
短期借入金の純増減額(△は減少) △8,538 3,100
長期借入れによる収入 54,505 21,555
長期借入金の返済による支出 △47,214 △30,354
社債の発行による収入 19,833 9,911
社債の償還による支出 - △20,000
配当金の支払額 △3,390 △3,393
その他 △562 △672
財務活動によるキャッシュ・フロー 8,632 △14,853
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,143 △4,833
現金及び現金同等物の期首残高 19,721 21,864
現金及び現金同等物の期末残高 21,864 17,030
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能なものであり、取
締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主として当社の営業本部を基礎としたサービス別のセグメントから構成しており、「運輸業」、
「不動産業」、「流通業」、「レジャー・サービス業」、「建設業」及び「その他の事業」の6つを報告セグメントと
し、その構成は次のとおりであります。
「運輸業」は、鉄道事業、軌道事業、バス事業、海運業、貨物運送業及び車両整備業より構成しております。
「不動産業」は、不動産賃貸業及び不動産販売業より構成しております。
「流通業」は、ショッピングセンターの経営、駅ビジネス事業及びその他より構成しております。
「レジャー・サービス業」は、遊園事業、旅行業、ホテル・旅館業、ボートレース施設賃貸業、ビル管理メンテナン
ス業、葬祭事業及びその他より構成しております。
「建設業」は、建設業より構成しております。
「その他の事業」は、経理・情報処理業務代行業及びその他より構成しております。
2.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部営業収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
連結財務
レジャー・ その他の 調整額
運輸業 不動産業 流通業
サービス業
建設業
事業
合計
(注)1
諸表計上額
(注)2
営業収益
外部顧客への営業収益 100,656 35,935 32,849 25,779 31,987 215 227,424 - 227,424
セグメント間の内部
1,394 1,020 633 13,860 13,214 2,464 32,587 △32,587 -
営業収益又は振替高
計 102,051 36,956 33,482 39,640 45,201 2,680 260,012 △32,587 227,424
セグメント利益 15,033 4,776 3,715 1,922 2,655 153 28,257 △511 27,745
セグメント資産 387,230 372,422 75,154 41,820 29,271 468 906,368 12,017 918,385
その他の項目
減価償却費 15,087 6,727 4,637 1,583 175 14 28,225 △784 27,440
減損損失 - 362 - 5,198 - - 5,560 - 5,560
有形固定資産及び
15,307 24,028 1,786 2,288 113 13 43,538 - 43,538
無形固定資産の増加額
(注)1.(1) セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
(2) セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去と全社資産であります。全社資産の金額は、32,586
百万円であり、その主なものは、親会社での現金及び預金、投資有価証券等であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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南海電気鉄道㈱ (9044) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
連結財務
レジャー・ その他の 調整額
運輸業 不動産業 流通業
サービス業
建設業
事業
合計
(注)1
諸表計上額
(注)2
営業収益
外部顧客への営業収益 99,494 42,281 31,698 27,412 26,940 187 228,015 - 228,015
セグメント間の内部
1,486 1,204 649 15,568 14,170 3,316 36,396 △36,396 -
営業収益又は振替高
計 100,980 43,486 32,348 42,981 41,111 3,503 264,411 △36,396 228,015
セグメント利益 12,953 13,832 3,835 2,762 2,304 212 35,901 △677 35,223
セグメント資産 395,925 386,515 72,575 40,938 26,133 540 922,629 2,428 925,058
その他の項目
減価償却費 15,975 7,427 4,386 1,656 155 14 29,615 △829 28,786
減損損失 - 86 - 107 209 - 403 - 403
有形固定資産及び
20,928 22,682 2,515 1,650 117 23 47,917 - 47,917
無形固定資産の増加額
(注)1.(1) セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。
(2) セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去と全社資産であります。全社資産の金額は、25,017
百万円であり、その主なものは、親会社での現金及び預金、投資有価証券等であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 2,036円79銭 2,157円76銭
1株当たり当期純利益金額 114円90銭 183円68銭
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式がないため記載しておりません。
2.役員向け株式報酬として株式交付信託が保有する当社株式を、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株
式総数から控除する自己株式に含めております(当連結会計年度66千株)。
また、1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており
ます(当連結会計年度41千株)。
3.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 13,023 20,811
普通株主に帰属しない金額 (百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属
(百万円) 13,023 20,811
する当期純利益
普通株式の期中平均株式数 (千株) 113,344 113,299
(重要な後発事象)
該当事項はございません。
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