9041 近鉄GHD 2021-10-25 15:00:00
(開示事項の経過)ブラックストーンとのホテル合弁事業の開始に伴う子会社の固定資産譲渡並びに固定資産売却益の計上に関するお知らせ [pdf]
令和3年10月25日
各 位
会 社 名 近鉄グループホールディングス株式会社
代表者名 取締役社長 小倉 敏秀
(コード:9041、東証第1部)
問合せ先 経営戦略部長 江藤 健一
(TEL.06-6775-3382)
(開示事項の経過)ブラックストーンとのホテル合弁事業の開始に伴う
子会社の固定資産譲渡並びに固定資産売却益の計上に関するお知らせ
当社は、令和3年3月25日付「当社グループが保有するホテル資産の一部に係る合弁事業に関する基本合
意書締結のお知らせ」にて、Blackstone Inc.(NYSE:BX)又はその関連会社が運用又は投資アドバイザーを務
める特定のファンド(以下、総称して「ブラックストーン」といいます。
)と当社が共同して出資した特別目
的会社へ、当社完全子会社である近鉄不動産株式会社が保有するホテル資産の一部(下記3記載の8物件を指
し、以下「本ホテル資産」といいます。
)を譲渡し、当社完全子会社である株式会社近鉄・都ホテルズがホテ
ル運営業務を受託することを主な内容とする合弁事業を組成する取引(以下「本件取引」といいます。
)を開
始する旨をお知らせいたしました。
前述の本年3月25日のお知らせの通り、本年10月1日に本件取引を実行・開始し、本ホテル資産の譲渡
に伴う固定資産売却益が確定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本件取引の目的
現在、当社グループのホテル事業は、運営体制の見直しやコスト削減など構造改革を実施しております。
これらホテル事業の構造改革に加え、今後のホテル事業成長のための様々な戦略オプションを検討した結果、
一部のホテル資産を流動化し、これまでの「アセットを保有する経営」から、今後はブランド力と現場オペ
レーション力を最大活用し、
「鉄道経営やホテル経営に不可欠な経営資源としてアセットを持つ経営」と、
「運
営に特化したノンアセット経営」の両輪での事業を推進することといたしました。
「運営に特化したノンアセット経営」に移行するホテルは、ブラックストーンとの協業により、本ホテル資
産の価値を向上させ、ホテル運営に特化した事業戦略を展開することで、当該ホテルの更なる成長を実現し、
ひいてはお客様やお取引先様への貢献につなげてまいります。
2.当該子会社の概要
(1) 名称 近鉄不動産株式会社
(2) 所在地 大阪市天王寺区上本町6丁目5-13
1
(3) 代表者役職・氏名 代表取締役社長 倉橋孝壽
(4) 事業内容 不動産の売買、賃貸、管理、仲介、鑑定及びコンサルタント業務等
(5) 資本金 1億円
(6) 設立年月日 昭和54年4月23日
3.本ホテル資産の内容
(1)資産の内容及び所在地
資産の名称及び所在地 現況(床面積・客室数)
① 都ホテル 京都八条(京都市) 48,250 ㎡・988 室
② ホテル近鉄ユニバーサル・シティ(大阪市) 22,413 ㎡・456 室
③ 都ホテル 博多(福岡県福岡市) 21,212 ㎡・208 室
④ 神戸北野ホテル(兵庫県神戸市) 3,730 ㎡・30 室
⑤ 都リゾート 志摩 ベイサイドテラス(三重県志摩市) 11,142 ㎡・108 室
⑥ 都リゾート 奥志摩 アクアフォレスト(三重県志摩市) 23,612 ㎡・127 室
⑦ 都ホテル 岐阜長良川(岐阜県岐阜市) 34,031 ㎡・192 室
⑧ 都ホテル 尼崎(兵庫県尼崎市) 29,344 ㎡・185 室
(2)譲渡日
令和3年10月1日
(3)固定資産売却益
令和4年3月期(第3四半期) 約204億円
(注1)譲渡価額及び譲渡時の帳簿価額につきましては、譲渡先との取り決めにより、開示は差し控え
させていただきます。
(注2)固定資産売却益は、譲渡価額から譲渡時の帳簿価額及び譲渡にかかる諸費用を控除した金額で
ございます。
4.譲渡先の概要
(1) 名 称 Train (Singapore) Holdco Pte. Ltd.
(2) 所 在 地 77 Robinson Road, #13-00 Robinson 77, 068896, Singapore
(3) 代 表 者 役 職 ・ 氏 名 取締役 Alan Kekoa Miyasaki
(4) 事 業 内 容 株式、社債等の有価証券への投資、保有及び運用
(5) 設 立 年 月 日 令和3年2月8日
※資本金、純資産、総資産および大株主及び持株比率については、譲渡先からの要請により、非開示として
おります。また当社と当該会社との間には、記載すべき資本関係、人的関係及び取引関係はありません。
5.業績への影響について
本ホテル資産売却により、令和4年3月期の当社連結決算において約204億円を特別利益として計上し
ます。なお、当該特別利益は連結業績予想(令和3年5月14日公表)に反映されており、連結業績予想の
修正はありません。
以 上
2