9041 近鉄GHD 2020-05-14 15:30:00
2020年3月期 決算説明資料 [pdf]
2020年3月期 決算説明資料
2020年5月14日
近鉄グループホールディングス株式会社
(証券コード 9041)
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp
連結損益計算書
(単位:百万円,%)
2020/3期予想
2019/3期 2020/3期 増 減 増減率 増 減 要 因 増 減
(2020年3月公表)
営業収益 1,236,905 1,194,244 △ 42,660 △ 3.4 「セグメント別業績」参照 1,204,000 △ 9,755
営業利益 67,779 49,380 △ 18,399 △ 27.1 「セグメント別業績」参照 44,000 5,380
営業外収益 11,533 9,065 △ 2,468 △ 21.4
うち持分法による投資利益 7,140 4,848 △ 2,291 △ 32.1
営業外費用 12,183 11,220 △ 962 △ 7.9
うち支払利息 8,611 7,992 △ 619 △ 7.2
経常利益 67,129 47,224 △ 19,904 △ 29.7 40,000 7,224
収用補償金 △1,442
特別利益 9,061 6,962 △ 2,098 △ 23.2 工事負担金等受入額 △624
収用等圧縮損 △1,330
特別損失 20,669 18,112 △ 2,557 △ 12.4 工事負担金等圧縮額 △633
親会社株主に帰属する
35,962 20,561 △ 15,400 △ 42.8 15,000 5,561
当期純利益
連結子会社数 81社(前期末比1社減) 持分法適用会社数 8社(前期末比増減なし)
1
決算ポイント(営業収益)
上半期は5月の大型連休期間の行楽需要により、主に鉄軌道部門や旅行部門が好調であったが、
本年1月以降、各部門での新型コロナウイルス感染症拡大の影響が大きく減収
(単位:百万円)
△ 5,043
△ 2,996 △ 873
+935
1,236,905 △ 32,541 △ 2,140
1,194,244
2019/3期 運輸 不動産 流通 ホテル・ その他 調整 2020/3期
レジャー
2
決算ポイント(営業利益)
各部門での新型コロナウイルス感染症拡大による減収により減益
(単位:百万円)
△ 5,256 △ 779
△ 2,630
+90 +55
67,779
△ 9,878
49,380
2019/3期 運輸 不動産 流通 ホテル・ その他 調整 2020/3期
レジャー
3
セグメント別業績
(単位:百万円,%)
2020/3期予想
2019/3期 2020/3期 増 減 増減率 増 減
(2020年3月公表)
営業収益 226,754 221,711 △ 5,043 △ 2.2 222,000 △ 288
運 輸
営業利益 32,943 27,686 △ 5,256 △ 16.0 26,700 986
営業収益 164,245 161,248 △ 2,996 △ 1.8 164,000 △ 2,751
不動産
営業利益 18,698 17,919 △ 779 △ 4.2 17,500 419
営業収益 393,670 392,796 △ 873 △ 0.2 393,000 △ 203
流 通
営業利益 7,783 5,152 △ 2,630 △ 33.8 5,000 152
営業収益 481,818 449,276 △ 32,541 △ 6.8 453,000 △ 3,723
ホテル・レジャー
営業利益 6,185 △ 3,693 △ 9,878 - △ 7,200 3,506
営業収益 18,174 19,110 935 5.1 19,000 110
その他
営業利益 1,491 1,581 90 6.1 1,400 181
営業収益 △ 47,757 △ 49,898 △ 2,140 △ 47,000 △ 2,898
調 整
営業利益 677 733 55 600 133
営業収益 1,236,905 1,194,244 △ 42,660 △ 3.4 1,204,000 △ 9,755
連 結
営業利益 67,779 49,380 △ 18,399 △ 27.1 44,000 5,380
4
運輸
(単位:百万円,%)
2019/3期 2020/3期 増 減 増 減 率
営業収益 226,754 221,711 △ 5,043 △ 2.2
鉄軌道 156,444 152,724 △ 3,720 △ 2.4
バス 34,636 33,721 △ 915 △ 2.6
タクシー 11,537 11,089 △ 447 △ 3.9
鉄道施設整備 28,347 26,710 △ 1,637 △ 5.8
その他運輸関連 21,426 22,226 799 3.7
調整 △ 25,637 △ 24,760 877
営業利益 32,943 27,686 △ 5,256 △ 16.0
(
主 鉄軌道 30,001 25,610 △ 4,391 △ 14.6
な
内
訳 バス 997 385 △ 612 △ 61.4
)
≪鉄軌道≫
• 昨年5月に大型連休期間の増収効果があったが、本年1月下旬以降、新型コロナウイルス感染症拡大
に伴う出控えにより減収
• 営業利益は、防災対策等による修繕費の増加もあり減益
5
近畿日本鉄道 運輸成績
2019/3期 2020/3期 増 減 増 減 率
輸送人員 (千人) 578,037 571,971 △ 6,066 △ 1.0
定期外 235,556 230,086 △ 5,470 △ 2.3
定期 342,481 341,885 △ 596 △ 0.2
営業収益 (百万円) 156,444 152,724 △ 3,720 △ 2.4
旅客収入 149,292 146,029 △ 3,263 △ 2.2
定期外収入 101,687 98,658 △ 3,029 △ 3.0
定期収入 47,605 47,371 △ 233 △ 0.5
運輸雑収等 7,151 6,694 △ 457 △ 6.4
営業利益 (百万円) 30,001 25,610 △ 4,391 △ 14.6
6
不動産
(単位:百万円,%)
2019/3期 2020/3期 増 減 増 減 率
営業収益 164,245 161,248 △ 2,996 △ 1.8
不動産販売 77,725 75,597 △ 2,127 △ 2.7
不動産賃貸 47,374 47,713 339 0.7
不動産管理 43,408 43,583 175 0.4
調整 △ 4,262 △ 5,646 △ 1,383
営業利益 18,698 17,919 △ 779 △ 4.2
(
主 不動産販売 5,298 4,265 △ 1,033 △ 19.5
な
内
訳 不動産賃貸 11,892 12,063 171 1.4
)
≪不動産販売≫
• 戸建住宅の販売戸数の減に加え、手数料収入の減もあり減収減益
≪不動産賃貸≫
• 主要賃貸物件が堅調に推移したことに加え、「近鉄博多ビル」等新規物件の稼働もあり増収増益
7
流通
(単位:百万円,%)
2019/3期 2020/3期 増 減 増 減 率
営業収益 393,670 392,796 △ 873 △ 0.2
百貨店 282,220 283,047 826 0.3
ストア・飲食 112,647 111,039 △ 1,608 △ 1.4
調整 △ 1,198 △ 1,291 △ 92
営業利益 7,783 5,152 △ 2,630 △ 33.8
(
主 百貨店 5,812 4,423 △ 1,389 △ 23.9
な
内
訳 ストア・飲食 1,970 728 △ 1,241 △ 63.0
)
≪百貨店≫
• 消費税率の引き上げに伴う消費マインドの低下に加え、新型コロナウイルス感染症拡大によるインバウンドの
減等はあったが、内装子会社の大口受注等により増収
• 営業利益は、百貨店売上高の減に加え、システム関連費用の増加もあり減益
≪ストア・飲食≫
• スーパーマーケットは新規店舗の出店により増収となったが、新規店舗の開業費用がかさんだほか、主に飲食
事業で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け減収減益
8
ホテル・レジャー
(単位:百万円,%)
2019/3期 2020/3期 増 減 増 減 率
営業収益 481,818 449,276 △ 32,541 △ 6.8
ホテル 57,389 51,559 △ 5,830 △ 10.2
旅行 411,821 385,362 △ 26,458 △ 6.4
映画 3,618 3,882 264 7.3
水族館 9,175 8,626 △ 549 △ 6.0
調整 △ 186 △ 153 32
営業利益 6,185 △ 3,693 △ 9,878 -
( ホテル 1,481 △ 3,749 △ 5,231 -
主
な 旅行 2,532 △ 1,608 △ 4,141 -
内
訳
) 水族館 1,975 1,443 △ 532 △ 26.9
≪ホテル≫
• 「ウェスティン都ホテル京都」の大規模リニューアルに伴う客室の一部売り止めや、京都駅周辺等での近隣
ホテルとの競争激化に加え、新型コロナウイルス感染症拡大により減収、開業費用等もあり損失計上
≪旅行≫
• 新型コロナウイルス感染症拡大により国内旅行、海外旅行ともキャンセルや出控えが生じ減収、損失計上 9
(参考)新型コロナウイルス感染症拡大の影響
2020年3月期連結収支実績における新型コロナウイルス感染症拡大に
伴うセグメント別の営業収益および営業利益の影響額は以下の通りです。
(単位:億円)
営業収益 営業利益
運 輸 △ 70 △ 65
不動産 △ 10 △5
流 通 △ 43 △ 10
ホテル・レジャー △ 346 △ 80
連 結 △ 470 △ 161
10
連結貸借対照表
(単位:百万円)
2019/3期 2020/3期 増 減 増減要因
受取手形及び売掛金 △19,674
流動資産 289,716 257,302 △ 32,414 旅行前払金 △8,081
退職給付に係る資産 △7,999
固定資産 1,643,828 1,631,014 △ 12,813 投資有価証券 △4,320
資産合計 1,936,417 1,891,300 △ 45,117
1年以内償還社債 △34,788
流動負債 576,515 516,707 △ 59,807 旅行前受金 △ 24,674
固定負債 946,851 969,296 22,444 社債 55,648 長期借入金 △37,798
負債合計 1,523,367 1,486,004 △ 37,363
純資産合計 413,050 405,295 △ 7,754
純利益 20,561 配当金 △9,524
うち利益剰余金 102,039 110,288 8,249
土地再評価差額金取崩 △2,153
うちその他の包括利益累計額 93,238 79,737 △ 13,501
負債・純資産合計 1,936,417 1,891,300 △ 45,117
借入金・社債残高 1,055,904 1,058,274 2,370
借入金 736,264 713,774 △ 22,489
社債 319,640 340,500 20,860
コマーシャル・ペーパー - 4,000 4,000
11
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
2019/3期 2020/3期 増 減
営業活動によるキャッシュ・フロー 102,319 58,266 △ 44,053
うち、税金等調整前当期純利益 55,521 36,075 △ 19,446
うち、売上債権の増減額 △ 3,824 19,650 23,475
うち、仕入債務の増減額 △ 3,379 △ 14,111 △ 10,732
うち、たな卸資産の増減額 4,582 △ 4,329 △ 8,911
投資活動によるキャッシュ・フロー △ 64,148 △ 57,440 6,708
うち、投資有価証券の売却 1,576 28 △ 1,547
うち、固定資産の取得による支出 △ 73,474 △ 64,591 8,882
財務活動によるキャッシュ・フロー △ 38,905 △ 12,952 25,952
うち、借入金・社債の増減額 △ 24,558 1,732 26,290
現金及び現金同等物の増減額 △ 611 △ 12,302 △ 11,690
現金及び現金同等物の期首残高 52,763 52,089 △ 674
現金及び現金同等物の期末残高 52,089 39,787 △ 12,302
12
設備投資 借入金・社債残高
(単位:百万円)
2019/3期 2020/3期 増 減 増 減 要 因
設備投資 78,229 68,907 △ 9,322
運 輸 27,970 28,915 945
(うち鉄軌道) (24,821) (24,455) (△ 366) 新型名阪特急「ひのとり」新造
前期「都シティ東京高輪」リース取得、
不動産 34,927 19,912 △ 15,014 「近鉄銀座中央通りビルⅡ・Ⅲ」取得
流 通 7,739 9,699 1,959
ホテル・レジャー 6,004 8,792 2,787
その他 1,254 1,230 △ 24
調 整 333 356 23
借入金・社債残高 1,055,904 1,058,274 2,370
EBITDA 119,975 103,304 △ 16,671
借入金・社債 / EBITDA 8.8 10.2 1.4
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減価償却費・EBITDA
(単位:百万円)
2019/3期 2020/3期 増 減
減価償却費 27,185 27,741 556
運 輸
EBITDA 60,128 55,428 △ 4,700
減価償却費 11,558 12,146 587
不動産
EBITDA 30,257 30,065 △ 191
減価償却費 7,049 7,606 556
流 通
EBITDA 14,833 12,758 △ 2,074
減価償却費 4,392 4,478 86
ホテル・レジャー
EBITDA 10,577 785 △ 9,791
減価償却費 1,728 1,630 △ 97
その他
EBITDA 3,219 3,212 △7
減価償却費 281 320 38
調 整
EBITDA 959 1,053 94
減価償却費 52,196 53,924 1,728
連 結
EBITDA 119,975 103,304 △ 16,671
※ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費
14
2021年3月期の業績見通し
・新型コロナウイルス感染症拡大により、国内の消費需要が著しく減少
・鉄軌道・・・・4月の鉄道定期外収入は74.6%減
・百貨店・・・・4月8日より順次、食品売場を除いて臨時休業。
百貨店全店舗の売上高は3月が前年比29.3%減、
4月が前年比63.0%減(速報値)
・ホテル・・・・シェラトン都ホテル東京・シェラトン都ホテル大阪、
都ホテル 京都八条を除き4月下旬より臨時休業。
4月の平均稼働率は前年比79.7ポイント減の4.6%
・2021年3月期の業績見通しについて
→流行の終息見通しが不透明であり、業績への影響を合理的に算定することが困難
連結業績予想を「未定」として公表
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お問合せ先
経理部
Tel:06-6775-3465
Fax:06-6775-3691
Mail:ir-info@rw.kintetsu.co.jp
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