2021年3月期 第1四半期
決算説明資料
2020年8月7日
近鉄グループホールディングス株式会社
（証券コード 9041）
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp
四半期連結損益計算書
（単位：百万円,％）
2020/3期 2021/3期
増 減 増減率 増 減 要 因
第1四半期 第1四半期
営業収益 300,989 113,925 △ 187,063 △ 62.1 「セグメント別業績」参照
営業利益又は営業損失（△） 18,389 △ 38,030 △ 56,419 － 「セグメント別業績」参照
営業外収益 1,198 8,343 7,144 596.3 雇用調整助成金 4,652
うち持分法による投資利益 － 2,318 2,318 －
営業外費用 3,024 3,021 △3 △ 0.1
うち支払利息 2,053 1,963 △ 90 △ 4.4
うち持分法による投資損失 209 － △ 209 －
経常利益又は経常損失（△） 16,562 △ 32,708 △ 49,270 －
特別利益 4,473 3,435 △ 1,038 △ 23.2 工事負担金等受入額 △ 1,089
臨時休業等による損失 2,187
特別損失 4,943 7,093 2,149 43.5
工事負担金等圧縮額 △ 1,084
親会社株主に帰属する四半期純
利益又は親会社株主に帰属する 9,129 △ 23,985 △ 33,115 －
四半期純損失（△）
連結子会社数 81社（前期末比増減なし） 持分法適用会社数 8社（前期末比増減なし） 1
決算ポイント（営業収益）
本年４月の緊急事態宣言による外出の自粛及び店舗、レジャー施設の休業の影響により、主に運輸業、
流通業、ホテル・レジャー業で大幅な減収
（単位：百万円）
△ 28,120 △ 3,058
△ 37,230
300,989
+1,295 +424
△ 120,373
113,925
2020/3期 運輸 不動産 流通 ホテル・ その他 調整 2021/3期
第1四半期 レジャー 第1四半期
2
決算ポイント（営業損益）
各部門での新型コロナウイルス感染症拡大による減収により損失計上
（単位：百万円）
18,389
△ 24,692 △ 480
△ 5,071
△ 38,030
＋172
△ 24,779 △ 1,566
2020/3期 運輸 不動産 流通 ホテル・ その他 調整 2021/3期
第1四半期 レジャー 第1四半期
3
セグメント別業績
（単位：百万円,％）
2020/3期 2021/3期
増 減 増減率
第1四半期 第1四半期
営業収益 57,261 29,140 △ 28,120 △ 49.1
運 輸
営業損益 10,812 △ 13,880 △ 24,692 －
営業収益 27,679 24,620 △ 3,058 △ 11.1
不動産
営業損益 2,038 1,557 △ 480 △ 23.6
営業収益 97,782 60,551 △ 37,230 △ 38.1
流 通
営業損益 1,581 △ 3,490 △ 5,071 －
営業収益 126,562 6,188 △ 120,373 △ 95.1
ホテル・レジャー
営業損益 3,342 △ 21,437 △ 24,779 －
営業収益 4,112 5,407 1,295 31.5
その他
営業損益 303 476 172 56.8
営業収益 △ 12,407 △ 11,983 424
調 整
営業損益 311 △ 1,255 △ 1,566
営業収益 300,989 113,925 △ 187,063 △ 62.1
連 結
営業損益 18,389 △ 38,030 △ 56,419 －
4
運輸
（単位：百万円,％）
2020/3期 2021/3期
増 減 増 減 率
第1四半期 第1四半期
営業収益 57,261 29,140 △ 28,120 △ 49.1
鉄軌道 40,167 20,175 △ 19,992 △ 49.8
バス 8,998 4,479 △ 4,518 △ 50.2
タクシー 2,844 1,466 △ 1,377 △ 48.4
鉄道施設整備 2,271 2,598 327 14.4
その他運輸関連 5,104 2,632 △ 2,472 △ 48.4
調整 △ 2,125 △ 2,211 △ 86
営業損益 10,812 △ 13,880 △ 24,692 －
鉄軌道 9,745 △ 10,023 △ 19,769 －
(
主
な
内
訳 バス 852 △ 2,117 △ 2,970 －
)
≪鉄軌道≫
• 本年４月から５月にかけて緊急事態宣言により定期、定期外とも出控えが生じ大幅に利用客が減少したた
め減収、損失計上
5
近畿日本鉄道 運輸成績
2020/3期 2021/3期
増 減 増減率(％)
第1四半期 第1四半期
輸送人員 （千人） 150,933 94,424 △ 56,509 △ 37.4
定期外 60,926 26,799 △ 34,127 △ 56.0
定期 90,007 67,625 △ 22,382 △ 24.9
営業収益 （百万円） 40,167 20,175 △ 19,992 △ 49.8
旅客収入 38,547 18,595 △ 19,951 △ 51.8
定期外収入 26,382 9,281 △ 17,100 △ 64.8
定期収入 12,165 9,313 △ 2,851 △ 23.4
運輸雑収等 1,620 1,580 △ 40 △ 2.5
営業損益 （百万円） 9,745 △ 10,023 △ 19,769 －
6
不動産
（単位：百万円,％）
2020/3期 2021/3期
増 減 増 減 率
第1四半期 第1四半期
営業収益 27,679 24,620 △ 3,058 △ 11.1
不動産販売 7,024 5,841 △ 1,182 △ 16.8
不動産賃貸 11,583 11,052 △ 531 △ 4.6
不動産管理 10,143 8,958 △ 1,185 △ 11.7
調整 △ 1,072 △ 1,231 △ 158
営業損益 2,038 1,557 △ 480 △ 23.6
(
主 不動産販売 △ 1,142 △ 1,153 △ 11 －
な
内
訳 不動産賃貸 2,825 2,617 △ 208 △ 7.4
)
≪不動産販売≫
• 新型コロナウイルスの影響による営業活動の制限により、マンション販売収入やリフォーム売上高、手数料
収入が減少したため減収、損失計上
≪不動産賃貸≫
• ホテルの新規開業等により賃貸収入は増加したが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、あべのハル
カス展望台やゴルフ場が営業休止したこともあり減収減益
7
流通
（単位：百万円,％）
2020/3期 2021/3期
増 減 増 減 率
第1四半期 第1四半期
営業収益 97,782 60,551 △ 37,230 △ 38.1
百貨店 70,469 39,053 △ 31,416 △ 44.6
ストア・飲食 27,661 21,605 △ 6,056 △ 21.9
調整 △ 349 △ 106 242
営業損益 1,581 △ 3,490 △ 5,071 －
百貨店 1,122 △ 2,234 △ 3,357 －
(
主
な
内
訳 ストア・飲食 458 △ 1,256 △ 1,714 －
)
≪百貨店≫
• 緊急事態宣言に伴う自治体からの休業要請等を受け、飲食料品及び生活必需品の取扱い売場を除く
百貨店全店舗を休業したため減収、損失計上
≪ストア・飲食≫
• 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外食機会の減少によりスーパーマーケットの売上は増加したが、
飲食店舗や駅ナカ店舗の利用客の減少や店舗の休業もあり減収、損失計上
8
ホテル・レジャー
（単位：百万円,％）
2020/3期 2021/3期
増 減 増 減 率
第1四半期 第1四半期
営業収益 126,562 6,188 △ 120,373 △ 95.1
ホテル 13,768 1,979 △ 11,789 △ 85.6
旅行 109,534 3,322 △ 106,212 △ 97.0
映画 933 651 △ 281 △ 30.2
水族館 2,366 234 △ 2,131 △ 90.1
調整 △ 41 － 41
営業損益 3,342 △ 21,437 △ 24,779 －
ホテル △ 154 △ 6,552 △ 6,398 －
(
主
な
内 旅行 2,700 △ 14,252 △ 16,952 －
訳
水族館 712 △ 629 △ 1,342 －
)
≪ホテル≫
• 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う出控えにより宿泊客が減少したことに加え、４月下旬より一部のホテル
を除き営業を休止したため減収、損失計上
≪旅行≫
• ４月以降の募集型企画旅行は国内、海外ともにツアーの催行を中止したことや、修学旅行等の団体旅行
についても大半が中止もしくは延期となったことにより減収、損失計上 9
（参考）新型コロナウイルス感染症拡大の影響
2021年3月期第1四半期連結収支実績における新型コロナウイルス感染症拡大
に伴うセグメント別の営業収益及び営業利益の影響額は以下の通りです。
（単位：億円）
営業収益 営業利益
影響額 主な内訳 影響額 主な内訳
運 輸 △ 280 鉄軌道 △ 195 △ 240 鉄軌道 △ 196
不動産 △ 35 △ 10
百貨店 △ 322 百貨店 △ 35
流 通 △ 385 △ 50
ストア・飲食 △ 62 ストア・飲食 △ 15
旅行 △ 1,011 旅行 △ 154
ホテル・レジャー △ 1,160 △ 230
ホテル △ 132 ホテル △ 65
連 結 △ 1,860 △ 530
10
四半期連結貸借対照表
（単位：百万円）
2021/3期
2020/3期 増 減 増減要因
第1四半期
流動資産 257,302 303,842 46,540 現金及び預金 47,694
固定資産 1,631,014 1,637,921 6,907
資産合計 1,891,300 1,944,635 53,334
コマーシャル・ペーパー 24,000
流動負債 516,707 559,320 42,612 １年内償還社債 20,470
固定負債 969,296 1,021,472 52,175 長期借入金 65,792 社債 △ 20,470
負債合計 1,486,004 1,580,792 94,788
純資産合計 405,295 363,842 △ 41,453
うち利益剰余金 110,288 76,779 △ 33,509 純損失 △ 23,985 配当金 △ 9,524
うちその他の包括利益累計額 79,737 79,575 △ 162
負債・純資産合計 1,891,300 1,944,635 53,334
借入金・社債残高 1,058,274 1,164,394 106,119
借入金 713,774 795,894 82,119
社債 340,500 340,500 －
コマーシャル・ペーパー 4,000 28,000 24,000
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2021年3月期の業績見通し
• 本年５月の緊急事態宣言や自治体による自粛要請の解除
→ 経済活動の再開に伴い、鉄軌道部門や百貨店部門等で、
６月の売上高対前年比は持ち直し
鉄軌道 百貨店 ホテル
旅客収入対前年比 売上高対前年比 平均稼働率
0% 0% 25% 22.5%
△ 13.3% △ 11.5%
△ 10%
20%
△ 20% 16.3%
△ 34.7% △ 32.4% △ 20%
△ 35.6% △ 29.3%
△ 30% 15%
△ 40% △ 58.2% 10.4%
△ 61.1% △ 40% △ 54.1% 10%
4.6%
△ 50% △ 60.3%
△ 60%
5% 2.4%
△ 60%
△ 80% △ 70% 0%
３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ３月 ４月 ５月 ６月 ７月
※ ４月下旬から約１ヵ月間は、「シェラトン都ホテル東京」「都ホ
テル 京都八条」「シェラトン都ホテル大阪」の３館のみ営業
• 現時点では未だ本格的な需要回復に至らず
• 新型コロナウイルス感染症の再流行も懸念
2021年3月期の業績予想を「未定」として公表（変更なし）
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経理部
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